[KATARIBE 29190] Re: [HA06P] エピソード『吹利学校高等部学園祭 2005   Never Forget Memories 』

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Date: Sat, 17 Sep 2005 05:07:08 +0900 (JST)
From: Saw <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 29190] Re: [HA06P] エピソード『吹利学校高等部学園祭 2005   Never Forget Memories 』
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2005年09月17日:05時07分08秒
Sub:Re:  [HA06P] エピソード『吹利学校高等部学園祭 2005  Never Forget Memories』:
From:Saw


Sawです。
せっかくなのでこちらもエピソード化。

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エピソード『吹利学校高等部学園祭2005 Never Forget Memories』
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登場人物 
-------- 
     和泉凛:通称渋柿、少し鈍感。
     月影宗谷:少し天然。

渋柿と宗谷
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 昼休みの教室。渋柿は今朝ちょっとした行き違いから津海希を怒らせてし
まったことを考える。彼女が唐突に怒るのはいつものことであるが、今回に関
しては少々自分にも問題があったかもしれない、と思う。

 渋柿:(在学中に恋愛のひとつくらいしておいたほうがいいのだろうか) 

 そうして目の前の少女のような少年をみやる。
 少年のような自分とは正反対の特徴を持つ異性。

 宗谷:「なあに、渋柿ちゃん?」 
 渋柿:「……いや」 
 渋柿:「どうも倒錯的な展開になりそうだ」 
 宗谷:「?」 
 渋柿:「彼はどうだろう」 
 宗谷:「彼?」 

 黒館。自分と似た空気を持つ後輩の男子を思い浮かべる渋柿。

 渋柿:「……」 
 渋柿:「まだいいか」 

 焦るような事じゃない、と思い直し。弁当に箸を伸ばす。

 宗谷:「そういえば渋柿ちゃん、後夜祭のフォークダンスはやっぱりつみき
ちゃんと一緒に踊るの?」 
 渋柿:「うーん。彼女は忙しいんじゃないかな」

 喧嘩した、とは言いづらかった。

 宗谷:「それなら僕と踊らない? まだ相手見つからなくってさ」 
 渋柿:「うん、そうしよう」
 宗谷:「わーい、ありがとー」
 渋柿:(にこり) 
 
 番長もこれで最後だろうし──そう思うと、自然と笑みがこぼれる凛であっ
た。

時系列と舞台 
------------ 
 2005年9月はじめ。エピソード『有り難迷惑』のあと。 

解説 
---- 
 津海希、仲直りして凛と踊るというルートを断たれる。
 れあなさんめ。

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