[KATARIBE 28376] Re: [HA06N]日記『吸血鬼との関係』

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Date: Tue, 01 Feb 2005 18:38:56 +0900
From: 月影れあな <tk-leana@jttk.zaq.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28376] Re: [HA06N]日記『吸血鬼との関係』
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 おいっす、れあなです。

 いやはや相も変わらず爛れた生活のようだ。
 そういえばもうとっくに一年以上経ってるんですね、出会ってから。
 初めて出会ったのが2003年の4月4日か。すると、後二月ほどで二年になる
わけだ。
 そろそろ梃入れの時期かもしれませんね。

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 宵姫     :「明日で、鏡介さんと出会ってから二年になるんですね」
 鏡介     :「そうだったかな」
 宵姫     :「そうですよ……」

 とぼけた様子の鏡介に、宵姫はくすくすと微笑む。
 記念の日を忘れられていた怒りはそこに無い。彼が、こういうことに対して
あまり頓着しない性格であることを宵姫は知っていた。
 もちろん、憶えられていれば嬉しいが、それだけのことだ。

 宵姫     :「ねえ、鏡介さん。私、欲しいものがあるんです」
 鏡介     :「なんだい?」
 宵姫     :「なんだと思います?」
 鏡介     :「血液かな?」
 宵姫     :「ちがいます」
 鏡介     :「もっと豪華な棺桶?」
 宵姫     :「もっと違います。わかりません?」
 鏡介     :「うん。わからないなぁ。宵姫、ヒントをくれないか?」
 宵姫     :「それは、鏡介さんにしか渡せないものです」
 鏡介     :「……ダミアンかい? あれをあげるのはちょっと無理だ
        :よ」
 宵姫     :「ダミアンさんなんかもらっても嬉しくありません」(呆)
 鏡介     :「そうか……」

 『なんか』呼ばわりされたダミアンは少し悲しそうに「クゥン」と鳴いたが、
宵姫は気にしなかった。

 鏡介     :「難しいな」
 宵姫     :「鏡介さんがそれを見つけてくれれば、私のことを改造し
        :てもらっても良いです」
 鏡介     :「かぐや姫か。見つけられなかったら、宵姫も月に帰って
        :しまうのかな?」
 宵姫     :「そうですね。それも良いかもしれません」
 鏡介     :「……それは責任重大だね」

 鏡介はそう言うと、また再び考え始める。その様子を、宵姫はどこかぼんや
りと、複雑な表情で見つめるのだった。

 鏡介     :「そういえば、宵姫は僕のベッドがお気に入りだったね」
 宵姫     :「違います」

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 みたいな。
 ふと思いついたのを書いたら長くなってしまった。
 セリフチェックもらったら、EPとして流しなおしましょう。

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