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Date: Sun, 16 Oct 2005 14:15:58 +0900 (JST)
From: 久志 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 29379] [HA06P] エピソード『朝の味噌汁』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200510160515.OAA47652@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 29379
Web: http://kataribe.com/HA/06/P/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/29300/29379.html
2005年10月16日:14時15分58秒
Sub:[HA06P]エピソード『朝の味噌汁』:
From:久志
久志です。
最近はまっている三十分一本勝負。
(Role) rg[Hisasi]HA06accident: 腹が減った ですわ☆
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エピソード『朝の味噌汁』
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登場キャラクター
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富良名裕也（ふらな・ゆうや）
：能天気でお気楽な一見中学生な大学職員さん。
佐古田真一（さこた・しんいち）
：無言無愛想でギターとサボテンを愛する謎青年。
本文
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ふわりとした、味噌の香りでフラナは目を覚ました。
フラナ ：「ふにゃ？」
もそもそと布団から起きだして時計を見る。時計の針は十二時半過ぎを指し
ている。日曜日はお休みということで、遅くまで遊んでいた為、寝たのは夜の
三時を過ぎていた。
フラナ ：「もうお昼だあ〜」
鼻をかすめた味噌の香りは台所の方からふわりと香ってきている。香りを嗅
ぐと同時に、腹がくぅと鳴る。
フラナ ：「（ひくひく）いい匂い〜」
もう一度お布団に転がりたい欲とお腹が空いた欲とでは、どうやら食欲が勝
利したようだ。ぷるぷると頭を振って起き上がると、パジャマのままてこてこ
と台所に顔を出す。
佐古田 ：「…………」
白い割烹着と三角巾装備の佐古田がコンロのお鍋をおたまでかき回している。
フラナ ：「あ、おはよー」
佐古田 ：「…………（こくり）」
すっと指を洗面所の方へ伸ばす。
訳：顔を洗ってきなさい。
フラナ ：「はーい」
洗面所で冷たい水で顔を洗ってなんとか目を覚ます。タオルで顔を拭きつつ
部屋に戻る頃には、既に食卓に湯気をたてた白いご飯とお味噌汁に白菜のお漬
物が並んでいる。
フラナ ：「わーい、おいしそー」
佐古田 ：「…………」
すっと、箸を渡して両手を合わせる。
フラナ ：「いただきまーす」
佐古田 ：「…………（ぺこり）」
サボテン ：（平和な食卓である）
もふもふとご飯を頬張るフラナをお茶を飲みつつ見守る佐古田。
テーブルの端で、見守るサボテンひとつ。
サボテン ：（惜しむらくは双方男性であるというところだろうか）
それ一番の問題。
時系列
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2005年10月中旬。
解説
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佐古田、よく遊びにきてるようです。
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以上。
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