[KATARIBE 29719] [HA06P]エピソード『広報s’暗躍す』

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Date: Mon, 30 Jan 2006 18:45:11 +0900
From: 葵一 <gandalf@petmail.net>
Subject: [KATARIBE 29719] [HA06P]エピソード『広報s’暗躍す』
To: ML <kataribe-ml@trpg.net>
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 こんにちは葵でっす。
 なんとなく、こんなシーンが
 広報S’にちょっと設定をつけてしまいました
 なんだったら直しちゃってください(w >久ねーさん

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エピソード『広報s’暗躍す』
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登場人物
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 広報1 :薗煮君を含めた広報メンバー中、最年長で割と大らかな方、普
      段はその穏やかな人柄でイベントの会場交渉や資材調達に手腕
      を振るう。
      熱い警官魂は「Gメン75’」で学んだ一人である。
      マメシバンプロジェクトでは車両を始め大型機材の調達を担当。

 広報2 :薗煮君の同期の一人、ヒーローとは暗い自閉症まがいの少年で
      あるという認識を持っていたが、よせばいいのに薗煮君の洗脳
      ……もとい、教育により、熱い魂を宿した。
      マメシバンプロジェクトでは撮影、特殊効果などの撮影技術を担
      当。

 広報3 :薗煮君の同期の一人、広報内で最も物静かで口数も少ない男。
      しかし、精密な記録作成能力と必要に応じてシステムを組み上げ
      る電子技術は県警内部でも密かに有名。
      マメシバンプロジェクトでは衣装、小道具を担当。


広報s’定例会議
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 吹利県警庁舎内、某所。


 広報3    :「よし、定例会議を始める」

 かすかに黴臭い空気が澱む真っ暗な部屋の中、広報3の声が響く。
 なんとなく「SOUND ONLY」とか浮かび上がりそうである。

 広報2    :「なぁ、どうでもいいが、この会議システム何とかならん
        :か」

 何処からか広報2の声が聞こえてくる。

 広報1    :「仕方あるまい、いかな我々もマメシバンプロジェクトだ
        :けに専念もできん、このリモート会議システムを調達でき
        :ただけでもよしとしよう」
 広報3    :「モバイル接続端末とインターネットを使って音声チャット
        :ソフトを使ってるんだ、声だけでも限界ギリギリなんだ、
        :我慢してくれ」
 広報2    :「じゃぁ、直接ネットでつなげりゃいいじゃないか、何だっ
        :てわざわざスピーカーとマイク使って会話してるんだ?」
 広報3    :「趣味だ」

 キッパリ言い切る広報3。
 なんに影響されたのか……ほんとに SOUND ONLY だったようです。

 広報2    :「そ、そうか……(汗)」

 とりあえず、気を取り直して。

 広報3    :「ではまず、車両関係の状況を」
 広報1    :「了解、宇宙刑事には欠かせないジープだが、とりあえず
        :交通機動隊の同期に所有者がいることが判明した。」
 広報2    :「ほう、で、借用できそうですか」
 広報1    :「本人は新車だから、と貸し出しを渋っているが、なに、
        :あと一押しで落ちる」

 スピーカーの向こうでククと小さな笑い声が聞こえたような気がしたが、
あえて突っ込まない他の広報s’。
 そういえば、この広報さん、転属前は他県の刑事課にいたことがあったとか。

 広報3    :「では、引き続き交渉をお願いします、では次に特殊効果
        :関係について」
 広報2    :「了解、特撮の爆破シーンについてだが、爆発物処理班に
        :後輩がいましたので協力を仰いだところ快諾を得ました」

 ちょっとまて。
 いいのかそれは。

 広報1    :「情報の漏れは大丈夫かね?」
 広報2    :「嬉々として協力を約束してくれましたので大丈夫でしょ
        :う」
 広報3    :「それはよかった、特殊効果は特撮の肝ですから……さて
        :私の方ですが、総務部の婦警連に衣装作成の協力を依頼して
        :来ましたが……」

 いつも冷静な広報3の声が珍しく言いよどむ。

 広報1    :「どうかしたか?」
 広報3    :「交換条件に本編への出演を出されました」
 広報2    :「なに? ……それは」
 広報3    :「とりあえず全員は無理だが、検討するとは返答しておき
        :ましたが……」
 広報2    :「……使える」
 広報1&3  :「え?」
 広報2    :「その件、こちらに考えがある、後ほど薗煮司令に提案し
        :て見よう、現状、婦警連への返答は保留しておいてくれ」

 ダレが司令ですかダレが。

 広報3    :「解った、こちらとしては計画の遅延は5%以内に留めた
        :い、早急に進めてくれ」
 広報2    :「解った」
 広報3    :「では、各位計画の進行を」
 広報1&2  :「了解」

 再び静まり返り、闇だけが支配する某所。

 それにしても……仕事しろよオマエラ。

時系列 
------ 
 2005年末ごろ。

解説 
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 プロジェクトマメシバンが裏でも進行中。
 薗煮君に負けず劣らず広報S’もヤバイ面子のようです。(ぉ
 そして、婦警さんS’は「にゃんこ部隊」に編成される、と(ぉぃ

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葵 一<gandalf@petmail.net>


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