[KATARIBE 28774] [HA06L]チャットログ:『バイクがらみの非日常的日常/調子が気にかかる』

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Wed, 18 May 2005 04:48:30 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28774] [HA06L]チャットログ:『バイクがらみの非日常的日常/調子が気にかかる』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20050518044830.BBEBBB10.chita@ma.akari.ne.jp>
X-Mail-Count: 28774

Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/28700/28774.html

#HA06 2005/02/18 22:00のログ。
**********************************************************************
[HA06L]チャットログ:『バイクがらみの非日常的日常/調子が気にかかる』
=====================================================================

登場人物
--------

 RVF      :遊野誠が、耐久レーサーを公道仕様に調整し、ナンバーを
         取得したもの。現在は濱野真砂が所有
 CBX250S    :真砂が所有するもう一台のバイク。前オーナーによりエン
         ジン・フレーム・足周りに大きく手が加えられていた

オーナーの独り言
----------------

 真砂     :「ひいふうみい、慣らし済んでから3,500キロかあ」
        :「そろそろRVFのオイルを替えてもらったほうが良いのか
        :なあ」

 真砂     :「特に名前を秘するスズキ派のおばさんは
        :『オイル交換は2000キロごと』とか言っていたっけ」

チューナーのご意見
------------------

 真砂     :「意を決して携帯を鳴らす。誠さーん」
 誠      :「つーかよばなくてもいるっつの」
 真砂     :「3000キロって、遅すぎる?」
 誠      :「どーゆー意味でだ?」
        :「油周りとかいうならおしおきもん」
 真砂     :「……オイル交換です」
 誠      :「おしおき。ふつうならそれでいいけどな……」
        :「これ、レーサーだぞ? 1000でも遅めかな、くらいの感
        :覚でいい」
 真砂     :「そんなにー?」
        :(暗算)「1000キロなんて、ちょっと遠出を2回もやったら
        :到達しちゃうじゃん」
 誠      :「消耗率が激しいんだよ、レーシングパーツは。一応耐久
        :性重視でだいぶとっかえてるけどな」
        :「ものすげぇチューンしてあるんだから、油とパッドは気
        :をつかうように」
 真砂     :「良いバイクというのは、お金がかかるものなのかも知れ
        :ない。カーブとか怖くなくて面白い分だけ、余計に」
        :「ポジションは厳しいけど」
 誠      :「……きびしいか? ステダン削るか?」
 真砂     :「ステダンって、このピストンだよね。これ外すと楽にな
        :るの?」
 誠      :「コーナリングしやすくなるんだけどな……手が伸びきっ
        :てる事もありうるからなぁ」
 真砂     :「調子狂わせてないだろうか。オイル交換さぼったせいで」
 誠      :「しょうがねぇな。うちの整備場もってくか」

バイク乗り達の雑談
------------------

 誠      :「いちおー、ほかにもいろいろ入荷してるけど」
 真砂     :「自慢なら聞きたい」
 誠      :「YZRとははいったけどな」
        :「あとElfがなぜか」
 真砂     :「ほんとオカネモチよね」
 誠      :「お金では買えないものがあるっつーこと」
 誠      :「だいたい、金はない。買って売って利ザヤで万歳なだけ
        :だよ……ほかのもんもうってるが」
 真砂     :「ヴァイルスは無くてもElfは買える、と。ロン・ハスラ
        :ムごっこでもするんかしらん」
 誠      :「いや、ハスラムよりはキング・ケニーのほうが……そう
        :じゃなくて」
 真砂     :「なんでロケット・ロンを知ってるのかなんてツッコミは
        :却下ね」
 誠      :「あえていうならもちろんステディって言葉にも想像する
        :ものがあるだろうなんて野暮はいわないよ」

 真砂     :「そーいえば最近、後輪を滑らせたりするの飽きちゃった
        :のでした。やらないほうが速いのってなんとなく不思議」
 誠      :「スタイルが前輪コントロールになってきてるんだろうな」
 真砂     :「後輪重視は変えてないつもりだけど(首傾げ)でも誠さん
        :が言うのなら、そうかも」
 誠      :「だいたい、コントロールしきれなくて滑ってるなら、グ
        :リップさせたほうが速いんだ。コントロールしたドリフト
        :ならまた違うけど」
 真砂     :「ふーん」
 誠      :「サーキットで走らせてみればよく解るのかもな」
 真砂     :「水着もないのにサーキットに行けるかしら」
        :「……スルーしないでー」
 誠      :「むしろ水着の中、ああいやいや。つなぎは?」
 真砂     :「ツナギあるよ。フルフェイスも。これは普段着みたいな
        :もん。普段からがっちがちに装備決めてるの、なんか恥ず
        :いし」
 誠      :「……んじゃー、今度休日一日あけときな。つれてってや
        :るから」
 真砂     :「わーい、YZRに乗れるのね?」
 誠      :「しょーがねーなー」
        :「んじゃあがっちがちのチューンにしとくか」
 真砂     :「それはそれで怖いな。非力で初心者な若葉ライダーなの
        :をお忘れ無く」
 誠      :「そのRVFをふつーにあやつれるやつは、初心者とはいわ
        :ない」
 真砂     :「えー。CBXと違って振動もないし、直線もカーブも異常
        :に安定してるし。整備した誠さん様々だと思ってたのに」
 誠      :「それはあのCBXがバケモノチューンだからだっつの」
        :(苦笑)
 真砂     :「でも、オイル交換が1000キロくらいで、かあ。もっとひ
        :んぱんに誠さんにお世話になったほうがいいのかなあ。
        :オイルの銘柄とかわかんないし」
 誠      :「……はい、名刺と自宅の番号と住所!」
 真砂     :「あれ、また引っ越した?」
 誠      :「ひっこしてねぇよ。こっちは倉庫兼用だ」

[MakotoK]  # 桐子ちゃんをつれていった隠れ家のほう

 真砂     :「……ほんっとーに、生活の読めない人だ」

いない彼への助言
----------------

 真砂     :「待てよ、バイクバイクバイク、バイクと言えば誠さん。
        :初心者向けのバイクって、何かご存じ無い?」
 誠      :「あん? どんな初心者かによる。あと趣味と体格」
 真砂     :「知り合いの男の子が、家族に隠れてバイクの免許取ろう
        :とか企んでるみたいなの。ちょっと後押ししてあげよーか
        :なーとか思って」

[Catshop]  # 久遠のことか

 誠      :「体格は?」
 真砂     :「普通。筋肉もそんなについてる様子はない。趣味は女装
        :で、イタリアのおっきなバイクにも無免許で乗ってたんだっ
        :て」

[Catshop]  # だ、誰のことだっ
[chita]   # 久遠がいないあいだに話を可能な限りややこしくしておこう
[Catshop]  # 非道い(笑)

 真砂     :「でも、同居してるおばさんが怖い人だから、バレたらど
        :うしようなんて気の小さいことを言ってたよ」
 誠      :「ふーん。気の弱いやつねぇ……」
 誠      :「アプリリアなんかいいんじゃないか? 扱いやすいぞ」
 真砂     :「1000ccの2気筒のやつですか」
 誠      :「なんでそんなどでかいのを。初心者なんだろ?」
 真砂     :「まわりに先生がうじゃうじゃいるんだって。ちょっとう
        :らやましいかな」
 誠      :「おれじゃ不足だと」
 真砂     :「そんなつもりで言ったんじゃないってばー」

[Catshop]  # 久遠の先生って、深海さんと響さんと智美さんと真砂さんとで
       四人か。

 誠      :「まぁ、RS250のいい出物があればそのあたりがいいんじゃ
        :ないかと。どうせ中型とるんだろうし」
 真砂     :「なんていうか妙に恵まれた初心者なんですってば」

[chita]   # あ、やっぱりイタリア車なんだ。誠さんの趣味はそこあたりな
       んだな
[MakotoK]  # 伊達と酔狂と色気で動いてる生物なので、やはりイタリア車で
       はないかと。

 真砂     :「話が本決まりになりそうだったら、セールスの口にご紹
        :介申し上げましょうか」
 誠      :「あー、たのむわ。吹っかけるし」

[Catshop]  # 吹っかけられたら変えませんな。高校生だし。

 真砂     :「久遠さん、幸せだなあ。みんなに愛されて」

[chita]   # 貸してあげよう>傷付けやがったな、弁償しろ>家族を呼べ
[Catshop]  # ヤクザの手口だっ
[chita]   # とりあえず、いったん切ろう
[MakotoK]  # うい。

時系列と舞台
------------

 2005年2月中旬、吹利市内、どこかの往来

解説
----

 CBX250Sが縁で知り合って以降、誠と真砂はバイクの運転については師弟の
ような関係になっている。真砂が話題に出していた「おばさんの意見」という
のは、スズキの油冷エンジン採用バイクでの常識らしい。

$$

 ---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/28700/28774.html

    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage