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Date: Mon, 31 Jan 2005 07:53:55 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28359] [HA06L]チャットログ:『あたる、セガール、年始巡り(2)』
To: kataribe-ml@trpg.net
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#HA06-01 2005/01/02 20:00のログ。
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[HA06L]チャットログ:『あたる、セガール、年始巡り(2)』
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登場人物
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中・ホワイト :魔物一家の末っ子。里見マンションに独り置いてきぼり
丸井ひとめ :一つ目小僧。正体を隠すために色々マスクを被る
倉崎日向 :魔界の力を秘めた悪ガキ。心が折れていたらしい
正月は誰しも暇だから、次のお友達に
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あたる :(倉崎さんちの呼び鈴を鳴らす)
:「……?」
:(呼び鈴を鳴らす、鳴らす、鳴らす、鳴らす、鳴らす……)
SE :バタバタバタ
SE :バターン(ドア)
ひなた :「うるさーっ!」
あたる :「……会って最初に言うのがそれ」
ひなた :「……あー。あけおめ……」
あたる :「……今、うちに誰もいない。親族の方から和三盆と金平
:糖を頂いた。一緒に食べよう」
ひなた :「暇つぶしですか……」
あたる :(自分の頭を押さえる)
ひなた :「なんだ、どうした?」
あたる :「……さっき、少し痛かった」
ひなた :「また何かいらん事でもいったか? とりあえず茶くらい
:出すぞ」
あたる :「……どうしよう。ひなたちゃんも、私が来たら迷惑」
小さいセガール:「あけましておめでとーぅ」(あたるの背後から)
[kurow] # 大変よくできているセガールマスクは表情もキッチリ出るのだ。
出るといったら出るのだ。ついでにボイスちぇんジャーつきで
あの声もでるのだ。
ひなた :「セガールの友人を持ったおぼえはない」
SE :ばたん
あたる :「……あ」
小さいセガール:「ホワイトさん、こんどははいれるみた、あぅ」
:「……わたしのせい、かな」
あたる :(うつむく)
SE :がちゃ
あたる :(顔をあげる)
小さいセガール:(満面の笑み)
ひなた :「冗談なので、へこまないでください。お願いします……」
あたる :「……入ってもいい」
ひなた :「ううむ、なにがあったのか。……親はおらんので、お茶
:ぐらいしか出ないが、とにかく入るなら入れ」
小さいセガール:「お正月はみんな忙しいんだね、お邪魔しまァす」
あたる :(ひとめの後について入る)
小さいセガール:「あ、わたし円井。ひとめ。」(手ひらひら)
ひなた :「そんな格好する知り合いは、円井しか居ないので言わな
:くても大丈夫だ」
小さいセガール:「これねぇ、保健の先生がくれたの。ばれると大変でしょ、
:って」
* * *
雹 :(炬燵で雑煮を啜りながら)
:「ボイスチェンジャーはやり過ぎだったかしらねえ……」
* * *
ひなた :「……アレから、体調が良くないので親戚周りは行かない
:ことにした……」
小さいセガール:「アレって?」
あたる :「……体調が悪かった、の?」
ひなた :「いや、体は平気というか、なんというか」
あたる :「……。食べて、元気出して」(菓子を差し出す)
ひなた :(うけとる)
:「あああ、人の優しさが心にしみる……」
ひなた :「豊川の奴にどう対応したものかと……(ほろほろ)」
あたる :「……心配いらない」
小さいセガール:「かのこちゃんがどうかしたの?」
あたる :「昨日、豊川さんと会った。元気そうだった。だから、心
:配いらない」
ひなた :「あー、元気なんだ。そっか。何かむかつくなぁ。あはは」
小さいセガール:「? ……ウン、いつも元気だよね、あはは」
あたる :「……呼ぶ?」
ひなた :「うん、この話は聞かれると俺様の立場が悲しいことにな
:るので言及しないで欲しい。うん、マジで」
あたる :「わかった」
小さいセガール:「ふぅん……」
ひなた :「ふう、いつも通りやるしかないな。少しすっきりしたぞ、
:礼を言う」
あたる :「……若や、他の方々に、家に閉じこもっていてはいけな
:いと言われた。ひなたちゃんは、そういった事は言われな
:かったか」
ひなた :「普段が外でよく遊んでいるからなぁ。むしろ安静にして
:いろと言われたぞ。」
小さいセガール:(家を観察)
あたる :「……じゃあ、体調が悪かった」
ひなた :「心がね……ちょっとだけ休息を欲しがったのさ……」
あたる :「……笑ってもいい」
[kurow] # どこに案内されたんだろう、居間だろうか、自室?
[hotaru] # 居間かな。一般的な感じで。悪魔的とかいう事はないですw
[kurow] # ち、それじゃベッドの下を確かめるわけにはいかないなッ(ぉぃ
小さいセガール:「……ひまー」
あたる :「ひとめさんも、お菓子を食べよう」
ひなた :「茶も入ったぞ」
小さいセガール:「あ、うん、いただきます」
ひなた :「あー、ところで珍しい組み合わせだが。何かあったか?」
小さいセガール:(カリカリ、ずずーっ)
:「んー、偶然会ってね、メミちゃんのとこにいったんだけ
:どホワイトさんがドアにはさまれて」
ひなた :「ドアに……、ああ、それで頭が」
小さいセガール:「あけましておめでとーぅ!」(右手勢いよくあげて)
ひなた :「おめー」(右手挙げて頭上で打ち合う)
あたる :「自分で自分は治せないから。でも、いい」
:「そう言えば、眼美さんも家から出たくない様子だった。
:ひなたちゃんがそうだったから、眼美さんも体調が悪いの
:かも知れない」
小さいセガール:「だったのかも、突然押しかけて悪いことしちゃったかな」
ひなた :「なんだ、それでドアにはさんだ挙句追い返したのか、相
:変わらず酷い女だ」
あたる :「気にしてないけど」
小さいセガール:「ホワイトさんは、気にしないと」(笑いながら)
:「人それぞれ事情があるんだよ、たぶん」
* * *
小さいセガール:「ね、トランプとかないの?」
あたる :(金平糖を食べる)
ひなた :「あるにはあるが。なんだインドア志向だな。子供なら外
:で遊ぶべきだぞ?」
小さいセガール:「倉崎くんがいいなら外でもいいけど。せっかく雪も積もっ
:てるし」
[kurow] # きっと積もってる。
小さいセガール:「あれ、安静にしてなくていいの?」
ひなた :「話したらワリとすっきりしたからな」
ひなた :「ていうか、豊川の現在の元気っぷりを聞いて、アホらし
:くなった……」
あたる :「……じゃあ、外に出るかな」
小さいセガール:「じゃいこっか、ほらほら」
:(とっととマフラー巻いて居間の出口で手招き)
ひなた :「よおし、俺様が雪合戦の極意を教えてやろう!」
:(上着着つつ)
あたる :(従う)
[kurow] このへんで収束しておくのが美しいだろうか。
ひなた :「アレだ! 中に石を入れて……」(フェードアウト)
[hotaru] 美しい話っぽいです
[chita] 終わったらしい
SE :ばたん
[hotaru] # ドアの閉まる音
[hotaru] とかで
時系列と舞台
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2005年正月、吹利市内、倉崎家にて
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