[KATARIBE 28715] [HA06N] 小説『斬繋』

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Date: Wed, 4 May 2005 01:54:52 +0900 (JST)
From: いー・あーる  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28715] [HA06N] 小説『斬繋』
To: kataribe-ml@trpg.net
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2005年05月04日:01時54分51秒
Sub:[HA06N]小説『斬繋』:
From:いー・あーる


ども、いー・あーるです。
もそもそログ起こして、話にしてみました。
ある意味……蜘蛛の糸の話、かもと。
**************************************
小説『斬繋』
===========
登場人物
--------
    軽部真帆(かるべ・まほ)
     :自称小市民。多少異能有り。毒舌家。この話の語り手
    相羽尚吾(あいば・しょうご)
     :吹利県警刑事課巡査。ヘンな先輩。常に過労気味らしい。
    本宮史久(もとみや・ふみひさ)
     :吹利県警刑事課巡査。屈強なのほほんおにいさん。昼行灯。

本文
----

 しんとした部屋の空気を、切り裂くように。
 電話が、鳴った。
 
       **
 
 4月の半ば頃に、本宮さんが入籍した。
 以前から奈々さんのことは知っていたし、会ってみてお似合いだなと思った
し、それならはよせいや、とかこちらも岡目八目ながら思っていたから、知ら
せを聞いた時は本当に嬉しかったのだけど。

 以来、多少……変わったことがある。
 相羽さんが少々さびしそうなのと。
 こちらに、魚の世話が廻ってくるようになったのと。

『やっぱり、遠慮するしさあ』
 そんな風に、少し笑いながら言っていたのを憶えている。
 気持ちは……わかる。
 

 仕事のことは聞いたことが無いけれども、とにかく忙しいことだけは確かで、
ご飯を作る必要がない時は、つまり魚に餌をやる人が居ないって状態らしく。
 家に戻ってくるなら、ご飯を作りに行く。
 戻ってこないなら、魚に餌をやりに行く。

 あれだ。相羽さんちにお勝手口があったら、多分その鍵があたしの手元にあ
るんだろうな。


『ちょっと3日くらい、魚に餌やっといてくんない?』
 そう電話があって、二日目。

 魚に餌をやっている時に。
 
 電話が、鳴った。

        **

 普通、こちらがどこかに電話する場合、10度鳴ったところで切ることにして
いる。居留守を使う場合も多いけど、結構その程度で皆電話を切るものである。
それに普通、相羽さんも留守電にしているから……まず、こちらが出る必要は
無いんだけど。
 何でか今回、留守電機能になってない。ついでに10度鳴っても呼び出しは止
まらない。
 ……しかた、ないかな。
 ええと軽部じゃないぞ、相羽だぞ、てかそれ言わないほうが無難だぞ、と。
 確認して、受話器を取る。

「…………もしもし」
『もしもし、真帆さんこちらでしたか』
「あれ?」

 咄嗟に、疑問符が口をついて出る。
 この声は、本宮さんだ。
 ……でも、何で。
 
『さっき自宅のほうにかけたのですが、留守だったので』
「あ……あ、はい」
 本宮さんは、あたしがここに居ることを知っている人ではあるだろうから、
電話が掛かってくるのは有り得るけれども。

 でも。

「あの、何か?」

 どうして、ここまで。
 電話をする必要が、あるんだ?
 …………どうして?

 きん、と、一瞬、針を突き刺すような予感があった。
 そして次の言葉は……それを裏切ることが無かった。

『急な話なんですが、先輩が署で仕事中に倒れて』
「…………え?」
『いま、病院なんです。おそらくは……過労だと思うのですが』
「……って、何処の病院です?!」
『吹利の警察病院です』

 何度か、その前を通ったことがある。
 位置は、わかる。
 けど。
 過労でぶっ倒れてる人のところにそもそも行っていいのか悪いのか、いやそ
れとも面倒とか本宮さんが全部見てるんだろうか、とか。
 ……こういうことに限って、あたしの頭はほんとに良く働いてくれる。

「……あ、あの……」
『……一応、お教えしたほうがいいとおもって』

 電話の向こうの声が、どこか静かにそう告げる。
 少しほどけるように、小さくなる語尾。
 ……ここで訊いておかないと、多分、後が無い。

「あの、面会可能ですかっ?!」
『はい、まだ大丈夫です』
「…………有難うございます」

 病院の場所を確認。部屋の番号をメモして。
 ありがとうございます、と、もう一度言って。

 受話器を、置いて。
 
「…………あの、莫迦がっ!!」

 目の前が半ば白くなる。
 半拍置いて気がつく。相当……腹を立ててるんだ、これは。

 魚を見て、元気ではたはたしているのを確認。
 鍵をかける前に、部屋中をもう一度確認して。

「ほんっと……莫迦がっ!」

 人と一緒に食事するってのは……少なくともあたしには少しだけ負担だ。一
人よりか少しだけ緊張するし、少しだけ遠慮する。
 だからそういう負担があるなら、ご飯だけ作った後に、そこでさっさと帰れ
くらい何で言わないですかあの莫迦者は!

 靴を履いて。
 鍵をかけてたことを、二度確認して。

 何よりも。
 こちらが相羽さんに付き合わせた。
 愚痴やら妹のことやら。背負わせる必要のないことまで。

 その、ことが。

「そこまで疲れてるなら、こちらに付き合うなよなっ!」
 吐き出す。
 ……でも、吐き出しながら知っている。
 そこに思い至らなかったのは……己の責任だ、と。

     **

 病院に着いて、部屋番号を受付で言って、場所を教わって。
 面会可能であるかどうかを確認して。
 ノックして、返事があったのは記憶にあるけど。
 
 扉を開けて、中の人を確認して……咄嗟に。

「……この、莫迦がっ!」
 
 ……過労で倒れた人間に、言う台詞じゃ無かったよな、と、後で思いました、
自分でも流石に。

「……ああ」

 相羽さんは、ベッドの上に横になっていた。
 腕に細い管が差し込まれて、それが横の透明な袋にまで繋がっている。
 ゆっくりと、頭を巡らせる。その動作が本当にしんどそうで。

「…………ほんっと、あんた莫迦かっ」
 声を、抑える。
「……いやあ、莫迦だね」
 相手の声も、やはり小さい。
 というより……疲れすぎているのか、かすれるような声で。
「そこまで仕事が詰まってて、忙しくて……何でこちらに付き合いますか!」
「……無理してる気はなかったんだけどねえ」
「してるじゃないか、現に!」
「……そう、かもね」

 いつものように、相羽さんは笑っている。
 ただ……真青で。
 怖くなるほど、血の気の無い顔で。

 いつから……と。
 数日前にも、会っているのに。
 
「……こちらが気がつかないのが、悪いんですけどね」

 ベッドの横のパイプ椅子を、指先で示される。それに腰掛けながら溜息のよ
うに言葉がこぼれる。

「……俺も気づかないんだよねえ」
 呑気な声である。
「……莫迦みたいでさあ、倒れるまで気づかないんだよね、まったく」

 知っている。
 多少なりとも……そういう人だということは。
 わかって、いた筈なのに。

「ほんっと……莫迦ですか」
「……だね」

 苦笑いしつつ、顎だけを動かして小さく頷く。

「そんなんで……何でこちらに付き合うよ!」
「……さあ、てか、それがわかってないってのが」

 じっさいのとこ、と、小さな声で付け足す。
 ……本当にこの人、疲れ切ってる。
 こんなに頼りない声を、出す人だったか。

「……誰でしたっけ、組織を一ダースくらい道連れにして死にたいとかゆーて
た人は」
 だから、ことさらに。
 語尾をきっちりと切って、言う。
「その前に過労死してたら笑い話にもなりませんっ」
「……きついねえ」

 目を閉じて、額に手を当てる。
 一つ息を吐くのが、わかって。

「……寝る?」
「少し寝るわ」
「……うん」

 そのまま。
 呼吸の間隔が、あっという間に広がって。
 本当に、直滑降で……眠りに入ってる、な。

 
 
 どうして、ここまで。
 どうしてここに至るまで、気がつかなかったろう。
 無茶をしている話は、本人から幾らでも聞いた。本宮さん経由でも知らされ
てた。この数日家に戻っていないことも知っていて。

 なんで。

 自分の体調に気がつかないくらい莫迦な友人と、実際わかっていた筈である。
 でも、気を使わなかった。使っていなかった。
 むしろ気を使わせてたかもしれない。
 蒼褪めた顔のまま、相羽さんは眠っている。
 眉間に、深く皺を刻んだまま。
 ……つい数日前、こんな顔を、この人はしていただろうか。

 無理を通して、多分死に場所を求める勢いで無茶をする人だろう、と。
 知っていた、のに。
 
 …………怖い……


 ぱたん、と、扉が開いた。

「採血の結果出たから点滴追加ね〜」
 かつかつ、と、足早に誰かが近づいてくる。視野の隅で白衣が翻る。
 何かの作業をしている、気配。
 軽やかな声が、何か言っていて。

 ……まるで断片のようにそれが、
 耳に届くでもなく届かないでもなく。

 基本的に……康体だから…………配しなく………

 微動だにせず、眠ったまま。
 死んでいるんじゃないかってくらいに、動くことも無く。


「奥さんもあまり無理しないでくださいね」

 ぱん、と。
 弾けるように、声が聞こえる。

「旦那さんがこんな時に、奥さんまで疲れて倒れちゃ大変ですからね〜」 
  
 思わず瞬く。白衣に繋がる顔。顔の周りを取り囲む髪。
 女医さん?

 ……でもそれは、違うだろう。

「……奥さんじゃないです」
「え?」
「…………加害者、ですね」

 言ってみて、確かに。
 ……加害者、だよな。
 
「あ、ごめんなさい。うっかり奥さんかと」
 そんな、声。
 ……答える必要性を、感じない。

「あまり心配しすぎることはありませんですから。二晩ほどゆっくり寝ていっ
たら大丈夫ですからね」
 かちかち、と、連続する音。
 そして足音。
「それでは、また伺います〜」

 扉を開ける音。閉まる時の静かな音。
 ぱたり、と。
 空気をふわりと封じるような。


 と。

 まるでその音に反応したように。

 相羽さんがはっきりと顔をしかめた。
 額にぷつぷつと汗をかいて。

 ひどく、無理矢理のように。
 右の手が、ゆっくりと持ち上がる。
 ゆっくり、ゆっくりと、その手が何かを探すように動く。

 
 ……後で本当に思った。どうしてそんなことをしたかよって。
 何でそんな、半端なことをしたのかって。
 理屈はつく。あたしもそういう夢を見たことがある。何か掴むものが欲しい、
誰か助けてくれ、と、夢の中で泣いたこともある。
 ただ…………本当に思う。なんでそんなことしたろう。

 咄嗟に、手を、出してた。

 そして気がついたら。
 万力のような力で、手を掴まれてた。


「…………ったっ」

 知っている刑事さんって言ったら相羽さんに本宮さん、まあ加えて豆柴……
……もとい和久さんに、あ、奈々さんもか。
 しかしそうすると、刑事さんに必要な特性って、莫迦力ってことは無い筈な
んだけどなあ。
 ……と、咄嗟にそんな莫迦なことを考えるくらいには、相羽さんの寝ながら
の握力ってのは強かった。本当に寝てるのか、と、一度顔を見直すくらいには。

 相羽さんは、やはり眠っている。
 表情は変わらない。

 もう一度、握られた手を引っ張ってみる。
 ……これは無理だ。絶対。誰か来てくれないことには。

 溜息を、一つつく。
 でも手を出したのは、こちらだから。
 
 相羽さんは本当にぴくりとも動かないまま眠っている。眉間の皺もなかなか
取れない。
 本当にこの人、眠っている時ですら、疲れを溜めてやせんだろうか。
 
 こんな風に、眠る人だったか。
 
「…………碌でもない夢でも見てる?」

 返事は、無論無い。
 
          **

 チャペックのエッセイ集に、看護婦のことを書いたものがあったと思う。看
護婦の一人は年も若く、まだそういう意味では患者の世話も慣れていないよう
ではあったけれども、唯一。
 眠っている患者の横で、ずっと夜を徹して、その顔を見ていた、という。
 
 何だか、そんな文章を思い出す。
 
 
 しばらく、座っていた。
 悪夢から抜け出したのか、相羽さんの眉間の皺は、ゆっくりと消えていた。
 少しだけ、手が緩んだような気はしたけど、もしかしたらこちらも握られ続
けて感覚が多少麻痺してるのかもしれない。

 つーか、手が痛いんだけど、なあ。
 でも痛いからって引っ張って取ろうとしたら、また掴まれそうだし。
 ……なんだか、な。
 うちの姪っ子がお兄ちゃんの玩具握って眠って、取ろうとすると大いに抵抗
してたのを思い出したあたしは……間違えているだろうか。
 何だか、そう思うと……笑えるけど。

「……大丈夫だよ」
 空いている手で、握っている手を軽く叩く。
「大丈夫、だよ」
 ぽん、と。

 以前、聞いたことを思い出す。確かお父さんが事件に巻き込まれて、亡くな
られたのではなかったか。
 そういう夢も……見ているのかもしれない、な、と。

「……大丈夫、だから」
 ぽん、と。
 もう一度、手を叩いてみる。
 微かに……手が緩んだ。

 と。


「失礼します」
 がちゃ、と、扉が開いた。

「……あ」
「あ、真帆さん」
 本宮さんがにこちらを見ている。
「…………いいとこに来てくれた」
「どうしました?」
「……手が」
 やっぱり不思議そうに、本宮さんがこちらを見て。
 あ、と、小さく声を上げた。

「……大丈夫ですか、真帆さん」
「いや、大丈夫だけど」
 少しだけ手を持ち上げて。
「……外れなくて」
 本宮さんの表情が、変わる。納得と……そして諦念、かな。
「えと、ちょっと待ってくださいね」
「お願いします」

 手を差し出すと、本宮さんは相羽さんの手首を掴んだ。
 その上で、ゆっくりと指をはがしてゆく。

「……結構、腕力あるんで、この人」
「うん」
 それ、実感してるとこです。

 本宮さんは、何も訊かない。
 ただ、一本ずつ指をゆるめてゆく。
   
「……何か、夢見てたんだろうけど」
「…………夢、ですか」
「多分」

 小指が離れて、薬指が離れて。

「手が動いてて」

 中指が少し緩んで。

「……しょうがない、人。だなあ」
「…………いや、こちらもつい手を出しちゃったから」
「……まったく、この人は」
「ご、ごめんなさいね」
「いえ、これが外れないほうが大変ですから」

 よいせよいせ、と、本宮さんは指をゆるめてゆく。
 確かに外れないと、困る、よね。

 人差し指と親指と。
 最後は、するり、と、その手が離れて。

「……外れましたよ」
「ありがとう」

 手を、開いてみる。
 何だかきしむように……まだ、痛い。

「手、大丈夫ですか?」
「あー……だいじょぶです」
 開いて閉じて。
 うん、問題はない。
 本宮さんは、相羽さんの手をそっと布団の上に戻した。

「…………悪い夢でも、見てたんでしょうかね」
「かも、しれない」
 何となく二人揃って、相羽さんを見やる。
 先輩は、ぐっすり眠っている。

「そんな顔、してましたよ」
「…………」
 本宮さんは、溜息をついた。
「……どうしようもない、意地っ張りですから、この人」
「……同感」
「……どうしてこんなになるまで」
 相羽さんを見ながらもう一つ、溜息をつく。

 どうして。

「……余計なこと、したかな」
「いえ、そんなことはないです」
 慌てたように、本宮さんが振り返る。
「こちらこそすいません」
「……いえ」
「ご心配、おかけしまして……」

 深々と。
 本宮さんは頭を下げる。

「心配、は、しましたけど」
 本宮さんは黙っている。その沈黙が奇妙に痛くて。
「……こちらの配慮足らずじゃないか」
 うん、ずっと、そう言いたかったんだ。
 無論、原因の全てが自分にあるとか、そんな傲慢は言わない。でも。
 ……けれども。

「……いえ、真帆さんのせいではありませんよ」
 本宮さんが、苦笑する。
「……先輩自身のせいですし、相棒の体調にきづかなかった自分にも責任はあ
ります」

 それは、そうだけど。
 でも。
 迷惑をかけたし、付きあわせたし。
 休む時間をどれだけ減らしたか……って。


「…………なんていうか、やっぱりこの稼業は激務なんで」
「ええ」
「……刑事課で過労で倒れたことないの僕しかいないので」
 ああ、確かにこの人、頑丈そうだ。
「いや、わかります」
「……ご心配かけて、すみません、本当に」

 本宮さんは、また、そう言って……頭を下げた。

 責任に感じるな、と、言ってくれているのだし、その言葉に裏は無い。
 だけど。

「……相棒さんの健康管理、行き届かずにすみません」
 一度、頭を下げる。
 下げて。

「失礼します」
「はい、すみません……」

 語尾を消すように、扉を閉める。
 弾みで、さっきまで掴まれていた手が、少し痛んだ。

 
 階段を、下りて。
 受付の前を通って、自動ドアを抜けて。

 つらくて、つらくて、つらくて、つらくて。
 痛みの残る手を、何度も開いて閉じた。

 ……何がそんなに辛いんだ。
 友人の体調に気がつかないで、無理させた。それは確かに辛い。
 でも。

 それだけじゃ、なくて。
 手が。

 ……ああ、そうか。

「…………引き剥がすくらいなら、手を出すなってんだよね」

 確かに、そうだ。
 一度手を出したら、最後まで手を貸す。
 途中で逃げるくらいなら、最初から手を出すな。

「……裏切るくらいなら、手を出すな」

 そういう、ことなのだ。
 だから。

 …………だから。

 それ以上、思うな。考えるな。


 一度だけ、振り返る。
 病院の窓はどれも同じに見えた。


時系列
------
 2005年4月最終週のはじめくらい。

解説
---- 
 過労で倒れた友人を見て、自責の念にかられる真帆の話です。

参考ログは、
http://kataribe.com/IRC/HA06/2005/05/20050501.html#010000
の、1時半あたりから、一時間くらいのものです。
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えと、ログでは、史兄のほーの視点とか、お医者さん達の裏話とか入ってます。
それもご覧になって、こちら見るとまたおかし(そかねえ)

ではでは。


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