[KATARIBE 27686] [HA20P] エピソード:『水着になったら』

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Date: Fri, 16 Jul 2004 12:59:56 +0900 (JST)
From: みぶろ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 27686] [HA20P] エピソード:『水着になったら』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200407160359.MAA26018@www.mahoroba.ne.jp>
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2004年07月16日:12時59分56秒
Sub:[HA20P]エピソード:『水着になったら』:
From:みぶろ


 みぶろです。
 久しぶりにエピソードなど。
 ちょっと、いや結構いかがなものかと、な内容ではある。
 旅行前に急いで殴り書きしたので、推敲も描写もひねり
もありません。(俺こんなんばっか)
 ラフデザインな感じですので、適当につけくわえるなり
無かったことにするなりして下さい。


エピソード:『水着になったら』
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登場人物
--------
 探偵倶楽部の愉快な面々

時系列と舞台
------------
 高二 七月中旬の土曜日 昼 プールとか 

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 パレオ付ビキニの光太郎。ないすばでーを誇示しつつポーズなどをとってみ
る。

 光太郎    :「ふ」
 漣      :「しかしなんだな。パレオというのは男の子のめくりたい
        :本能を刺激するものだが、めくるとつまらないものだ。こ
        :のアンビヴァレンツな夏のときめきが少年の(打撃音)」
 

 後ろからヤンキー座りをしつつパレオをめくっていた漣の顎を、後ろ蹴りに
放たれた踵が掬った。

 葬希     :「いやぁ、今日も部長は綺麗だなぁ。日焼けしちゃう前に、
        :向こうの木陰で僕と冷たいものでも飲みませんか」
 光太郎    :「あーはいはい、一泳ぎしたらね」
 葬希     :「このプール、確か去年排水溝に人がつまって……相変わ
        :らずいいセンスしてるなぁ(ふるふる)」
 
 みのり登場。スク水。

 みのり    :「校則に、外出時は制服でとあったのですが」
 光太郎    :「うん。その、まあいいんじゃない? マニアックで」
 葬希     :「当麻くん、起きなよ。すごいよ」
 漣      :「くだらんな。記号に萌える俺では……むぉっ」
 葬希     :「いやーぼかぁー感動したなぁ」

 あほどもの視線の先には、包帯ぐるぐる巻きの美沙希がいた。
 繰り返す。包帯ぐるぐる巻きだ。

 美沙希    :「どうせ水に入らないのだから、服を着たままでいいだろ
        :うと主張したのだが……市営は頭が固いな」

 遠景に、ビニールしゃちに乗って縦横無尽に駆け巡る真紀と、一人水上スキ
ー状態のビート板に正座した泰司。みちちっとか言いそうな、田丸漫画ばりの
筋肉をした九法は、小学生に囲まれて身動きが取れなくなっている。

 光太郎    :「……もしかしてあたし、一番地味っぽい?」

 太陽はどこまでもまぶしかった。
 

解説
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 なんか血っぽいものが滲んだ包帯ぐるぐる巻きでは、より一層入れてくれそ
うにない気もする。




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