[KATARIBE 27803] [HA06L] 達大の日曜冒険:ペットショップ襲撃!

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Date: Sun, 10 Oct 2004 21:10:37 +0900
From: "Sakurai.Catshop" <zoa73007@po.across.or.jp>
Subject: [KATARIBE 27803] [HA06L] 達大の日曜冒険:ペットショップ襲撃!
To: "Kataribe-ml" <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/27800/27803.html

こんばんは、Catshop/桜井@猫丸屋です。

 達大の日曜冒険(日曜大工にかけてみた)のログを切ったので送ります。

 勢いでざくざく切り出しましたんで、チェック宜しくお願いします。
 > 登場PCのPL諸氏


 では。

#====================================================================#
[HA06L] 達大の日曜冒険:ペットショップ襲撃!
============================================
登場人物
--------
ヤシガニ(やしがに):http://kataribe.com/HA/06/C/0350/
 這い寄る南国、吹利市内の変り種萌えペットの一角。
 今回は囚われた仲間の安否を気遣う導入役。

桜木達大(さくらぎ・たつひろ):http://kataribe.com/HA/06/C/0365/
 どんなものとも会話ができるという異能を持つサラリーマン。
 今回は友達のヤシガニ君のために一肌脱ぐヒーロー役──のはずなのに、
どっかしまらない。

前野浩(まえの・ひろし):http://kataribe.com/HA/06/C/0128/
 無道邸という吹利市内でも有名なお屋敷の執事。別名を万能文化黒眼鏡。
 達大のクライアントにして、友人(多分)。
 今回は友達の達大君のために一肌脱ぐ助っ人役──のはずなのに、いささか
非道かありませんか?

猫野月(ねこの・つき):http://kataribe.com/HA/06/C/0290/
 羽猫一族の少女。
 一族の里を密猟者に滅ぼされたという過去があるが──普段は、そんなこと
を微塵も思わせない明るく傲慢な悪の首領。
 通り掛かりの行き掛かりで助っ人に、ぱーと1。

見桐子(まみや・きりこ):http://kataribe.com/HA/06/C/0348/
 吹利学校大学部在籍の女子大生。
 想像するだけで創造できるという異能の持ち主で、剣術の達人。
 通り掛りの行き掛かりで助っ人に、ぱーと2。

赤目プレコ:
 里見が生み出した怪生物にしてアイキャッチ係。
 ちなみに、元になった生き物は正しくはプレコストマスという熱帯性のナマ
ズ。写真はこんな感じ→ http://www.sawayaka.tv/images2/O.Spot.Preco.gif

濱野真砂(はまの・まさご):http://kataribe.com/HA/06/C/0352/
 むじな少女。
 今回はアイキャッチ係のみ。

兎沙三月(うさみ・みつき):http://kataribe.com/HA/06/C/0361/
 マーチヘアな青年。
 彼もアイキャッチ係のみ。


予告編
------------
[chita]   妙なペットショップの話
      その店のことを、『レプタイルショップ・ノア』の主人は余り語
      らない
      ヤシガニに肉球はない。
      どのへんが妙かと言うとヤシガニが時々その店を襲撃するんだ。
      不良あがりのような店員がヤシガニを捕まえようとしても逃げら
      れるのだが
      どうやらヤシガニは、売り物のオカヤドカリを狙っているらしい
      解決編は次回。


アイキャッチ
------------
 真砂     :「アイキャッチが欲しいな……痛い。い、痛い痛い痛い」
 赤目プレコ  :「はぐはぐはぐはぐ……」(真砂を食べている


1. さて、そのペットショップに達大が
-----------------------------------
 ヤシガニ   :「かにー」(威嚇)
 店員     :「よーしよし怖くない怖くない。いいこだからじっとして
        :……えい」(網をかぶせる)
 ヤシガニ   :「かにっ」(網を切る)
 達大     :「こんにちはー」
 ヤシガニ   :「かにーっ」(逃げる)
 店員     :「……あーあ。あ、いらっしゃい」
 達大     :「──って。おや、ヤシガニ君と店員さんが喧嘩してる」
        :「こんにちは」
 店員     :「初めての方っすね。何かお探しですか」

[Catshop]  # む。ノアではなかったか。
[chita]   # ノアではないのです。明るい店内、豊富な品揃え、不良上がり
      # みたいな店員

 達大     :「猫のトイレ用の砂を。ちょうど切らしちゃいましてね」
 店員     :「ほいほい。用品はレジ周辺からどうぞ」
 達大     :「どうも」

[Catshop]  # 店内を見回す。
[chita]   # 高そうな犬猫、その他珍しい生物
      # そして自動ドアのすぐ外にヤシガニ

 ヤシガニ   :「かにー」(かりかりかりかり)
 達大     :(一度、店の外に出る)


2. ヤシガニ君、いわく
---------------------
 達大     :「どうしたんだね?」
 ヤシガニ   :「ヤシガニが捕まってるがに」
 達大     :「──捕まってる?」
 ヤシガニ   :「!」(後ずさる)
 店員     :「よーしよしよし、怖くない怖くない」
        :(網を持って出てくる)
 達大     :「とりあえず逃げた方がいい。キミも捕まっちゃうよ?」
 ヤシガニ   :(逃げる)
 店員     :「……あーあ」
 達大     :「(まぁ、ペットショップだからなぁ。変った動物って事
        :で置いてても不自然ではないか)」
 店員     :「お目当てのもの、見つかりましたか」
 達大     :「あ、そうでそた。ついヤシガニに気を取られちゃって」
        :(苦笑しつつ立ち上がる)
 店員     :「しょっちゅう店に忍びこんできますよ。節足動物のケー
        :ジに忍びこむんで困ってます。とっつかまえて帰してやっ
        :たほうがいいと思うんスけどねえ」
 達大     :「節足動物の? へぇ」
        :「変ったものを扱われてるんですね」

[chita]   # 気のせいかバッドエンドのフラグが立った気がするが、続ける
[Catshop]  # む。


3. ?オカヤドカリ
-----------------
 店員     :「サソリとかクワガタとか、ヤドカリですねえ」
 達大     :「サソリ、ですか。そんなの買ってく方がおられるんです
        :か?」

[Catshop]  # 言いながら節足動物のケージへ。

 店員     :「シュミのものっすからねえ」
 達大     :「はぁ。なるほど」
        :(ケージを見回す)
 サソリ    :「……」
 オカヤドカリ :「……」
 クワガタ   :「……」
 達大     :「ヤシガニはいないか」(ぼそっ)
 オカヤドカリ :「かに?」
 達大     :「──おや」

[Catshop]  # ヤドカリをじっと見る。
[chita]   # えらくおおきなオカヤドカリだな
[Catshop]  # 具体的にどのくらい大きいんでしょう?
[chita]   # すまん。微妙な差です。みればわかるという程度
[Catshop]  # あー。普通に「おーっ、これは大きなオカヤドカリだ」みたい
      # な感じなわけですね。

 オカヤドカリ達:(水槽の前面に集まってくる)
        :「かにーかにー」
 達大     :「随分、人懐っこいですね」
 店員     :「そうですねえ。これは種類不明で、もしかしたら新種か
        :も知れないっス」

[chita]   # 値段も高い

 達大     :「なるほど」
        :「──もしかしてヤシガニ?」
 店員     :「は?」
 達大     :「や。ふっと思いついただけなんですけどね」

[Catshop]  # ヤシガニ君と似てたりしません? > オカヤドカリ
[chita]   # いや、似てない。断じて似てない。第一、ちゃんと貝殻を被っ
      # てる。被ってるんだってば

 オカヤドカリ :「かにー」>達大
 達大     :「どーした?」> オカヤドカリ
 店員     :(じー)
 達大     :「あ、これは失礼。一人暮らしで彼女もいないもんで、動
        :物に話し掛けるクセがすっかり染み付いちゃってまして」
        :(苦笑)
 オカヤドカリ達:「かにー」(エサくれエサ)
 達大     :「(なんだろう。妙にヤシガニ君を思い出すな)」
 店員     :「ヤシガニでしたら、お取り寄せしまっすよ」
 達大     :「うーん。考えときます──よく考えたら猫と同居できる
        :か微妙な線ですし」
        :「さて。猫のトイレ砂買わなきゃ」

[Catshop]  # というわけで、トイレ用の砂を手に取りレジへ。

 店員     :「ありがとうございまっしたー」
 達大     :「どうも」
        :(店の外に出る)


4. 寂しげな後ろ姿
-----------------
 ヤシガニ   :「……」
 達大     :「どうした? こんなところにいると捕まっちゃうよ?」
        :(しゃがむ)
 ヤシガニ   :「かに……かにかに」(ヤシガニ達が心配だがに。こんな
        :場所で生きていけるはずがないがに)
 達大     :「あれはオカヤドカリ──って種類らしいよ」
        :「どっちにしろ大丈夫。ちゃんと世話してもらってるし」
 ヤシガニ   :「かに……」
        :(すごすご)
        :「うーん。なにやら寂しげな後姿だ」

[chita]   # 終わるかな?
[Catshop]  # ですね。
[Catshop]  # ──どの当たりがバッドエンドだったんだろう。うむむ
[chita]   # 説明したものか、場面を変えるか


アイキャッチ再び
----------------
 赤目プレコ  :「はぐはぐはぐはぐ」
 三月     :「きゅ、きゅー」


5. でも実はね──
-----------------
[chita]   # どう説明しよう
[TK-Leana] # 実は無理矢理殻を着せられたヤシガニだった
[Catshop]  # まさか(笑)
[chita]   # 誰に解決させよう 1.真砂 2.宵姫 3.その他

 ユニ     :「ジャンジャジャーン」
        :「おいしそうな焼きヤドカリ」(ジュー)

[TK-Leana] # ダメだッ、コイツじゃダメだ!
[miburo]  # ジャンボタニシみたいだ
[TK-Leana] # まあ、宵姫はヤシガニの相手する動機ないしなあ
[chita]   # おそるべしユニ
[TK-Leana] # ある意味問題はなくなりましたよ
[chita]   # ヒントをあげるから、誰か達大さんにちょっかい出しにいって
      # くれないかしら。どうも誘導がうまくいかなかった
      曰く「ヤシガニの若い個体は貝殻をヤドカリのように被る。
      しかし、そんな個体は輸出も販売も厳重に規制されている」
[Catshop]  なぬっ──そういうコトだったのかっ。


6. 達大、真実を知る
-------------------
 達大     :「──そういうことだったか」
        :(インターネットでヤシガニについて調べつつ)
        :「(──うーむ。知らないでやってたのか、知っててシラ
        :を切ったのか)」
        :(立つ)
        :「(まぁ、まずは正面から言ってみよう。いきなり暴力沙
        :汰にゃぁ、なるまい)」

[Catshop]  #--- さっきの店に移動

 達大     :「──というわけでして。法に抵触している可能性が」
 店員     :「はあ?」
 達大     :(プリントアウトしてきたWEBのページを見せる)
        :「こんな具合でして」
 店員     :「ははあ、そうなんすかあ。また後で店長と相談してみま
        :すわ」
 達大     :「えぇ。そうしてみてください」
 店員     :「じゃまた」
 達大     :「あー、また中を見てっても宜しいですか?」
 店員     :「ええ、どうぞどうぞ」
 達大     :「やぁ──キミたち、ヤシガニくんだったんだねぇ」
 オカヤドカリ :「かにっ」
 達大     :「どこから来たんだね」
 オカヤドカリ :「かにかに」(ぬくい所から)
 店員     :「……」
 達大     :「──? あ、もしかしてうるさかったですか?」> 店員
 店員     :「いえ、ごゆっくり」
 達大     :「どうやって来たんだろう」
 オカヤドカリ :「かにっ」(箱にいれられてきたがに)
 達大     :「そりゃ大変だったねぇ」
        :「さて」(立ち上がる)
        :「それじゃ、失礼します」
        :(店を出る)
 店員     :「まいどー」

[chita]   # 別のフラグがたったかもしれない


7. さそりカルテット、音楽にて警告す
-----------------------------------
 達大     :「(さて。どーしたもんかな──どうも分かっててやって
        :るんだか、知らないでやってたんだか判断がつかん)」
さそりカルテット:「ちゃかちゃーちゃー♪」
 達大     :「(猫丸に頼んで様子見るか──気になるし)」
        :「──む?」> さそりカルテット
さそりカルテット:「ちゃかちゃっちゃっちゃー、ちゃかちゃーちゃー、ちゃ
        :らちゃっちゃっちゃー♪」(”FINAL COUNTDOWN")
 達大     :「(なんだ──このアクションシーンを暗示させるような
        :曲は)」
さそりカルテット:「ちゃっちゃらちゃっちゃらちゃっちゃらちゃっ
        :ちゃら……」(”HURRY UP”)
        :(撤収)
 達大     :(あたりを見回す)

[chita]   # 誰もいません
      # 昼すぎから夕方にかけて
[TK-Leana] # 上から鉈を持った殺人店員が降ってきたりしないのか
[chita]   # メモメモ
[Catshop]  # うぎゃーっ。メモるなーっ

 達大     :「いよいよ厭な予感がするな」
 猫丸     :(にゃーっ)
 達大     :「猫丸、ちょっと店の方を見てきてもらえるか?」
 猫丸     :「にゃーっ」


8. 密偵猫丸!
-------------
[Catshop]  # とゆーわけで猫丸が店の偵察に。
[chita]   # 慌ただしい店内。荷造りの最中

 猫丸     :(耳を澄ます)
 男      :「とりあえず、ヤバいものは処分するとして、他に何か難
        :癖つけられそうな所はなかったか」
 店員     :「ちょっとわからないですねえ。動物に詳しいようでもな
        :かったし」
 男      :「とりあえず、殺人店員を尾行させておいたから、奴が何
        :者かはすぐ解るだろう」
 猫丸     :(走り去って達大の方へ)
 店員     :「先走らな……」(ここまで)

[Catshop]  # 殺人店員ってなんだーっ(笑)


9. 殺人店員、来る!?
-------------------
[Catshop]  #--- 路上、達大がいるあたり

 達大     :「(さて。どうしたもんか)」

[chita]   # 処分(ぼそ)
[Catshop]  # うぎゃーっ
[chita]   # 何を処分するのかなー。怖い考えにならないといいね


 猫丸     :「にゃーっ」
 達大     :「──げ。藪をつついて蛇出しちゃったか」
        :「(しかも殺人店員ってなんだっ、殺人店員って)」
        :(携帯電話を取り出して警察にTEL)

[chita]   # と、達大は電話をしようとした。しかし……
[Catshop]  # む。

 殺人店員   :「しゃーっ」
 達大     :「げっ──なんだ、このいかにもなっ」

[chita]   # 誰か武闘派がとおりかからないかな
[Catshop]  # とおりかからないかな

 達大     :(店の方に向かって走り出す)

[chita]   【 CLOSED 】の看板がかかってるよ

 達大     :「猫丸、中に忍び込んであけてきてくれ」
        :(どんどんどん)
        :「すいませーんっ。あけてくださーい」
 殺人店員   :「しゃーっ、しゃーっ」(ナタを振り回す)

[Catshop]  # 猫丸に頼みつつ、並行して中の人に呼びかける。
[chita]   # ……開けないのが親切だな
[Catshop]  # ──人の気配あるかな?
      # うが。そこまで危険かっ。> あけないのが親切
      # 誰か武闘派通りかからんかなー
[chita]   # いや、敵の本拠地(密室)に飛びこんでどうするつもりだったの
      # さ
[Catshop]  # ふっ──確かに(ぉぃ
      # むー。仕方ない。電話で万能文化黒眼鏡の先生をよばわろう。
      # hariさん助けてーっ

 達大     :(ぴっぴっぴっぴっぴ──)
        :(短縮で前野さんをコール)
 SE      :るるるるる──
 SE      :カチャ

[Luna]   # 思いが通じたらしい

 達大     :「や、突然お電話して申し訳ありません。ちょっと諸事情
        :あって殺人店員に襲われてまして」
        :(殺人店員の鉈から逃げ回りつつ)

[Catshop]  # うわっ──我ながら性質の悪い冗談くせー(笑)

 合成音声   :『この電話番号は現在使われておりません。もう一度番号
        :をお確かめの上、御用の方はピーという発信音の後にメッ
        :セージをお入れください。……ピーーー』

[TK-Leana] # 別のところ見てる間に面白展開になっていた
      # ひどっ
[Luna]   # 短縮で使われていない電話に繋がると悲しいのです
[hari]   #ただのるすでんめっせーじなのにー0
[TK-Leana] # 通り掛かってみるかな

 達大     :「使われてない電話にメッセージ入れてどーするっ」
 殺人店員   :「きしゃー……きききききき」(笑い出す)
 達大     :「やっ、殺られるっ──わかりましたっ、今度、なにか御
        :馳走しますからっ」
 前野     :『今忙しいんだがなぁ』


[TK-Leana] # いたのか
[hari]   電話
[TK-Leana] # 電話から出てくるに違いない
[hari]   # 電話を耳に当てながら
      # 通りの向こうを歩いてる
[Catshop]  # 多分、殺人店員の背後なのですな。> 通りの向こう

 達大     :「そういわずにっ──今度、良い中国茶を御馳走しますか
        :らっ」
 前野     :『そも、どこにいる分からないんじゃ。どうもこうも』

[hari]   # 手を振って見せたり(ぉ
[TK-Leana] # 極悪執事め

 達大     :「(この悪党っ!)」
 殺人店員   :(ナタを達大に突き付けて、左手でもう一本のナタを……)
 達大     :「わっ、すとっぷっ。すとっぷっ。平和に話し合えばわか
        :るっ、わかりますっ」
 殺人店員   :「ワタシ、ニホンゴワカマリセーン」
 達大     :「日本語喋ってるじゃんっ!」


10. 助っ人も次々来る──?
--------------------------
 月      :「前野くんも意地が悪い」
 前野     :「む、これはいかん。これを使うんだっ」
 SE      :ぶんっ

[hari]   # と放り投げられる

 月      :「ちゃんと葬式には出席してあげるように」
 達大     :(ぱしっ)

[hari]   チェーンソー(エンジンON)
[TK-Leana] # どっちが殺人鬼だか
      # それにしてもそんなもんよく投げられましたな
[hari]   # 具象化しつつ射出だからな

 達大     :「わっ。なんだこりゃーっ」
        :(言いながら振り回して殺人店員をおっぱらう)
 殺人店員   :「きー?」
 見      :「かっこいー」(ぱちぱちぱち)

[Kyrie]   # それよりむしろ受け取る方も受け取る方で。
      # ONだし。
[hari]   # ノリだ
[Kyrie]   # イエィ

 達大     :「ほらっ、あっちに行ってくださいっ。ってゆーか、どっ
        :か行けっ」
 前野     :「この隙に、警察に通報を」
 月      :「善良な鉈使いをチェーンソーで襲っている殺人鬼が居ま
        :すとか」
 達大     :「Get out! Go away!!」
        :(ぶんぶんっ)
 殺人店員   :「ききー」(3本目のナタを口にくわえて、さらに達大に
        :近づく)
 達大     :「(三刀流ってなんだーっ! どっかの海賊漫画じゃないん
        :だぞっ!)」
 見      :「おー。三刀流?」

[chita]   # 増えた
[Catshop]  # ──む。
      # まてこら。
      # こんだけいるのに、手を貸そうって人はいないのかっ!(笑)

 見      :(ばりぼりばり)

[Kyrie]   # ポテチ

 殺人店員   :「きーっ」(飛びあがって回転)
 見      :(ちゃき)

[Kyrie]   # どっからともなく刀×2

 達大     :「(ようやく加勢が──って、いつぞやの酒乱女子大生
        :じゃないかっ)」
 見      :「ほら腰引けてる人は下がった下がった」
 前野     :「達大さん、自分が手に持つその剣を信じるんだっ。心を
        :澄ませて剣の言葉に耳を傾ければ、きっと勝てるっ!」

[Kyrie]   # くいくい手招き
[hari]   # アニメっぽく語りかける。

 月      :「剣と言うかチェーンソーだけどな」
 達大     :「下がった下がった言われても──っていうか、これの
        :どこが剣だーっ!」> 桐子ちゃん&前野さん

[hari]   # チェーンソーにはスプレーで穢苦素刈刃と書かれてる
[Kyrie]   # 現パーティ:達大(前衛)、見(前衛)

 月      :「ふっ、ならば私も加勢しよう」

[TK-Leana] # てくてくと歩いて
      # 殺人店員側に

 前野     :「すると、月くんと達大さんか」

   ※ おバカことを言ってるんじゃありませんっ(笑)


11. 一撃必殺!
--------------
 殺人店員   :(回転しながら達大に突っ込んだ等のアクションの後、
        :ダメージはともかく見に気付く)
        :「つんつん」(口のナタで牽制)
 達大     :(チェーンソーをかざして距離を取ろうとする)
 見      :「遅い」(口の鉈に一撃)
 殺人店員   :「きーっ」(左手のナタで切りかかる)>見
 見      :「ふんっ」(鍔で受け止める)
        :「ほらそこ、男なら見てないで手伝う」(達大をぎろり)

[Kyrie]   # そのまま店員の腹に腰の入った前蹴りを

 達大     :「(──とりあえず任せても大丈夫か)」
        :「(────人でもいることだし)」
 殺人店員   :「げうっ」(前野のほうにふっとぶ)
 前野     :(どがっ)

[hari]   吹っ飛んできた店員にヤクザキック
      いきなり靴が安全靴になってる
[Luna]   # 痛そう<安全靴やくざキック
[Kyrie]   # 酷い人だ<安全靴
[Catshop]  # 鉈持ってる大男相手じゃ、仕方ないというものでありましょう
      # や(笑)

 殺人店員   :「ぎゃうん」(動作停止)

[chita]   # 殺人店員なので、皆が忘れたころにまた立ちあがります
[Catshop]  # うぎゃー(笑)
[Kyrie]   # 次は庭バサミでも持って現れてください。

 見      :(ぐりぐり)

[Kyrie]   # 倒れた殺人さんの頭を踏んづけてる

 前野     :(ぐるぐる)

[hari]   # 殺人店員を縛り上げてる


12. お巡りわんに見つかりませんように
------------------------------------
 月      :「ふっ、いつかこのような日が来るとは思っていた」
        :(ライトサーベルを振りかざす)
 達大     :「あー、申し訳ないんですが。ちょっと遊んでる場合じゃ
        :ないんで」(くるっ)

[Catshop]  # 月ちゃんに背中を向け元ペットショップの扉にチェーンソーを
      # 叩きつける

 達大     :「(お巡りさんに見つかりませんように、お巡りさんに
        :見つかりませんように、お巡りさんに見つかりませんよう
        :に──)」

[TK-Leana] # あ、キれてる?
[chita]   # それは開くわ

 達大     :「よーしストップだ! 両手を挙げて壁に手をつけっ!」
        :> 店の中に向かって
 月      :(パシャ)<写真

[chita]   # 店内に入ったひとは1人?
[TK-Leana] # だね
[Catshop]  # とりあえずは。
[TK-Leana] # ちなみに、達大さんの方の写真ね > パシャ
[Catshop]  # あ、じゃーっ、すぐ後ろに月ちゃんもだ(笑)。
      # > 中に入ったひと

 店員     :「う、うわーっ、なんだあんたはっ」
 達大     :「通りすがりの動物愛護団体の回しものです」(にっこり)
 男      :「えっ、う、うわっ」(何やら色々箱を周囲においている)
 達大     :「とりあえず殺人店員の人は外で伸びてますんで」
 月      :「ふむ、あれか。つまりなんとなくわかった」
        :「ペットの密売?」
 達大     :「まー、そんなところです」
 男      :「ち、違うぞ、違ううからなっ」
 店員     :「い、命ばかりはお助けー」
 月      :「なるほどなるほど」
        :「じゃ、殺すか」
 声      :「かにー」(くぐもっている)
 達大     :「さすがにそれはちょっとどうかと」
 月      :「ペットの密売は死刑と法律で決まってるんだ」
 達大     :「いろいろ事情はあるかと思いますが、警察に引き渡しま
        :しょう」

[TK-Leana] # 羽猫の里は密猟者に滅ぼされたんですよ
[Catshop]  # なるほど──それは怨み骨髄か。

   ※ 月ちゃんは、羽猫という一族のお嬢さんで、一族の里が密猟者に滅ぼさ
      れたという設定があるのでした。

 達大     :「とりあえず壁に手をついて、こちらに背中を向けてもら
        :えませんかね?」> 男と店員

[chita]   # いうとおりにした。で?

 月      :「つまらんな」
 達大     :「生きて罪を償ってもらわないと」> 月ちゃん
 SE      :ぴっぴっぴ──
 達大     :「えっと。違法な動物を取り扱っているペットショップが
        :ありまして──えぇ、お手数なんですが他にお願いできる
        :ところもありませんので。宜しくお願いします」
 SE      :ぴっ

[Catshop]  # とりあえず警察には通報しておこう。市民の義務として。

 月      :「罪の償いとはすなわち腹いせの対象になることだよ」

[chita]   # 月さん。周囲を見回してください
[TK-Leana] # にょ?
[chita]   # 達大さんはヤシガニしか見てなかったようだけど、君にはいろ
      # いろとやばい動物が目に入るかもしれない
[TK-Leana] # 例えば?
[hari]   # マヤー
[Luna]   # 呼ばれた?(違

   ※ 真夜、じゃありません。
      ヤママヤーもしくはヤマピカリャーでイリオモテヤマネコのことです。

[chita]   # 偽装したクマとかオーストラリア肺魚とかカメとか……


13. 一気呵成に一件落着
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 見      :「何か物足りないなあ」(のそのそ歩いてくる)
 月      :「……ふん」
        :「やはり殺そう」
 達大     :「ストップ、ストップ。とりあえずお巡りさんを呼びまし
        :たんで」
 見      :「え?呼んだの?」(汗)

[chita]   # 呼んだのかあ

 声      :「かにーかにー」(くぐもってる)
 達大     :「呼びました──うへ。これだけ揃ってると証拠は申し分
        :ないな」(ヤシガニの箱を開けつつ)
 前野     :(すたこら)
 月      :「じゃ、逃げよう。事情聴取は自分で受けろ」
 達大     :「──さて。とっとと逃げなくちゃ」
 見      :「あー、指紋は落としといたほうが良いよ。じゃね」
        :(ててて)
 達大     :「すいませんが、これ前野さんに返しておいてください。
        :こんなもん持ってると大変なことになりますんで」
 達大     :(チェーンソーを月ちゃんに投げる)
 月      :「事後処理は自分でしろ」

[TK-Leana] # 女の子に向かってチェーンソーを投げる男

   ※ 確かにひでー話です。

 チェーンソー :(落ちる)
 達大     :「──困ったなぁ。こいつだけは始末に悪い」
 達大     :「(──仕方ない指紋をふき取って、殺人店員のせいにし
        :とくか)」
 達大     :(指紋をふき取る)
 警察     :「まいどー」
 達大     :「──どうも。」

[TK-Leana] # 早っ

 警察     :「ん、なにをしてますか」
 達大     :「いや。物騒なものが落ちてたんで始末しようかと思いま
        :して」
        :「とりあえず先に奥の二人を確保していただけます?」

[Catshop]  # うむ。下手を踏みましたな(笑)。
      # 前野さんがチェーンソーなんて寄越さなきゃっ!(笑)

 警察     :「事情がわからないなあ。本官は『チェーンソーを振りま
        :わしている男がいるから』と通報を受けて」
 達大     :「おや。そんな通報が?」
 警察2    :「通報があったのは、こちらの店ですか……うわ、なんだ

        :こりゃ」
 達大     :「ワシントン条約に引っ掛かるような動物がごろごろ」
        :「(──なのはいいけど、さて。どうやってボクは切り
        :抜けたもんか)」
        :「(まぁ、事実だけ並べるか。別段、違法なことをした
        :わけじゃなし)」

[chita]   # 不法侵入はどうなんだ
[Catshop]  # ──違法動物取り扱い組織が差し向けたと思しき大男ともみ
      # 合ってるうちに、中に入ってしまった。
      # ゆえに不可抗力。

 警察2    :「どうも事情が込み入ってそうだな。専門家も呼んである
        :し、とりあえず皆さんには『別の場所』に移っていただい
        :て……」
 達大     :「──別の場所?」

[chita]   # いちばん簡単な手段に逃げる
      # 男と店員と達大を任意同行で

 達大     :「(うー。まぁ、仕方ないか)」

[Catshop]  # 抵抗せず連れて行かれましょう。変に抵抗するとややっこしく
      # なるし。


三度、アイキャッチ
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 赤目プレコ  :「はぐはぐはぐ……」(警察が去った後を食い荒らしなが
        :ら、どんどん育っていく)


14. めでたしめでたし──じゃないかも
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[chita]   # そして、問題のペットショップは閉店に追いこまれました
[Catshop]  # めでたしめでたし。

 達大     :「(──とも言いづらいかも。善良な市民がなんだって
        :こんな目に)」

[Catshop]  # 取調室にて。
      # ──って感じかな。


15. それはまた別のお話
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 ヤシガニ   :「かにー」(ではヤシガニ達は助かったのかに)
 達大     :「えぇ。まぁ、段取りもなにもなくて少しばかり面倒なこ
        :とになりましたけど」
        :「無事、故郷に帰ったそうですよ」
        :(じっ)
        :「(そういえばヤシガニ君は、どうやってここまで来たん
        :だろう?)」
 ヤシガニ   :「かにー」

[chita]   # それはまた別の話
      # 終


おまけという名の反省会
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[Catshop]  うむ。
      やはり、ちょいとばかし段取りというか先読みが足りなかった
      気がします。
      警察に頼るのはいいけど──もっとちゃんと関与の痕跡を消して
      からにしないといけませんでした(笑)。

   ※ それよりも女の子にチェーンソー投げつけたコトを反省しなさい

[chita]   こっちも誘導が甘かったし
[Catshop]  はっはっは。
      最初にヤシガニかな〜? と思ったとき、違うといわれて素直に
      納得したのもちょっとでしたな。
      もう少し疑うべきでした。
[chita]   「君はヤシガニかな?」って聞かなかったよね?
[Catshop]  確か。うん、それが失敗(笑)
      ヤシガニ、って言葉に反応してたのに(笑)。> オカヤドカリ
[chita]   私の誘導に欠けていたのは殺人店員だったらしい
      店をじゅうりんしてヤシガニの子やその他いろいろを奪取、と
      いう所をヤマにするつもりだったんだ


時系列と舞台
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 2004年の或る秋の日。吹利市内の非合法ペットショップにて。


解説
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 変った動物を多く扱う吹利市内のとあるペットショップ。
 異能サラリーマンの達大は、友達のヤシガニ君から仲間が捕まっているのだ
と聞いて──


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Sakurai.Catshop / 桜井@猫丸屋
 e-mail : zoa73007@po.across.or.jp
 blog    : http://www.mypress.jp/v2_writers/sakurai/

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