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Date: Sat, 26 Feb 2005 16:19:59 +0900
From: "Sakurai.Catshop" <zoa73007@po.across.or.jp>
Subject: [KATARIBE 28488] [HA06L] チャットログ『春の先触れ』
To: Kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <4220231F.7060700@po.across.or.jp>
X-Mail-Count: 28488
Web: http://kataribe.com/HA/06/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/28400/28488.html
こんにちは、Catshop/桜井＠猫丸屋です。
続けて、六華ちゃんと達大の対決。
両者一歩も引きません。
では、ご笑覧くださいませ。
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[HA06L] チャットログ『春の先触れ』
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登場人物
--------
六華 (りっか)：http://kataribe.com/HA/06/C/0481/
花魁転じて雪娘。
春になれば消えるつもりらしい。
桜木達大 (さくらぎ・たつひろ)：http://kataribe.com/HA/06/C/0365/
怪異交渉屋が副業のシステム管理者。
春になっても六華には消えさせないと画策中。
1. 六華ちゃん、ぴんち？
-----------------------
[ERatama] 今更ながら
六華消したほうが(以下略
[Catshop] ぐわっ
達大 ：「させるか、と申し上げておきましょう」
[ERatama] # 冗談ですもーいいません(汗
[Catshop] 達大のことだから──
[ERatama] ほむ
[Catshop] 六華ちゃんに一生懸命アプローチしつつ、ゆっきーのサポートを
しつつ、雪野太夫と香夜ちゃんの間にあった事件を調べるんだろ
うなぁ。
※ 前二者は、おおむね同時進行のことが多いようです
──要するにダブルデートってことですが(笑)。
[Catshop] で、過去の事件から対立関係を洗いなおして、関係修復ができ
ないか、とか悩む。
悩んでるうちに納期来ちゃったら知り合いの神父か神主かお坊様
かなぁ。
[ERatama] …………大変だ(汗
よし、ではこちらは真帆あたりを使いましょう(苦笑
きさまーそこよそみすなーと(笑
[Hisasi] んじゃゆっきー美絵子で誤解を深めておこうｗ
[ERatama] こらーー＞誤解
[Hisasi] だって誤解するさ！！！ (おおいばり
[ERatama] …………
[Catshop] はっはっは。
達大 ：「むしろ誤解してもらった方が助かります。そういう
：空気を作ってもらえるんで」
[Catshop] とかね(笑)。＞ ゆっきー＆美絵子ちゃん
[ERatama] (なんかちがうなんか(汗)
美絵子 ：「少し、気きかせなさいよ」＞幸久に
幸久 ：「って、俺ら隠れるひつようが？(汗」
[Hisasi] みたく？
[Catshop] そうそう。
[ERatama] まてまて(汗
[Catshop] まぁ、達大も同じようなことを言うわけですがねっ。
主に自分と六華ちゃんを二人っきりにするためにっ！
[ERatama] ………よーこーしーまー
[Hisasi] よこしまやろーｗ
[Catshop] ほら、まだ押し倒したりまではプランに乗せてないし(ぉぃぉぃ
[ERatama] ………無理(断言)
# 雪兎書いてて、すげーそれ無理とか思った(笑
達大 ：「誰ですか、座敷犬とか言ったの」(むすっ)
[Catshop] とゆーくらい、オオカミにはなりづらいかも。
[ERatama] 座敷犬(笑
……まあ。
がんばれー＜投げている
[Catshop] おかーさんが娘の幸せを投げてるっ
[ERatama] ……だって、もともと消える娘だもん。
2. ほかのわがままだったら
-------------------------
達大 ：「消させませんとも。胆据わっちゃいましたから」
[ERatama] したら、それを六華に直接言う手ですな ＞ 六華の心を変える
[Catshop] うむ。やはりストレートが一番なのか。
[ERatama] いあその
すとれーと以外だと、うちのきゃら理解不能(汗
[Catshop] わははは(笑)
六華 ：「……でも、あたし、消えますから(にこっ)」
達大 ：「それ以外のわがままだったら、なんでも聞きますよ」
：(にこにこ)
[Catshop] # ダメだ、やっぱり若旦那なんだ、コイツ。喧嘩キライなところ
# といい。
[ERatama] #うわははは
六華 ：「……ほかに、ないです」
達大 ：「それは──困ったなぁ。消えられると非常に困る」
六華 ：「……困らない、です」
：(にこにこっ)
：「……達大さん？」
達大 ：「ボクが、困るんです。六華さんには、そばに居て欲しい
：ので」
六華 ：「……でも、いいました、よね？」
達大 ：「四六時中とは言いませんが──極楽まで追っかけてか
：ないと会えないんじゃ寂しいじゃないですか」
六華 ：「……でも」
：「達大さん、いいましたよね」
：「おにーさんたちを、幸せにするため、って」
達大 ：「えぇ。それはもちろん」
：「それは今も違えるつもりはありません。約束ですから」
六華 ：「そのため、でしたよね？」
[ERatama] # じっと見据えて
達大 ：「えぇ、もちろん」
六華 ：「それだけ、でしたよね？」
達大 ：「それは、いいえ。最初はともかく、今はいいえ、です」
六華 ：「…………でも」
六華 ：「あたしは、もう、何もできません」
達大 ：「どうして？」
六華 ：「あたしはもう、消えるだけだから」
達大 ：「消えさせませんよ？」(にこにこ)
3. それがなにか？
-----------------
達大 ：「だって、六華さん言いましたよね」
六華 ：「……え？」
達大 ：「"おにーさんたちを幸せにするため"って」
六華 ：「……幸せに、なれます、おにーさんたち」
達大 ：「彼らはまだ、幸せになってませんよ？」
六華 ：「……でも」
：「香夜は、幸せに、なると、おもいます」
達大 ：「引き換えに、ボクは不幸せになります」
六華 ：「……それも、あたしの、せいですか？」
[ERatama] # 消えるような声で
達大 ：(にこにこ)
：「いいえ──誰のせいとも言えないでしょうね」
：「あえて言えばボク自身のせい」
六華 ：「…………」
達大 ：「でもね、六華さんが消えたらボクは不幸せになる」
六華 ：「……それも、あたしのせい、なんですか？」
[ERatama] # 半泣き
達大 ：「単にね」
：「そばにいて欲しいだけなんです。六華さんに」
六華 ：「……いても」
達大 ：「いても？」
六華 ：「あたし、ひとごろしです」
達大 ：「それがなにか？」(努めて穏やかな声で)
[ERatama] # それがなにかて(笑
六華 ：「だから……いちゃ、いけないんです」
達大 ：「もう十分、六華さんは償いましたよ」
：「だから、ボクのそばに居てください」
六華 ：「……でも、香夜は」
：「償ってないって、思ってます」
達大 ：「(やっぱり、な──香夜ちゃんをなんとかしないと)」
六華 ：「…………達大さん」
：「………ごめんなさい」
達大 ：「謝らないで下さい」
六華 ：「だって、何も、返せないもの」
達大 ：「最初から言ってます。ボクがそうしたいからそうする」
4. そのかわり──ぽかぽか
-------------------------
達大 ：「返して欲しいと思うなら、ボクはとっくにオオカミに
：なってますよ」(苦笑)
六華 ：「……おおかみ？」
[ERatama] (きょとん
[Catshop] # まー、そうなった場合、きっとたくみにあしらわれるわけです
# が(笑)
[ERatama] #……それを己が書けるかというとまた(汗
達大 ：「がおーっ、て」
：(熊みたいに両手を上げて、襲い掛かる振り)
六華 ：「……あたしを、殺しますか？」(真顔
達大 ：「どうして？」
六華 ：「……狼っていうから」
[Hisasi] # かわええ
[Hisasi] # というか達大さん滑稽だｗ
[ERatama] # ……どっかでやってる連中と比べると(汗)＞かわええ
達大 ：「あぁ、なるほど」(にこにこ)
六華 ：「……達大さんには、なにも、返せない、って」
：「それだけは、わかってた」
：「……………ごめんなさい」
達大 ：「そこに帰ってきますか」(苦笑)
[ERatama] # いあほかのどこに(苦笑
[ERatama] つーか、この会話が、３月14日だと。
[ERatama] ここから六華溶け出します(はい決定)＜鬼
[Hisasi] # 達大さんふぁいとー
達大 ：「もう一度だけ言います」
：「ボクのそばに居て欲しいから、六華さんを消えさせは
：しません。どんな手を使っても、ね」(にこにこ)
六華 ：「…………」
[ERatama] # どんな手をとるんだ(汗
達大 ：「その代わり、責任をもって幸せにしますよ」
六華 ：「……」
：(達大を何度も叩く)
[Catshop] # 誰を、とは言わない。どうやって、も言わない。
# オトナはズルいです。
[ERatama] # あの、多分それ言われたら
# 六華、達大さん叩きます。
(ぽかぽかと)
[ERatama] 嘘吐き、ともいえないし。
[Catshop] # ふむむ。
[ERatama] そんなんできない、と、言い切るには、
……六華根性無さすぎ(苦笑)
# ままはそんなこんじょなしにしたおぼえわっ！
[Catshop] わははは。
時系列と舞台
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2005年03月初頭の雪の日。
吹利市内のショットバーにて。
解説
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春が来たら消えると、それが望みなのだと言う六華と、それはさせないと
言い張る達大の対話。
よくも悪く事が動き出すきっかけ。
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