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Date: Mon, 30 Aug 2004 15:12:52 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 27757] [HA06L]チャットログ:『僕の目、君の骨、天使の贈り物』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20040830151252.8AD36C58.chita@ma.akari.ne.jp>
X-Mail-Count: 27757
Web: http://kataribe.com/HA/06/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/27700/27757.html
#HA06-02 2004/08/18 09:00のログ。
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[HA06L]チャットログ:『僕の目、君の骨、天使の贈り物』
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登場人物
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ぐりこ :現世に受肉した堕天使。悪魔じゃないから悪意はない
青九郎 :どうにもテンポの遅い青年。骨フェチ。愛称「モジャ」
リャナンシー :青九郎と同居する女性。正体は妖精
いきなり必殺技から入るドラマ
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ぐりこ :「エンジェル目潰し〜」(さくっ)
青九郎 :「ほぎゃっ」
:「入った、マジで入った、目はヤバイからヤバイから」
ぐりこ :「先手必勝。サングラスいらずです!」
:「この聖書に書いてある通りにやれば脳まで届くですよ」
青九郎 :「死ぬから」
ぐりこ :「死なないでモジャっ」
青九郎 :「聖書なのかどうか大変怪しい、おまけに今は見られない」
被害者をひきずったまま加速する展開
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ぐりこ :「モジャが死んだら私独りぼっちになっちゃうー」
:(うわんわん)
ぐりこ :「お昼のメロドラマ風」
青九郎 :「……風。お昼のメロドラマなんて見てるのか」
ぐりこ :「ドラマティックエンジェルぐりこ。ボダン・ド・薔薇は
:全話ビデオにとったよ」
青九郎 :「うわー…なんか、古いかんじ。古くさ。」
ぐりこ :「あーら、モジャ子さん、あなたにはこの眼鏡がお似合い
:よ! ふふふ、前の眼鏡は捨てちゃったわ、汚いから」
:(ほーっほっほっほ)
[gallows] # バトーみたいなの
青九郎 :「お似合いよ、て」
:「……お似合い、かなあ……」
ぐりこ :「そうび→あたま→ステキ眼鏡」
:「でろでろでろでろでーろんっ、モジャはのろわれてしまっ
:た!」
青九郎 :「え」
:「はずれない、とか言わないだろうね」
:(眼鏡に手をかける)
ぐりこ :「はずすと目玉ごとずるりらしいよっ」
:「こわいね」
青九郎 :(びくぅ)
:「いやいや、まさかそんなハハハハ」
:(ずるり)
ぐりこ :「戻して戻して! ほら、使い方を読んであげましょう。
:『見える』って言うたびに――」
青九郎 :「……言うたびに?」
ぐりこ :「遠くのモノが見えるようになります。望遠機能」
青九郎 :(装着)「……ちょっと、期待した自分が愚かだ……」
ぐりこ :「他にも透視機能とかもあるけどモジャの心は汚れてるの
:で使い方は秘密です」
青九郎 :「がーん」
青九郎 :「とりあえず取れるようにして欲しい……んだけど」
ぐりこ :「ほら、遠くのモノ見てみよう」
青九郎 :「……ミエールミエール」
ぐりこ :「おー、レンズが伸びたー」
青九郎 :「がほぉッ、太陽光線がッ目が焼ける!」
[gallows] # ついでに首にものすごい負荷がくる
ぐりこ :「モジャ、目ぇ長ッ」
青九郎 :「……戻すにはどうしたらいいんでしょうか」
:「これ、このままだとまた」(ずるり)
ぐりこ :「(ばたばたと押える)……えっとねー」
青九郎 :「……」
ぐりこ :「ほら、元気出して! そこの市民プールがのぞけるアン
:グルとかも説明書にのってたよ!」
青九郎 :「それは大変に有用な情報であるがとりあえず重い。」
:「元に戻す方法、載ってないとかそういう話は」
ぐりこ :「うーん、うーん、うーん……説明書厚い!」(ぽいっ)
青九郎 :「ちょ、ちょまっ」
:「自分じゃ読めないんだけども」
ぐりこ :「もうこんなの気にするのやめましょう。先の事考えるな
:んてらしくないよっ」
青九郎 :「ががーん」
:「いやいや、気にする気にする。遠視どころじゃないじゃ
:ないか」
ぐりこ :「モジャはモジャらしく悪巧みしてればいいんです」
青九郎 :「せめて目先のことだけは考えさせてくれえ」
ぐりこ :「はい、さっきの場所につれてったげるね。悪い事だけど、
:モジャの人生かかってるもんね」(ひっ掴んで飛び始める)
青九郎 :「が、眼球が置いてけぼりにッ」
ぐりこ :「ボルト留めしとこう」(ちゅいーん)
ぐりこ :「この電柱のてっぺんであと3回遠視機能だって」
青九郎 :「……普通に近づいたんじゃ駄目なのか」
:「じゃなくて」
:「そうじゃなくてこれ以上伸びたら首が重力に逆らえなく
:なりそうな気がする」
ぐりこ :「その時はその時だ」
青九郎 :「いや、いやだぞ、俺は断固拒否する」
ぐりこ :「なんか大丈夫そうな予感!」
青九郎 :「そんな予感に従いたくないかな、ウン」
ぐりこ :「ええい、スイッチオーン!」
青九郎 :「おぎゃー!」
ぐりこ :(カチカチカチカチカチカチ)
青九郎 :「押しすぎ押しすぎ、三回じゃなかったのか」
[gallows] # 一瞬重くなるが先端が更衣室のロッカーに突き刺さる
青九郎 :「……」
ぐりこ :「……」
青九郎 :「あァ…これは楽チンだ。首は折れなかったよぐりこ君」
:「……。」
ぐりこ :「いま、ビームみたいに目が伸びた」(ぱくぱく)
青九郎 :「いやいやいや。戻せ。」
ぐりこ :「なんか人があつまてきた」
青九郎 :「……見えないだけに余計いやだ」
:「いいから、戻せ、早く、早急に、即座に、瞬時に」
ぐりこ :「更衣室からくっきょうな男衆がでてきた」
青九郎 :「……」
心強い救援、機械仕掛けの神
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青九郎 :「…………カミさま」
神様 :「ん?」
ぐりこ :「おおっ」
青九郎 :「カミさま?」
神様 :「うん、そうだけど、何?」
青九郎 :「ほんとにカミさま?」
ぐりこ :「あの男共を薙ぎ払えッ ……ってください!」
青九郎 :「いやちょっとまて順番がが違う」
神様 :「もうちょっと簡単なのがいい」
青九郎 :「これもとにもどしてくださいカミ(?)さま」
神様 :「ほい」(一個下のボタンを数回押す)
ぐりこ :「おー、なおた」
青九郎 :「うわー……適当だ……」
:「おお、周りが見える、見えるぞ」
ぐりこ :「それじゃあ、寿司でも食いいくかー」
青九郎 :「黒山の人だかりが見える……」
:「寿司いいねえ」
:「屈強な男衆が来る前にこの場を去ろう、そうしよう」
ぐりこ :(下に降りてばったばったと人だかりをなぎ倒してる)
:「モジャー、いこー」
青九郎 :「……結果オーライ、行こう」
[gallows] # 臨時アイテム『赤眼鏡』をゲットした
# 左に二つ、右に二つ、計四つのボタン
[kullow] # 押すのが怖いw
[gallows] # 鉄のロッカーを突き破る推進力!
# 反動が首にクルけど
夜更けの新展開
--------------
[kullow] 夜中に急に思い出して説明書を探しに来る青九郎
[gallows] 右の上のボタンが遠視、右の下のボタンがそのリセット
左の上のボタンが透視、左の下のボタンがそのリセット、だ
そうです
青九郎 :「言うほど厚くねー……」
[gallows] 6頁くらい(手書)
青九郎 :「……だめだな、透視は惜しいけども望遠レンズを見る限
:り恐ろしくて使えない、使えないなあ、と」
[gallows] # 説明書:「夏期限定商品なので8月末に外れます」
青九郎 :「……使えない、使えないなあウン」(ふらふら)
リャナンシー :「どうしまシタカ? 眼鏡が怪盗みたいにナッテマスヨ?」
青九郎 :「ほあ! なんでもないんだなんでもないんだなんでもな
:いんだ」
:「そう、イメチェンだよイメチェンハハハハ」
リャナンシー :「うーん、個性的だけど……ウーン」
青九郎 :「ハハハハ……」(じろじろ)
リャナンシー :「……大丈夫ですか? 挙動が不審です」
[gallows] # いつにも増して
青九郎 :「……え、いやそんなことはないんじゃないかな」
:(ボタンに手を伸ばす)
青九郎 :「はははは」(ポチ)
リャナンシー :「うわっ、眩しいデス」
[gallows] # ものすごく赤く光る
# 機能は良好
青九郎 :「……目立ってしょうがないなあ、うんうん」(ニヤニヤ)
リャナンシー :「なんだかオカシイですね」
青九郎 :「いや! おかしくないおかしくないおかしくない」
:(リセットボタン)
リャナンシー :(むー)
青九郎 :「夜道で提灯代わりになるんだよ、特別機能ツキ」
[gallows] # 訝しみつつ屋根裏に戻っていく
リャナンシー :「提灯とか普通使わないです」
SE :(ぱたん)
青九郎 :「ふっふっふ、はっはっはっはっは」
[gallows] # こわれたw
青九郎 :「あっはっはっはっはっはっはっは……」
[kullow] # 骨見放題(ぉぃ
[gallows] # 面白そうなのでしばらくこの状態異常続行してみようw
# タイホされるまで
時系列と舞台
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2004年8月中旬のとある一日、吹利市内の路地
解説
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無邪気な半妖に翻弄された青年の一日。
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