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Date: Sun, 08 Jan 2006 22:30:55 +0900
From: asakura <guilsn@boat.zero.ad.jp>
Subject: [KATARIBE 29655] [HA06P]私って使い魔?
To: kataribe-ml@trpg.net
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X-Mail-Count: 29655
Web: http://kataribe.com/HA/06/P/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/29600/29655.html
ども、輝士都です。
久しぶりに書いて見ました。
この二人はEP向きだなぁいろいろと。
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エピソード『私って使い魔？』
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登場人物
御厨 正樹（みくりや・まさき）：吹利学校高等部実験科2年、創作部所属
：晴れ時々爆発の発明家少年
http://kataribe.com/HA/06/C/0534/
ストリス ：正樹お手製の自動人形、ただし制御は
：偶然生まれたストリス自身の心による
：という半分付喪神な少女
http://kataribe.com/HA/06/C/0567/
御厨家 正樹の部屋
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いつものように正樹が趣味で何かを作っていると、
ストリス ：「正樹……質問があるのですが」
正樹 ：「ん？ 何？ 」
正樹は作業の手を止め、机の上のストリスのほうを見る。
ストリス ：「いえ……その……私の立場の事です」
正樹 ：「立場？ 」
分けがわからないといった顔で、首をかしげる正樹。
ストリス ：「はい……私は一応、正樹の使い魔ということになるので
：しょうか？ 」
正樹 ：「あー……たぶん、まぁストリスの好きなようにしたら良
：いよ。あっ、出て行くとか言わないでよっそれはやめてね
：」
何の心配をしたのか焦って引き止める正樹。
ストリス ：「あ、はい……それは無いので落ち着いてください」
正樹 ：「なら良いんだけど……」
ストリス ：「本当に私の好きにして良いのですか？ 」
正樹 ：「別に良いよ〜」
正樹は話は済んだとばかり、作業に戻って生返事をする。
ストリスは、しばしあごに手を当てて考え込んだ後こう言った。
ストリス ：「それでは……ご主人様、そろそろ夜も遅いですお休みに
：なられたらいかがでしょう」
正樹はすべっと作業台に突っ伏した。
正樹 ：「まてまてまって！ ご主人様って何！ 」
ストリス ：「いえ、この格好からふさわしい呼び方をしただけなので
：すが」
正樹 ：「……好きにしろっていったのは僕だっけか……」
ストリス ：「ご主人様がどうしてもいやだとおっしゃるならば、別の
：呼び方にいたしますが……」
正樹 ：「呼び方は好きにして良いけど、喋り方は元に戻して……
：」
ストリス ：「わかりました……ご主人様」
正樹 ：（失敗したかなぁ……）
背筋がかゆくなる呼び方を聞きながら後悔する正樹でした。
時系列
―――
2005年1月
解説
――
二人に主従関係が生まれた日。
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