[KATARIBE 28702] [HA06L]チャットログ:『人気のない夜道にご用心』

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Date: Sat, 30 Apr 2005 02:52:18 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28702] [HA06L]チャットログ:『人気のない夜道にご用心』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20050430025218.E4E78200.chita@ma.akari.ne.jp>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
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#HA06-02 2005/01/15 00:00のログ。
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[HA06L]チャットログ:『人気のない夜道にご用心』
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登場人物
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 マイマイ   :超でかいカタツムリ。人間の上半身を生やす謎の薬を所持

キャラチャは悪企みに似ている
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[chita]   キャラチャをするために事件を起こすのはいいが
      誰かしら参加者に「君のキャラに危機が迫ってるよ」と納得させ
      るまでが大変
      なんかいい知恵ない?
[TK-Leana] 最初に宣言する
[Catshop]  最初に、はっきり説明しちゃうのが一番楽なんですが。
[TK-Leana] ただ、説明しちゃうと緊張感がなくなりそう
[Catshop]  chitaさんのネタは、ある程度、隠しながらのほうが面白いのが
      多いのも事実なんだよなぁ。
[TK-Leana] うむ
      最初から脅威だと分かってると、警戒されるので

[chita]   達大の部屋って、いい舞台なんだよな
      なにが良いって、達大には逃げ場が無い
[TK-Leana] ふむ
[Catshop]  しかし、ターゲットが極めて限られますよ?(笑)
[chita]   そうなんだよなあ……
      キャラチャを異常な状況から始める場合もあるけど、私はオチを
      まず用意してから始めるから、進行に悩むことはないけど時々引
      きずり込めない
[Catshop]  難しいところです。
[Luna]   話しながら盛り上げていくやり方が気楽ではあるのですが
      それはとっかかりがむずかしい

[TK-Leana] とりあえず、自キャラを半殺しにして放り出せば始まります
      というのはどうだろう
      欠損状態からそれを解消するために動くというのは物語の鋳型の
一つである
[Luna]   未完成のものをほおりこんだりとか
[TK-Leana] 何が欠けているかを初めから明確にして動き出せば、おのずとそ
      れを解決する方向に向かってキャラが集まってくる
      「結夜が死にかけ」という状況を放り出せば、何とかしようとす
      る人が集まってきてくれる。かもしれない

夜道にあらわれたもの
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 女の人    :(ごそごそ)「あれ、無い……ほんと、どこに……もうッ」

[TK-Leana] # 夜、道端で、かがみこんで何かを探している

 マイマイ   :「その行為は、貴方という知性の持つ欲求からのものです
        :か」(のそり)
 女の人    :「落し物をしたんです、たしかに、このあたりにあるハズ
        :なのに」

[TK-Leana] # マイマイの方を見てないで、ごそごそ

 マイマイ   :「捜し物をしているのですね」
 女の人    :「あれがないと、ダメなんです。私の、私の、タイセツな
        :……」(ごそごそ)
 マイマイ   :「地面に落ちている異物を探すのであれば、時間をかけれ
        :ば解決できると考えます。まず、今現在私がいる場所には
        :無い」

[chita]   # 最初の場所から、地面に渦をえがくようにぐるぐると這う

 マイマイ   :「こうしていれば、異物を踏んだ場合、気付くはずです」
 女の人    :「タイセツな、タイセツなカオが……顔が無いんです」

[TK-Leana] # 振り向くとのっぺらぼう

 マイマイ   :「……」

[TK-Leana] # 嗚呼、引っ掛けるキャラに大変な間違いがあってしまった

 マイマイ   :「私という知性ともあろうものが、数瞬の思考停止に陥っ
        :てしまった」

[TK-Leana] # マイマイって今、半人型?
[chita]   # 例のアンドロスネール
[TK-Leana] # ふむ
[chita]   # 本来の姿だと「びのーん」しか言えないんで

 女の人    :「貴方の、貴方の今つけている顔は、もしかして私のもの
        :じゃないかしら……」
 マイマイ   :「その仮定は興味深いものがあります。私の体についてい
        :るこの顔は、ある薬剤によって生じたものです」
        :「もし、貴方という知性が、この顔を自分の顔であると認
        :識するとしたら、貴方が同じ薬剤の投与を受けることによっ
        :て、同様の顔を生じる可能性があります」
 女の人    :「返して……返してください、私の顔!」
        :(すらりとナイフを抜く)

[TK-Leana] # 襲い掛かってくる

 マイマイ   :「返せという要求は……」(回避が遅れる)

[TK-Leana] # じゃあ、絶妙な技で顔を剃られる
[chita]   # 痛てえっ

 マイマイ   :「あ、ああああ」(顔面を手のひらで覆う)
 女の人    :「顔、顔、私の顔……」(付けてみる)

[TK-Leana] # しかし、べろりと剥がれる

 女の人    :「違う。これじゃない。こんなの私の顔じゃない……どう
        :して、どこに……無い、私の顔が無い」(ぶつぶつ)
        :「顔、カオ、カオ、かお……私のぉ」(ふらふら)

[TK-Leana] # 去っていく
[chita]   # 待て。
[TK-Leana] # 引き止めるならまあ好きなように

 マイマイ   :「なるほど、私という知性に付属の顔がないというのは、
        :このように苦痛なのか。もし、貴方という知性の顔でない
        :と判ったのですから、それを返して下さい」

[TK-Leana] # 剥がれ落ちてそのまま地面に落ちてるよん

 マイマイ   :「……」(顔を拾って、すごすごと去る)
        :「どうにも危険な存在が徘徊しているようだ。これだから
        :夜間の活動は危険が多い」

[TK-Leana] # 終

この物語の教訓は?
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[Hisasi]  零課に通報してクダサイ
[TK-Leana] そんなことしたらマイマイも捕まるからなあ
[chita]   マイマイの怪我がどうなったか考えないとな
[TK-Leana] マイマイだと放っておいても治ってそうです
[chita]   かもね

時系列と舞台
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 2005年4月下旬、夜半の吹利市内の路地

解説
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 雑談の合間になされたキャラチャ。

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