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Date: Tue, 4 Jan 2005 00:35:25 +0900
From: "月影れあな" <tk-leana@jttk.zaq.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28076] [LGE]百科事典データ:ビブリオ教関係
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おいっす、月影れあなです。
百科事典データまた書き直したので、色々送ります
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百科事典データ:ビブリオ教関係
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いどうとしょしんでんかん・らー・びぶりおてぃか
【移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ】《星域母艦名》
ビブリオ教およびシュメール教の聖地。天翔ける図書神殿艦。
2000年の呪的航行技術再発見の際に、方舟やヴィマーナなど他のオ
カルト宇宙船がそれぞれ地球を救うべく飛び立ったのを横目に、戦争
なぞ知らんと布教のため飛び立つ。
元々は、シュメール人たちが地球に飛来した際乗っていた船。船に
して図書館、図書館にして聖典。第一聖典『この世全てを照らす光』
あるいは『世界の書』と呼ばれることもある、かつてバベルの塔と呼
ばれた螺旋状の塔である。
神の怒りによる塔の崩壊と統一言語の散逸はラー・ビブリオティカ
が来るべき日に備えて封印の眠りについたことと、それにより図書館
にて知識を蓄えた賢者たちと一部の書物が地球の各地に散っていった
ことを指している。2000年までバベルの塔であると思われていた、ネ
ブカドネザル2世の作った塔は、実はラー・ビブリオティカのレプリ
カ。
正式名称は移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ・ディ・バベーレ
と凄まじく長いため、移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ、もしく
はバベルの図書艦などと略して呼ばれることが多い。
外見はヤドカリのようなシルエットを想像してほしい。艦橋や動力
炉などの宇宙船部分の上に、螺旋状に捻じ曲がった黄金の図書館部が
聳え立つ。
この図書館には現在過去未来ありとあらゆる書物が収められている
と言われる。図書館内部は外見以上に広大で、構造がややこしく入り
組んでいる上入るたびに内装が変化する。そのため、内部を正確に把
握しているものは誰一人として存在しない。
→シュメール教
→シュメール人
→図書惑星ニビル
→ビブリオ教
しゅめーる・きょう【シュメール教】《宗教名》
シュメール人の中には異種族である人間から出た第三の預言者パピ
ルスを預言者として認めない一派もあった。
これらの考えはビブリオ教と区別してシュメール教と呼ばれている。
が、別に抗争しているわけではなく、ビブリオ教徒とは本好き同士議
論を戦わせながら、仲良くラー・ビブリオティカに乗っている。
→移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ
→シュメール人
→図書惑星ニビル
→ビブリオ教
しゅめーる・じん【シュメール人】《種族》
ビブリオ教第一の預言者アナンヌキを指導者としてラー・ビブリオ
ティカに乗り、図書惑星ニビルより古代メソポタミアに飛来した巨人。
人類に文字の文化を伝えたとされる。
身長は大体人間の十倍程度、外見は現在も残っているシュメール人
の像そのまま。生身で宇宙を泳ぐことができ、高い知能を持つ。頑丈
で力持ちだが、争いを好まない性格から戦闘には向かない。独自の生
殖儀式により人類との交配も可能である。
封印により長く眠りについていたが、ラー・ビブリオティカの復活
と共に彼らも目覚める。現在は、ビブリオ教信徒の一部を占める種族
として、移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ内で生活している。
→移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ
→シュメール教
→図書惑星ニビル
→ビブリオ教
しょだなにかかげるめいきょう【書棚に掲げる明鏡】《書名》
ビブリオ教の第三聖典。別名『運命の書』。
その中身は紙の子たるパピルス以外には読むことの出来ない最圧縮
言語『バベルのことば』により書かれており、一説によるとこの世界
の運命全てが記されているという話だが、真相は定かでない。
この本を開く事により、パピルスはなんかそれっぽい言葉を吐くこ
とが出来る。この言葉を耳にしたものはなんとなく分からないままに
「ああ、そうだなあ」と納得する場合がある。
ビブリオ教徒には効果絶大。ていうか抵抗不可能。カミのことばで
ある。
→ビブリオ教
としょ・わくせい・にびる【図書惑星ニビル】《惑星名》
シュメール人の故郷にしてビブリオ教、シュメール教共通の発祥地。
全宇宙最古にして最大の図書館。創造神の記した記録や、人類の出自
についての秘密が記された禁書などが収められていた。
紙の丘の上に文字の花が咲き、地を掘りおこせば知識が湧き出でる、
全ての読書狂の理想郷であったとされる。伝聞系で言うのは、その星
が今はもう無いからである。
ニビルに置かれたあまりに多くの知識に、時のアトランティス帝国
皇帝が恐れをなし、惑星ニビルの破壊を命じたのだ。シュメール人た
ちは預言者アナンヌキに導かれ、第一聖典たる移動図書神殿艦ラー・
ビブリオティカに乗ってなんとか難を逃れたが、その事件により多く
の知識が失われてしまったという。
――ふりかえったかれらは、本を焼く青いほのおを見た。かれらは
悲しみに泣いた。その時かれらの流したなみだが星ぼしととけ合って
あまのがわになった。アナンヌキは言われた。「行こう。わたしたち
はこのかなしみを忘れないでおこう。」そして、第一の聖典をひらか
れた。
――ビブリオ教『旧約紙典』出ニビル記より
銀河大戦のおり、第三の預言者パピルスの活躍によってアトランティ
ス帝国から奪還する。惑星は壊れようとも、この地はビブリオ教徒の
故郷なのだ。
→アトランティス帝国
→移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ
→シュメール教
→シュメール人
→銀河大戦
→ビブリオ教
びぶりお・きょう【ビブリオ教】《宗教名》
読書を至上の幸福として、書物を礼賛する宗教。全銀河に公称二百
億人の信者がいるとされている。まあ、それは大げさにしても結構に
強大な宗教団体。移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカを聖地として
崇める。
読書狂に国境はないと言うが、構成する種族は実に多彩。地球人、
シュメール人を中心としてアトランティス人やその他弱小宇宙民族ま
で、言語文化をもつ知的生命種ならほとんど信者が存在する。
信者は洗礼の際、有名な図書館から取った洗礼名を与えられる。現
在の指導者である第三の預言者パピルスが地球人である所為か、その
名は地球の図書館であることが多い。
祖を同じくする分派にシュメール教がある。
→移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ
→シュメール教
→シュメール人
→図書惑星ニビル
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/ 姓は月影、名はれあな
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