[KATARIBE 27717] [HA06P]エピソード『いけいけ、ぼくらの猫魔王!(仮) 後編』

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Date: Sun, 08 Aug 2004 03:48:21 +0900
From: アキト <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 27717] [HA06P]エピソード『いけいけ、ぼくらの猫魔王!(仮) 後編』
To: kataribe-ml@trpg.net
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#HA06-01 2003/11/29
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エピソード『いけいけ、ぼくらの猫魔王!(仮) 後編』
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登場人物
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 猫魔王    :吹利の地に降り立った大魔王。タダ猫(もの)ではない。
 苑      :ごくごく普通の羽付な猫。猫魔王配下四天王(予定)。
 藍慶     :謎の中国人。イスとテーブル以外、万物の天敵。

猫魔王の強烈な一撃
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[Catshop]  # とゆーわけで、猫格闘:8+猫魔王:3−強制力:1で
[Catshop]  # 目標値:6

[Catshop]  2d6
[kataribe] Catshop: 6(2D6) = 6

[Catshop]  # ふむり。一発成功とはっ。

 さすがは猫魔王さまです。

[TK-Leana] # 格闘:11+任侠の猫:1-5で目標値7
[TK-Leana] 2d6
[kataribe] TK-Leana: 8(2D6) = 8

 回避失敗。このままではノックダウンされてしまうので余力を投入。

[TK-Leana] 2d6
[kataribe] TK-Leana: 12(2D6) = 12
[TK-Leana] # いやん

[TK-Leana] 2d6
[kataribe] TK-Leana: 9(2D6) = 9

[TK-Leana] 2d6
[kataribe] TK-Leana: 6(2D6) = 6

[TK-Leana] くああ、何故か3も消費
[TK-Leana] 体力残り5
[Catshop]  意外にも猫魔王様、強い?

からくも攻撃を回避した苑だが
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 苑      :「にゃあ(魔王と言う割には甘いパンチだな)」

[TK-Leana] # 3も消費したのに

 猫魔王    :「にゃーっ。(何をほざくかっ。やがて我が軍門に下るの
        :だからと、手加減してやったのだっ)」
 苑      :「にゃあ(その程度では世界征服どころか町内征服も怪し
        :いものだ)」

謎の中国人の来訪
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 藍慶     :「──?」(ふらりと通り掛かり)
 藍慶     :(つかつかと近寄る)

 藍慶     :「ほらほら。仲良くするね。喧嘩はダメね?」
        :(月餅を二匹に差し出す)
 苑      :「にゃう(別に喧嘩しているわけではないのだが)」

 藍慶     :「月餅、食べる厭ですか?」
 猫魔王    :「なぅーっ(このわしが食べ物に釣られるとでも思ったの
        :か? 侮るなよっ)」

絶妙のタイミング
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 SE      :(ぐぅーっ)

[Catshop]  # お腹が鳴る。

 苑      :「にゃあ(ありがたく戴こう)」(むしゃむしゃ)
 藍慶     :「ほら。お食べ」(もう一個を猫魔王に)

激しい葛藤、そして克服
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 猫魔王    :「(いかんっ。わしは猫魔王なのだっ。猫魔王としての矜
        :持を保たねばっ)」(横目でちらちら苑君を見つつ)

 苑      :「にゃう(むぅ、美味いな)」

 猫魔王    :「(──ふむ。しかし見方を変えれば、これは献上とも取
        :れる。人間からの献上品──受け取ってやらねば可愛そう
        :ではないかっ)」

 猫魔王    :(はむっ──むしゃむしゃ)
 藍慶     :「美味しいね?」(にこにこ)

[Catshop]  # とゆーわけで、猫魔王も葛藤の末に食べたり。

そしてすべては終幕に向けて動き出す
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 猫魔王    :「にゃーっ。(こっ、これはこやつからの献上品を受け取
        :ってやっただけだぞっ? 決して食べ物につられたわけで
        :はないからなっ)」(口の周りに月餅の餡をつけつつ)

 苑      :「なあ(そうか)」
 猫魔王    :「にゃー(そっ、そうなのだっ)」
 藍慶     :「よしよし。お腹いっぱいになったら仲良くするね」

 苑      :「にゃう(そういえば配達の途中だった、私は行かねば)」
 猫魔王    :「にゃーっ。(次に会うときまでにきちんと考えなおして
        :おくだぞっ)」(ふんぞり)
 苑      :「にゃ〜ご(あ〜、わかったわかった)」

ポケットの中には
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 苑      :「にゃう(おっと、忘れるところだった)」(ごそごそ)

[TK-Leana] # 懐のポシェットを器用に尻尾で探る

 藍慶     :「──? 不思議な猫ね」
 苑      :(ひょいとどうやってか500円玉を出して、藍慶に放る)
        :「にゃ〜(代金、ではな)」

[TK-Leana] # んで、去り

 藍慶     :「お金、要らないね。猫さん」(取り残され)
 猫魔王    :「にゃー。(ふむ。わしの分まで払っていくとは感心なや
        :つよっ)」

舞台と時系列
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 2003年の吹利市内の空き地。

解説
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 かくして一つの壮大な物語が幕を閉じた。しかしこれですべてが終わったわ
けではない。そう、猫魔王が次に訪れるのは、貴方の町かもしれない……。

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