[KATARIBE 28487] [HA06L]チャットログ:『達大のクッキングタイム/バレンタイン編』

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Date: Sat, 26 Feb 2005 15:55:47 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28487] [HA06L]チャットログ:『達大のクッキングタイム/バレンタイン編』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20050226155547.C9030040.chita@ma.akari.ne.jp>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/28400/28487.html

#HA06-01 2005/02/13 22:00のログ。
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[HA06L]チャットログ:『達大のクッキングタイム/バレンタイン編』
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登場人物
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 達大     :青年
 火狐     :達大の姪
 知佳     :火狐のクラスメイトの一人

1.
--

[chita]   さて、何かご注文は?
[MOTOI]   コーヒー(そういう注文じゃなく
[chita]   彩花が言い出して、ドリーが着手して、桜木達大が作成中の手作
      りチョコレートならあるかも知れない

 火狐     :「わたしもーっ」(ぴょんこぴょんこ)
 達大     :「あ、こら、台所で暴れちゃダメですよっ──湯煎してる
        :のに危ないですってばっ」

[chita]   知佳もいる?
[MOTOI]   いて欲しいならいることにしても。
      もしくは訪ねても。

 SE      :(呼び鈴の音)

 達大     :「どちらさまですか?」
 知佳     :「白神ですー」
 SE      :がちゃっ
 知佳     :「かのこちゃんいますかー?」
 達大     :「はい、居ますよ。今、台所でチョコを湯煎してます」 
        :(にこにこ)

[MOTOI]   # 一緒にやろうかって話になってたんだろう。
       今決めた(ぉぃ>チョコ

 達大     :「どうぞ」
 知佳     :「それじゃ、おじゃましますー」
 火狐     :「いらっしゃーい」

[chita]   桜木達大の持っているメモ。ドリー記
[Catshop]  # ふむ。何が書いてあるんでしょう

 知佳     :「どう? できてる?」

[chita]   「チョコレートはカカオマスに、さらにカカオマスの成分のカカ
      オバターを足して、砂糖をいれて固めたものです」

 火狐     :「もーちょっとで湯煎が終わるー」
 達大     :「(ふむ──ここまでは、まずまず順調かな)」
        :(メモを読みつつ)

[Catshop]  # ──って、カカオマスとカカオバターから作るときでも湯煎っ
       てするんでしょうか
[chita]   # カカオバターは常温で個体だからね

 達大     :「丁寧に練らないと、口触りが滑らかにならないそうです
        :から。頑張ってくださいね」
 火狐     :「ガンバってるよぅ」

[chita]   「舌触りを良くするにはとにかくよく摺る、よく練る事ですが、
      市販のものはその行程に機械で何日もかけます。適当でやめとき
      ましょう」

 知佳     :「うにゅー、たいへんそうだ」
 達大     :「──あ」
        :「(まぁ、適当なところで止めてあげよう)」(苦笑)
 知佳     :「これをこねこねするんだね」
 火狐     :「うんっ」

[chita]   メモとは関係ないが、舌触りより形で勝負だろう。手作りだし
[Catshop]  ──いあ、ほら折角、カカオマス&カカオバターから手作りだし。
      雰囲気だけでもこだわってみたり。
      形だけなら、市販のチョコ溶かしてもいいわけですし。

 達大     :「(とは言え──まぁ、そろそろだな。これ以上は流石に
        :飽きるだろう)」
 達大     :「もうそろそろ良さそうですよ。次の工程に移りましょう」
 知佳     :「あ、もういいの?」
 火狐     :「うん。もういいみたいー」
 知佳     :「そしたら?」
 達大     :「(次の工程は──)」

[chita]   「面倒くさくて意味不明なのですが、チョコを27℃まで冷まして
      から、もう一度30℃くらいまで温めます」

 達大     :「──あぁ、わかりました。これが世に言うテンパリングっ
        :てヤツですね」
        :「残念ながらお茶してる暇はないみたいです。別のボール
        :に水を張って、そこで温度を下げて下さい」>知佳と火狐
 知佳     :「えーっと、みずみず」

[MOTOI]   # 赤水出てこないだろうな(汗

 達大     :「温度計は──お、あったあった」
        :「これで、27℃になるまで冷まして、そしたら、次はお湯
        :を張ったボールで30℃にしてください」
 天井とか   :「おお、てんぱってるてんぱってる」
 達大     :「ちゃちゃ入れないっ」> 天井とか
 知佳     :「?」
 達大     :「あ、いや独り言ですから気にしないでください」
        :「それよりチョコレートの温度は大丈夫ですか?」
        :(にこにこ)
 知佳     :「んーっと……いま28度だね、あとちょっと」
 天井とか   :「無視するとは非道な奴だ」(隠れる)
 達大     :「じゃぁ、火狐さんはその間に型を用意してください」
 火狐     :「はーい」
 達大     :「(まったくお客さんが来るとすぐこれだからなぁ)」
        :> 天井とか

2.
--

 知佳     :「あっ、27度になったよ」(さっ
 達大     :「はい、今度はお湯を張ったボウルで30℃までゆっくり温
        :めてください」
 知佳     :「はーいっ」(ささっ
 火狐     :「知佳ちゃんは、なにかもってきたー?」
 知佳     :「うーんと、ちょっとまってー」
        :(テーブルに置いたリュックをごそごそ)
 火狐     :「あ、じゃぁ、わたし替わるねっ」

[chita]   # 実際には27℃の時と30℃の時で、結晶化をさせるために暫く時
       間をかけてるらしい
      # かけたことにしよう
[Catshop]  # うむうむ。しばらくってどのくらいなのかわからないですが。
[chita]   # 予想以上に厳密というか、面倒くさいんだな
[Catshop]  # お菓子職人の世界でも、チョコレートは専門の職人さんがいる
       そうですからねぃ
      # ボクなんかが思うよりずっと奥深いのでしょう

 知佳     :「はい、ママがこんなの買ってくれたの」
        :<ナッツ等のトッピング素材が瓶詰めに
 火狐     :「わー」
 達大     :「ふむ。それじゃ、あとは型に流し込んで好みでトッピン
        :グをどうぞ」
 達大     :「(その間にお茶の準備でもしよう)」

 型      :(ずらり)

 知佳     :「ほえー、型もたくさんあるんだねー」
 達大     :「お隣のドリーさんが貸してくださいましてね」
 火狐     :「ハートとスペードとダイアとクラブ〜。あとおっきいハー
        :トと狐さんっ♪」
 知佳     :「きつねさんなんてのもあるんだー」
 火狐     :「うん。買ってきたの〜」
 知佳     :「それじゃ、まずはこのとけたのを流せばいいんだねー」
 達大     :「あ、そうだ。型にチョコレート流し込む前にラップを敷
        :いて、ラップにバターを塗ってくださいね」
 知佳     :「あ、はーい」
 火狐     :「はーい」
        :(型にチョコレートを流し込む)

[Catshop]  # あとは冷やすだけか。
[chita]   # 長時間冷やすからなあ
[MOTOI]   # 怖がり知佳がサトミマンションにいるわけだからネタは降って
       湧いてくるだろうが(ぉぃ
[Luna]   # とりあえず辿り着けたこと自体が奇跡なような(ぉぃ

 知佳     :「なんかいるよーっ」(半べそ

[MOTOI]   # みたいな(爆)

 天井とか   :「いないよ。泣かなくてもいい」
 知佳     :「はうーっ!!」
 火狐     :「いっ、いないよっ。泣かなくてもいいっ」
        :(天井とかの声真似)
 知佳     :「あう?」
 火狐     :「わたしの声だよー。ちょっと脅かしてみたかったのー」
 知佳     :「……えう? そーなの?」
 火狐     :「そうだよぅ」
 知佳     :「なんか最初の声すっごく太かったみたいだったけど」
 天井とか   :「びっくりさせちゃって、ごめんなさいだよぅ。むにー」
        :(火狐の声色)
 火狐     :「(むにーっ。余計なこと言わないのーっ)」
        :「気のせいだよぅ、ねっ」
 知佳     :「はう……」(釈然としない

[MOTOI]   # まー
      # 得体が知れないから怖いので
      # 得体が知れたらたぶんおちつきます(謎
[Catshop]  # いや。天井とか に関しては未だに得体が知れないので(笑)

時系列と舞台
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 2005年2月13日、桜木達大の自室

解説
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 バレンタインデー前日のひとこま。

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