[KATARIBE 26878] [HA20L] ミニセッション『ESS生霊事件』

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Date: Wed, 22 Oct 2003 17:04:15 +0900
From: KATARIBE Designer  FURUTANI Shun-ichi <sf@kataribe.com>
Subject: [KATARIBE 26878] [HA20L] ミニセッション『ESS生霊事件』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20031022170401.50B1.SF@kataribe.com>
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Web:	http://kataribe.com/HA/20/
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[HA20L] ミニセッション『ESS生霊事件』
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登場人物
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 文川栄    :吐いた嘘が一瞬現実になる能力の持ち主。一年生。
        :http://kataribe.com/HA/20/C/0056/


曲がり角からESS部員の幽霊が飛び出した
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#西生駒 2003/10/05 22:00

[chita]   .rg HA20event
[Role]   rg[chita]HA20event: 曲がり角からESS部員の幽霊が飛び出した
      ですわ☆
[chita]   ESSというと英語研究会か。枕さんがいたら丸投げしたかったが
[Asumi]   FSSではないのですね
[chita]   ありません
      フランス語研究会をFrench Study Societyとしておくと騙されて
      入部してくる人がいるかもなあ
      StudyもSocietyも仏語かという問題もあるが、略称だとSFSかSSF
      になるかも知れない
      なんにせよ難しい
[OTE_Aw]  EnterpriseSerchSocietyとして
[Asumi]   そのうち別物になります
[OTE_Aw]  トレッキーの集団とか。どうか。
[chita]   仕方ない。誰かが罠にかかるのを待とう
[gombeAway] EnemySearchSociety 仮想敵研究会


へるぷみー
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 幽霊     :「あー、あー、ぷりーずへるぷみー」
 栄      :「ほわっつはぷん?」
 幽霊     :「あー、あー、あいはぶありとるとらぶる」

 幽霊     :「あー、あ?」(手をじたばた)
 栄      :「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅうぇる」
 幽霊     :「みーつー」
 栄      :「そー、ぷりーずすぴーくもあいーじーあんどすろぅりー」

 栄      :「おあ……日本語喋ってくれ」
 幽霊     :「うー、あー、ぷりーず少し待ってくれ、まだ頭が日本語
        :に切り替わってない」
 栄      :「じゃあ待とう」
 幽霊     :「英語も日本語も不自由でねえ。とっさだとおかしくなる」

 栄      :「動く人形の次は幽霊か……」
 幽霊     :「そうだ、ちょっと来て欲しい」
        :(栄の手を掴もうとして空振り)
 栄      :「んで、どこにいけばいい?」
 幽霊     :「あわくらぶはうす」
 栄      :「何のために?」


読み合わせ中に幽霊に身体を乗っとられてしまった
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 幽霊     :「……部室だ部室部室。読みあわせをしてるうちに人がば
        :たばたと倒れていって……しまった」
 栄      :「そりゃ大変だ。行ってみよう。」
 幽霊     :「行ってくれるか。騙しそこねたと思ったんだが……やは
        :り良心がとがめる。ぷりーずりすんみー」
 栄      :「まあ、暇だし」
 幽霊     :「読みあわせをしているうちに、変な者があらわれた。幽
        :霊みたいな奴だ」
 栄      :「あんた以外の?」
 幽霊     :「そいつが部員の一人の体を奪った。奪われたやつは幽霊
        :になったが、なんとか取り返した。次は僕が狙われた。僕
        :の体が奪われたが、僕は体を取り返せなかった」
 栄      :「それで?」
 幽霊     :「だから僕は君の体を奪い、僕自身の体と交換してもらお
        :うとしたのだ」
 栄      :「成程」

 栄      :「まあ、そのはた迷惑な奴をどうにかすれば丸く収まるわ
        :けだ」
 幽霊     :「ぷりーず僕のぼでぃを取り返してほしい……のだが、あ
        :いであはあるかい?」(急に気弱に)
 栄      :「こんなときぐらいにしか役に立たない力ならある」
 幽霊     :「では部室へ行こう」
 栄      :「じゃあ、行くか」


ESSの部室にて
-------------

 幽霊     :「ここがESSの部室だ。僕の姿をしているやつに、怪しい
        :幽霊がとり憑いているはず……」
 栄      :(きょろきょろ)

[chita]   # 部室の中で数人が倒れ伏している
[aRueS]   # 様子を見てみる

 栄      :「えーと……幽霊君の体(?)は、と」

[chita]   # 部員の幽霊にそっくりな男も倒れている。手にノートを持っている

 栄      :「これか?」>幽霊

[chita]   # 手にノートを持った部員の近くを不用意に通りすぎるなら、飛
      # びかかってくる。寝てるわけだから気づけば先手を打てる
[aRueS]   # 勘はいいから多分気付く

 悪者     :「うぬ、コピーキャット作戦は失敗かっ」
 栄      :「『僕が居るのはESSの部室入り口だ』」

[aRueS]   # 飛び掛った場所から一瞬消える
[gombe]   # すばらしい能力&使い方だ
[aRueS]   # 敵(?)が通り過ぎた頃戻ってくる

 悪者     :「おのれ、その能力ごと体を奪い取ってくれる……あ、し
        :まった」
        :(乗り移っていた肉体から離れようとして、止める)
 栄      :「……素直に幽霊君(仮)に体を返してとっとと消えてくれ
        :ないか?」
 悪者     :「ならお前の体のほうをよこせ」
 栄      :「大体、自分の体はどうした?」


憑依者との戦い
--------------

 悪者     :「必殺ぱーんち」>栄
 栄      :「『僕の前には雪の壁がある』」>必殺パンチ
 悪者     :(ずぼ)

[aRueS]   # 体が埋まったと思ったら、壁は消えている

 悪者     :「ええい、つーまっち面倒臭い」(幽体が出てくる)
 栄      :「『この部屋の中では霊体を殴ることができる』」
 悪者>悪霊  :「ミーはイングリッシュをベリーマッチにスピーキンでき
        :る者の肉体を奪い、なんとしてもアメーリカに戻らねばな
        :らんのだ。ミーの邪魔をするなっ」
 栄      :「なんかむかつく奴だな」(力いっぱい殴りながら)
 悪霊     :「バット、この際ユーのボディのほうがベターかもしれん。
        :ユーのボディをよこせっ」>栄
 栄      :「やらん」

[chita]   # パンチは霊体にも影響あるかな。あるなら悪霊はひるむ
[aRueS]   # 幽霊が部屋の中に居るのなら、影響あります。>ぱんち

 悪霊     :「痛い。……しくしくしく」
 幽霊     :(そろーりと、自分の肉体に近づく)
 栄      :「ぼそぼそ(とっとと自分の体に戻ってくれ)」>幽霊
 幽霊>ESS部員 :「ああ、肉体に戻れた。ありがとう」>栄
 栄      :「どういたしまして」


さて、悪霊をどうしてくれよう
----------------------------

 栄      :「んで、この幽霊どうしよう」(指差し)
 悪霊     :「仔細は忘れたが、ミーは何とかしてアメーリカにこの
        :ノートの内容を伝えなければならなかったのだ。バットナ
        :ウ、イングアメーリカに」
 栄      :「その? ノートの内容とは」
 悪霊     :「イングリッシュスピークベリーウェルなスチューデント
        :のボディをゲットしてアメーリカにビジットするマイ……
        :目的がついえた」
 栄      :「そのノート貸して」>元幽霊
 元幽霊    :「……」(ノートを渡す)
 悪霊     :「こうしている間にもアメーリカのマイルームでマイボディ
        :がこのノートの情報を待ちわびているだろうに」(しくしく)


[aRueS]   # 読んでみる>ノート
[chita1]  # とある米国人が西生駒で昔活動していた内容が、英語でみっち
      # り書いてある

 ESS部員    :「部活動に都合がいいと思って、古文書から書き写して、
        :皆で読んでいる際中だったんだ」

[chita1]  # どこが重要なのかは判りづらい。量も多いし

 栄      :「ふむ、さっぱりだ。だいたい筆記体なんて読めん」


悪霊はなにがしたかったのか
--------------------------

 栄      :「で、何がしたかったんだ?」>悪霊(?)
 悪霊     :「ミーはこのノートをアメーリカのマイボディまで持って
        :いきたかっただけなのだ。つまる所。
        : エニイボディのボディを奪い、アメリカに渡航する術は
        :奪われた。どうしたらいいんだ」
 栄      :「その、マイボディは意識があるのか?」
 悪霊     :「ある」
 栄      :「じゃあ、なんであんたはここにいるんだ?」
 ESS部員    :「忘れ物を取りに来たとか
 悪霊     :(肯く)

[aRueS]   # 生霊?
[chita]   # 彼の正体はよく考えていません>aRueS

解決策
------
 ESS部員    :「どうしましょう。キミ強いみたいだし、ぱーっとこれ倒
        :してしまいましょうか」
 悪霊     :「……しくしくしく」
 栄      :「ノート位ならエアメールで送れないか?」
 ESS部員    :「……あ」
 悪霊     :「え?」
 栄      :「だから、ノートに写せる程度の古文書なら送れるんじゃ
        :ないか?」
 悪霊     :「マイボディのアドレスを教えれば、届くのか?」
 栄      :「届くんじゃない? 料金は人の記録勝手に見たESS部員
        :が払えばいいんだし」

[chita]   # その提案を受け、悪霊は住所を伝え、ESS部員は航空便の手続
      # きをした
      # 手続きに必要なものは、文通に使う分が部室にあった
[gombe]   # おおー
      # きれいなオチ方だ

 悪霊     :「……それでは、シーユーアゲン」>栄
 栄      :「いや、もう会うこともないだろ」
 悪霊     :(消える)
 栄      :「まあ、元気でな、ゴッドスピードっていうんだっけ?」
 ESS部員    :「いやあ、ひどい目にあった」
 栄      :「人の手記勝手に読んだんだろ?自業自得」

[chita]   # と言うところで切りましょう
[aRueS]   # うい

[chita]   お疲れ様でした
[aRueS]   お疲れ様でした
      実は殴ることはできても、直接滅ぼす方法は思いつきませんでした
[chita]   消すだけなら、殴りつづけていれば逃げました
      目的達してないからまた出てきたかも知れないけど
[aRueS]   そう思ったんで話しかけてみました

余談
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> [chita] ESSというと英語研究会か。枕さんがいたら丸投げしたかったが

[MCL-240]  ……なんで枕に丸投げですか?(笑)
[chita]   ヴェロニカなら英語堪能でしょ?
[MCL-240]  母国語だしねぇ

$$

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