[KATARIBE 27043] [HA20L]チャットログ:『シェフ御厨の本日のお勧め』

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Date: Sun, 14 Dec 2003 16:44:10 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 27043] [HA20L]チャットログ:『シェフ御厨の本日のお勧め』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20031214164410.9C53AEC0.chita@ma.akari.ne.jp>
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#西生駒 2003/09/10のログ。
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[HA20L]チャットログ:『シェフ御厨の本日のお勧め』
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登場人物
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 御厨浩一郎 :化学の勉強が趣味という、つき合いきれない感性の持ち主。
        文系教科は壊滅的
 爪紅千尋  :二口女。その本性から来る人間離れした食欲が、トラブル
        を呼び寄せる
 河井汐   :謎めいた薬品を大量に持ち歩く、自身も特異体質な薬屋の娘。
        親の顔が見たい
 鏡真    :一人くらい普通の奴がいたほうがいいよね

集結/匂いに誘われて
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 御厨     :(フラスコで何かを煮込んでいる。ぐつぐつ)

[c-may]   #カレーうどんですか?
[Kyrie]   # 謎の液体。

 汐      :「クンクン(匂いをかぐ)」

[Kyrie]   # 匂いは美味そうですよ。

 汐      :「この匂いは…まさか」

[c-may]   # 味はどうなんでしょう?
[Kyrie]   # そこはそれ、キャラクタを出して飲ませてみれば(ぉぃ
[com-pay]  # 化学室は立ち寄りたくないところの一つだったり(笑

 真      :「いい匂いがしてたなあ……」

[c-may]   # 学校内を探検中かな。

 御厨     :「……よぅし、もう少しで」

[Kyrie]   # 何かを放り込む。
          # 赤くなり刺激臭に変わる。

 汐      :「しかたないなー(と言いつつ扉を開ける)」
 SE      :ガラガラ
 汐      :「うっ…なんですかーこの匂いは?」

 千尋     :「なんの匂いだろう」(がら)

かけつけ一杯/研究の成果
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 御厨     :(カチャカチャ)<操作中
 汐      :(フラスコを覗く)

[Kyrie]   # 緑色の液体。
[com-pay]  # 赤くなったのでは?
[Kyrie]   # あれからも操作は続いていましたよ。

 御厨     :「ククク……」(粉をさらさら)
 SE      :(ボムッ)

[Kyrie]   # フラスコから噴出す蒸気。

 汐      :「なーんかやな予感がする〜」
         :(逃げ出した方がいいかしら)
 御厨     :「あ、居たの」>入ってきた人の方を

[Kyrie]   # 右手にフラスコ

 真      :「やな予感というよりは、やな現実だなあ」

[com-pay]  # にぎってて大丈夫か?熱くないか?
[Kyrie]   # 全然。

 御厨     :「いやー、君もどう?」
        :(フラスコを真に差し出す。爽やかな笑顔で)
 真      :「最初に御厨さんが飲んでくれたら、考えます」

[Kyrie]   # 深く考えたら負けですよ。

 千尋     :「もしかして、お食事中でしたか? お邪魔かしら」
 汐      :「えーと、中身は?」
        :(汗カキカキ)
 御厨     :「中身? うーん……まだ名前付けてないけど」
 汐      :「材料は? って聞いてるんだけど」
 御厨     :「最初から材料と聞いてくれ」(溜息)
 汐      :「薬なら自分のがあるからいいけど」<薬箱を見せる
 御厨     :「まぁいいさ。ええと、この辺りにあるやつはほぼ全て。
        :最初はこいつをこうして……で、こいつをこうすると……」
 千尋     :「……ぉ-ぃ」>御厨

[Kyrie]   # 以下五分ほどだらだら講釈が続きます。

 汐      :(説明を聞かされて、完全に及び腰)
 御厨     :「……まあつまり、これはテレビなんかで怪しい博士が使っ
        :ている怪しい薬品を再現してる訳だね」
 汐      :「だめだよーあんまり材料無駄にしちゃ(失望)」
 御厨     :「ロマンの分からない人だ」(溜息)

[com-pay]  # 薬屋の娘なので材料を無駄にできないのです

 千尋     :「……とか言っている間に冷めちゃいませんかー?」
        :(そわそわ)
 御厨     :「さめても大丈夫。もともと、熱くないから」
        :(言いつつ千尋に差し出す)

[Kyrie]   # フラスコをグイっと。

 千尋     :「そうですか。説明すること自体が楽しみなのですね。おっ
        :とっと」
 千尋     :「何だろう」(きゅーーーー)

[Kyrie]   # 飲んだ?
[chita]   # うん
[Kyrie]   # 嗚呼。

 御厨     :「ああ、それは飲むとね」
 SE      :(ぼむっ)

[Kyrie]   # 千尋が煙に包まれる!

 真      :「あ゛……」

[Kyrie]   # そして!
[Kyrie]   # 髪型がアフロに!(ぉぃ)
[Kyrie]   # <実験に失敗した博士風

 汐      :(泡吹いて倒れる)
 千尋     :「……げほっ」(口から黒煙)

[chita]   # ありがとう。相応のシカエシを考えよう
[Kyrie]   # 飲んだのは貴方です。
      # 普通飲まないし。

 千尋     :「……効いたぁ」
 真      :「良かったですね」
 御厨     :「おやおや、刺激が強すぎたかな」>倒れた人
        :「あー、然しまさか女の人が飲むとは思わなかったな」 
        :(頭ボリボリ)>千尋

事後処理/いそいそと保健室
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 御厨     :「はいどうぞ。これを頭にかけて」
        :(別のフラスコに入った液体を差し出す)
 千尋     :「これを飲めば元にもどるんでしょうか」(頭をかく)

[chita]   # 千尋が頭をかくと、痛んだ髪の毛が崩れる

 御厨     :「飲むんじゃなくて、頭にかけて髪の毛をほぐすんだよ」
 千尋     :「あ、そうか。たった今そう言ってましたっけ」
 御厨     :「飲むと危ないよ、薬品は」(苦笑)

[com-pay]  # お前が言うか(笑)
[Kyrie]   # ええ。

 真      :「それより、倒れた人を先になんとかすべきじゃないかと」
 御厨     :「ああ、それもそうか」(おおっとお、のポーズ)
 真      :「とりあえず保健室につれていこうと思うんですが……」
        :「御協力をお願いできないでしょうか?」
 御厨     :「勿論。あまり気は進まないけどね」

[chita]   # 痛んだ髪の毛が崩れると、乾いた刺胞と神経毒が空気中に漂う
[Kyrie]   # 自滅しておいて第三者まで巻き込むその逆恨み振り最高(ぉぃ

 千尋     :「しくしく。こうですか」
        :(新しい薬品を髪の毛にかけてほぐす)
 御厨     :「そうそう」
        :「……」(別の臭いに気付く)
        :(これ神経毒だよなあ)
 千尋     :(まだ髪の毛をほぐしている)
 御厨     :「……うっ」(くら)
 真      :「え゛?」
 御厨     :「あ、いや、大丈夫大丈夫」(立ち直る)
 汐      :「うーん、やな匂いがする(寝言)」
 真      :(なんか、すごく、危険が危なそうな状況だが……?)

 SE      :(カチャリ、ぶーん……)
[Kyrie]   # 非常用換気扇が回りだす。

 御厨     :「保健室、保健室と……君、彼女の右肩、持ってくれる?」
 千尋     :「効果、でてるでしょうか」(半泣きで御厨に問う)
 御厨     :「ああ、バッチリ」

[Kyrie]   # 綺麗に治ってます。

 真      :「はい」

[Kyrie]   # むしろツヤとか向上気味。

 御厨     :「よっと……それじゃ、保健室、に」
 真      :「大丈夫ですか?」

[Kyrie]   # 左肩を持ってふらふらと<体力なし

 御厨     :「あ。ああ、慣れてるから」
 汐      :「ふみゃー(寝言)」
 千尋     :「何かのバチが当たったような気がする」(しょぼーん)

時系列と舞台
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 2003年9月、西生駒高校化学部室

解説
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 御厨のプレーヤーKyrie主導による即興セッション。

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