[KATARIBE 28396] [HA06N] 小説『さくらさんの独り言』

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Date: Sat, 5 Feb 2005 00:08:03 +0900 (JST)
From: 久志  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28396] [HA06N] 小説『さくらさんの独り言』
To: kataribe-ml@trpg.net
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2005年02月05日:00時08分03秒
Sub:[HA06N]小説『さくらさんの独り言』:
From:久志


 久志です。

 短い小話一本。一応ツンデレの含みで。

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小説『さくらさんの独り言』
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登場キャラクター
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 丹下朔良(たんげ・さくら) 
     :吹利県警元刑事、今は前線を引退して裏方に徹している。 
     :面倒見のよいイイ親父 
 本宮史久(もとみや・ふみひさ) 
     :吹利県警警察官。のほほんお兄さん。またの名を昼行灯。
     :2000年当時、26歳。

資料室で
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 深山。
 お前さんの娘も随分でかくなったもんだな。
 まあ十二年も経ってるんじゃあ、それも当たり前か。しかしまたよりによっ
て警察官かよ。なんだって好き好んでこんな厄介な職に就きたがるかね。

 もっともお前さん自身も、一見なんで警察に入ったのかわからねえくらいの
うすぼんやりした風情の奴だったあな。
 しかし、一見とぼけた風に見せておいて、妙に鋭くて知恵の回るまったく食
えねえ奴だったあな。

 ふと。
 すっとぼけた雰囲気の食えない奴。

 そういや、似たような風情の食えねえ奴がいるなあ。

 なあ、史の字よ。


その頃
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「へっくしっ」
「おう、どうした史久?」
「いや、急に鼻が」


時系列と舞台 
------------ 
 2000年2月頃 
解説 
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 史久と奈々さんの出会いの頃。小説『面子』後。
 昼行灯こと史久と元同僚深山とで、微妙に近しい雰囲気を感じる丹下朔良。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
以上



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