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Date: Wed, 19 Jan 2005 16:58:08 +0900
From: Motofumi Okoshi <motoi@mue.biglobe.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28287] [HA06P] エピソード：『助けて』
To: KATARIBE ML <kataribe-ml@trpg.net>
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MOTOIです。
ギャグ系のショートエピソード。台詞チェック宜しくお願いします〜
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エピソード『助けて』
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登場人物
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白神知佳（しらかみ・ちか）
：毛虫に恐怖を感じる小学４年生。
百々目鬼眼美（どどめき・めみ）
：ミスティメミに不快感を感じる小学４年生。
贄崎錯狸（にえさき・さくり）
：イタズラに快感を感じる小学４年生。
いたずら
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ある日のあさ、吹利学校初等部の４年３組。
知佳 ：「おはよーございます……誰も来てないよね、まだ」
日直のため、早起きして教室に来た知佳は、ランドセルを机において、日誌
を職員室に取りに行った。
知佳 ：「よしっ」
再び教室に戻り、自分の席に戻る。まだ登校者はいないようだ。
椅子に座り、机の中に教科書・ノートを入れようとすると……
知佳 ：「？」
何か違和感。
知佳 ：「なんだろ？」
変に思って、机の中を覗き込むと……
知佳 ：「………いやーーーーーーーーーーっ！！」
大量にうごめく緑の影。毛虫の大群である。
とたんに、パニックに陥る知佳。
知佳 ：「やだーーっ、たすけてーーーーっ」
因果応報
--------
その様子を、こそっと廊下から見る影。
サクリ ：「くっくっく、やったやった」
なるべく声を出さないように、笑いをかみ殺す。
しかし、悪人笑いが止まらない。
サクリ ：「へへへ、次は誰に仕掛けるかね」
眼美 ：「貴様に次はねぇ」
不意に、背後から声が聞こえた。眼美だった。
サクリ ：「お、おっすメミ。どうしたんだ、怖い顔して」
眼美 ：「俺の机にこんなもん入れたのは貴様だな」
眼美が取り出したのは、ミスティメミの衣装の、眼美の写真。
明らかに合成とわかる稚拙なものだ。
そのうえ、マジックで「わがいとしのメミさま（はぁと）」などと書かれて
いる。
サクリ ：「あー、それね……」
眼美 ：「俺にこんなイタズラ仕掛けるとは、いい度胸じゃねえか」
サクリ ：「ちょっと待てなんだその握り拳は、何で指を鳴らす」
眼美 ：「その理由は貴様が一番良く知ってるはずだ」
サクリ ：「ああいやその、助けてください」
眼美 ：「覚悟を決めろっ」
（錯狸ちゃんがボコボコにされています、しばらくお待ちください）
眼美 ：「悪は必ず滅びる」
そう言うと、眼美は教室から去っていった。
……あれ？ 授業は？
そして
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知佳 ：「たすけてーーっ、けむしいやーーーーーーっ」
まだパニクってる知佳。
誰か助けてやれ（ぉぃ）。
時系列と舞台
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2005年１月某日の朝方。吹利学校初等部４−３の教室。
解説
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イタズラはほどほどに（！？）
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