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Date: Sat, 17 Sep 2005 04:45:01 +0900 (JST)
From: Saw <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 29189] Re: [HA06P] エピソード『吹利学校高等部学園祭 2005 Never Forget Memories 』
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2005年09月17日:04時45分01秒
Sub:Re: [HA06P] エピソード『吹利学校高等部学園祭 2005 Never Forget Memories』:
From:Saw
Sawです。
せっかくなので台詞修正兼ねて津海希の怒りっぷりを強調してみるテスト。
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エピソード『有り難迷惑』
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登場人物
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桜居津海希:彼氏がいる
和泉凛:鈍感
野暮
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──壱村から学校に向かう二人。
渋柿 :「しまったな」
津海希 :「どうしたの薮から棒に」
渋柿 :「いや……親友に彼氏ができた場合は、その応援の意も
:こめて身を引くものだったのかなと」
津海希 :「ひょっとして私と浩さ……前野君の話してるの?」
渋柿 :「うむ」
津海希 :「で、あなたは私達に遠慮して距離をおこうと?」
渋柿 :「そうするものなのかなと。今更だが」
津海希 :「今更も何も……誰がそんなこと望むと思って?」
渋柿 :「む。誰だろう」
会話が止まる。
心なしか津海希の歩調が早い。
一方の渋柿は自分の考えを整理しながら言葉を選ぶ。
渋柿 :「あ、いや。それが一般的なことじゃないかと思ったから、
:今まで気づかなかったのは悪かったなと」
津海希 :「どこで仕入れたのか知らないけど、そんな一般的な事例
:にあてはめられて考えられるのは迷惑だわ」
渋柿 :「そうかなぁ」
津海希 :「そうよ。立場かわれば、私があなたのこと邪魔って言っ
:てるみたいじゃない」
渋柿 :「いや、そうじゃなくてこちらが自発的に……」
津海希 :「だ、か、ら、頼んでもないことを勝手にされてどう思う
:かってこと」
そうしてバス停につく。バスは既に到着していて二人は小走りでそちらに向かう。
津海希 :「同性の親友って気にしないでしょ。そういうこと。ある
:意味で恋人より変わりにくい間柄じゃない。そう思ってた
:のが私だけなのだとしたら残念」
と、バスに乗り込む直前に津海希は静かに言った。
時系列と舞台
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2005年9月はじめ。たぶん登校中。
解説
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余計な気は使わなくていい。
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