[KATARIBE 27310] [HA06P]エピソード『不思議野菜販売中(仮)』

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Date: Mon, 09 Feb 2004 20:33:45 +0900
From: アキト <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 27310] [HA06P]エピソード『不思議野菜販売中(仮)』
To: "[kataribe-ml]" <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/P/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/27300/27310.html

#kataribe 2001/12/07のログ。
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エピソード『不思議野菜販売中(仮)』
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登場人物
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 吉田 勝子   :不思議野菜の栽培名人。[296]
 前野 浩    :吹利のMIBにして無道邸の料理人。[128]
 更毬 剽夜   :理論魔術師な会社員。[004]
 猫間 美野   :猫娘。[297]

果物売りのおばさま
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 勝子     :「♪〜」
 勝子     :「あら、前野さん、こんばんわぁ」

[tatsu114] # 相変わらず荷物の多い風呂敷

 剽夜     :「へんな、果物売りのおばちゃんやないですか」
 前野     :「やぁ、どうも」

 美野     :「はじめまして」
 玉緒     :「……変な果物、変な服……変なやつばかり」
 美野     :「まあ、貴方もです」(にっこり


本日の不思議野菜
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 勝子     :「はい〜。あ、はじめまして〜
        :おちかづきの印にこれどうぞ〜」
        :(オレンジ色のキウイをわたす)

 美野     :「ふみゃ?(くんかくんか)」(ぱくっ

[tatsu114] # 味……みかんとキウイが混ざった感じ
[gallows]  # わりとおいしそう
[Mirin]   # ネコは柑橘系ダメなのですよ。

 剽夜     :「パセリと他のものを混ぜるのはやめてください。
        :まずかったです」

 前野     :「果物系は、相変わらずチャレンジしてますね」
 勝子     :「あらぁ、パセリとかはけっこう混ぜやすいから
        :こんなものも持ってきたんだけどなぁ」
        :(パイナップルな形のセロリないろ
 前野     :「……要りません(汗)」
 勝子     :「え〜、おもしろそうだと思うんだけどなぁ、
        :セロリップル」

ねこにミウイ
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 勝子     :「あれぇ?おいしくなかったかな?ミウイ」
 美野     :「はうううううう。苦い」
 玉緒     :「……苦い? 苦くない……ほら」
        :(もう一つ詰め込むw)>美野

 美野     :「舌が、薬の味する〜(くるくるくるくる)」
 前野     :(ぺしぺし)「ほら、しっかりしなさい(汗)」

 勝子     :「あれ?無農薬の健康な大地で
        :半年間丁寧に作ったんだけどなぁ…」
 前野     :「アレルギーでもあるんでは?」

 剽夜     :「ネコはスルメも駄目だったよな。
        :腰が抜けると聞いたことが在る」
 美野     :「みかんとかは、ダメなのです」

 美野     :「好きなんですけどね」
 前野     :「玉ねぎもダメだよね」

これなら文句無しでしょ
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 勝子     :「ふむふむ……じゃあこれだとどうだろう〜」
        :(赤い色 形ばななを取り出す)

 美野     :「ぱくり」(素直に食うのがなんだかなぁ
 勝子     :「リゴナっていうのよ〜、
        :前野さんもも剽夜さんもいかが〜?」

 剽夜     :「りんご+いちご+なっとう?」

[tatsu114] # りんご+ばなな

 美野     :「おえ…(きちんと食べる」

 前野     :「フルーツ系は……多分、リンゴとバナナでしょう」
 勝子     :「ばななとりんご〜」

[tatsu114] # ちなみに触感がばなな味は混ざってる

 剽夜     :「普通だ…(ぱくっ)…
        :だが、林檎のしゃりしゃり感がない」

 前野     :「柔らかいバナナの後味が残るリンゴ、でしょうか?」

[akito]   # ミックスジュースの味がする果物、というだけなのかのぅ

勝子まま大誤算
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 勝子     :「触感がバナナになっちゃったのは
        :計算外だったのよねぇ」

 剽夜     :「逆のほうがうまいと思うのだが」
 美野     :「あんまりおいしくないです」

 勝子     :「う〜〜〜〜〜〜〜ン……
        :普通に苗とか種を埋めて育てていったら
        :そうなっちゃうからどうしようもできないんですよ〜」

果物系は遠慮しておきます
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 前野     :「……やっぱり、芋類と鍋用野菜だけでいいです。
        :果物系は遠慮しますわ(苦笑)」

 美野     :「むう。しょうがとにんにく」

 勝子     :「鍋野菜といえばぁ……やっぱハクネギ……
        :すき焼きにぴったり……」

[tatsu114] # 白菜の形のネギを取り出す

 前野     :「じゃあ、それを半ケース。
        :あと、面白そうな野菜があったら合わせて御願いします」


 美野     :「あのぅ、しょうがにんにく無いですか?」
 勝子     :「えっと……その組み合わせはないんだけどぉ……
        :たまねぎとにんにくを近くに植えたら
        :こんなものができたんだけどぉ…いる?」
 美野     :「う〜ん。じゃあ、それを一つ」

[tatsu114] # たまねぎな形をしてたりするなんとなくにんにく色

 前野     :「ふむ、玉ねぎとにんにくですか……
        :ホイル焼きに使えそうですね。ください」
 勝子     :「じゃあハクネギに加えて鍋野菜でつかう
        :春菊とかも入れておきますねぇ、あとニンコンとか
        :サトレンとかもいっしょにぃ、あとタマニク」
 前野     :「はい。おねがいします」


 勝子     :「そちらのお嬢さんはタマニクひとつねぇ〜
        :おまけにリンシもつけてあげるねぇ」
 美野     :「ありがとですね」

[tatsu114] # ニンコン…にんじん+大根 サトレン…さといも+れんこん
       リンシ…りんご+なし

これもいらない?
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 勝子     :「あともうちょっとに持つ軽くしたいから
        :キャベツ2ついらないかなぁ?」

[tatsu114] # 取り出したのは不思議なまでに緑のキャベツと紫のキャベツ

 美野     :「それは遠慮するデス」
 前野     :「それは、何とキャベツを足したんですか?」

 勝子     :「えっと紫のはぁ……(1分思考)ナスときゃべつでぇ、
        :こっちのはセロリとキャベツですねぇ」
 前野     :「要らないです」
 勝子     :「そうですかぁ…だれか買う人いませんかねぇ?」

ビジネスあいでぃあ
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 前野     :「即答しちゃいましたけど、
        :とりあえずどんな料理に向くか試してから持ってくると、
        :販路が広がるんじゃないでしょうかね?(苦笑)」

 勝子     :「いろいろ料理を作って試食してもらって
        :って言うのは考えてるんですよぉ。
        :そうすれば買い付けの契約してくれる人も
        :いるかもしれませんし」
 勝子     :「でも息子の部屋じゃ台所狭くて(苦笑」

生産者ができること
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 前野     :「うむ、新しい食材は、使用法が分からんと
        :なんともし難いものですからね」
 美野     :「混ぜない方がおいしいものもありますしね」

 勝子     :「味は毎年取れる時期になったら、息子たちに試食させて
        :おいしいものとか見分けてるんですけど……
        :たべてる途中でたまに寝ちゃって(苦笑」
 前野     :「あはは(^^;」

[tatsu114] # 正確には激からイチゴとか苦すぎるりんごとかで気絶してたり

在庫一掃に向けて営業努力中
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 勝子     :「年末には一度家に戻らないといけないから
        :そろそろ売り尽くしたいんですよねぇ…」
 美野     :「そういえばもうすぐ年末ですね。
        :ああ、まだ準備が終わってない」

 美野     :「後どのくらい残ってるんです?」
 勝子     :「フリーザー1ケースなのよ〜
        :3ケースとあと風呂敷の分あったうちの
        :残り1ケースだから何とかなりそうなんだけどねぇ…」

 勝子     :「さて、またお店めぐり行って来るかなぁ。
        :じゃ、ありがとうございましたぁ」
 美野     :「いってらっしゃ〜い」
 前野     :「……さて、この1ケースを持って帰らねばならんな」

[hari]   # 10kgくらいかな

 前野     :「よいしょっ……っと」

それじゃ、無道邸で鍋でも
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 前野     :「更毬さん、メシ食っていきますか?」
 剽夜     :「ふむ、まぁ今日はあきりんに会いに行く日だし、
        :いいぞな」
 前野     :「じゃあ、行きましょう。それでは、皆さん失礼します」
 剽夜     :「お先です〜」

時系列と舞台
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 2001年師走の無道邸そば。

解説
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 勝子ままがまだ市内に来てなかった頃。

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