[KATARIBE 28458] [HA06L]チャットログ:『バレンタインはボクの神聖な儀式』

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Date: Sun, 20 Feb 2005 20:38:19 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28458] [HA06L]チャットログ:『バレンタインはボクの神聖な儀式』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20050220203819.1867AF60.chita@ma.akari.ne.jp>
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#HA06-01 2005/02/07 23:00(一部#HA06 2005/02/07 00:00)のログ。
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[HA06L]チャットログ:『バレンタインはボクの神聖な儀式』
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登場人物
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 晶      :同級生の久遠くんに秘めた想いを抱いている少女
 空帆     :同級生の狭也くんに複雑な感情を抱いている少女
 前野     :無道邸と呼ばれるお屋敷の使用人
 なぎさめ   :宙を泳ぐサメ。魔物で、空帆の手下
 狭也     :高校生にして生ける屍。能力も性格も人間やめちゃってる

A.IC水島にて
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 晶      :「来週、バレンタインか……」
        :「チョコの準備しなくっちゃ」

[TK-Leana] # こういうのはクラスメイト女子でわいわい固まって作ったりす
       るんですかね

 前野     :「あぁ……確かに準備しないと」

[hari]   # IC水島か?(ぉ
[TK-Leana] # そだね

 前野     :「……大変だなぁ(とほほ)」
 晶      :「前野さんもチョコレートを作るんですか?」
 前野     :「まぁ、手伝いと言うか、片付けと言うか」
        :「女所帯なもので(たはは)」
 晶      :「大変ですねえ」
 前野     :「……今年も、念のためにチョコケーキやいておこ」

B.学校で進む企み
----------------

 狭也     :(きゅっきゅっ)<髪の毛にリボン
        :「うふ」
        :(ごりごりごり)<カカオ豆をすりつぶし始める

[nagisame] # つっこんでいいのだろうか?(w
[TK-Leana] # どうぞどうぞ

 空帆     :「変態ーっ!」(ばきっ
 狭也     :(どんがらがっしゃーん)<もんどりうって吹き飛ぶ
 なぎさめ   :「お嬢、何か鍛えてると思ったらこの一撃にかけてたのか
        :……」
 狭也     :「やあ、イタイじゃないかハニー」
 空帆     :「はに〜じゃなーいっ!」(ぺしっ
 狭也     :「じゃあ、ダーリン」
 空帆     :「なぎさめ、いいよ」
 なぎさめ   :「おう、では遠慮なく」(がばぁ)
 狭也     :「おおう、なにか頭がサメに噛まれたようにイタイ」
 空帆     :(無視)「で、何やってるの?」
 狭也     :「見れば分かるだろ。チョコレートを作ってるのさ」
 空帆     :「……狭也君が?」
 狭也     :「イエース」
 空帆     :「ばかーっ!」(どがっ
 狭也     :(ぼぐしゃー)<吹き飛ぶ
 空帆     :「バレンタインは女の子のための神聖な儀式なんだよっ!」
 狭也     :「知ってるよ」

 ※前野@チョコケーキ準備中:「がーん」

 空帆     :「じゃあ、なんで〜」
 狭也     :「ふ、男には無駄と分かっていてもやらなければいけない
        :ことがあるんだよ」(なにやらむっちゃ渋い顔)
 空帆     :「……ばかっ」(ぷいっ)

[nagisame] # なんか妙に怒ってます

 狭也     :「名づけて、『ドキッ! チョコを渡す女の子に紛れて何
        :故か女装しているボク』作戦」
 空帆     :「……なぎさめ」
 なぎさめ   :「おう」(がぶり)
 狭也     :「あはははは」
        :「心配しなくても、ちゃんとキミの分も用意してあるよ、
        :マイハニー」
 空帆     :「……狭也君の」

[nagisame] # ぐっと拳を握り締め

 空帆     :「ばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」(ちゅどーん
 狭也     :「べぎゅるっ」(ずどぐしゃああ)
 空帆     :「うわーーーーんっ」

[nagisame] # 逃げ去っていく空帆。それを追うなぎさめ。

 狭也     :(むくりと起きあがる)
        :「フフフ」

A’.再び、IC水島にて
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 前野     :「チョコレートを贈るのは気持ちだからね。無理にうまく
        :作ろうとする必要はないよ」
        :「逆アプローチで、すごーく美味しさを無視した品を作る
        :と言うのも手である」
 晶      :「勉強になります」(めもめも)
 前野     :「もっとも、洒落の分かる相手にしないと、それが原因で
        :縁が切れちゃったりするけどね」
 晶      :「私は、普通に作った方が良さそうですね」
 前野     :「相手が、色んな所でチョコを貰うような人の場合……」
 前野     :「チョコレートそのものではなく、チョコレートを素材に
        :使った品で仕掛けるのも有効だよ」
 晶      :「ケーキとか、ですか?」
 前野     :「あとは、最近寒いし、ホットチョコとかね」
 晶      :「……飲み物は学校に持っていきにくそうですね」
 前野     :「あぁ、学校か……学校だと確かに難しいね」
 晶      :「やっぱり、普通に溶かして固めるだけにするかなあ」
 前野     :「まずは、そこから、かな」

 狭也     :(ハート型のチョコにホワイトチョコで
        :『愛羅武(はぁと)久遠くん』とか描いてる)

 晶      :「って、なにしてるんですかッ!」
 狭也     :「大丈夫、晶ちゃん。これはボクが渡す分だから」
 晶      :「キ、キ、キョウちゃんも渡すんですか!? どうして!!」
 狭也     :「…………」(ポッ)
 晶      :「その反応は何ッ!?」
 前野     :「あぁ……どろどろしてるね」

[hari]   # 痛ましそうに

 狭也     :「晶ちゃんのドロボウネコ! 久遠くんのハートは渡さな
        :いんだから♪」
 晶      :「む、無茶苦茶なこと言わないで下さい」
 狭也     :「ハハハ、それじゃ。バッレンタインが楽しみだっな〜♪」
 晶      :(がくっ)

[TK-Leana] # 去っていく狭也

 前野     :「大変そうだね。いろいろと」
 晶      :「わかります?」
 前野     :「見るからに」
 晶      :(ずーん)

時系列と舞台
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 2005年4月上旬、IC水島、吹利学校

解説
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[sf]    バレンタインデーに向けて伏線を張っているらしい。

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