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Date: Sun, 10 Oct 2004 21:10:37 +0900
From: "Sakurai.Catshop" <zoa73007@po.across.or.jp>
Subject: [KATARIBE 27803] [HA06L] 達大の日曜冒険:ペットショップ襲撃!
To: "Kataribe-ml" <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <NGEFJBIMGAOGPFJLCLOMAEMKCDAA.zoa73007@po.across.or.jp>
X-Mail-Count: 27803
Web: http://kataribe.com/HA/06/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/27800/27803.html
こんばんは、Catshop/桜井@猫丸屋です。
達大の日曜冒険(日曜大工にかけてみた)のログを切ったので送ります。
勢いでざくざく切り出しましたんで、チェック宜しくお願いします。
> 登場PCのPL諸氏
では。
#====================================================================#
[HA06L] 達大の日曜冒険:ペットショップ襲撃!
============================================
登場人物
--------
ヤシガニ(やしがに):http://kataribe.com/HA/06/C/0350/
這い寄る南国、吹利市内の変り種萌えペットの一角。
今回は囚われた仲間の安否を気遣う導入役。
桜木達大(さくらぎ・たつひろ):http://kataribe.com/HA/06/C/0365/
どんなものとも会話ができるという異能を持つサラリーマン。
今回は友達のヤシガニ君のために一肌脱ぐヒーロー役──のはずなのに、
どっかしまらない。
前野浩(まえの・ひろし):http://kataribe.com/HA/06/C/0128/
無道邸という吹利市内でも有名なお屋敷の執事。別名を万能文化黒眼鏡。
達大のクライアントにして、友人(多分)。
今回は友達の達大君のために一肌脱ぐ助っ人役──のはずなのに、いささか
非道かありませんか?
猫野月(ねこの・つき):http://kataribe.com/HA/06/C/0290/
羽猫一族の少女。
一族の里を密猟者に滅ぼされたという過去があるが──普段は、そんなこと
を微塵も思わせない明るく傲慢な悪の首領。
通り掛かりの行き掛かりで助っ人に、ぱーと1。
見桐子(まみや・きりこ):http://kataribe.com/HA/06/C/0348/
吹利学校大学部在籍の女子大生。
想像するだけで創造できるという異能の持ち主で、剣術の達人。
通り掛りの行き掛かりで助っ人に、ぱーと2。
赤目プレコ:
里見が生み出した怪生物にしてアイキャッチ係。
ちなみに、元になった生き物は正しくはプレコストマスという熱帯性のナマ
ズ。写真はこんな感じ→ http://www.sawayaka.tv/images2/O.Spot.Preco.gif
濱野真砂(はまの・まさご):http://kataribe.com/HA/06/C/0352/
むじな少女。
今回はアイキャッチ係のみ。
兎沙三月(うさみ・みつき):http://kataribe.com/HA/06/C/0361/
マーチヘアな青年。
彼もアイキャッチ係のみ。
予告編
------------
[chita] 妙なペットショップの話
その店のことを、『レプタイルショップ・ノア』の主人は余り語
らない
ヤシガニに肉球はない。
どのへんが妙かと言うとヤシガニが時々その店を襲撃するんだ。
不良あがりのような店員がヤシガニを捕まえようとしても逃げら
れるのだが
どうやらヤシガニは、売り物のオカヤドカリを狙っているらしい
解決編は次回。
アイキャッチ
------------
真砂 :「アイキャッチが欲しいな……痛い。い、痛い痛い痛い」
赤目プレコ :「はぐはぐはぐはぐ……」(真砂を食べている
1. さて、そのペットショップに達大が
-----------------------------------
ヤシガニ :「かにー」(威嚇)
店員 :「よーしよし怖くない怖くない。いいこだからじっとして
:……えい」(網をかぶせる)
ヤシガニ :「かにっ」(網を切る)
達大 :「こんにちはー」
ヤシガニ :「かにーっ」(逃げる)
店員 :「……あーあ。あ、いらっしゃい」
達大 :「──って。おや、ヤシガニ君と店員さんが喧嘩してる」
:「こんにちは」
店員 :「初めての方っすね。何かお探しですか」
[Catshop] # む。ノアではなかったか。
[chita] # ノアではないのです。明るい店内、豊富な品揃え、不良上がり
# みたいな店員
達大 :「猫のトイレ用の砂を。ちょうど切らしちゃいましてね」
店員 :「ほいほい。用品はレジ周辺からどうぞ」
達大 :「どうも」
[Catshop] # 店内を見回す。
[chita] # 高そうな犬猫、その他珍しい生物
# そして自動ドアのすぐ外にヤシガニ
ヤシガニ :「かにー」(かりかりかりかり)
達大 :(一度、店の外に出る)
2. ヤシガニ君、いわく
---------------------
達大 :「どうしたんだね?」
ヤシガニ :「ヤシガニが捕まってるがに」
達大 :「──捕まってる?」
ヤシガニ :「!」(後ずさる)
店員 :「よーしよしよし、怖くない怖くない」
:(網を持って出てくる)
達大 :「とりあえず逃げた方がいい。キミも捕まっちゃうよ?」
ヤシガニ :(逃げる)
店員 :「……あーあ」
達大 :「(まぁ、ペットショップだからなぁ。変った動物って事
:で置いてても不自然ではないか)」
店員 :「お目当てのもの、見つかりましたか」
達大 :「あ、そうでそた。ついヤシガニに気を取られちゃって」
:(苦笑しつつ立ち上がる)
店員 :「しょっちゅう店に忍びこんできますよ。節足動物のケー
:ジに忍びこむんで困ってます。とっつかまえて帰してやっ
:たほうがいいと思うんスけどねえ」
達大 :「節足動物の? へぇ」
:「変ったものを扱われてるんですね」
[chita] # 気のせいかバッドエンドのフラグが立った気がするが、続ける
[Catshop] # む。
3. ?オカヤドカリ
-----------------
店員 :「サソリとかクワガタとか、ヤドカリですねえ」
達大 :「サソリ、ですか。そんなの買ってく方がおられるんです
:か?」
[Catshop] # 言いながら節足動物のケージへ。
店員 :「シュミのものっすからねえ」
達大 :「はぁ。なるほど」
:(ケージを見回す)
サソリ :「……」
オカヤドカリ :「……」
クワガタ :「……」
達大 :「ヤシガニはいないか」(ぼそっ)
オカヤドカリ :「かに?」
達大 :「──おや」
[Catshop] # ヤドカリをじっと見る。
[chita] # えらくおおきなオカヤドカリだな
[Catshop] # 具体的にどのくらい大きいんでしょう?
[chita] # すまん。微妙な差です。みればわかるという程度
[Catshop] # あー。普通に「おーっ、これは大きなオカヤドカリだ」みたい
# な感じなわけですね。
オカヤドカリ達:(水槽の前面に集まってくる)
:「かにーかにー」
達大 :「随分、人懐っこいですね」
店員 :「そうですねえ。これは種類不明で、もしかしたら新種か
:も知れないっス」
[chita] # 値段も高い
達大 :「なるほど」
:「──もしかしてヤシガニ?」
店員 :「は?」
達大 :「や。ふっと思いついただけなんですけどね」
[Catshop] # ヤシガニ君と似てたりしません? > オカヤドカリ
[chita] # いや、似てない。断じて似てない。第一、ちゃんと貝殻を被っ
# てる。被ってるんだってば
オカヤドカリ :「かにー」>達大
達大 :「どーした?」> オカヤドカリ
店員 :(じー)
達大 :「あ、これは失礼。一人暮らしで彼女もいないもんで、動
:物に話し掛けるクセがすっかり染み付いちゃってまして」
:(苦笑)
オカヤドカリ達:「かにー」(エサくれエサ)
達大 :「(なんだろう。妙にヤシガニ君を思い出すな)」
店員 :「ヤシガニでしたら、お取り寄せしまっすよ」
達大 :「うーん。考えときます──よく考えたら猫と同居できる
:か微妙な線ですし」
:「さて。猫のトイレ砂買わなきゃ」
[Catshop] # というわけで、トイレ用の砂を手に取りレジへ。
店員 :「ありがとうございまっしたー」
達大 :「どうも」
:(店の外に出る)
4. 寂しげな後ろ姿
-----------------
ヤシガニ :「……」
達大 :「どうした? こんなところにいると捕まっちゃうよ?」
:(しゃがむ)
ヤシガニ :「かに……かにかに」(ヤシガニ達が心配だがに。こんな
:場所で生きていけるはずがないがに)
達大 :「あれはオカヤドカリ──って種類らしいよ」
:「どっちにしろ大丈夫。ちゃんと世話してもらってるし」
ヤシガニ :「かに……」
:(すごすご)
:「うーん。なにやら寂しげな後姿だ」
[chita] # 終わるかな?
[Catshop] # ですね。
[Catshop] # ──どの当たりがバッドエンドだったんだろう。うむむ
[chita] # 説明したものか、場面を変えるか
アイキャッチ再び
----------------
赤目プレコ :「はぐはぐはぐはぐ」
三月 :「きゅ、きゅー」
5. でも実はね──
-----------------
[chita] # どう説明しよう
[TK-Leana] # 実は無理矢理殻を着せられたヤシガニだった
[Catshop] # まさか(笑)
[chita] # 誰に解決させよう 1.真砂 2.宵姫 3.その他
ユニ :「ジャンジャジャーン」
:「おいしそうな焼きヤドカリ」(ジュー)
[TK-Leana] # ダメだッ、コイツじゃダメだ!
[miburo] # ジャンボタニシみたいだ
[TK-Leana] # まあ、宵姫はヤシガニの相手する動機ないしなあ
[chita] # おそるべしユニ
[TK-Leana] # ある意味問題はなくなりましたよ
[chita] # ヒントをあげるから、誰か達大さんにちょっかい出しにいって
# くれないかしら。どうも誘導がうまくいかなかった
曰く「ヤシガニの若い個体は貝殻をヤドカリのように被る。
しかし、そんな個体は輸出も販売も厳重に規制されている」
[Catshop] なぬっ──そういうコトだったのかっ。
6. 達大、真実を知る
-------------------
達大 :「──そういうことだったか」
:(インターネットでヤシガニについて調べつつ)
:「(──うーむ。知らないでやってたのか、知っててシラ
:を切ったのか)」
:(立つ)
:「(まぁ、まずは正面から言ってみよう。いきなり暴力沙
:汰にゃぁ、なるまい)」
[Catshop] #--- さっきの店に移動
達大 :「──というわけでして。法に抵触している可能性が」
店員 :「はあ?」
達大 :(プリントアウトしてきたWEBのページを見せる)
:「こんな具合でして」
店員 :「ははあ、そうなんすかあ。また後で店長と相談してみま
:すわ」
達大 :「えぇ。そうしてみてください」
店員 :「じゃまた」
達大 :「あー、また中を見てっても宜しいですか?」
店員 :「ええ、どうぞどうぞ」
達大 :「やぁ──キミたち、ヤシガニくんだったんだねぇ」
オカヤドカリ :「かにっ」
達大 :「どこから来たんだね」
オカヤドカリ :「かにかに」(ぬくい所から)
店員 :「……」
達大 :「──? あ、もしかしてうるさかったですか?」> 店員
店員 :「いえ、ごゆっくり」
達大 :「どうやって来たんだろう」
オカヤドカリ :「かにっ」(箱にいれられてきたがに)
達大 :「そりゃ大変だったねぇ」
:「さて」(立ち上がる)
:「それじゃ、失礼します」
:(店を出る)
店員 :「まいどー」
[chita] # 別のフラグがたったかもしれない
7. さそりカルテット、音楽にて警告す
-----------------------------------
達大 :「(さて。どーしたもんかな──どうも分かっててやって
:るんだか、知らないでやってたんだか判断がつかん)」
さそりカルテット:「ちゃかちゃーちゃー♪」
達大 :「(猫丸に頼んで様子見るか──気になるし)」
:「──む?」> さそりカルテット
さそりカルテット:「ちゃかちゃっちゃっちゃー、ちゃかちゃーちゃー、ちゃ
:らちゃっちゃっちゃー♪」(”FINAL COUNTDOWN")
達大 :「(なんだ──このアクションシーンを暗示させるような
:曲は)」
さそりカルテット:「ちゃっちゃらちゃっちゃらちゃっちゃらちゃっ
:ちゃら……」(”HURRY UP”)
:(撤収)
達大 :(あたりを見回す)
[chita] # 誰もいません
# 昼すぎから夕方にかけて
[TK-Leana] # 上から鉈を持った殺人店員が降ってきたりしないのか
[chita] # メモメモ
[Catshop] # うぎゃーっ。メモるなーっ
達大 :「いよいよ厭な予感がするな」
猫丸 :(にゃーっ)
達大 :「猫丸、ちょっと店の方を見てきてもらえるか?」
猫丸 :「にゃーっ」
8. 密偵猫丸!
-------------
[Catshop] # とゆーわけで猫丸が店の偵察に。
[chita] # 慌ただしい店内。荷造りの最中
猫丸 :(耳を澄ます)
男 :「とりあえず、ヤバいものは処分するとして、他に何か難
:癖つけられそうな所はなかったか」
店員 :「ちょっとわからないですねえ。動物に詳しいようでもな
:かったし」
男 :「とりあえず、殺人店員を尾行させておいたから、奴が何
:者かはすぐ解るだろう」
猫丸 :(走り去って達大の方へ)
店員 :「先走らな……」(ここまで)
[Catshop] # 殺人店員ってなんだーっ(笑)
9. 殺人店員、来る!?
-------------------
[Catshop] #--- 路上、達大がいるあたり
達大 :「(さて。どうしたもんか)」
[chita] # 処分(ぼそ)
[Catshop] # うぎゃーっ
[chita] # 何を処分するのかなー。怖い考えにならないといいね
猫丸 :「にゃーっ」
達大 :「──げ。藪をつついて蛇出しちゃったか」
:「(しかも殺人店員ってなんだっ、殺人店員って)」
:(携帯電話を取り出して警察にTEL)
[chita] # と、達大は電話をしようとした。しかし……
[Catshop] # む。
殺人店員 :「しゃーっ」
達大 :「げっ──なんだ、このいかにもなっ」
[chita] # 誰か武闘派がとおりかからないかな
[Catshop] # とおりかからないかな
達大 :(店の方に向かって走り出す)
[chita] 【 CLOSED 】の看板がかかってるよ
達大 :「猫丸、中に忍び込んであけてきてくれ」
:(どんどんどん)
:「すいませーんっ。あけてくださーい」
殺人店員 :「しゃーっ、しゃーっ」(ナタを振り回す)
[Catshop] # 猫丸に頼みつつ、並行して中の人に呼びかける。
[chita] # ……開けないのが親切だな
[Catshop] # ──人の気配あるかな?
# うが。そこまで危険かっ。> あけないのが親切
# 誰か武闘派通りかからんかなー
[chita] # いや、敵の本拠地(密室)に飛びこんでどうするつもりだったの
# さ
[Catshop] # ふっ──確かに(ぉぃ
# むー。仕方ない。電話で万能文化黒眼鏡の先生をよばわろう。
# hariさん助けてーっ
達大 :(ぴっぴっぴっぴっぴ──)
:(短縮で前野さんをコール)
SE :るるるるる──
SE :カチャ
[Luna] # 思いが通じたらしい
達大 :「や、突然お電話して申し訳ありません。ちょっと諸事情
:あって殺人店員に襲われてまして」
:(殺人店員の鉈から逃げ回りつつ)
[Catshop] # うわっ──我ながら性質の悪い冗談くせー(笑)
合成音声 :『この電話番号は現在使われておりません。もう一度番号
:をお確かめの上、御用の方はピーという発信音の後にメッ
:セージをお入れください。……ピーーー』
[TK-Leana] # 別のところ見てる間に面白展開になっていた
# ひどっ
[Luna] # 短縮で使われていない電話に繋がると悲しいのです
[hari] #ただのるすでんめっせーじなのにー0
[TK-Leana] # 通り掛かってみるかな
達大 :「使われてない電話にメッセージ入れてどーするっ」
殺人店員 :「きしゃー……きききききき」(笑い出す)
達大 :「やっ、殺られるっ──わかりましたっ、今度、なにか御
:馳走しますからっ」
前野 :『今忙しいんだがなぁ』
[TK-Leana] # いたのか
[hari] 電話
[TK-Leana] # 電話から出てくるに違いない
[hari] # 電話を耳に当てながら
# 通りの向こうを歩いてる
[Catshop] # 多分、殺人店員の背後なのですな。> 通りの向こう
達大 :「そういわずにっ──今度、良い中国茶を御馳走しますか
:らっ」
前野 :『そも、どこにいる分からないんじゃ。どうもこうも』
[hari] # 手を振って見せたり(ぉ
[TK-Leana] # 極悪執事め
達大 :「(この悪党っ!)」
殺人店員 :(ナタを達大に突き付けて、左手でもう一本のナタを……)
達大 :「わっ、すとっぷっ。すとっぷっ。平和に話し合えばわか
:るっ、わかりますっ」
殺人店員 :「ワタシ、ニホンゴワカマリセーン」
達大 :「日本語喋ってるじゃんっ!」
10. 助っ人も次々来る──?
--------------------------
月 :「前野くんも意地が悪い」
前野 :「む、これはいかん。これを使うんだっ」
SE :ぶんっ
[hari] # と放り投げられる
月 :「ちゃんと葬式には出席してあげるように」
達大 :(ぱしっ)
[hari] チェーンソー(エンジンON)
[TK-Leana] # どっちが殺人鬼だか
# それにしてもそんなもんよく投げられましたな
[hari] # 具象化しつつ射出だからな
達大 :「わっ。なんだこりゃーっ」
:(言いながら振り回して殺人店員をおっぱらう)
殺人店員 :「きー?」
見 :「かっこいー」(ぱちぱちぱち)
[Kyrie] # それよりむしろ受け取る方も受け取る方で。
# ONだし。
[hari] # ノリだ
[Kyrie] # イエィ
達大 :「ほらっ、あっちに行ってくださいっ。ってゆーか、どっ
:か行けっ」
前野 :「この隙に、警察に通報を」
月 :「善良な鉈使いをチェーンソーで襲っている殺人鬼が居ま
:すとか」
達大 :「Get out! Go away!!」
:(ぶんぶんっ)
殺人店員 :「ききー」(3本目のナタを口にくわえて、さらに達大に
:近づく)
達大 :「(三刀流ってなんだーっ! どっかの海賊漫画じゃないん
:だぞっ!)」
見 :「おー。三刀流?」
[chita] # 増えた
[Catshop] # ──む。
# まてこら。
# こんだけいるのに、手を貸そうって人はいないのかっ!(笑)
見 :(ばりぼりばり)
[Kyrie] # ポテチ
殺人店員 :「きーっ」(飛びあがって回転)
見 :(ちゃき)
[Kyrie] # どっからともなく刀×2
達大 :「(ようやく加勢が──って、いつぞやの酒乱女子大生
:じゃないかっ)」
見 :「ほら腰引けてる人は下がった下がった」
前野 :「達大さん、自分が手に持つその剣を信じるんだっ。心を
:澄ませて剣の言葉に耳を傾ければ、きっと勝てるっ!」
[Kyrie] # くいくい手招き
[hari] # アニメっぽく語りかける。
月 :「剣と言うかチェーンソーだけどな」
達大 :「下がった下がった言われても──っていうか、これの
:どこが剣だーっ!」> 桐子ちゃん&前野さん
[hari] # チェーンソーにはスプレーで穢苦素刈刃と書かれてる
[Kyrie] # 現パーティ:達大(前衛)、見(前衛)
月 :「ふっ、ならば私も加勢しよう」
[TK-Leana] # てくてくと歩いて
# 殺人店員側に
前野 :「すると、月くんと達大さんか」
※ おバカことを言ってるんじゃありませんっ(笑)
11. 一撃必殺!
--------------
殺人店員 :(回転しながら達大に突っ込んだ等のアクションの後、
:ダメージはともかく見に気付く)
:「つんつん」(口のナタで牽制)
達大 :(チェーンソーをかざして距離を取ろうとする)
見 :「遅い」(口の鉈に一撃)
殺人店員 :「きーっ」(左手のナタで切りかかる)>見
見 :「ふんっ」(鍔で受け止める)
:「ほらそこ、男なら見てないで手伝う」(達大をぎろり)
[Kyrie] # そのまま店員の腹に腰の入った前蹴りを
達大 :「(──とりあえず任せても大丈夫か)」
:「(────人でもいることだし)」
殺人店員 :「げうっ」(前野のほうにふっとぶ)
前野 :(どがっ)
[hari] 吹っ飛んできた店員にヤクザキック
いきなり靴が安全靴になってる
[Luna] # 痛そう<安全靴やくざキック
[Kyrie] # 酷い人だ<安全靴
[Catshop] # 鉈持ってる大男相手じゃ、仕方ないというものでありましょう
# や(笑)
殺人店員 :「ぎゃうん」(動作停止)
[chita] # 殺人店員なので、皆が忘れたころにまた立ちあがります
[Catshop] # うぎゃー(笑)
[Kyrie] # 次は庭バサミでも持って現れてください。
見 :(ぐりぐり)
[Kyrie] # 倒れた殺人さんの頭を踏んづけてる
前野 :(ぐるぐる)
[hari] # 殺人店員を縛り上げてる
12. お巡りわんに見つかりませんように
------------------------------------
月 :「ふっ、いつかこのような日が来るとは思っていた」
:(ライトサーベルを振りかざす)
達大 :「あー、申し訳ないんですが。ちょっと遊んでる場合じゃ
:ないんで」(くるっ)
[Catshop] # 月ちゃんに背中を向け元ペットショップの扉にチェーンソーを
# 叩きつける
達大 :「(お巡りさんに見つかりませんように、お巡りさんに
:見つかりませんように、お巡りさんに見つかりませんよう
:に──)」
[TK-Leana] # あ、キれてる?
[chita] # それは開くわ
達大 :「よーしストップだ! 両手を挙げて壁に手をつけっ!」
:> 店の中に向かって
月 :(パシャ)<写真
[chita] # 店内に入ったひとは1人?
[TK-Leana] # だね
[Catshop] # とりあえずは。
[TK-Leana] # ちなみに、達大さんの方の写真ね > パシャ
[Catshop] # あ、じゃーっ、すぐ後ろに月ちゃんもだ(笑)。
# > 中に入ったひと
店員 :「う、うわーっ、なんだあんたはっ」
達大 :「通りすがりの動物愛護団体の回しものです」(にっこり)
男 :「えっ、う、うわっ」(何やら色々箱を周囲においている)
達大 :「とりあえず殺人店員の人は外で伸びてますんで」
月 :「ふむ、あれか。つまりなんとなくわかった」
:「ペットの密売?」
達大 :「まー、そんなところです」
男 :「ち、違うぞ、違ううからなっ」
店員 :「い、命ばかりはお助けー」
月 :「なるほどなるほど」
:「じゃ、殺すか」
声 :「かにー」(くぐもっている)
達大 :「さすがにそれはちょっとどうかと」
月 :「ペットの密売は死刑と法律で決まってるんだ」
達大 :「いろいろ事情はあるかと思いますが、警察に引き渡しま
:しょう」
[TK-Leana] # 羽猫の里は密猟者に滅ぼされたんですよ
[Catshop] # なるほど──それは怨み骨髄か。
※ 月ちゃんは、羽猫という一族のお嬢さんで、一族の里が密猟者に滅ぼさ
れたという設定があるのでした。
達大 :「とりあえず壁に手をついて、こちらに背中を向けてもら
:えませんかね?」> 男と店員
[chita] # いうとおりにした。で?
月 :「つまらんな」
達大 :「生きて罪を償ってもらわないと」> 月ちゃん
SE :ぴっぴっぴ──
達大 :「えっと。違法な動物を取り扱っているペットショップが
:ありまして──えぇ、お手数なんですが他にお願いできる
:ところもありませんので。宜しくお願いします」
SE :ぴっ
[Catshop] # とりあえず警察には通報しておこう。市民の義務として。
月 :「罪の償いとはすなわち腹いせの対象になることだよ」
[chita] # 月さん。周囲を見回してください
[TK-Leana] # にょ?
[chita] # 達大さんはヤシガニしか見てなかったようだけど、君にはいろ
# いろとやばい動物が目に入るかもしれない
[TK-Leana] # 例えば?
[hari] # マヤー
[Luna] # 呼ばれた?(違
※ 真夜、じゃありません。
ヤママヤーもしくはヤマピカリャーでイリオモテヤマネコのことです。
[chita] # 偽装したクマとかオーストラリア肺魚とかカメとか……
13. 一気呵成に一件落着
----------------------
見 :「何か物足りないなあ」(のそのそ歩いてくる)
月 :「……ふん」
:「やはり殺そう」
達大 :「ストップ、ストップ。とりあえずお巡りさんを呼びまし
:たんで」
見 :「え?呼んだの?」(汗)
[chita] # 呼んだのかあ
声 :「かにーかにー」(くぐもってる)
達大 :「呼びました──うへ。これだけ揃ってると証拠は申し分
:ないな」(ヤシガニの箱を開けつつ)
前野 :(すたこら)
月 :「じゃ、逃げよう。事情聴取は自分で受けろ」
達大 :「──さて。とっとと逃げなくちゃ」
見 :「あー、指紋は落としといたほうが良いよ。じゃね」
:(ててて)
達大 :「すいませんが、これ前野さんに返しておいてください。
:こんなもん持ってると大変なことになりますんで」
達大 :(チェーンソーを月ちゃんに投げる)
月 :「事後処理は自分でしろ」
[TK-Leana] # 女の子に向かってチェーンソーを投げる男
※ 確かにひでー話です。
チェーンソー :(落ちる)
達大 :「──困ったなぁ。こいつだけは始末に悪い」
達大 :「(──仕方ない指紋をふき取って、殺人店員のせいにし
:とくか)」
達大 :(指紋をふき取る)
警察 :「まいどー」
達大 :「──どうも。」
[TK-Leana] # 早っ
警察 :「ん、なにをしてますか」
達大 :「いや。物騒なものが落ちてたんで始末しようかと思いま
:して」
:「とりあえず先に奥の二人を確保していただけます?」
[Catshop] # うむ。下手を踏みましたな(笑)。
# 前野さんがチェーンソーなんて寄越さなきゃっ!(笑)
警察 :「事情がわからないなあ。本官は『チェーンソーを振りま
:わしている男がいるから』と通報を受けて」
達大 :「おや。そんな通報が?」
警察2 :「通報があったのは、こちらの店ですか……うわ、なんだ
:こりゃ」
達大 :「ワシントン条約に引っ掛かるような動物がごろごろ」
:「(──なのはいいけど、さて。どうやってボクは切り
:抜けたもんか)」
:「(まぁ、事実だけ並べるか。別段、違法なことをした
:わけじゃなし)」
[chita] # 不法侵入はどうなんだ
[Catshop] # ──違法動物取り扱い組織が差し向けたと思しき大男ともみ
# 合ってるうちに、中に入ってしまった。
# ゆえに不可抗力。
警察2 :「どうも事情が込み入ってそうだな。専門家も呼んである
:し、とりあえず皆さんには『別の場所』に移っていただい
:て……」
達大 :「──別の場所?」
[chita] # いちばん簡単な手段に逃げる
# 男と店員と達大を任意同行で
達大 :「(うー。まぁ、仕方ないか)」
[Catshop] # 抵抗せず連れて行かれましょう。変に抵抗するとややっこしく
# なるし。
三度、アイキャッチ
------------------
赤目プレコ :「はぐはぐはぐ……」(警察が去った後を食い荒らしなが
:ら、どんどん育っていく)
14. めでたしめでたし──じゃないかも
------------------------------------
[chita] # そして、問題のペットショップは閉店に追いこまれました
[Catshop] # めでたしめでたし。
達大 :「(──とも言いづらいかも。善良な市民がなんだって
:こんな目に)」
[Catshop] # 取調室にて。
# ──って感じかな。
15. それはまた別のお話
----------------------
ヤシガニ :「かにー」(ではヤシガニ達は助かったのかに)
達大 :「えぇ。まぁ、段取りもなにもなくて少しばかり面倒なこ
:とになりましたけど」
:「無事、故郷に帰ったそうですよ」
:(じっ)
:「(そういえばヤシガニ君は、どうやってここまで来たん
:だろう?)」
ヤシガニ :「かにー」
[chita] # それはまた別の話
# 終
おまけという名の反省会
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[Catshop] うむ。
やはり、ちょいとばかし段取りというか先読みが足りなかった
気がします。
警察に頼るのはいいけど──もっとちゃんと関与の痕跡を消して
からにしないといけませんでした(笑)。
※ それよりも女の子にチェーンソー投げつけたコトを反省しなさい
[chita] こっちも誘導が甘かったし
[Catshop] はっはっは。
最初にヤシガニかな〜? と思ったとき、違うといわれて素直に
納得したのもちょっとでしたな。
もう少し疑うべきでした。
[chita] 「君はヤシガニかな?」って聞かなかったよね?
[Catshop] 確か。うん、それが失敗(笑)
ヤシガニ、って言葉に反応してたのに(笑)。> オカヤドカリ
[chita] 私の誘導に欠けていたのは殺人店員だったらしい
店をじゅうりんしてヤシガニの子やその他いろいろを奪取、と
いう所をヤマにするつもりだったんだ
時系列と舞台
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2004年の或る秋の日。吹利市内の非合法ペットショップにて。
解説
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変った動物を多く扱う吹利市内のとあるペットショップ。
異能サラリーマンの達大は、友達のヤシガニ君から仲間が捕まっているのだ
と聞いて──
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