[KATARIBE 29307] [HA06L]秦弥の恋物語その2「告白と告白」

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Date: Mon, 03 Oct 2005 23:03:40 +0900
From: asakura <guilsn@boat.zero.ad.jp>
Subject: [KATARIBE 29307] [HA06L]秦弥の恋物語その2「告白と告白」
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まいど、がんばってログ切ってます輝士都です。
正直、読んでると恥ずかしくて駄目です。
終わるまで持つかな……

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チャットログ「告白と告白」

^^^^^^^^
登場人物

 秋風秦弥(あきかぜ・しんや):SS部部長にして主人公属性の優柔不断男
 弧杖珠魅(こづえ・たまみ) :SS部副部長、今回のヒロインその1。
 中村蓉子(なかむら・ようこ):SS部部員、今回のヒロインその2。


 [kisito]   #なぎー、やるかえ?
 [nagisame]  #んに、心の準備はいいですか?(ぉ
 [kisito]   #い、いいいいい、いつでもどうぞ(ぉ
        #んじゃあ、まぁ、何処にしようかな。
 [nagisame]  #ふに
 [kisito]   #部室は、色々と危険だな。
 [nagisame]  #まあ、決めてくだされ。
 [kisito]   #鍵かければ、大丈夫というのは大間違いだし。(むしろ鍵
        #をかける行為が既に危険です)
 [kisito]   #まぁ、いいか。部室で。
 [nagisame]  #うぃ
 [kisito]   #えっと、じゃあ。部活動終わった後に、部室に残ってもら
        #うのだ。
 [nagisame]  #おう

^^^^^^^^^^^^
放課後の部室

 秦弥     :「(あ゛〜、やばい。緊張してきた)」
 珠魅     :(銃とか片付け中)「……ん、どうした?」
 秦弥     :「えっと、その。お前に…言っておきたいことがあって。
        :」
 秦弥     :うつむいて
 珠魅     :「何だ、別に皆がいてもよいだろうに……」(秦弥の様子
        :に、小首傾げて)
 秦弥     :「いや、他のみんなが居ると言いにくいことなんだ。」
 珠魅     :「……?」
 珠魅     :「秋風、具合でも悪いのか?」
 秦弥     :「いや、大丈夫。調子は良いよ。」
 珠魅     :「本当か? どこか調子が悪そうにも見えるのだが」

 [nagisame]  #近付いてって、じっ、と。

 秦弥     :「だ、だ、だ、大丈夫だから。」
        :後ずさり
 珠魅     :「ん?」
 秦弥     :「今から言うことをしばらく、黙って聞いていて欲しいん
        :だ。」
 秦弥     :顔真っ赤
 珠魅     :「変な秋風だな……まあ、いい」
 秦弥     :「……(深呼吸)」
 珠魅     :(じっ、と見つめてる)
 秦弥     :「好きな人が…出来たんだ。」
 珠魅     :「ほぅ、よかったな」(微笑)
 秦弥     :「その人は。僕にとって頼りがいのあって。」
        :「綺麗で。」
        :「英語が苦手で。」
 珠魅     :「……え?」
 秦弥     :「意外と、脆い人。」
 珠魅     :「……」
 秦弥     :「でも、その人だけじゃないんだ。」
        :「もう一人。居る。」
        :「その人は、真面目で。」
        :「しっかりしていて。」
        :「でも、何かあるとすぐ顔が赤くなって。」
        :「何だか放っておけないひと。」
 珠魅     :「……」
 秦弥     :「どっちも。同じ部活の人。」
        :「一人は、同じ2年生。もう一人は一つ下の一年生。」
        :「今の僕に。どちらかを選ぶことは出来なくて。」
        :「どちらも、どうしようもないほど好きなんだ。」
 珠魅     :「……優柔不断な。秋風らしいな」(クスッ)
 秦弥     :「今だって、もう、心臓が止まりそうで。」
        :「きっと、こんな情けない奴は嫌われるだろうと思っても
        :。」
 秦弥     :「好きなんだ。」
 珠魅     :「そう、か」

 [nagisame]  # ふっ、と微笑して、秦弥君の顔に己が顔近づけて

 秦弥     :「秋風秦弥は、狐杖珠魅と、中村蓉子が……」
        :「好きなんだ。」(前を見る)
 珠魅     :「よく言えたな、秋風にしては上出来だ」(微笑)

 [kisito]   #足は、震えて、顔は真っ赤で。
 [nagisame]  #でも、その微笑はどこか寂しげで

 秦弥     :「ありがとう。返事は、今はして欲しくない。」
        :「まだ、もう一人が残っているから。」
 珠魅     :「ああ、そこで弱気になるからお前はお前なのだ」
        :(むっ、と)
 秦弥     :「なんだよ、弱気で悪いか。」
        :「お前の前だと、何だか頼りたくなるんだ。」
 珠魅     :「それでいいのか?」(クスッ)
        :「部長として、男として、頼ってるままでいいのか?」
        :(クスクス)
 秦弥     :「何だか余裕だな、珠魅は。」
 珠魅     :「ああ、余裕だ、当たり前だ、なぜなら……」
 秦弥     :「まさか、俺がいつまでも頼るだけで居ると思ったのか?」
        :「ん?」
 珠魅     :「弧杖珠魅は、秋風秦弥が大好きだからだ」
        :(微笑、浮かべて)
 秦弥     :「!!」
        :「い、いまは、返事言うなって……言ったのに。酷いな
        :……お前は(笑顔で泣いてる)」
 秦弥     :「……(涙ぬぐって)でも、良いのか。」
 珠魅     :「おいおい、せっかく言ったのに、その反応はないだろう
        :」(少し声を震わせつつ、すぅ、と手を伸ばして)

 [nagisame]  #その手が、秦弥の背中に通され、そして。

 珠魅     :(ぎゅっ)
 秦弥     :「……いつもいつも、予想通りには行かないな、もっと
        :かっこよくやろうと思ったのに。」
 珠魅     :「お前に、格好いいとかそういうものを望んではいない」

 [kisito]   #そう言って、抱きしめ返す。

 珠魅     :「……でも、嬉しかった」
        :「ありがとう……そして」
 秦弥     :「……さよならとか言うなよ?」

 [nagisame]  #くっ(w
 [kisito]   #言うつもりだったんかい。

 秦弥     :「いいか、今ここでお前が居なくなったら。」
        :「必ず探し出して、ここに連れ戻すからな。」
 珠魅     :「はは、それは頼もしいな……すまない、秋風」
        :(すっ、と、声が冷たくなって)
 秦弥     :「加えて、世界が違うとか言ったら、殴る。」
 珠魅     :「私は、所詮常世のモノではないのだ」

 [nagisame]  #あー(w

 秦弥     :ぱかんと叩く
 珠魅     :「っ……すまない」
        :「私は……秋風以上に意気地なしだ」

 [nagisame]  #すっ、と体を離して

 秦弥     :「そんなこと、知ってる。」
        :「だから、弱音を吐きそうになったら、頼ってよ。」
        :「それとも、僕は頼りがいがない?」
 珠魅     :「頼りたい、頼りたいよ……でも、駄目なんだ」
        :「秋風……私を、これ以上迷わせないでくれ」
 秦弥     :「そういえば、珠魅には言ってなかったっけ?」
        :「家ってさ、普通の家じゃなかったみたいだよ。」
 珠魅     :「え……」
 秦弥     :「高校にはいるまで、全然知らなかったんだけど。先祖が
        :魔術師で僕が魔法を使えるのもその所為みたい。」
 珠魅     :「いや、しかし……」
 秦弥     :「しかもね、最近おじいさんがうるさいんだ。」
        :「お前は、秋風家の中で一番素養がある。お前は先祖の
        :意志を継ぐべきだ。ってね。」
 珠魅     :「……」
 秦弥     :「変な話だよね、それを言われてから、今まで楽しかった
        :魔法の練習が、一気につまらなくなったんだ。」
        :「それでも、止めることは出来なかったけど。」
        :「何でだと思う?」
 珠魅     :「それは……」(うつむいて)
 秦弥     :「だって、これで、珠魅に、世界が違うと言わせなく
        :出来るんだから。」
        :「僕を嫌いになるのも良い、この部活を止めるのも良い。」
 珠魅     :「秋風……ッ」(ぎゅ、と拳を握り締めて)
 秦弥     :「でも、それを決めるのが珠魅じゃないなら……」
        :「僕は認められない!」
        :「自分が、どうしたいかわからない状態で決めたって!」
 珠魅     :「……」
 秦弥     :「その選択が良いとは絶対に思えない!」
 珠魅     :「……」(うつむいて)
        :「……私には、分からない」
 秦弥     :「わからないなら。わかるまで悩めば良いんだよ。」
        :「人に相談して、自分で考えて。前に進もうとしようよ。」
 珠魅     :「……」
 秦弥     :「珠魅は、相手のことを見ていても、自分のことを見て
        :いないじゃないか。」
 珠魅     :「あ……」(ハッ、と目を見開いて)
 秦弥     :「あのときにも言ったよね、周りがどうして欲しいのか
        :じゃなくて。自分がどうしたいのか考えろって。」
 秦弥     :「それを、よく考えて欲しい。」
 珠魅     :「……そう、だな」
 秦弥     :「珠魅は、思い詰めるあまり視野が狭くなってたんだよ。
        :」
 秦弥     :「落ち着いて、辺りを見回すことから始めないとね。」
 珠魅     :「……分かった。しかし」
        :「それは、秋風も同じだよな」(クスッ、と)
 秦弥     :「ははっ、その意気だよ。余裕を持ってる珠魅は
        :かっこいいんだから。」
 珠魅     :「ともかく、あとは中村、だろう……悲しませるな、
        :とは言わないが、後悔させるなよ」
 秦弥     :「全力を尽くす。そう決めたから。」
 珠魅     :「ああ……まあ、やるだけたってこい、私の時のようにな
        :」
 秦弥     :「もちろん。じゃ、行ってくる。いいか、勝手に
        :消えるなよ。」

 [kisito]   #念を押して部室を出ます。

 珠魅     :「……まったく、人生は何があるか分からない」
        :(ふぅ、と)
        :「……私は、どうすればよいのだろうな」

 [nagisame]  #こんなところで。
 [kisito]   #収束ですかな

 そして、2回戦目

 [Hisasi]   #きた
 [kisito]   #あい
        #さて、何処にするか。
 [Hisasi]   #屋上(告白の基本)
 [kisito]   #まぁ、何となく、蓉子さんは屋上なきはする
 [Hisasi]   #部長によびだされて屋上へいくのだ
        #どうしたんだろうとどきどきしつつ、こないだのことで
        #微妙に胸を痛めつつ
 [kisito]   #うぉーーーーーし!がんばれ俺。
        #とりあえず、これでひと段落着く!(はずである
        #では、屋上。

^^^^^^^^^^^^^^^^
夕暮れの屋上にて

 蓉子     :「……(部長、どしたのかな、こんなところに呼び出して
        」)」

 [Hisasi]   #階段を登ってる

 秦弥     :「……(深呼吸)」

 [Hisasi]   #で、屋上のドアを開けて

 蓉子     :「部長っ」

 [Hisasi]   #子犬のようにてててと駆け寄ってくる

 秦弥     :「……あぁ、ごめん。呼び出したりして。」
 蓉子     :「あ、あのっ、どうしたんですかっ」

 [Hisasi]   #ぢっと見上げる
        #まっすぐな目ですよ

 秦弥     :「……(う…)」
        :「あー、えっと。(だぁぁぁぁ、行くしかないか!)」
 蓉子     :「……(どうしたんだろう、部長)」
        :>ぢっと見上げながら
 秦弥     :「…蓉子に、聞いてほしいことがあるんだ。」
 蓉子     :「え?……はい、なんですか」

 [Hisasi]   #背筋のばしてじーっと見つめる

 秦弥     :「……好きな人ができたんだ。(うつむいて)」
 蓉子     :「……(びくっ)」

 [Hisasi]   #ちょっとぎゅっと口結んで
        #副部長さんのことなのかな……?とか思ってる
        #ちょっと目に涙うかびそうになってる

 秦弥     :「……その人は、いつも頼りがいのあって、英語が苦手で
        :、意外ともろい副部長と。」
 蓉子     :「……(やっぱり……副部長なんだ……)」

 [Hisasi]   #一瞬ふにゃっと泣きそうになって、ぐっとこらえる

 秦弥     :「しっかりしていて、いつも一生懸命で、なんだか、
        :助けたくなる、後輩の部員。」
 蓉子     :「……え?」
 秦弥     :「どっちも、比べることができないほど大好きで。」
 蓉子     :「……あ、あの……」

 [Hisasi]   #それって

 秦弥     :「どうしようもなく好きなんだ。」

 [Hisasi]   #ぎゅーっと胸が痛くなってるだろう>蓉子
        #もう泣きそう

 蓉子     :「……あの、わたし……」
 秦弥     :「秋風秦弥は、弧杖珠魅と、中村蓉子が、好きなんだ。」

 [Hisasi]   #だめだ、涙がぽろっと落ちるね

 秦弥     :顔を見て
 蓉子     :「……部長」
 秦弥     :「…なんだ。」
 蓉子     :「……あの、こないだ……部長に間違い電話をかけたとき
        :……」
 秦弥     :「……うん。」
 蓉子     :「……一緒に、副部長がいて……」
        :「わたし……なんでかわからないのに、涙がでて……」

 [Hisasi]   #ぽろぽろ泣いてますね

 秦弥     :「……(え…)」
 蓉子     :「わたし……」
 秦弥     :「……」

 [Hisasi]   #そっと手伸ばして秦弥くんの袖つかむね

 秦弥     :「あ……」
 蓉子     :「……わたし……わかったんです」
 秦弥     :「(うそだろ…)」
 蓉子     :「……部長さんが好きだって……」

 [Hisasi]   #わーん
        #泣くね

 秦弥     :「……」
        :頭をなでる
 蓉子     :「……でも……(ひっく)……でも、副部長さんなら……
        :しょうがないってでも……」

 [Hisasi]   #袖つかんだまま片手で目こするね

 蓉子     :「わたし……」

 [Hisasi]   #わあん、と
        #やっぱり泣いたか……
        #ここはひとつそのまま胸に顔うずめて泣くね

 秦弥     :「……なぁ。蓉子。」

 [Hisasi]   #蓉子にはキャパオーバーのようだ

 蓉子     :「……(ぐすっ、ひっく)」
        :「……は、はい……」

 [Hisasi]   #ぽろぽろ泣きながら

 秦弥     :「……僕は、蓉子も珠魅も選べない……それでもいいの?」
 蓉子     :「……わ、わかんないん……です……あの、わたし」
        :「……部長さんが好きで……副部長さんもずっと
        :素敵だって思ってて……」
 蓉子     :「わたしも……」

 [Hisasi]   #シャツ掴んだままぽろぽろと

 秦弥     :ハンカチで涙拭いてあげる

 [Hisasi]   #蓉子も部長さんが好きで副部長さんも好きなのだ

 秦弥     :「……」
 蓉子     :「(ぐすっ)……ご、ごめんなさい……わたしも……
        :わからなくて……でも」
 蓉子     :「……あの日の夜、ずっと……ずっと胸が痛くて(ぐすっ)
        :……涙がでて……」
 秦弥     :「……蓉子も、僕と同じなのか。どっちも好きで、
        :どっちも選べない。」

 [Hisasi]   #珠魅ちゃんとちがっておもっきし混乱中だ
 [kisito]   #そういうところが、かわいいとも言う

 蓉子     :「……好き、なんです」

 [Hisasi]   #どっちも

 蓉子     :「秋風部長も、狐杖副部長も……」
 秦弥     :「あー、ほんとに。どうしようか。」
 蓉子     :「……好きになるのは、楽しい、嬉しいってずっと
        :思ってたのに……」
 蓉子     :「……好きなのに、涙が……でるんです……」
 秦弥     :「いいよ、泣いても。」

 [Hisasi]   #部長の顔を見上げて、またふにゃっと涙がでてくる

 蓉子     :「……部長」

 [Hisasi]   #わあん、と泣きつく

 秦弥     :「泣くほど、好きなら、本当うれしい。」

 [Hisasi]   #ああ、こー子供の恋から卒業しきれなくて泣いています

 秦弥     :抱きしめよう

 [Hisasi]   #ぎゅっとしがみついたまま泣くしかできなさそうだ

 秦弥     :「あのさ、もしかしたら、この思いはいつかどちらかに
        :傾くんだと思う。」
 蓉子     :「……(こくんとうなづく)」>しがみついたまま
 秦弥     :「それでも、僕のこと…」
 蓉子     :「…………まだ、部長のこと好きでもいいですか?」

 [Hisasi]   #しがみついて胸うずめたまま

 秦弥     :「…うん。すごくうれしい。」
        :「……ごめんね、こんな情けない、部長で。」
 蓉子     :「……」>顔うずめたまま横に振る
        :「……わたしこそ……ごめんなさい」

 [Hisasi]   #わけわかんない子で

 秦弥     :「……まぁ、お互い様と。そういうことにしておく?」
 蓉子     :「……はい」

 [Hisasi]   #ぎゅっとしがみつたままで小さくうなづく

 秦弥     :「じゃあ、これから、改めて、よろしく。蓉子。」
 蓉子     :「はい……部長」

 [Hisasi]   #ようやっと手をゆるめて部長の顔見る

 秦弥     :「部活じゃないときは、名前で呼んでほしいな…」

 [kisito]   #こ、こここ、こいつは・・・・

 蓉子     :「あの……………秦弥さん」>涙浮かんでる

 [kisito]   #むきゃーーーーー
 [Hisasi]   #結構間を置いてからやっと言うね

 秦弥     :「うん、って。あーーーーーーーー!」

 [Hisasi]   #つーか、この男w

 蓉子     :「え?」
 秦弥     :「珠魅にも、お願いするの忘れた!」
 蓉子     :「…………(びっくり)」
 秦弥     :「あ…」

 [Hisasi]   #蓉子、そこで怒りなさい(無理だと思うけど
 [kisito]   #ほんと、怒っていいよ。わたしがゆるす

 蓉子     :「…………」>ぽふっとしがみつく
 秦弥     :「わわっ」
 蓉子     :「…………好き、です。秦弥さん」
        」>でも顔を見ながら言うのは無理なようだ
 秦弥     :「うん、好きだ。蓉子。」
 蓉子     :「……(ふぇ)」
        :>でも副部長にも悪いなとも思う複雑な気持ち

 [kisito]   #し、秦弥を今すぐ殴りたい
        #お、落ち着け。俺。

 秦弥     :「はぁ……疲れた……」
        :しがみつかれたまま座り込む
 蓉子     :「あ、ぶちょ……秦弥さん」
        :>慌てて座り込んだ部長の背中を撫でる
 秦弥     :「一日に2度も告白したから……精神的に、きつい…」

 [Hisasi]   #……蓉子、けなげすぎるヨ
 [kisito]   #…いいこやなぁ

 蓉子     :「……」>ぎゅっとしゃがんだまま袖を掴む

 [Hisasi]   #そのまま、しゃがんだ部長の背中にこつんとおでこを
        #つける

 秦弥     :「あ、えと…ごめん。」

 [Hisasi]   #背中にくっついてるの図
        #そのままじっとしてる
        #精一杯のようだ

 秦弥     :「(しかし、何でこうなっちゃったんだろ…)」
 蓉子     :(色々キャパオーバーで崩れそう)
 秦弥     :「(まぁ、うれしいし…いいか。)」

 [Hisasi]   #よっかかったままぺちゃんと座ってます

 秦弥     :「蓉子?大丈夫か?」
 蓉子     :「……は……はい」
        :>でも緊張の連続だったせいで足ががくがく
 秦弥     :「足が震えてる。しばらく座って休もうか。」
 蓉子     :「……はい」
 秦弥     :「それとも、運んでほしい?」
 蓉子     :「……(ぼっ)」>真っ赤

 [Hisasi]   #こいつーw
 [kisito]   #…僕が言ってるんじゃないですよ。秦弥が言ってるんです

 蓉子     :「あ、あの、あの、ご、ごめんなさい、あ、あるけますっ
        :」>真っ赤になって

 [Hisasi]   #でも袖にすがったまま足がかくかくしてます

 秦弥     :「あはは、冗談だって。座ってなよ」
 蓉子     :「…………はい」

 [Hisasi]   #へにゃっと座る

 秦弥     :「(してといわれても、出来ないけど。恥ずかしくて)」

 [Hisasi]   #運んでなんて蓉子の口からいえるかいw
 [kisito]   #言えたら、自分だけ見てといえそうですね。>運んで
 [Hisasi]   #うむ
 [hari]    #このまま、ぼんやり座って夜になりそうだ
 [kisito]   #なりそう
 [Hisasi]   #ひぃ
        #で、日が暮れたころにやっとこ帰るのか

 秦弥     :「(この手に守れるのは、一人なのか、二人なのか…)」
        :「(頑張らないと)」
        

^^^^^^
時系列
2005年7月

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解説

気持ちを隠しきれなくなった秦弥が、二人に告白する話。


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