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Date: Sat, 1 Jan 2005 16:41:56 +0900 (JST)
From: 久志 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 28039] [HA06P] エピソード『あいかわらず迷子』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200501010741.QAA96931@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 28039
Web: http://kataribe.com/HA/06/P/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/28000/28039.html
2005年01月01日:16時41分56秒
Sub:[HA06P] エピソード『あいかわらず迷子』:
From:久志
ちは、久志です。
とりあえずあくちぶキャラと知り合いになろうぜ月間です。
というわけでキャラの現状を固めつつ知り合い増やし増やし。
れあなキャラいじり続きます。
とりあえず関われそうなキャラに片っ端から絡む予定(通り魔的)
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エピソード『あいかわらず迷子』
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登場キャラクター
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富良名裕也（ふらな・ゆうや）
：一見中学生(中身も？)のお気楽極楽青年。
六兎結夜(りくと・ゆうや)
：極楽蜻蛉な自称バンパネラ
教授 ：紅雀院大学史学科の教授らしい。
伊吹大学で
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吹利市、伊吹大学。
その構内になんとも不釣合いな中学生くらいの男の子が、大きな鞄を片手に
きょろきょろと辺りを見回して歩いている。
結夜 ：「こんなとこで迷子？？誰かの弟かなにかかな？」
明らかに目立っている様子に思わず声をかけてみる。
結夜 ：「きみ、どーしたの？」
フラナ ：「あ」
結夜 ：「誰か探してるの？」
フラナ ：「えっと、教授とはぐれちゃって」
結夜 ：「教授？」
フラナ ：「うん。僕、今日教授のお供で一緒に来たんだけど……」
ははあ、どっかの教授のお子さんかなーとか思いながら。
結夜 ：「なんて人？どこの学科の教授かな？」
フラナ ：「えっとね紅雀院大学からきてて、これから第二講堂で特
：別講義する予定なの」
結夜 ：「ああ、第二講堂？連れてってあげるよ」
フラナ ：「ありがとー(^^)」
てくてくと、服のすそをつかんだフラナを連れて歩く。
フラナ ：「僕ね、富良名裕也」
結夜 ：「僕は六兎結夜」
フラナ ：「名前おんなじだね〜」
結夜 ：「あーそだねえ」
第二講堂が見えてくると、入り口でコートを着た初老の男が手を振った。
教授 ：「おー、フラナくーんいたいたー」
フラナ ：「あ、教授ー（ぶんぶん）ごめんなさーい」
お父さんにしちゃあちょっと老けてるかなーとか思いながら。
フラナ ：「この人が案内してくれたんだよ」
教授 ：「あー、いや、ありがとう」
結夜 ：「いえいえー、それじゃあ僕はこれで」
ぺこりと頭を下げる。
フラナ ：「ありがとね、六兎くーん」
結夜 ：「結夜でいいよー、じゃあね」
結局、フラナが迷子の家族でなく、教授のお手伝いということに最後まで気
づかない結夜だった。
無理もないけど。
時系列と舞台
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2004年冬、伊吹大学にて
解説
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フラナと結夜の初出会い。
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いじょ
とりあえずバンパネラな人とお知り合い。
300EPまであと298(本気かよ)
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