[KATARIBE 28791] [HA06L]チャットログ:『バイクがらみの非日常的日常/なぜそんな代物が』

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Date: Sun, 22 May 2005 20:16:01 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28791] [HA06L]チャットログ:『バイクがらみの非日常的日常/なぜそんな代物が』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20050522201601.F6A9D970.chita@ma.akari.ne.jp>
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#HA06-02 2004/09/18 20:00のログ。
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[HA06L]チャットログ:『バイクがらみの非日常的日常/なぜそんな代物が』
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登場人物
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 濱野真砂   :改造CBX250Sに乗って数ヶ月、上を見たくなる時期
 遊野誠    :バイク・車がらみの荒事が裏家業

1.
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 真砂     :「そろそろバイク取り替えようかなあ」
 誠      :「いいの紹介しようか?」
 真砂     :「一応伺います」
 誠      :「RVFのワークス物」
 真砂     :「……値段より先に、どうやってそんなものを手に入れた
        :のか聞きたい」
 誠      :「世の中ツテとコネと腕で」
 真砂     :「いいよね、ツテとコネと腕のある人はさ」
 誠      :「紹介……はできねーけど」
 真砂     :「けど何」
 誠      :「安くはしとくよ」
 真砂     :「うーん……CBX250S、いくらで下取りできる?」
 誠      :「ロハ」
        :「CBXもいらんぞ」
 真砂     :「がーん。下取りがロハ?」
 真砂     :「やっぱり分解して部品ごとに売った方がましなんだろう
        :か改造車って……って、RVFがロハなの?」
 誠      :「RVFがロハ」
 真砂     :「……なんかいわくあるの?」
 誠      :「なんもなさすぎで面白くない」
 真砂     :「公道走れないとかかしらん」
 誠      :「車検はとーしたし保安部品もばっちし」
 真砂     :「もしかしたらあれ? レストア済んだら興味が無くなっ
        :たとか」
 誠      :「メンテしつくしたらおもしろくなくてさぁ……高いし」
        :「燃調するのに専門のキットいるからね」
 真砂     :「面白くないのかあ。……うーん」
 誠      :「あ、いや。面白いんだけどなんつーの? 一ヶ月毎日やっ
        :てたら飽きた」
 真砂     :「飽きるのかあ。……うーん」
        :「しかし、誠さんが1ヶ月飽きるほどいじり倒したレプリ
        :カかあ。初心者用バイクしか知らない私の手におえるかな」
 誠      :「だれがレプリカっていったっけ?」
 真砂     :「RVFでしょ?」
        :「レプリカじゃん。レプリカじゃないとしたら実物になっ
        :ちゃう……ええと」
        :「……」
 誠      :「だから実物」
 真砂     :(踊る)
        :「それにどう突っ込んでいいのか全くわからない。実物っ
        :ていったら本物じゃないか」
 誠      :「つっこむもなにも。筑波とかはしってたアレ。実物」 
        :(すぱー)
 真砂     :「もしかして私はものすごい人と会話をしてるんじゃない
        :かという思いがひしひしとしてきた」
 誠      :「気のせいだ」

2.
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 真砂     :「私、まだバイク初心者でCBXしか知らないから、他のは
        :どうかなーって思っただけだからなあ……RVF?」
        :「私がそんな大層なものに乗ってる所を想像できないよ」
 誠      :「乗ってみる? 今日試しに転がしてるけど」
 真砂     :「あそこの、真っ白なカウルのやつ?」
 誠      :「つまりそーゆーこと」
 真砂     :「うん。買う気がないとしても適当なことを言ってのっか
        :らせて貰えたら一生の思い出になるかも知れないなあ……
        :本当にのせてくれる?」
 誠      :「あ、押しがけだからな」
 真砂     :「キックはないのか……」
 誠      :「レーサーをなんだとおもってるんだ」
 真砂     :「レーサーを強調しないで。緊張してるんだから」

 真砂     :「どーれどれと」(タンクにおなかを当てて、押してみる)
        :「こうか。よいしょ……あ、かかった。かかったかかった
        :かかっかっかっかっか……」(進むバイクの脇で全力疾走)
 誠      :「ま、なれないとあーなるわな」
        :「乾式だからすぱっといかないと」
 真砂     :(かなり離れた所で、やっとクラッチを切って止まってい
        :る)
 誠      :「おーい、だいじょぶかー_」
 真砂     :(ひょいとまたがって遠ざかる)

[chita]   # 中略

 真砂     :(帰ってくる)
 誠      :「お。どーだった?」
 真砂     :「エンジン敏感ー。がらにもなく安全運転して帰ってき
        :ちゃった」
 誠      :「すべてが敏感でセンシティヴでピーキーだよ、パワーバ
        :ンドほっとんどないし」
 真砂     :「どう評価すればいいのかわかんないッスけど、とりあえ
        :ず、スタンディングスティルえらくやり辛いッスね」
 誠      :「やんなんなもん」
 真砂     :「頑張ればなんとか運転できそうな気はするね、うん」
 誠      :「で、どーする?」
 真砂     :「とりあえず押しがけは嫌。ちゃんとセル動くようにして」
 誠      :「かかるんだけどな。別に。気分の問題ではずしてるだけ
        :で」
 真砂     :「……いじわる」
 誠      :「ああ、そうそう。メンテパーツは普通には入手できない
        :から」
 真砂     :「そりゃもう、一生お世話になりますってばさ」
 誠      :「んー。まー。高いよ?(にやにや)」
 真砂     :(舌を出してみせる)

時系列と舞台
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 2004年9月中旬、吹利市内

解説
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 真砂が公道レーサーRVFを入手した話。

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