[KATARIBE 28641] [HA20L]チャットログ:『続・可愛いこの娘は新入生、でも、だめだこいつ』

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Sun, 10 Apr 2005 20:03:47 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28641] [HA20L]チャットログ:『続・可愛いこの娘は新入生、でも、だめだこいつ』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20050410200347.11B15120.chita@ma.akari.ne.jp>
X-Mail-Count: 28641

Web:	http://kataribe.com/HA/20/L/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/28600/28641.html

#西生駒 2005/01/27 01:00のログ。
**********************************************************************
[HA20L]チャットログ:『続・可愛いこの娘は新入生、でも、だめだこいつ』
=====================================================================

登場人物
--------

※進学校、西生駒高校の生徒たち。

 安西     :怪しい噂がある部活の、怪しい噂の絶えない男子生徒
 エリカ    :見目良い女子。新入生らしい。話術はちょっと苦手らしい
 みんと    :安西の友人。とりたてて怪しいところはない

あの直後。
----------

[hari]    安西君は
       いぢめっこなんだろうか
[gallows]   ひどいですね、いたいけな新入生を

 エリカ    :「鬼です、サディストです。変態眼鏡です。悔い改めるの
        :です」
 安西     :「…………」
 みんと    :「はは、全部当たってるじゃないか安西くん」
 エリカ    :「ドーバ海峡より深く反省するといいのです」
 安西     :「あそこは、深さを誇る場所だったか?」
 エリカ    :「お爺さんはいつも先祖があそこを越えるのに苦労した話
        :をしてくれます」
 安西     :「イギリス系か」
 エリカ    :「ママは日本人ですけどね。私はバイリンガルです」
 みんと    :「英語の授業はばっちりなんだね」
 エリカ    :「国語よりはいいです」
        :「国語は、赤しかとれないけど英語はたまに40点くらいに
        :なるんですよー」
 安西     :「ふむ……よく分かった」
 みんと    :「ははは、つまり成績悪いんだ」

[hari]    # たち悪い先輩たちに捕まってるな(w

 エリカ    :「む、そんなことないですよ」
 安西     :「体育は得意そうだな」

[gallows]   # おごりでファミレスでウマイモノ食べながら

 みんと    :「そうだね。体育は頭使わないから」
 エリカ    :「なんだか頭悪いみたいじゃないですか」
 安西     :「そう聞こえなかったか。すまん」
 みんと    :「頭良いのかい?」
 エリカ    :「ええと、体育以外にも塹壕訓練とか、砲術とか、得意な
        :んですよ」
        :「弾道計算は苦手だけど勘でいけますから」(フフン)
 みんと    :「ふんふん」
        :「つまり計算はできないんだね」
 エリカ    :(がくーん)

 エリカ    :「いいです。五十歩ヒャッホーで勉強は出来ないとしても、
        :頭は悪くないです。やれば出来る子なんです」
 みんと    :「五十歩百歩じゃなくて、そこは『百歩譲って』かな」
 安西     :「……まぁ、何を言ってもより確証が深まるだけだな」
 みんと    :「逸材だね、このこ。安西くんはどうしてそんなにおもし
        :ろい子にモテるのかな」
 安西     :「モテてない」
 エリカ    :「モ、モテ! 違います。こんな眼鏡サディストに純情を
        :捧げる気はありませんっ」
 みんと    :「だってさ。残念だね、安西くん」
 エリカ    :「ああ、失礼。取り乱しました。紅茶のお代わりを飲まな
        :いと死んでしまう」
 安西     :「お姉さん、紅茶をピッチャーで」(オーダー)
 エリカ    :「イギリス人の半分は紅茶で出来てます」
 みんと    :「キミはハーフだし、1/4程度だね」
 エリカ    :「体重の1/4と考えると」
        :「……………………………なんか書くモノありませんか?」
 安西     :「ほれ」

[hari]    メモとペン

 エリカ    :(物陰でごそごそごそごそ)
        :「おお、105キロ平方メートル」
 みんと    :「既に体重じゃないね」
 エリカ    :「たくさん飲めそうです」
 みんと    :「でも、飲んで太らないかは別の話だよ」
 安西     :「その分出すんだろ。人として大事な何かを」
 みんと    :「ああ、なるほど……」
 エリカ    :「もう、じょぼじょぼだしますよ」
        :「……あれ、なんで顔背けるんですか、眼鏡ズ」
 安西     :「いや、痛ましくなってな」
 みんと    :「強く生きるんだよ」
 エリカ    :「なんだかわかりませんが、頑張ります」
 安西     :(よしよし)

[hari]    と、労わりの視線を向けつつ頭をなでる

 エリカ    :(両手を合わせて頬の横に添える、今日日見ないポーズを
        :ごく自然に)
 安西     :「さて、ピッチャーで紅茶が来たから、気が済むまで飲め」

[hari] ドン

 安西     :「……さて……お姉さん、パフェを」

[hari]    # 自分の分も食べ始める

 エリカ    :(上品に飲んでる)「あは。パフェ似合いませんねー」
 安西     :「甘いものは脳の活動に良いぞ」

[hari]    # ぱくぱくと結構な速度で食べつつ

 エリカ    :「それって、先輩の方が太りそうですよねぇ?」
 安西     :「体重が増えたら、減らせば良いだけだ」
 みんと    :「安西くんはバケモノだからね」
 エリカ    :「バケモノ?」

[gallows]   # ちょっと攻め込んでやろう

 みんと    :「うん。こう見えて実は三流ホラー映画に出てくるような
        :バケモノなんだ。気をつけたほうが良いよ、物陰に連れ込
        :まれて卵産み付けられるから」
 エリカ    :「な、なんですとっ」
 安西     :「人をジガバチみたいに言うな(ぱくぱく)」
 エリカ    :(そそくさとみんとの隣に移る)「そんなバカなあ」
 みんと    :「いや、これがホントの話で。僕も何度か悲鳴を上げなが
        :ら捕食される哀れな女の子を見たことが……おっと、これ
        :以上は言えない」
 エリカ    :(ガクガクブルブル)
 安西     :「……いい加減な与太話を本気にするんじゃない」
 エリカ    :「うわぁぁー」(想像して頭を振って喘いでる)
 安西     :「お姉さん、パンケーキ」

[hari]    # 無視って注文

 安西     :「そっちの男こそ、路地で災難に遭ってるらしい女子を見
        :かけた時点で、すぐに脅しにかかるようなヤツだぞ」
 エリカ    :(頭抑えながら)
        :「脅すくらいならいいですよう。卵産み付けられるよりは」
 みんと    :「脅しても孵化しないもんね」
 エリカ    :「ねー」(みんとと顔合わせて首傾げる)
        :「脅したりゆすったりするくらいは、あ、これおいしいで
        :すね(もぐもぐ)日常ちゃばんじです」
 安西     :「人のパンケーキを食べるんじゃない」
 みんと    :「だよね。円滑な日常生活を送るために必要不可欠と言う
        :か」
 安西     :「そんな日常は要らん……お姉さん、イチゴタルト」
        :「物騒な連中だ」
 みんと    :「キミにだけは言われたくないな」
 エリカ    :「いたいけな男の子に卵産み付けてる人に言われたくない
        :ですー」
 エリカ    :「ねー」(みんとと顔合わせて首傾げる)
 安西     :「まったく……どこをどう捻ってそんな発想が出てくるの
        :やら」

[hari]    タルトを食べつつ

 みんと    :「キミの日ごろの動向を観察していれば自然に」
 エリカ    :(ごくり)「その辺の話をもっと詳しく」
 みんと    :「いやあ、詳しく話すと口封じに消されちゃうんだよね」
 エリカ    :「怖いです。やり過ぎです。お金ももらわないで殺すなん
        :てポリシー感じられないです」
        :(ガクガク)
 安西     :「文句があるなら、マフラーと手袋返せ……お姉さん、ショ
        :ートケーキとミルフィーユ」
 みんと    :「所属してる部活動からして忍者同好会だし」
 エリカ    :(プフーッ)「忍者ですか?」
 安西     :「はいどうも……何か問題でも?

[hari]    ぱくぱく

 エリカ    :「忍者って、あの板に乗ったり凧に乗ったりカエルに乗っ
        :たりする、のり過ぎな人達ですよね?」
 みんと    :「そう、その忍者」
 エリカ    :「すごーい。日本の神秘! 感動しました! あ、今の外
        :人っぽいですね。エリカはハーフだけど」
        :「そっか。それで男の子を襲ったり卵を産んだりもするん
        :ですね。なーんだ」(あはは)
 みんと    :「忍者だもんね」
 エリカ    :(安西の隣に戻る)
        :「そうならそうって最初から言ってくれればいいのに。先
        :輩ったら」
 安西     :(食了)「まったく……忍者を馬鹿みたいに言って」
 エリカ    :「忍者だったら納得ですよ! むしろ感動です!」
 安西     :「……いや、卵産まないから」
 みんと    :「あれ、寄生だっけ?」
 エリカ    :「人前では見せられない秘術というわけですね」
        :(興奮気味にメモ)
 安西     :「いい加減黙ってろ(ぽかっ)」>みんと
 みんと    :「こわいこわい、怒られたよ」
 安西     :「ふぅ……ちょっとトイレ行って来る」
        :(すたすたと奥のトイレへ)
 エリカ    :「いってらっしゃーい」

 エリカ    :(安西がいなくなった途端、口調が変わる)
        :「変な部活あるんですねえ」
 みんと    :「うん、変な部活結構多いよ」
 エリカ    :「水谷先輩はどこに?」
 みんと    :「僕は真っ当な水泳部だね」
 エリカ    :「海パン部!」
        :「ウォーターボーイズ好きでした」

 安西@店外  :(とことこと、道をはさんだ向こうの路地から出てくる)

 エリカ    :「おりょ?」
 みんと    :「あれ?」

 安西@店外  :(じゃあ、と手を振って、歩き去る)

 みんと    :「や、逃げられたね」
 エリカ    :「せんぱーい。どこいくんですかー」(追っていく)
        :「ストーップモーショーン、イエーヤー、センパーイ」

[gallows]   # 大声で駆けていく

 みんと    :「いいさ、結局貧乏くじを引くのは僕なんだ」

[TK-Leana]  # 精算しにレジへ

 みんと    :「安西くんに貸し1だね」

[TK-Leana] # 収束〜

時系列と舞台
------------

 2005年1月中旬、ファミリーレストラン

解説
----

 エリカは、学校が舞台の「西生駒高校」の年度替わりに応じた新キャラ。
 プレーヤーはキャラチャと同時進行でエリカの性格付けを行い、皆の協力を
得て活き活きとした人物として完成させた。その手腕には見るべき所が多い。
 ……結果のほうには目も当てられませんけどね。

$$

 ---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/28600/28641.html

    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage