[KATARIBE 26954] [HA06P]エピソード『はぐれ肉まんとの遭遇(仮)』

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Date: Wed, 19 Nov 2003 17:35:08 +0900
From: アキト <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 26954] [HA06P]エピソード『はぐれ肉まんとの遭遇(仮)』
To: "[kataribe-ml]" <kataribe-ml@trpg.net>
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#HA06-01 2003/11/06のログ。
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エピソード『はぐれ肉まんとの遭遇(仮)』
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登場人物
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 はぐれ肉まん :はぐれた活にくまん。弱ってる。
 千緒     :つっこみの厳しい女の子。

はぐれて泣いてる活にくまん
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 はぐれ肉まん :「きゅー……(ふるふる)」

[lokai]   # 道ばたをとぼとぼ。

 SE      :ひゅるるるる(風)

 はぐれ肉まん :(もぞもぞもぞ)

[lokai]   # 物陰で風を避けていたり。

 千緒     :ぽこぽこ

何かとの遭遇
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 千緒     :「ん? な……」
 はぐれ肉まん :「きゅー!(もぞもぞ)」

[lokai]   # 足元にすがりつくまるいもの。

 千緒     :「わー」<あとじさり

 はぐれ肉まん :「きゅう……(きらきらきら)」

[lokai]   # ごま粒ほどのつぶらな瞳で何かを訴えかけるように。

 千緒     :「う。なんかきらきらしい目で見られてる」

その正体は
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 はぐれ肉まん :「きゅーきゅーきゅー(なにかを懇願する眼差し)」

[lokai]   # 白くてまるくて、下に紙をはってある、どう見ても
       中華まんな生き物。

 千緒     :「う、うちは社宅やから飼えへんのんや……」
 はぐれ肉まん :「きゅーきゅー(ふるふる)」

[lokai]   # 飼ってほしいわけではなさそう。


 千緒     :「いつぞやの生八橋みたいなもんかなぁ」

[miburo]  # しゃがんでそっと手に乗せてみる

 はぐれ肉まん :「きゅー!(ぴょこぴょこ)」
 はぐれ肉まん :「きゅー!(よじよじ)」

[lokai]   # 顔の方へよじ登ろうとしています。

これは弱った
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 千緒     :「ちょ、あかんて」

[miburo]  # させない。地べたに落ちてたし。

 はぐれ肉まん :「きゅー……(しょんぼり)」

[lokai]   # だいぶ弱っている気配。

 千緒     :「なんか弱ってはるなぁ……」

[miburo]  # とほー
       前野さんに電話してみよう

 前野@携帯  :「はい、もしもし」

[MOTOI]   # 携帯?固定?>電話

第一声が「肉まんが弱ってる」
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 千緒@携帯  :「あー前野さん? なんか肉まんが弱ってはんねん」
 前野@携帯  :「……ふむ」

 前野@携帯  :「……今は路上かな?」
 千緒     :「ろじょー。ていうかうろたえへんね」

 はぐれ肉まん :「きゅー(ふるふる)」
 前野@電話  :「……うろたえた方が良いかね?」
 千緒     :「いえ」
 前野@電話  :「どっかの知り合いのお店で蒸し器を借りて、
        :温めなおしてあげると良いかもしれない。
        :電子レンジじゃないほうがいいかな?」

 千緒     :「がーん。おざなりな」
 前野@電話  :「肉まんは、冷めたら不味いって言うだろう?」

 千緒@電話  :「そーゆーもんかなー?」
 前野@電話  :「そう言う物だと思うよ」
 千緒     :「むううう。やってみます。ありがとうございました」

[miburo]  # がちゃりこ

怪訝な顔をする周囲の人
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 健一郎    :「(蒸し器? なんのこっちゃ)」<前野さんの隣
 健一郎    :「(肉まんの話? 誰がわざわざそんな電話するんや?)」

いざ行動にっ
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 はぐれ肉まん :「きゅー?(きらきら)」
 千緒     :「ぬ、温めて欲しいん?」
 はぐれ肉まん :「(ちょっと考えて)きゅー(こくり)」
 千緒     :「うわ。うなづいてるし」

[miburo]  # 手のひらではさんで移動開始〜

時系列と舞台
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 2003年冬の吹利市内、道の傍ら。

解説
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 「はぐれ肉まんが現れた!
  …千緒ははぐれ肉まんを仲間にした!」

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