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Date: Fri, 28 Nov 2003 10:52:46 +0900
From: アキト <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 26966] [HA06P]エピソード『眠り姫の傍らに生首ひとつ(仮)』
To: "[kataribe-ml]" <kataribe-ml@trpg.net>
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#HA06-01 2003/10/29のログ。
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エピソード『眠り姫の傍らに生首ひとつ(仮)』
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登場人物
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つみき ：首の着脱可能なお嬢様。
前野 ：お嬢様に仕える若い執事。
？？ ：なぞでひみつ。
愛菜美 ：通行人A役。被害者。
幕前の口上
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[hari] うわーーん
[tatsu114] はりにゃがないてる
きっとたのしいことがあったんだ
[hari] げしげし
[gallows] 誰がはりにゃを泣かせたの
それは私と津海希が言った
[hari] マザーグース調？
眠り姫の傍らに生首ひとつ
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[gallows] だらしのない娘は頭をベッドの下に、体をソファの上に、
散らかしっぱなし出しっぱなし
前野 ：「……居眠りするにしても、寝相悪過ぎだ(汗)」
[hari] ベッドの下の頭を拾って、体勢を直して……
あなたはだぁれ？
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[gallows] そして頭を拾って抱え上げると、背もたれの所に頭が一つ。
前野 ：「ん？」
[hari] 持ってる頭と見比べる
[gallows] ソファの背もたれにあったのが見慣れた彼女の頭
抱えた頭 ：「……誰と勘違いしたの？」
前野 ：「いや……頭が落ちてたから拾ったんだが」
[hari] 誰の頭だー(ｗ
抱えた頭 ：「御久し振り。暫く来ていなかったから
：変なところに出てしまったわ」
：(首からずるりと食道、胃、小腸と伸びていく)
ベッドの下の首は
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玉緒 ：「ふう」
前野 ：「……頭だけでなにやってたんだ(汗)」
[hari] つみきにタオルケットをかけながら
玉緒 ：「魔女ですから」(答えにはなっていない)
玉緒 ：「この娘は少し違うようですねえ」
：(肩越しに津海希をみる)
[gallows] # するすると臓器をむき出しにした蛇が前野の体をよじ登る
前野 ：「こらこら……(ずるずる引きずって移動)」
玉緒 ：「ああ、すり切れるわ……」
前野 ：「水でも出そう……水肥でいいかね」
前野 ：「なにがあったかな……(ずるずるずる)」
玉緒 ：「せっかくなのでワインなどで」
前野 ：「ワインか……(ずるずる)」
しばらくの後
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前野 ：「まずは一杯……」(グラスに継いで渡す)
玉緒 ：(頭と臓器だけの体でグラスをじっと見つめる)
前野 ：「……つーか、身体を生やしなさい(汗)」
玉緒 ：「それも……そうね」
玉緒 ：(ぬるりぬるりと艶めかしく白い手足が伸びていく)
前野 ：「ほれ、服(ばさっ)」＜投げる
[miburo] # つみきーおきろー(ぉ
[gallows] # ほう
伸びる体
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玉緒 ：(手足が伸びていく伸びていく伸びていく伸びていく
：伸びていく)
前野 ：「伸び過ぎじゃっ(ぱこっ)」
玉緒 ：「……こんな形だったかしら」
[gallows] # 胴はなく、５ｍ程の手足。
玉緒 ：「狭いわ……」
前野 ：「サイズがまったく狂ってる」
衝撃的映像。心臓の弱い方はご注意ください
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つみき ：「ふあ……？」
つみき ：(……じー)＞玉緒
前野 ：「ああ……起きた？」
[hari] # 頭痛を覚えながら
玉緒 ：(じー)＞つみき
つみき ：(ふらっぱた)
[MOTOI] # 絵にしたら公開できるのだろうか(汗
前野 ：「あああ、寝起きにはキツかったかっ！(汗)」
玉緒 ：「勝ちました……」
そろそろワインを飲もう
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玉緒 ：(伸びすぎた手を駆使してグラスをとろうとするが
：うまくはいかず)
前野 ：「伸びっぱなしかい」
玉緒 ：(口からするすると茎を伸ばしてストローのようにして
：飲んでいる)
SE ：ズズズズズズ
前野 ：「……なにがなにやら……(頭痛)」
それではごきげんよう
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玉緒 ：「ごちそうさま。窓を、開けてくださらない？」
前野 ：「へいへい……(かちゃかちゃ)」
[hari] 開放
[gallows] 胴が増えすぎたような蛇が窓を伝って屋敷を出ていくのでした。
第二の犠牲者がっ
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愛菜美 ：(遊びに来た)
愛菜美 ：(玉緒さんを見て)
愛菜美 ：「……」(ばったり
[MOTOI] # 出番これだけ(ぉぃ
時系列と舞台
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2003年の秋。無道邸の一室。
解説
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ちらかし放題のお嬢様に呆れつつも、ついつい片付けをしてしまう執事。
しかしお嬢様の傍らには見慣れない生首が……。
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