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Date: Fri, 26 Sep 2003 20:15:58 +0900
From: Motofumi Okoshi <motoi@mue.biglobe.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26792] [HA06L] チャットログ:『癒しの目覚めと狐の分裂』(後編)
To: KATARIBE ML <kataribe-ml@trpg.net>
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MOTOIです。
03/09/05、#HA06-02のログを編集しました。
いろいろと獣人たちが大変なことになってしまいます。
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チャットログ『癒しの目覚めと狐の分裂』(後編)
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登場人物
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那須野莉子(なすの・りこ)
:狐獣人。狐火を操るが、それが引き金となって大変なことに……
岡啓介(おか・けいすけ)
:狼獣人。本人も知らない力が眠っている。
神楽真夜(かぐら・まや)
:狼獣人。いろいろな能力を引き出すきっかけになっている。
氷川美琴(ひかわ・みこと)
:こっくりさん憑き。莉子を慕っている。
那尾狐(なおこ)
:莉子の分身のくだ狐。微弱ながら予知能力を持つ。
癒し、目覚める
--------------
真夜 :「……倒れた……」
啓介 :「言わないこっちゃない……」
真夜 :「……ワタシの力は受け付けないだろうし……」
那尾狐 :「……(おろおろ)」
真夜 :(莉子を抱き上げたまま悩んでいる)
:「……どうしよう……」
啓介 :「どうすれば……(おろおろ)」
真夜 :(那尾狐に)「……ごめんね……」
那尾狐 :「?」
真夜 :「……結果的に……傷つけちゃった……」
:(人狼の目からうっすら涙)
[Luna] (啓介のそばの光珠が一瞬輝く)
真夜 :「……啓介君……」
:(ぼそっと)
啓介 :「え?」
真夜 :「……いける?」
啓介 :「(また、ものすごい力が、この珠から……)」
:「(この力……ものすごく強いけど、きつい感じはしない)」
啓介 :(本能に導かれるかのように……光珠を口の中へ)
:「くっ」<と同時に、体が変化する
:#普段の人→狼は体が小さくなるのだが、逆に大きくなっ
ている
真夜 :「……啓介君……がんばって……」
啓介 :(変身終了。身長2m超の人狼。上半身の服は破れているが、
:下半身はそのまま)
真夜 :「……す……すごい……」(啓介君を見上げる)
[Luna] #真夜は身長変わりませんからね(174cm)
啓介 :(無言で莉子さんを抱き上げる)
:(暫くすると、からだの周りからやさしいオーラが。それ
:と同時に莉子さんの傷も治っていく)
真夜 :「……啓介君……」
:(人語話せるのかなぁとか思っている)
啓介 :(そして……傷が完治すると同時に、体が縮んでいく)
:(最後には、普段と同じ狼の姿で止まる)
真夜 :(莉子を受け止める)
啓介 :『……あれ?』<狼語
真夜 :『……どうした?』
:#狼語
啓介 :『オレ、いつのまに変身したんでしょう?』
真夜 :『……覚えていないの……?』
:『……光珠を飲んで……人狼になって……莉子さんを治し
:て……狼になったんだよ?』
啓介 :『光の珠から強い力を感じて、それでなんとなく食ってみ
:て……』
:『……あとは全然覚えてないです』
真夜 :『……そうか……』
啓介 :『オレが……彼女を治したんですか?』
真夜 :『……ええ』
啓介 :『まったく覚えていないんですよ……でも、治ったならよ
:かった』
真夜 :『……今日はまだ満月じゃないからね……いずれちゃんと
:……』
真夜 :(啓介狼をなでなで)
啓介 :『……』<されるがまま。でも照れてる。
真夜 :『……なんなら、もう一回食べてみる?』
啓介 :『今日はやめておきましょう、それより彼女達を何とかす
:るのが先です』
真夜 :『……そこの娘もどうにかしないとねっ』
[Kyrie] #何か月の光ってヤバイ薬みたいですね(ぉぃ)
[Luna] #人によっては薬にも毒にもなる
#らしい
#普通の人は食べられません(ぉ)
気付かない莉子
--------------
真夜 :「……っと……」
:(莉子に気付け)「えいっ」
真夜 :(月の衣を身にまといながら人の姿にもどる)
啓介 :(とりあえず予備の着替えの入ったカバンを咥えて、視界
:に入らない物陰に隠れる)
:(で、着替えて出てくる)
真夜 :「……おかえり」
啓介 :「さて……彼女達、どうしましょう?」
真夜 :(美琴に近づき……)「ごめんねっ」(金縛りをはずす)
美琴 :「……ん……んっ……」
真夜 :「……ごめんね、大丈夫だった?」
美琴 :「……り……莉子さん……は……?」
:(莉子をさがしてきょろきょろ)
真夜 :(美琴を連れて莉子のほうへ)
美琴 :「……り、莉子さんっ!……しっしっかりしてください…
:…」(涙目で莉子にかけよる)
[MCL-240] #気絶中。
啓介 :「気は失ってるけど……怪我はないみたいだから、大丈夫
:だよ」
美琴 :「……し、しっかりっ!」(我をわすれて莉子をぶんぶん
:ふる)
[MCL-240] #反応なし
真夜 :「……そんなに振ると……」
啓介 :「あああああ、振ったら余計悪くなるよ」
美琴 :「……」(ぱっと手を離す)
:(真夜と啓介のほうをみる)「……おおかみさん……」(ぼ
:そ)
啓介 :「……!」
真夜 :「……ほぉ」
:「……やっぱり、気が付いていたんだ……」
:(にっこり)
美琴 :「……しろいのと……ちゃいろいの……」
啓介 :「(見られてはいないはずなのに……彼女にはわかるのか)」
真夜 :「(本性が……見えるのか)」
美琴 :「……莉子さんを……いじめないでっ!」
:(狐狗狸の霊が一瞬でてくる)
真夜 :(……びくっ)
啓介 :「……?」<普段は霊感がない
真夜 :「……わ、わかった……もういじめないから……」(たじたじ)
啓介 :「(オレは苛めた覚えはないぞ)」
真夜 :「……那尾狐さん……?」
:(はどこにいったのかなぁ。きょろきょろ)
[MCL-240] #いなーい。
真夜 :「……さて、そろそろ起きてもいいんじゃないかな……莉
:子さん……?」(声をかける)
美琴 :「……莉子さん……」
[MCL-240] #気絶状態
そして分裂
----------
真夜 :「……えいっ」(気付け)
:「……ダメか……肉体的には治癒しても、体力が戻ってい
:ないのかな……」
莉子 :(少しうなったあと、しゅうしゅうと狐になる)
真夜 :「……あ」
啓介 :「ありゃ」
『一尾の』狐 :(きょろきょろ)
真夜 :「……尾が……減ってる?」
:(狐を抱え上げる)
狐 :(もがいて逃げ出す)
真夜 :「こらっ」(追いかける)
狐 :(走って逃げる逃げる逃げる)
真夜 :「こらまてー」(走って追う追う追う)
美琴 :「……」
狐 :(どこかの茂みに飛び込んでしまう)
真夜 :(匂いをさがそうとする)
:(くんくんくんくんくんくん……)
:「……そこねっ」(茂みを指差す)
狐 :(茂みを抜け、国道をひた走り、民家の縁の下をくぐり、
:川を越え……)
真夜 :「……って、もう逃げたか……」
[Luna] #遠くで怒声
真夜 :「……まぁいいか」(啓介と美琴のところにもどる)
啓介 :「……あーあ」
真夜 :「……逃げられちゃったよ……」
:(やられた、というポーズ)
美琴 :(二人に)「……あのぉ……」
啓介 :「ん?」
真夜 :「ん?」
美琴 :「……莉子さんって……毎晩こんな風に……戦っているの
:ですか?」
啓介 :「いるのですか?」>真夜さん
真夜 :「……ワタシは胸貸しているだけで……」(戦ってはいな
:いよ、という顔)
真夜 :「まぁ、毎晩身体を動かしているってことじゃないかな」
:(ぽりぽり)
美琴 :「……お二人も……ですか?」
真夜 :「……まぁね……って、もう夜っ?」
啓介 :「夜ですね」
:「オレは戦ってないよ」
[hari] #ふにふに
[hari] #焔使いか
真夜 :「……啓介君も……」(ぼそ)
:「……いずれは……」(ぼそぼそ)
啓介 :「……(目覚めることで今日みたいに人助けができるなら
:……目覚めた方がいいんだろうなぁ)」
真夜 :「……どんな人でも、最初からすごいわけじゃない」
:「……勉強したり、練習したりして、自分のモノにしてい
:く」
真夜 :「……ワタシも……莉子さんも……キミたち二人もそうだ
:よ」
啓介 :「……そうですね」
:「努力せずに大成できるわけがありませんからね」
美琴 :「……莉子さん……普段からすごいの……運動もできるし
:……」
真夜 :「……それも、普段の努力あってよ」
美琴 :「……」(だまってうなづく)
真夜 :「……ところが、莉子さんみたいな人の場合、何の努力を
:しなくても、十分強かったりする」
真夜 :「……なので、練習相手になっているのよ」
美琴 :「……おねーさんも……強いの?」(首をかしげる)
真夜 :「……いまのところはね」
美琴 :「……?」(首をかしげる)
真夜 :「……そこのおにーさんも、強いよ」(にこにこ)
啓介 :「……ありがとう」
美琴 :「……ふぅ〜ん……ずいぶん大きいし……」(人狼の気配
:を見ているらしい)
美琴 :「……頼もしいです……」(啓介ににっこり)
啓介 :「あー、オホン」
啓介 :「もう日が暮れた、早く家に帰ったほうがいいよ」<照れ
:てる
真夜 :(……照れてる照れてる……)
美琴 :「……はいっ……ありがとうございますっ」(ぺこ)
美琴 :(公園を出る)
啓介 :「さて……オレも帰りますよ」
真夜 :「……ワタシも帰りましょ」
啓介 :「いろいろありすぎて、少し疲れました」
真夜 :「……今日はゆっくり、月の光を浴びながら休むといいよ」
啓介 :「試してみますよ」>月の〜
[MOTOI] #http://kataribe.com/HA/06/C/0386/ 改訂。
#収束の方向〜
[Luna] #はいー
真夜 :「……じゃ、またねー」
啓介 :「どうも〜」
[MOTOI] #はい、収束。
[Luna] #はいっ
PLサイドでは
------------
[MOTOI] あー
話に夢中になりすぎて昼食とり損ねた(爆)
[Luna] ワタシもまだ食べてない
[MOTOI] ……
もう晩飯まで我慢だな(汗
[Kyrie] うひひ
[Luna] 早めの晩御飯とかっ?
[MOTOI] 昨日と同じく、8時からバイトに入らなきゃならんので
[Luna] あらら
[MOTOI] 早めになるでしょう>晩飯
解説
----
啓介に「癒しの力」が目覚めるが、莉子は力が分裂、失踪してしまう。
$$
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この話は一応収束ですが、莉子さんはまだ分裂したまま。
話はまだまだ続きます。
motoi@mue.biglobe.ne.jp
Motofumi Okoshi
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