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Date: Sun, 27 Nov 2005 22:39:08 +0900
From: yamiwolf <kataribe@yamiwolf.net>
Subject: [KATARIBE 29541] [HA06L] チャットログ:『ドッペルゲンガー事件 その1』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20051127223843.94A8.KATARIBE@yamiwolf.net>
X-Mail-Count: 29541
Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/29500/29541.html
こんばんわー。
闇狼です。超久しぶりにログ切りますよ。
さてさて、今回のお話は「ドッペルゲンガー」をみっちゃった二人の青年のお話です。
元ログ:http://kataribe.com/IRC/HA06/2005/11/20051126.html#230000
今回のチャットログは葵一さんのチャットログを参考にさせていただきました
(ほとんど忘れかけてたし)。ここでお礼を申し上げます(平伏)
[HA06P]チャットログ「ドッペルゲンガー事件 その1」
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登場人物
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月谷翔(つきたに・しょう):http://kataribe.com/HA/06/C/0542/
料理もこなす盗みのプロ=泥棒さん。
月岡林檎(つきおか・りんご):http://kataribe.com/HA/06/C/0388/
変身すると凄くおっきいへっぽこ狼男さん。
それはこの二言からはじまった。
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[Tihiro] なんか思いついたので、動かしてみるか。……おもしろくないネタだけど。
[Tihiro] 行動することが大事ですしね。……たぶん。
月谷君の場合。
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月谷 :(知り合いの飲食店でのバイトの帰り道)
月谷 :「ふぅ、なんだか分からないけどちょっと疲れた……」
月谷 :「帰ってハーブティーを飲もう……」
そのまま道を歩いていると、後ろから肩を叩かれる
月谷 :「えっ。」(驚き後ろを振り向く)
月谷? :「こんばんは。」
と、月谷君の目の前には後ろからそっくりそのままの月谷君(のようなものが)が声をかけてきた。
月谷 :「えぇぇぇ!?」(驚いてしりもちをつく)
月谷? :「それでは、失礼します。」(一礼して闇に消えていく)
月谷 :「なんだったんだ、今の……。疲れてるせいかな。……恐いですね。速く帰ろう。」
月谷 :(家まで走って帰っていく)
発展させてみよう
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[YamiWolf] ふむむ
[YamiWolf] それを事件化して
[YamiWolf] いろんなキャラクターに試してみる、ってのは?
[Tihiro] ちなみにもとネタはDOPです。
[YamiWolf] だとおもった(ぇ
[Tihiro] 流石にばれたかw
[YamiWolf] ふふふ
[Tihiro] ははははは
[YamiWolf] でも
[YamiWolf] ドッペルゲンガー事件とか
[YamiWolf] 面白そうだな
[Tihiro] 事件化or怪異現象化できれば良いですね
[YamiWolf] そのひはそれだけで住んだけど
[YamiWolf] ……次の日(にや
[Tihiro] はぅっ。月谷じゃ逃げるしかない
[YamiWolf] よし
[Tihiro] ふむ、複数名巻き込んで見ますか。「DOPらしきもの」に(ぉぃ
[YamiWolf] ですねw
ということで、とりあえず、林檎に遭遇させてみたんですね。
月岡君の場合。
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先ほどの事から、ほぼ同時刻。
そのころの月岡君、というと、夜の路地を散歩中。。空を見上げると晴れてて良い月が見えます。
林檎 :「疲れたー。流石に学校のあと自動車学校行って、それからまた勉強だもんな」
林檎 :「気分転換にって出てみたけど遅く為っちゃった……」
林檎 :「まぁ、いい月でてるけど」
と、歩いていると、案の定、背後から肩を叩かれます。
林檎 :(びくっ、と跳ねて、ゆっくり後ろを振り向く)
林檎? :「こんばんわ」
林檎 :「……ぅぇ?」
目の前に居るそれは、少し陰が強い気がするけれど、自分の顔でした。
林檎 :「う……うそ……」
林檎? :「それじゃあね……月岡林檎」(ニッと笑って闇に消えていく)
林檎 :(唖然としつつ林檎?を見送り)
林檎 :「……な、な……」
この事件のポイント
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[YamiWolf] ここでのポイントは
[YamiWolf] 反応と、消えるときのアクション。
[YamiWolf] だとおもう(何
[Tihiro] うん、ですね。
[Tihiro] 陰が強いのと名前を知ってるのも共通にしましょうか(ぉ
[YamiWolf] それが良いと思います〜
[YamiWolf] あとは繋がりのあるキャラクター同士が会話したりとかかな。
[YamiWolf] おもしろくなりそうだ(にやにや
[Tihiro] 走ってきた月谷が林檎にぶつかるとか(ぉぃ
[YamiWolf] ぶっ
[YamiWolf] #最近キャラクターの結びつきが弱くなってるから嬉しかったり;
[YamiWolf] やるなら今のうち(ぁ
月谷君と月岡君がごっつんこ。
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月谷 :(かなりのスピードで走っている)
林檎 :「……な、な……」(立ちつくしている)
脇目もふらずに逃げていた月谷君は、怪異現象に立ちつくしている月岡君に衝突!
SE :ドッ!
林檎 :(ぐらっ、と前のめりに倒れる寸前に、両手で強く手を着く)
月谷 :「いたっ!??」(派手に後ろに倒れかかるが受身で耐える)
林檎 :(起きあがり、後ろを振り返る)「……?」
月谷 :「わっまたでた!?…………って、違うみたいだ。すみません、失礼しました。」(頭を下げる)
どうやら、月谷君は息をぜえはあさせながら凄く慌てて走ってきた模様。
林檎 :「いえ……、心配しないでください、体だけはは丈夫ですから」(苦笑)
林檎 :(心配そうに)「ところで、そちらこそ大丈夫ですか?」
月谷 :「大丈夫です、少し落ち着きました。なんかありえないもの見てびっくりしてしまって……」
林檎 :「へ?ありえない、もの?……」(少し驚いた感じで)
月谷 :「呆れずに聞いていただけますか?」
林檎 :「いや、まぁ、僕もさっき、変な物みましたから、ねぇ……」(遠い目)
月谷 :「バイトから帰っていたら後ろから肩を叩かれまして……」
林檎 :「肩を……」(考えるように顎に手を当て
月谷 :「振り向いたら自分が居たんですよ。で挨拶して去って言ったんです……」
林檎 :「挨拶って、『こんばんわ』、じゃなかったですか?」
月谷 :「そうですけど、なんで知っておられるんですか?」
林檎 :「多分、その、あなたの会った『モノ』と、僕の会った『モノ』……」
林檎 :「一緒みたいなんですよね……」(頭を掻きつつ)
月谷 :「あなたも「自分」に会ったんですか?」
林檎 :(頷いて)「そう、みたいなんです」
月谷 :「……うぅ、どうしましょう」(弱気)
林檎 :「どうしましょう……」(弱気)
[kisito] # 泥棒と狼男の会話……
[YamiWolf] # 手を組んだら怖そうね
[kisito] # 厄介だ。
[Tihiro] # 組み合わせ微妙っすね。
[YamiWolf] # 一応格闘やらせたらちょっと強いよー(何
ドッペルゲンガー?
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月谷 :「ううん、あれってドッペルゲンガー奴でしょうか……」
林檎 :「ドッペルゲンガー?」
月谷 :「怪異現象でそういうのがあるんですよ。」
林檎 :「んー。ゲームで名前は聞いたこと有るんですけどねぇ……」
林檎 :「で、どんな怪奇現象なんですか?」
月谷 :「本人の分身が現れるそうで、ドッペルゲンガーに殺された例も有るそうなんですよ……。」
林檎 :「ころさ……マジ!?」
月谷 :「まあ、後で死ぬ場合も有りますし……。でもでてくるだけということも多いそうです」
林檎 :「な、なるほど……」
林檎 :「まさか、世の中には、同じ顔の人物が3人いる、っていうし」
林檎 :「イタズラとか……」(汗)
月谷 :「それはないでしょう……二人同時にそっくりさんが出て来るなんてことは……やっぱり。」
林檎 :「怪奇現象、ですか」(はぁー。と息を)
林檎 :「ん〜」
月谷 :「……はぁ、こういうのは少し苦手です。」
林檎 :「お化けとか嫌いなんですか?」
月谷 :「ボーダーは微妙です。お化けは……大丈夫です。」
林檎 :「そっ、そうですか」(どんなボーダーだよっ!)
月谷 :「でもドッペルゲンガーはちょっと……」
林檎 :「……じゃあ、いろいろ、調べてみませんか?」
月谷 :「どうやって調べるんですか?」
林檎 :「僕の彼女が、情報やなので、ちょーっと、ですよ」(にやり)
月谷 :「うぅん、それならばやりましょう。」
林檎 :「じゃあ、決まりですねっ」(なんだか嬉しそう)
ということで連絡先(携帯番号)を交換する二人。
そういえば……そしてさよなら。
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月谷 :「……そういえばお互い自己紹介してませんでした。」(汗
林檎 :「ん?……あ゛。そういえば、そうでしたね」(苦笑)
月谷 :「吹利大学2年の月谷翔です。よろしくお願いします」
林檎 :「吹利高校3年月の月岡林檎ですこちらこそ、よろしくおねがいしますね」(微笑み)
月谷 :「長い付き合いか短い付き合いかは分かりませんが、お願いします」(笑み)
林檎 :「はいっ、じゃあ、なにか分かったら、ご連絡しますので」
月谷 :「お願いします。今日は遅いのでこの辺で。」(携帯の時計見つつ)
林檎 :「では、おやすみなさい」(先輩に深く礼)
月谷 :「おやすみなさい」(深く礼)
キャラチャ終了後。
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[Tihiro] DOP現る(w
[YamiWolf] ここからどう転ぶかかなw
[Tihiro] ルナさんも巻き込むしか(ぉぃ
[YamiWolf] もう確定事項
[Tihiro] Lunaさんも巻き込み、他にもノリで巻きこむ(ぉぃ
というわけで、こうしてドッペルゲンガーに出会った二人の事件とは一体!?
みたいな感じで話がつづけばいいとおもっております。
さてさて。どうなることやら。
時系列と舞台
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2005年冬が近づき、寒くなったある晴れた日(11月頃?)、とある路地にて。
解説
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ドッペルゲンガー(Doppelgnger):
ドイツ語で「生きている人間の霊的な生き写し」である物。
ちなみに過去の民族伝承ではそれを見た物は「その者が生涯を全うしたときに見る」物とされ
これがどんどん改変され、よくある「学校の怪談」では「見た物は死んでしまう」ということになっている。
参考:WikiPedia「ドッペルゲンガー」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC
DOP:
オンラインゲーム「ラグナロクオンライン」のボスモンスター「ドッペルゲンガー」を指す略語。
プレイヤーがなれる職業の一つ「剣士」の姿をしているが、めっちゃ強い。
倒すのはかなりの経験を積んだ高レベルパーティでなければ倒せないため、恐れられている。
ゲフェンダンジョンという、そこそこ上がった中盤に訪れるダンジョンで、良く中レベルのパーティが
巻き込まれ、全滅してしまうことは日常茶飯事。
ちなみに、ログ中のPL二人ははラグナロクオンラインをプレイし「DOP」れていたために
この言葉を使い、普通に理解していたようだ(笑)
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