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Date: Sun, 14 Sep 2003 18:57:31 +0900
From: 瑠奈(るな) <luna-web@jcom.home.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26702] [HA06L]チャットログ:『狼女の華麗なる?着替え』
To: <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <00ee01c37aa6$9d267950$0b01a8c0@g3100av>
X-Mail-Count: 26702
Web: http://kataribe.com/HA/06/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26700/26702.html
ども、瑠奈です
真夜さん着替え編の完結編。
人狼に変身して元に戻る時に服がない、という悩みを解消するアイテムが完成。
ところが……予想外の問題が……という話です。
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チャットログ:『狼女の華麗なる?着替え』
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登場人物
--------
前野浩 :物質と電気信号を相互に変換する異能を持つ。
神楽真夜:人狼に変身する女性。ある意味でたらめな身体の持ち主。
八神敦 :前野の友人。宝石魔術を行使する錬金術師。
煌 :前野が創り出した猫ベースメイドの一人。女の子。
煖 :前野が創り出した猫ベースメイドの一人。女の子。
作業中
------
前野 :「さて……取り掛かるか」
[meltdown] 策謀に? (わくわく)
[hari] 真夜さんに依頼された仕事だよう
[meltdown] ああ、以外に普通だ(がっくり)
前野 :「まずは……っと(カタカタッ)」
[hari] パソコンを立ち上げて処理をはじめる
真夜の自宅にて
--------------
[Luna] 一方その頃……
真夜 :「……霊気を、体内にためるのはいいんだけど……」
真夜 :「……どうしても、ここ、になってしまうのよね……」
真夜 :(深いため息一つ)
[hari] げふん
真夜 :「悪くはないんだけど……」
真夜 :「……服が合わないのは困りもの……」
真夜 :「前野さん、にお願いしたのはいいけれど……大丈夫かしら……」
[Luna] 胸のサイズが、変わるなどという恥ずかしいことも言えず悩む真
夜であった
作業中、再び
------------
前野 :「ん〜……データをぶちこんで……」
八神 :「2時間弱火で煮込む」
前野 :「こらこら、茶々入れないの(苦笑)」
[hari] 画面に真夜さんの3Dデータが表示される
[Luna] ぐほ(はなぢ
八神 :「で、なにやってんだ?」
前野 :「お仕事」
[hari] キーを打つと、服装データが消去され、指定の服装データで再構
成される
八神 :「着せ替え人形?」
前野 :「ああ、八神くん。月に関するパワーストーンの良いもの、ないか
な」
前野 :「ちょーっと、依頼があってね……」(カタカタ)
八神 :「妥当なところで行けばムーンストーンかな」
前野 :「じゃあ……ブレスレットにはめれるくらいのもの……出来れば、
小粒なのを二つ。お願いできるかな?」
[hari] 画面の3D画像、肉体部分が消されて、透明人間が服着たような状
態に
八神 :「了解。急ぎか?」
前野 :「いや、一週間以内であれば大丈夫」
八神 :「ならちょっと手を入れておこう。せっかく満月も近いしな」
前野 :「よろしく」
SE :ガシャ
[hari] ディスクを取り出す
前野 :(ディスク片手に、空中に手を翳す)
SE :ヴンッ
[hari] 女性のボディラインをかたどった緑色の格子模様が空中に描かれ
[hari] 服が実体化する
SE :ドサッ(服が地面に)
前野 :「……まぁ、こんな着替え用の道具を、ね(笑)」
八神 :「なるほどなー。ならキャパを多めに調整した方が良さそうだな」
前野 :「まぁ、一日二回としとけば十分かと思っているが」
[hari] #だから2つ
八神 :「ふむ。まぁ3日後には用意できると思うわ」
前野 :「こっちも、それまでには調整が利きそうだ……」
SE :ヴ……ヴヴヴ……(服消滅)
幕間
----
[hari] であたりで
まぁ、近々お届けできるでしょう(w
[Luna] 胸の問題はどうなることやら(w
[hari] 輪郭データを読みとってある程度修正を行うようにすれば大丈夫
でしょう
[Luna] なるほど
[hari] 5cm程度が限界でしょうけど
[Luna] それもあってゆったりめの服をえらんでいるので多分平気でしょ
う
[hari] ブラが
[Luna] それが問題っ…… ブラは……どうしようかなぁ(苦笑)
[hari] サイズが大きくなりすぎたら、引き千切るか、苦しむかしてくだ
さい(ぉ
[Luna] 胸を小さくします(ぉ
そんな簡単にできるもんなのかー(心の叫び
[Luna] とりあえず収納した服の洗濯とかどうするんだろう……
[hari] ノンノン
収納ではないので
[Luna] ん?
[hari] 実体化、です
データの再生、です
[Luna] で、脱ぐ時は?
[hari] 普通の服と同じよ
[Luna] ということは……使い捨て?
[hari] そうです
[Luna] あうはう
そうだったのかぁ……
[hari] 一定時間で消える
[Luna] で、再利用はできない、ということですか?
[hari] うい
[Luna] うーん
[Luna] ……それに100万?
てっきり何度でも使えると思っていたので……100万で納得して
いたんですよね<真夜さん
[hari] いや、あの 誤解してますね
[Luna] ん?
[Onomoto] 服は再利用できないが、データの再生なら何度でもできるわけだ
な
[hari] うむ
[Luna] ほむ
一定のエネルギーを蓄えれば……ですね たぶん
[killist] 一枚のCDを何度も聴けるのと同じことですな。
[hari] で、一日2回、くらいかと
[Luna] なるほど
[hari] ムーンストーン二つ
[Luna] ムーンストーンにエネルギーを蓄えるために毎晩散歩……って感
じですかね
[hari] そうじゃなくても、まぁ月の光は浴びるでしょう?
[Luna] うむ! それは間違いない……
[hari] 当人からも、微弱に放出されていそうですし
[Luna] 日中あたりは微弱に放出ですかね
夜の余剰分は貯蔵庫(謎)にためたりするんじゃないかなぁ
それでも本人からも放出されていそうだ
[hari] で、必要なエネルギーはムーンストーンが備蓄して
[Luna] 歩くマイナスイオン(謎
[hari] 服の実体化時に消費される、と
[Luna] なるほど
[Onomoto] その辺は八神の得意分野だしな>石による魔力の備蓄
[hari] で、回路を作ったり実体化させたり、とそこらへんは前野が得意
[Luna] 二人の合作
前野 :「いやー、以前はデータ組み合わせてぱぱっと実体化させていたけ
ど……(ずず)」
[hari] お茶を啜りながら
前野 :「トラブルが起きた際に、対応が難しいっていう欠点が見つかって
ねぇ(苦笑)」
[Luna] トラブル……胸かっ!?
[hari] いや、単機能使いきりの道具なら兎も角、呪具として何度も使わ
れるものの場合、故障などでの対応が
[Luna] あ、なるほどっ
[miburo] ふふふ。思いもよらない副作用が(w
前野 :「部品単位で交換が出来れば、場合によっては使用者側で対応可能
だろう?」
[Luna] 副作用っ? ?(どきどき)
[miburo] すでにあなたは策略にはまっている(ずびしっ)
[Luna] がーーーん
[hari] ……策謀ってなにさー
[miburo] てへ。
[Luna] 策略、すなわち
完成品を受け取る
製作者の目の前で試しに使う
以上
うっかり失敗した日にはもう大変
[hari] うーん、そこらへんは猫メイドどもにやらせるだろう
[Luna] 猫、狼に敵意持ってるんですが……(苦笑)
[hari] 煌や煖は、べつに全然(w
[Luna] そなのかっ
そういう日に限ってゴイスバディだったりとか(w
[hari] 誰が?
[Luna] 真夜ち
[hari] ふむ
[Luna] それはいやだなぁ
まぁとくに何もなければ通常サイズのはず
[hari] その場合には、その場で誤差範囲を広げて引き渡し、か
別に他人のスタイルがどうでも、あまり関心は無いしなー(w>
猫ども
[Luna] なる
いきなりですが、着替え開始
--------------------------
煌 :「はいはい、ちゃっちゃとはじめちゃってくださいねー」
[hari] ってなもんで(w
真夜 :「って、脱ぐんですか?」
煌 :「脱がなきゃ、試験できないべ?」
真夜 :「……ま、まぁ……そうだけど……」(もじもじ)
煌 :「ほれほれ、恥ずかしがるよーなもんでもあるまいし」
「脱いだ服はこの籠によろしくー」
[Luna] とりあえずシャツとズボンを脱ぐ
すらっとしたボディに不釣合いな胸
服を籠に入れる
どうやら先日の満月のエネルギーを貯蓄しすぎたらしい
服ができたころは多分中秋の名月をはさんでいるので
腕で胸を隠すもこぼれる胸
顔立ちその他と含めて人間じゃないって感じですかね
煌 :「んじゃ、これをどうぞ」
真夜 :「……これは?」
煌 :「ご注文の品ですよー」
真夜 :「あっ、ありがとう……」
真夜 :(小声で)「……し、下着は……?」(脱ぐの? という顔)
煌 :「……脱がんでどーするの」
[Luna] 黙って下着をとる
真夜 :「あっ……は、はず……」(照)
[Luna] 同性とはいえ、人間の姿の時に裸を見られるのは恥ずかしい
煌 :「はいはい……じゃあ早めにいきましょう」
真夜 :「はっはい……」
[hari] ブレスレットを手渡す
真夜 :「……こ、これは……? ……腕につければいいの?」
煌 :「うい」
真夜 :(左腕につける)「……で、どうすれば?」
煌 :「んでもって、この二つのムーンストーンの間にある十字を指で押
さえながら」
真夜 :「ふむうふむ」
[hari] 丸に十文字のマーク
煌 :「キーワードは、゛マーニ゛」
真夜 :「……まーに?」
煌 :「疑問符無しで」
[Luna] まだマークはおさえてないです
真夜 :「……どういう意味なんだろう……?」
煌 :「どっかの古い言葉で、月の呼び名らしいよ」
真夜 :「……そうなんだ……」(知らなかった……)
「じゃ……実際の使い方……で試したほうがいいかな」
煌 :「とりあえず、お任せします」
真夜 :「ブレスレットのサイズも気になるし……」
[Luna] ちなみにいまどんなかんじかな<ブレスレットのサイズ
[hari] 手首にゆるくはまっている
手首を一周半
かなり弾力のある素材だよん
[Luna] はーい
真夜 :「……多分、ワタシのこともわかっているだろうから……いいかな
……」(にっこり)
[Luna] 身体が変化をはじめる
真夜 :「……ブレスレット……大丈夫かな」
[Luna] 人狼化する腕にもぴったりフィット
[Luna] で、人狼化終了
真夜 :「……まず、サイズ的には問題ないわね」
煌 :「ほいほい」(メモメモ)
真夜 :「……おや、もうちょっとびっくりするかとおもったんだけど?」
[Luna] 思わずしっぽふりふり
煌 :「いや、まー、この程度で驚いててもねぇ( ̄▽ ̄;」
真夜 :「……まぁ、いいか……」
「……あとは……人に戻りながら……ね」
[Luna] 少しづつ人に戻っていく
煌 :「人間に戻りきってから、ね〜」
[hari] ペンをぴこぴこ
真夜 :「……そうね……中途半端だと……筋肉が人狼のままだしね……」
[Luna] 元の人(胸も大きいまま)に戻る
真夜 :(ブレスレットの十字を押しながら)「マーニ」
[hari] ムーンストーンの一方が淡く光り真夜のからだの表面を光の線が
走る
真夜 :「あっ……」
[hari] 光りの線が格子状に身体を覆ったところで、服が実体化を初め次
の瞬間には、服を着用した姿に
煌 :「……えらく胸がぱっつんぱっつんやね」
真夜 :「あっ……む、胸がっ……」
煌 :「うーん、誤差範囲を超えてたのかなー?」(ごそごそ)
[hari] 巻尺をだして
煌 :「はいはい、ちゃきっとブラ上着脱いで、ブラ外すー」
[hari] 前のブラは不要だ
[Luna] ボタンをはずそうとするも……
真夜 :「あっ!」
SE :ぱっちーーーーーーーーーーん
[Luna] ボタンがはじけとんだ
真夜 :「……ご、ごめんなさいっ……」
煌 :(ぱしっ)
「うーん。誤差が……5cm取られてて、コレかい。どんな胸してる
んだか……」
[hari] 巻尺を伸ばして、胸を測る
真夜 :「……すっすみません……いつもは違うのに……」
[Luna] AからEくらいまでは軽く変動しそう
これは胸のカップです。Aがぺったんこ、Eが大きい、です
煌 :「うわ〜、誤差が……コリャ幅を偉いこと取らないと行けない
ねー」
「他のところはどーかね?」
[Luna] ズボンはジャストフィット
[Luna] ブラも意味をなしていない
真夜 :「Gパンは……ちょうどいいですねっ」
煌 : 「下着も大丈夫?」
真夜 :「……パンツのほうは平気」
真夜 :「ブラは……
煌 :「ほいほいっと……胸部データの範囲に修正の必要アリ、と」
[hari] かりかり、とメモを
煌 :「んじゃ、ブレスレット失礼しますー」
[hari] ブレスレットを外す
真夜 :「……す、すみません……」
煌 :「いやいや、まー、想定以上だったって事で」
[hari] にゃはは〜と笑いながら
真夜 :「……想定……できていたんですか?」
煌 :「んじゃ、少し待ってもらえますかねー? すぐに修正しますん
で」
真夜 :「……このまま、で、ですか?」
煌 :「あぁ、服着てくださいな(笑)」
真夜 :「はっはいっ」
煌 :「お茶とケーキでも持ってきますんで〜」
[Luna] 服を着る
[hari] おててふりふり
退室
[Luna] 一人部屋に残る真夜
真夜 :「……む、胸か……」
SE :トントン
真夜 :「あっ……」
煖 :「失礼致します……」
真夜 :「……はい」
[hari] 別のメイドが
煖 :「ケーキをお持ち致しました」
真夜 :(……うっは……メイドいっぱいいるのね……)
「あ、すみません……」
[hari] 前野も使用人だけどな
真夜 :(おじぎ)
煖 :(テーブルの上に置いて)
煖 :「では、御用がありましたら、お呼び下さい」
真夜 :「ありがとうございます」(ぺこ)
[hari] で、メイドは退室していく
[Luna] ケーキを一口
真夜 :「……おいしい……」
[hari] 30分ほどで、再度部屋がノックされます
真夜 :(あっ)
前野 :「失礼します」
[hari] 煌を伴って入室
真夜 :「……す、すみません、ご迷惑をおかけして……」
[Luna] たちあがってお辞儀
前野 :「いえいえ。想定範囲の幅を広げれば済むだけの話ですから」
真夜 :「そうなんですか……」
前野 :「で、これが調整した物です」
[hari] 改めてブレスレットを渡す
真夜 :「はい」
[Luna] ブレスレットを受け取って左腕につける
前野 :「使用方法はすでにお伝え済みかと思いますが……」
真夜 :「……やっぱり、試しておいたほうが安全ですよね?」
前野 :「そうですね。その前に、その他の注意点をご説明しておきましょ
う」
真夜 :「はい」
前野 :「基本的に、服自体は新しく実体化を行うものですので、洗濯など
の手入れは無用となります」
「この服は、約24時間で消失しますので、元々お持ちの服へ着替え
るまでの繋ぎ、とお考え下さい」
真夜 :「なるほど……」
前野 :「実体化のエネルギーは、その二つのムーンストーンに蓄えられま
す。これは普段着用頂いて、月光を浴びていただければ補給がさ
れますのでご心配なく」
真夜 :「はいっ」
前野 :「ただし、ムーンストーンが二つであることから推測がつくでしょ
うが、1日2回の使用が限度、となります」
真夜 :「なるほど……」
前野 :「ムーンストーンからエネルギーを抽出する回路はブレスレット自
体に焼き付けられていますが、実体化の回路はその十字の印の下
にチップが埋め込まれています」
真夜 :「ふむふむ」
前野 :「服装の変更や機能改善などによるバージョンアップの際には、こ
ちらにお持込下さい」
真夜 :「わかりました」
前野 :「では、こちらの煌を残して行きますので、機能の確認をお願いし
ます」
真夜 :「あっ」
煌 :(ぺこり)
真夜 :「一つ質問が……」
前野 :「はい、何でしょう?」
真夜 :「防水とか……そういったのは……大丈夫ですか?」
前野 :「電子回路ではないですから、問題ありません」
真夜 :(どんな回路つかっているんだろう……)
「わかりましたっ、ありがとうございます」
前野 :「では、失礼します」
真夜 :(改めて前野さんにぺこっと)
[hari] 前野退室
煌 :「……ふー。じゃー、ちゃきっと終わらせちゃいますか」
真夜 :「さっき、ブレスレットのサイズは確認したから、服のサイズだけ
確認ですね」
煌 :「ほいほい」
真夜 :(服を脱いでブレスレットをつける)
(……ホントだ、ムーンストーンの一つが輝きを失ってる……)
「じゃ、いきますね」
真夜 :(十字に触れながら)「まーに」
[hari] 先ほどのように服が実体化する
煌 :「……どうかな?」
真夜 :「……胸のところ……大丈夫かなぁ……」
[Luna] 触ってみる
煌 :「まー、ぱっつんぱっつんじゃないねぇ」
真夜 :「さっきよりも……ずいぶんいいですね。ブラも……これなら……
問題ないですわ」
煌 :「ほいほーい」
[hari] メモにカリカリと書き足して
煌 :「んじゃ、機能確認のサイン、よろしく」
[Luna] サインをかく
[hari] 動作点検書、各部にチェックマークが入れられてる
煌 :「はい、どーも。んじゃ、これ控えです」
[hari] 複写の一枚を
[Luna] 控えを受け取る
煌 :「いま旦那よんできますんで、ちこっと待っててくださいね〜」
真夜 :「はいっ」
[hari] 退室
[Luna] 軽く身体を動かしてみる
SE :トントン
真夜 :「はっはいっ」
前野 :「失礼します」
[hari] 前野が入室
真夜 :(前野に会釈)
前野 :「ふむ……どうやら大丈夫のようですね」
真夜 :「なんか……不思議ですよね……」
前野 :「なにがです?」
真夜 :「……何もないところから……服が出てくるなんて……しかも、サ
イズが変わるなんて……」
前野 :「もっと恥ずかしい呪文を唱えてくるくる回りながら出したほうが、
説得力ありました? (笑)」
真夜 :「……ワタシには……合いませんわ……」
前野 :「まぁ、そう言う事もある。ですよ」
真夜 :「なるほどっ」
前野 :「では……報酬をお願いします」
真夜 :「はいっ」(持ってきたバッグをテーブルの上に)
[Luna] バックのなかから100万
真夜 :「ありがとうございました」(ぺこ)
前野 :「いえ。仕事ですから」
[hari] カリカリ
前野 :「では、こちらが領収書です」
真夜 :「はい」
前野 :「この売買は、美術品の売買として扱います。また、この物品を他
人に転売、または故意に製造者の不利になるように使用した場合
には……」
真夜 :(美術品……)
前野 :「……責任を持って対処させて頂きますので、よろしくお願いしま
す」(微笑)
真夜 :「わかりました」(にっこり)
前野 :「では、また何かありましたら」
真夜 :(情報屋が他の情報屋のネタになるようなことはしませんわっ)
[hari] 席を立って軽く会釈する
真夜 :「ありがとうございます」(ぺこ)
[hari] 前野は退室
真夜 :(えっと、ワタシも……もういいのかな? )
[Luna] 脱いでいた服をバッグに入れる
[hari] 部屋を出ると、ケーキを運んできたメイドがまっちょります
真夜 :「あっ、ケーキおいしかったです」(会釈)
煖 :「それはありがとうございます」
[hari] 緩やかに会釈する
真夜 :「では、失礼致します」
煖 :「玄関までお送り致します」
真夜 :「ありがとうございます」
収束、そして
------------
[hari] てなあたりで収束か
[Luna] はいっ
これで変身しても普段着にもどれるわけだ
1日に3回も4回も変身することもないだろうからねっ
[hari] うむ
[Luna] 値段や特性からいって、そんなに頻繁に出てくるアイテムでもないですね
[hari] そうね
忘れて、そのまま着ていて、裸に、とかないように
[Luna] はいっ
よほどのことがない限り朝方〜昼間のうちに一度は家に戻ると思
います
つみき:(ああ、また前野君がへんなトラップを仕掛けて……)
前野 :「……なにか、酷い事考えてない?」
[hari] 窓から気の毒そうに見送ってる、と言うところか(w
[Luna] 気の毒そう?
[hari] つみきっちが、ね
つみき:「ふう、恐ろしい執事だわ。まったく」
(しゃっとカーテンをしめる)
[Luna] なる
変身グッズにお困りの方は、是非前野君に相談を。
価格は……簡単に買えるものじゃありませんけどね(苦笑
$$
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