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Date: Sun, 31 Oct 2004 10:54:24 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 27861] [HA06L]チャットログ:『さわってごらん、スキュラだよ(増補)』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20041031105424.17ECBA20.chita@ma.akari.ne.jp>
X-Mail-Count: 27861
Web: http://kataribe.com/HA/06/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/27800/27861.html
#HA06-02 2004/01/03 00:00のログ。
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[HA06L]チャットログ:『さわってごらん、スキュラだよ(増補)』
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登場人物
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結夜 :その身と過去におぞましい闇を秘めた魔物
真砂 :あらゆる生者を嘲笑する、死せる奇術師
つみき :人肉嗜食の本性を戒めて人々に溶け込む怪物の姫
前野 :人外達の正体を知りながら、分け隔てなく関わる青年
日和 :封印を解かれた戦国時代の兵士。空気が読めない
さわってごらん、スキュラだよ
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結夜 :「ふっふっふ」
:「スキュラ」
[TK-Leana] # 下半身6頭12足の狼
真砂 :「これがスキュラかあ」(一頭の頭をなでようとする)
狼頭 :(がぶ)
真砂 :「いでででで」
:「おお痛。こっちのはどうだ」(別の頭)
狼頭 :(ばく)
真砂 :「む。離しなさい」(腕を引こうとする)
狼頭 :(ぱっと離す)
真砂 :(すてーん)
結夜 :「安心したまい。甘噛みだ」
[TK-Leana] # 一見したら人を襲う魔物だな
真砂 :「そっかあ。てっきり嫌われてるんだと思っちゃった」
:(尻をさすりながら立ちあがる)
[chita] # 誰かが助けにきてくれればいいが
結夜 :「人を襲ったらいろんな組織が怖いし」
[TK-Leana] # ですね
真砂 :「それにしても、つまりこれは下半身はすっぽんぽんです
:か」
:「意味も無くこちょこちょ」
結夜 :「服を着ていない状態の事を指してならばまさしくそうで
:あるが、あんましくすぐりは効かない」
真砂 :「心理攻撃はどうだろう。……お手」
狼足 :(ばふ)<頭を踏みつける
[TK-Leana] # でかいですからかなり重いです
真砂 :「ぎゅううう。でかいからかなり重いい」
:「どけてどけて」
[hari] # もこもこになってる
[hari] # 冬毛だからあったかそうだ(ぉ
真砂 :「踏まれたまま気が付いたが、なぜスキュラがこんな所に
:いるんだろう」
結夜 :「実はスキュラじゃなかったりする」
:(ぼふんと下半身が人に戻る)
[TK-Leana] # 狼の高さが減ったので結夜は浮いてます
結夜 :「まぁ、極一般の人です」
真砂 :「あ、頭が軽くなった……あれ、肉球はどこいった?」
:(きょろきょろ)
結夜 :「強いて言うなら無くなったと言うべきか」
真砂 :「いいなあ、私もあんなふうに体を作りかえることができ
:たら、どんなにか人をおどかしやすいだろう」
真砂 :「それともズボンの中に仕掛けがあるのかな」
:(結夜の足を引っ張る)
結夜 :「引っ張るな」(振り払う)
結夜 :「人を脅かすのなら変化より幻術の方が実用的でないかな」
[TK-Leana] # すいません、そろそろ離席
真砂 :「そんなものかなあ」(足をなでなで)
結夜 :「なでるな」(げし)
真砂 :「いやん、そんなあしざまに」
[chita] # 終
[TK-Leana] # じゃん
増補:『君、そんなキャラやったんか』
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くせになる肌触り
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結夜 :「結構気に入ったり」<スキュラでまったり
[TK-Leana] # in 夜の公園
# 怪談になるかもしれない
[Catshop] # なりますよぅ(笑)。
[TK-Leana] # サイズ、ジャングルジムくらいあるしな
[Luna] # でかっ
[hari] # もこもこー
前野 :「おお、なってるねぇ」
結夜 :「やはり、目線が高いと見える世界が違うにょ」
[hari] # 生臭いにおいのする麻袋を片手に下げて
日和 :「……地雷也?」
結夜 :「蝦蟇じゃない」
日和 :「なんて手の込んだ幻術だろう」(狼をなでなで)
前野 :「ほら、お手」
結夜 :「犬でもない」
つみき :「うあ、きもい」
結夜 :「ががーん」
前野 :「毛並みがもこもこなのはいいのだがね」
[hari] # 肉の塊を出して振ってみる
# 食べるかなーと(ぉ
[gallows] # みんなひどいや
狼頭 :(ぱくっ)
[Catshop] # うわはは。
前野 :「おお、良い食いっぷりだ。ほれほれ」(ぽいっぽいっ)
[hari] # 放り投げてみたり
結夜 :「君にはこのアンバランスで繊細な美がわからんのか……っ
:て、餌付けすなっ」
狼頭 :(ぱくごりむしゃ)
前野 :「ほんとは、上半身は美しい女性なんだそうだがね」
[hari] # からになった麻袋を公園のゴミ箱に放り込んで
結夜 :「その辺はまぁ、女装するわけにもいかんし」
前野 :「されても、お笑いでしかない」
つみき :「美しいってのもハードル高いわね」
日和 :「この術を会得すれば、戦いが楽になるかも知れない」
つみき :「……これ自由に動かせるの?」(犬をつっつく)
[chita] # 犬じゃないって
[gallows] # 犬と認識してる以上犬なのです(ぉぃ
結夜 :「自由にも動かせるけど、基本は勝手に動く」
前野 :「言うこと聞かなかったら、大騒ぎだな」
[hari] # くしくし、と毛並みを撫でつつ
結夜 :「流石に使い勝手悪いので足は常に支配してるけどね」
つみき :「ふーん。……ほうらとってこーい」(肉を投げる)
狼頭 :(すっと顔を突き出すが、それ以上動かない)
結夜 :「それによって、このように、唐突に走り出す事を防げる
:わけだ」
つみき :(ちっ)「思ったよりちゃんとしてる」
日和 :「可愛そうかも知れない」
前野 :「ああ、悲しそうだ。きゅーんとか言ってる」
結夜 :「所詮畜生だし」
[hari] # 少し歩いて、肉を拾う
つみき :「自分はその畜生の背骨なのに……」
意外に素直な彼、意外に下品な人
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前野 :「ほれ、口を開けろ」
狼頭 :(ぐわっ)
前野 :「ほら」(ぽい)
[hari] 口に放り込む
狼頭 :(ぱくん)
前野 :「うーん、結夜君とくっついてるとは思えない素直さだ」
結夜 :「なんか引っかかる言い方だな」
日和 :「古来から言うではないですか。下半身は素直だと」
つみき :(無言で離れる)
日和 :「……」(腕組み)
:「間違えました。下半身は正直、ですね」
つみき :(冷ややかな視線)>日和
結夜 :「品の無いギャグ」
前野 :「つーか、ある意味しゃれになってないな(苦笑)」
狼頭 :(がぶり)
[TK-Leana] # 日和にかぶりつく
日和 :「あ痛たた」
:「どうも彼の上半身と下半身の両方に嫌われたようです」
:>前野
前野 :「そうかね……(汗)」
[hari] # 一歩下がる
日和 :「困ったな」
前野 :「かぶりつかれてるが……結夜君はあのあとどうする気な
:のだろうね(ひそひそ)」
つみき :「食べておいしそうにはみえないけれど」
結夜 :「別にどうするつもりも無いのだった」
狼頭 :(ぱっと離す)
結夜 :「憤りを表しただけだし」
つみき :「なんでそんな怪物の真似してるの?」
結夜 :「ほら、なんとなくカッコイイし」
つみき :「かっこいい……?」>前野くん
前野 :「んー……もこもこしてそうだし太い足も可愛いとは思う
:が……総体ではちょっと」
つみき :「少なくとももてなさそうよね」
結夜 :「しくしくしく。わかりましたよ、やめりゃいいんでしょ」
SE :ばさささささささ
[TK-Leana] # 下半分の狼だった部分が蝙蝠になって散る
つみき :「あ、別にいいのよ。ごめんね、悪気はなかったんですよ」
:「ほら、もてないのなんていつものことじゃない」(必死
前野 :「あー、つみきちゃん。それは、フォロー?」
つみき :「……あ、えっと、え?」
結夜 :「ふふふ、確かに私は常に誰かしらからもててるような前
:野さんとは違って、生まれてきてこの方もてたことの無い
:人間だしな」
今明かされる、結夜の学生生活
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つみき :(うわあ、黒いオーラが出てる)
結夜 :「後輩からはいろんな意味で気にされていたようだな。
:変人として」
:「うん、それで妹が迷惑がってた」
:「下校時間に噛んだ後のガムを投げられた事もある」
:「あ中学校卒業の時には、殴られたりしたよ」
:「売られた喧嘩を買っただけだと言って、それで勝ってた
:のなら自慢にもなったんだろうが、まぁ、喧嘩弱い上に向
:こうが10人くらいいたから負けて当然」
:「奴らも腹殴ればいいものを顔殴ってきよったからなぁ。
:あとで大騒ぎになった。素人め」
告白が済んで
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つみき :「よしよし。鬱屈たまってたのね」(ぺしぺし)
前野 :「慰めてないような(汗)」
日和 :「鬱屈がたまると、下半身が狼になるのですか」
結夜 :「……だから、品の無いジョークはやめろ。あんたは陽気
:なアメリカ人か」
日和 :「品のない?」
[TK-Leana] # 陽気なアメリカ人は品の無いジョークを連発するという、すご
い偏見
日和 :「……うむ、私は何も言わないほうが良さそうだ」
時系列と舞台
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2004年1月初旬、吹利市内(増補分はその数日後、吹利市内の公園)
解説
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お気楽バンパネラの異名を持つ結夜が、思いつきでスキュラの姿を取ってう
ろついてみた数日の顛末。
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