[KATARIBE 29630] [HA06P]サンタな氷我利

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Thu, 29 Dec 2005 21:43:07 +0900
From: asakura <guilsn@boat.zero.ad.jp>
Subject: [KATARIBE 29630] [HA06P]サンタな氷我利
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <43B3D9DB.2020200@boat.zero.ad.jp>
X-Mail-Count: 29630

Web:	http://kataribe.com/HA/06/P/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/29600/29630.html

日常を書くとどうしても短くなるなぁ……
ただでさえ短めなのに……
**********************************************************************
エピソード『サンタな氷我利』
===========================

登場人物
 佐上 氷我利(さかみ・ひがり):佐上雑貨店店長代理。
               :数多の付喪神や魔道具を預かっている。
               
 佐上 彩乃 (さかみ・あやの):佐上雑貨店の養子扱いの魔道具。
               :本当は、氷我利の魔導杖で氷我利の魔道書
               :と、対の存在。
               
 セレーナ (せれーな)    :氷我利の遠い親戚と言う事になっている
               :魔導杖。製作者は氷我利。
               :現在、持ち主を探してる。
               
 フィルオナ (ふぃるおな)  :現在、帆川神社にもらわれて行った
               :意思持つ人形、付喪神。
               :現在の持ち主の事が大好き。
               
 如月 夾(きさらぎ・きょう) :フラワーショップMikoにもらわれて行った
               :鋏の付喪神。持ち主の尊さんの事を姉の
               :ように慕っている。
               

クリスマスプレゼント
--------------------

 氷我利は、毎年毎年一定以上の自我を持った子にクリスマスプレゼントを
 あげている。一部の子たちを覗いて氷我利がこつこつと作り貯めた小物で
 ある。ではその一部の子たちを見てみよう。

彩乃の場合
----------

 氷我利    :「彩乃。」
 彩乃     :「……何? 」
 氷我利    :「はいこれ」
 彩乃     :「……腕輪? 」
 氷我利    :「あぁ、クリスマスプレゼントだ」
 彩乃     :「あり……がとう……」
 
 あまり顔には出て無いがうれしそうにプレゼントを抱きしめる彩乃
 
 氷我利    :「あ、あぁ……どういたしまして」
 
 やっぱり、どこか照れくさい氷我利であった。
 

セレーナの場合
--------------

 氷我利    :「セレーナー」
 セレーナ   :「はい、何でしょうマスター」
 氷我利    :「ちょっと後ろを向いててくれ」
 セレーナ   :「? ……はい」
 
 セレーナの髪にリボンを結ぶ
 
 セレーナ   :「……これは、リボンですか」
 氷我利    :「おう、一応擬装補助の効果もあるから実用的だぞ」
 セレーナ   :「そうですか、ありがとうございます」
 氷我利    :「いやいや、気にするなー」
 
 手をひらひらと振りながら氷我利は歩いて行った

夾の場合
--------

 氷我利    :「なぁ、夾」
 夾      :「何です? 」
 氷我利    :「せっかくだから、久しぶりに研いでやろうか」
 夾      :「え、ほんとなのですっ?」
 氷我利    :「あぁ、任せろ」
 夾      :「それではお願いするのですっ」
 
 目には見えない程度の欠けている部分を魔術で多めに補い、その後に
 砥石で研ぐ。
 
 夾      :「ん〜……」
 
 気持ちよさそうな声を出す夾を見ながら、氷我利は研いであげるのであった。
 

フィルオナの場合
----------------

 氷我利    :「はぁ? 自動巻き取り機能? 」
 フィル    :「そうなのです、無理……です? 」
 氷我利    :「いや、無理じゃ無いが……」
 フィル    :「では、お願いするのですっ」
 氷我利    :「……お、おぅ……」
 
 いそいそと、式を記述する氷我利
 と、フィルがテーブルの上の物体に気づいた。
 
 フィル    :「氷我利……あれは、なんです?」
 氷我利    :「ん?あぁ、指差し棒」
 フィル    :「なるほどです、確かに指差してるのです」
 氷我利    :「……(納得されたよ)で?あれがどうかしたのか?」
 フィル    :「えっと……その……」
 氷我利    :「あー、皆まで言うなあげるあげる。召喚式後で書いて
        :おくから後でもってけ。」
 フィル    :「あ、ありがとうです!」
 氷我利    :「うわ、動くな式が書けんっ」
 

時系列
―――
2005年12月

解説
――
氷我利からのクリスマスプレゼント一覧。


$$
**********************************************************************

 ---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/29600/29630.html

    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage