[KATARIBE 29261] Re: [HA06P] エピソード『吹利学校高等部学園祭 2005   Never Forget Memories 』

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Date: Mon, 26 Sep 2005 02:00:27 +0900 (JST)
From: いー・あーる  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 29261] Re: [HA06P] エピソード『吹利学校高等部学園祭 2005   Never Forget Memories 』
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2005年09月26日:02時00分26秒
Sub:Re:  [HA06P] エピソード『吹利学校高等部学園祭 2005  Never Forget Memories』:
From:いー・あーる


ども、いー・あーるです。
女装メイド喫茶、ばたくたしつつも少し進めてます。
幾つか台詞とか変わってますし(特にhiroさんとのぱーと)、
結構地の文をてけとにはさんでますので、修正等、どんどんお願いします>皆様

**********************************
エピソード『吹利学校高等部学園祭2005 Never Forget Memories』
============================================================= 
  関口聡(せきぐち・さとし)
   :周囲安定化能力者。現在片目は常に意思と感情を色として見ている。
  蒼雅巧(そうが・たくみ)
   :地下探検部部員。霊獣使いの一族。非常に真面目。
  中里嘉穂(なかざと・かほ)
   :姐御肌の同人誌作成者。上二人と同じクラス 
  両式知洋/霧緒(りょうしき・ちひろ・きりお) 
   :吹利にやってきたばかりの双子。そっくりで見分けがつかない
  波佐間実理阿(はざま・みりあ/ミリア) 
   :別のクラスでメイド喫茶を企画している商売敵。
   :ローラースニーカーは迷惑だから止めて欲しい

秘密特訓と双子とメイド
----------------------

 文化祭の後夜祭には、フォークダンスなるものがある。
 彼もしくは彼女に『一緒に踊ってください』と申し込むのは……恐らくこれ、
大概の学校での『お決まり』なんじゃなかろうか。

 ……そして妙に脱線する人も、ここには居るわけで。

      **

 巧      :「……聡殿」

 常に真面目な顔を、ことさらに神妙なそれに変えて二年の先輩がそう言った
のは、文化祭まであと数日、の休み時間である。

 聡      :「はい?」
 巧      :「折り入ってお頼みしたいことがございます」
 聡      :「……はあ」

 わざわざとクラスまで来ての呼び出しである。何事だろう、と、首を傾げた
聡に、この生真面目な先輩はぽつぽつと喋りだした。

 巧      :「実は、文化祭の後夜祭でフォークダンスを……踊る約束
        :をしたのですが」
 聡      :「わ、良かったですねー」

 踊る約束をした、と言えば、対象は一人しかない、ぱちぱち、と、手を叩い
た聡に、しかし沈鬱な表情で巧は言葉を続ける。

 巧      :「……正直、踊りに自信がないのです」
 聡      :「……はあ」

 普通の高校生男子は……普通に踊れないのじゃないかなあ、と、聡としては
思ったりする。まあ、音楽が鳴って、周りを見ながら『ああそいえばそうだっ
た』と納得するのが殆どじゃなかろうか。
 ……と、まあ、口に出さずに思っているうちに、この先輩はえらいことを言
い出してくれるわけで。

 巧      :「ぶしつけなお願いですが、練習につきあっていただけま
        :せんか?」
 聡      :「……はあ?」
 
 まあ、一般的な高校生は、あんまりフォークダンスに熟知していない。だか
ら、有志の練習会が……確か数日前から実施されていると思うのだが。

 と、聡は言ったのだが……巧はふるふると首を振った。

 巧      :「女性の手を握るなどと、そのような無礼なことは!」
 聡      :(そらまあ……先輩だとそうなるんだろうけど)

 ある意味、筋はとても通っている。
 しかし、そこで聡を引っ張り出すあたりは……筋は通っているが普通では絶
対に無い。

 巧      :「……やはり、誘っておいて踊れないというのは、失礼に
        :値すると思いまして……」
 聡      :「うーん……」

 自分が本気でない女性の手を握ることは無礼に当たる。
 それも、自分の都合でとなると、もっと無礼にあたる。
 その価値基準は……感覚として理解出来るし、或る意味心地よいものである。

 聡      :「……よしっ」

 ぽん、と、手を叩く。

 聡      :「お手伝いします。お世話になってますから、先輩には」

 巧の彼女、と言われる生徒を、聡も見たことがある。遠目にもすらりとして
姿勢の良い様が、確かに『お似合い』に映ったものだ。
 その彼女の為、と巧が言うなら、それは協力するにやぶさかではない。

 巧      :「すみません……お願いします」

 実は、と、照れたように付け加える。

 巧      :「正直に申しますと、フォークダンスなるものを踊ったこ
        :とは一度もありませんので……」
 聡      :「…………あー(汗)」

 それでか、と、思うと同時に、確かにこの先輩ならそういうことも有り得る
だろうと思う。
 ……なんともかとも。

 聡      :「えっと……じゃ、放課後、僕、図書室でフォークダンス
        :の本借りてきます」
 巧      :「はい、すみません」
 聡      :「僕もうろ覚えだし、それ見ながら練習しましょう」
 巧      :「……はい」
 聡      :「先輩、頑張って下さいっ」
 巧      :「聡殿の御助力、無には致しませんっ」

 …………いや、そういう問題でもないわけなのだが。

        **

 良事門を出でず、悪事千里を走る、という。
 無論悪事ではないものの……走るものは走るのである。

 
 体育館の裏の、ごろた石と雑草のたむろする場所に、妙に似合わない音楽が
流れている。
 不意に、その音がぷちっと途切れた。

 聡      :「えっとですね、先輩、まず足だけ覚えましょう」

 スイッチを押して、テープレコーダーから身を起こす。そのまま真顔で聡は
言葉を続ける。

 聡      :「一旦音楽切ります。ゆっくりでいいですから」
 巧      :「足運び、ですね」
 聡      :「踊ってる時に相手の足踏んじゃったら、やっぱまずいで
        :すから」

 うろうろと足を動かす巧は、しかし姿勢は相当に良い。

 巧      :「ひとつ、ふたつ……」
 聡      :「そう、そしたら後同じステップですから」
 巧      :「は……」
 聡      :「あと一回、音楽無しでやりましょう。その後音楽に合わ
        :せてみますから」
 巧      :「はっ」

 男子生徒二名のみのフォークダンス練習会が一般的でないのは事実なのだが、
一般的でなくても双方、真剣さは本当である。

 聡      :「先輩、じゃ、一人でやってみて下さい。始まりは右足か
        :らですから」
 巧      :「は……」
 
 ……で。
 どういうわけか熱心に見学している面々(複数)が、この人を筆頭に物陰に
ごそごそと。

 嘉穂     :「…………(ぢー)」

 一般に腐女子と呼称される人々の、いわば筆頭の彼女だけに、こういう情報
は早く確実なわけ……だが。

 嘉穂     :「…………(む?)」

 ぴく、と、その肩が動いた。

         **

 聡      :「あ、先輩、まわるとこ間違えてますっ」
 巧      :「ああ、すみませんっ」
 
 呑気に……と言えば語弊があるが、二名はフォークダンスの練習を続けてい
る。そこから嘉穂の意識が動いた理由と言うのが。

 嘉穂     :(双子?)

 てくてくと、そっくりな二人が歩いている。何となくあちこちを眺めながら
の移動、殊更に練習会を邪魔する積りはなさそうだが。

 嘉穂     :(むう……気にせずばよし、しかし気にして声をかけるよ
        :うならっ(ぐっ))

 握り拳を固める嘉穂の目の前で。

 霧緒     :「あ、誰か踊ってるよ、知洋」
 知洋     :「うん、誰か踊ってるね、霧緒」
 嘉穂     :(む、気がついたかっ)

 練習会の面子に見えないよう、気付かれないよう、多少大回り+足音を忍ば
せて、二人に走り寄る。

 霧緒&知洋  :「あ、誰か来た」

 きゅ、と、同じ顔が揃って嘉穂の方を向いた。

 霧緒&知洋  :「どうも、こんにちは。」
 嘉穂     :「しーっ」
 
 走り寄りながら、指を口元に立てる。

 霧緒&知洋  :「?」
 嘉穂     :「こっちこっちっ」

 小声で言いながら、二人の腕に両腕をひっかけてずんずんとそのまま前進。
 ……強引です。

 知洋     :「どうかしたの?」
 霧緒     :「なにかあったの?」
 嘉穂     :「……邪魔したら駄目」

 質問する割に、二人は素直に嘉穂について前進……というか、この二人から
すれば後退している。

 霧緒     :「あの人たち、なにやってるの?」
 嘉穂     :「フォークダンスの練習だって」
 知洋     :「何のためにしてるの?」
 嘉穂     :「……もちっと離れてから説明する」

 二人からすれば当たり前なのだが、彼等の声はごく普通の音量である。
 それに小声で答えながらずんずんずん、と前進し、もう充分離れた、と判断
したところで腕を放して一言。

 嘉穂     :「…………もーびっくりしたー」

 いやそれは引きずられた二人の台詞だろう。

 霧緒     :「少し、びっくりしたよね、知洋」
 知洋     :「うん、びっくりしたね、霧緒」
 嘉穂     :「こっちもびっくりしたっ」

 はーと息を吐いて、嘉穂は後ろを見る。
 有難いことに二人とも練習に一所懸命で、今の一幕には気がついていないよ
うである。

 嘉穂     :「(あ、よかった)……さて、すいません」

 ぽん、と手を打って。

 嘉穂     :「先程の説明ですが」

 ぴし、と、背筋を伸ばして。

 嘉穂     :「文化祭の後夜祭で、フォークダンスとか踊るらしいんで
        :すけどね」
 霧緒&知洋  :「へぇー」
 嘉穂     :「そんで、あの二人のうち、先輩のほうが、自分の彼女に
        :一緒に踊ろうと申しこんだらしいのですよ」

 それで、と、説明を続けようとした嘉穂は、次の言葉にきょとんとした。

 霧緒     :「フォークダンスだって、知洋」
 嘉穂     :「?」
 知洋     :「文化祭だって、霧緒」
 嘉穂     :「……え、何で知らないの?」

 文化祭の数日前。面倒だからと積極的参加を怠っている面々であっても、文
化祭があることくらいは知っている。
 ……の、だが。

 霧緒&知洋  :「はい、しりません」

 ごくごくあっさりと、返事がある。

 嘉穂     :「…………もしかして、ここの生徒じゃない人達?」
 霧緒     :「だって、今度転校するものですから私たち」
 嘉穂     :「あ、なるほど」
 知洋     :「今日は、見学に来ました」
 嘉穂     :「あー、なるほど(笑)」

 それなら、確かに知らなくてもおかしくない。

 嘉穂     :「うん、もうすぐ文化祭なんです。だからほら、あっちの
        :運動場とか、黒幕やら何やら色々立ってるでしょ」

 指差した先には、複数の部が共同で作っていると評判の、巨大迷路。

 知洋     :「なるほどね〜。良いときに来たみたいだね霧緒」
 霧緒     :「うん、にぎやかなときに来たね、知洋」

 顔を見合わせて、双子はうんうん、と頷いている。

 嘉穂     :「ちなみに、うちのクラスは、メイド喫茶やります」

 しゅた、と、ポケットに常備してある割引券を引っ張り出す。

 嘉穂     :「もし宜しければ、是非ご来店下さい」
 霧緒     :「ねぇ、何年何組ですか?」
 嘉穂     :「普通科一年の3組です(にこっ)」

 見事な営業用の笑顔……なのだが、反応は違うところにきたようである。

 知洋     :「あはは、一年だって、霧緒」 
 霧緒     :「ははは、普通科だって、知洋」

 と、いうことは。

 嘉穂     :「……もしかして、普通科の一年に転入?」
 霧緒&知洋  :「私たち、普通科1年でーす」
 嘉穂     :「あらら」

 成程な……と、思いつつ、ついつい嘉穂は一言付け加えてしまう。

 嘉穂     :「うーん……じゃ、この時期に転校って、楽しいけど……
        :ちょっと残念かもね(苦笑)」

 文化祭の用意に加われないから、程度の軽い意味だったのだが、二人の声は、
途端に曇った。

 霧緒&知洋  :「…………此方も少し事情がありまして……」
 嘉穂     :「?」

 何か都合の悪い……というか、そのようなことを言ってしまったのだろう、
と、そこはわかって嘉穂は早口になる。

 嘉穂     :「って……いや、文化祭の準備、そろそろ終わる頃だから、
        :一回分準備に加われないってこと(苦笑)」
 
 手をぱたぱたと動かして。

 嘉穂     :「反対に言えば、お手軽に楽しめるってことでもあるけど
        :ね」
 霧緒&知洋  :「なんともいえないね」

 ちょっと肩をすくめる。それでも先程の暗い表情は和らいだように見えた。
 何となくほっとして……でもやっぱり少し気まずいので。
 嘉穂はそれとなく話題を変える。

 嘉穂     :「じゃ、登校するのは……明日から?それとも文化祭の後?」
 霧緒     :「次の週の始め、だから」
 嘉穂     :「あ、じゃあ、文化祭の後だ」
 霧緒     :「そうだね、知洋」
 知洋     :「だよね、霧緒」
 霧緒     :「もしかしたら、お世話になるかもしれませんね」
 嘉穂     :「もしかしたらね(笑)」

 普通科、実験科、といろいろ分けた場合、それぞれのクラス数は決して多く
ない。同じクラスになる確率はそんなに低くは無いだろう。

 嘉穂     :「ま、メイド喫茶、宜しくお願いします」
 知洋     :「もしかしたら似合うかもよ?霧緒」
 嘉穂     :「?」
 霧緒     :「貴方のほうが、似合ってるかもね?知洋」

 メイド服のことを言っているのだろう、と思うのだが。

 嘉穂     :(おんなじ顔じゃん)

 ……そういう問題ではない。

 霧緒     :「じゃあ、もらっておきますね」
 嘉穂     :「宜しくお願いしまーす」

 割引券二枚をしっかりと押し付けて、一礼。ぱたぱたと元居た場所に戻りか
けたところで。

 知洋     :「あ、1つ質問が。」
 嘉穂     :「……はい?」
 霧緒     :「フォークダンスって、決められた踊りしか駄目なんです
        :か?」
 嘉穂     :「ってか……音楽が鳴るから、それに合わせてってことに
        :なると思うけど?」
 
 嘉穂の返事に、二人はまた顔を見合わせた。

 知洋     :「舞踊はだめかな?霧緒」
 霧緒     :「だめかもね?知洋」
 嘉穂     :「?」

 疑問はあるが……何か事情がありそうなのは先程のやり取りでわかっている。
 ならば、訊かないほうがいいだろう、と、嘉穂は判断する。

 霧緒&知洋  :「それじゃあ、さようならー」
 嘉穂     :「さようならー」

 今度こそぱたぱたと走って、嘉穂は元の位置に戻ろうと……

 嘉穂     :「え(汗)」

        **

 メイド服を着て銀盆を抱えてローラースニーカーを履いた金髪少女が、嘉穂
の目の前を通過する。
 つーと滑っていたのは良いが、ここは校舎の裏に近い。
 普通校舎の裏ってのは、石ころごろごろだったり、草一杯だったりというの
が定番なので…………

 ミリア    :(派手な音を立てて転倒)
 嘉穂     :「…………だいじょぶ?」
 ミリア    :「……やっと止まった」
 嘉穂     :「なんつー捨て身の止め方してるんだか……すりむいてな
        :い?」

 手を伸ばして、ひっぱる。
 相手は案外身軽く起き上がってきた。ぱたぱたと服をはたいて土くれを落す。

 ミリア    :「うん、幸い体は頑丈にできてるの」

 と言った先からすてーんとまた転びかけるし。

 嘉穂     :「うわっ」

 慌てて肘をぐっと抑えて、完全に転ぶのまでは避けたが。

 ミリア    :「あ、あわわ」
 嘉穂     :「頑丈ったって、そんな危ないっ」

 双方よいしょよいしょで互いに支え直して、一息ついた。

 嘉穂     :「……ねえ、そのローラースニーカー、ここじゃ危ないと
        :思うよ?」
 ミリア    :「失敗したなあ。こんなにバランスが取りづらいなんて」
 嘉穂     :「ここ、下ががたぼこだからね……そっちまで支えていこー
        :か?」

 もっと平らなところへ、と言いかけたのだが、金髪の少女は眉をひそめる。

 ミリア    :「正直、こんなところでへこたれてられないのよね。メイ
        :ドだけじゃ売りが少ないから、もう一味足さないと」

 見事な金髪のメイドさんってだけで売りは充分じゃないかと嘉穂としては思
うのだが、御本人の意見は違うようで。
 うーむ、と、足元を見つめる目は、かなり真剣である。

 嘉穂     :「でも、教室の中って、そんながたがたじゃないでしょ?
        :ここで特訓しなくても」
 ミリア    :「邪魔だって言うんだもん、みんな」
 嘉穂     :「……でも、ここで練習してたら……多分、転ぶだろうし」

 まだ足元がよろよろしているのである。
 支えられたままの腕を見やって、金髪のメイドが溜息をついた。

 ミリア    :「ごめんなさい。危ないから、場所変えます」
 嘉穂     :「そのほうがいいです」

 二三歩、それでも凹凸の少ないところまで動いて手を離す。と、そのまま彼
女はつーっと滑っていった。

 嘉穂     :「……あれだけ上手ければ充分だと思うんだけどなあ」

 さてはて、と頭を傾げて見送ったが、

 嘉穂     :「やべ。練習終わっちゃったかな」

 ぱたたと走って元に戻る。
 ゆっくりと夕暮れが校庭のそこここを染めてゆく。

 文化祭、数日前の風景である。


時系列
------
 2005年9月。文化祭数日前。

解説
----
 文化祭の用意は色々。秘密特訓もそれを覗くのも、そしてローラースニーカーで
特訓するのも。
 ……当日まで、皆、無事でありますよう<おい
***********************************************

 てなものです。
 ではでは。
 


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