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Date: Sun, 14 Sep 2003 13:36:46 +0900
From: 瑠奈(るな) <luna-web@jcom.home.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26699] [HA06L]チャットログ:『狼女の深い悩み』
To: <kataribe-ml@trpg.net>
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Web: http://kataribe.com/HA/06/
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ども、瑠奈です。
真夜さん着替え編その1です。
人が人狼に変身するということには、思わぬ問題があるわけで……
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チャットログ:『狼女の深い悩み』
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登場人物
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神楽真夜:人狼に変身する女性。その変身に関して、とある悩みが……
兎夜宵姫:吸血姫。動物などに変身。黒いドレスを作る異能を持つ。
前野浩 :宵姫の友人。真夜の悩みを解決する道具を作ることができる。
考え事をしながら散歩
--------------------
[Luna] 夜のお散歩中、歩きながらなにやら考え事
真夜 :「……うーむ……」
「……どうしたものかなぁ……」
宵姫 :「どうしました? 浮かない顔して」
(すとっと落ちてくる)
[Luna] あ、そうそう、昨日からちょっと外見がかわりました。
[Luna] 髪が銀白色で、背がちょっと(3cmほど)伸びました
真夜 :「……あら」
「……こんにちは、宵姫さん」(ぺこ)
宵姫 :「オマケに、髪がアドルファス色になってますね。恐怖体験でも
したんですか?」
真夜 :「……まぁ身も震えるような……ってところでしょうか……」
もちろん悩み事はいろいろあるのですが、話し相手が吸血姫の宵姫さん、と
いうことで、悩みは自然と異能がらみに……
人狼の悩み
----------
真夜 :「……あ、ちょっと教えてほしいんですが……」
(宵姫さんに懇願する顔)
宵姫 :「なんですか?」(にこにこ)
真夜 :「……あの、お洋服出すって技ありますよねー」
「……どうやるのか教えてほしいんですー」
宵姫 :「う〜ん、あれは……ねぇ」
真夜 :「……それがないと、すごーーーく困るんです……」
宵姫 :「系統が違うから貴方には無理だと思いますよ」
真夜 :「……系統?」 (きょとん)
:(って、ワタシにも『系統』ってあるのですかー)
宵姫 :「あなたは肉体を変化させますよね?」
真夜 :(……ぎくっ)
宵姫 :「私は、存在ごと成り変わるんですよ。だから、『服を着た私』も
自然にそれに付随します」
真夜 :「……存在ごと……」
「……」(イメージ中)
「……それは困ったですねー」
宵姫 :「難しいと思いますよ。なにせ、本質ごと変わる必要がありますか
ら」
真夜 :「……って、アナタ、ワタシのこと、どこまで知っているんです
かっ? ……ワタシ自身まだよくわかってないのに……」
(困った顔)
宵姫 :「なんとなく、分かりますよ。人狼はたくさん見たことがあります
からね」(にっこり)
真夜 :「……ぅっ」
「……うーんと……」(きょろきょろ)
(周りに人いないよね……)
(……どうしてこの人相手だと身体が過剰反応しだすのかなぁ…
…)
「……よ……宵姫さん……」 (おそるおそる)
宵姫 :「なんです?」
真夜 :「……人狼って……変身する時服破けて不便ですよね……」
真夜 :「それをなんとかしたいんですよ……」
[hari] お外で物騒な事しちゃ行けません(w
[Luna] 物騒なことをしないための相談でございます
変身するたびに服がなくなるのは不便と言うかなんというか……
宵姫 :「う〜ん、人のほうがダメなら、服のほうをどうにかすれば良いん
じゃないですか?」
真夜 :「……じゃ、もし何かあったら、アナタに服を出してもらいましょ
うか〜」(きらーん)
「これで万事解決っ」(にっこり)
宵姫 :「それも難しいですね」
:「だって、私の服は維持し続けないと勝手に消えますし」
真夜 :「……えええっ」(わざとらしく)
「……そ、そんなぁ」(涙)
「……って、まぁ下手に変わらなければいいのかっ」
(にっこり)
宵姫 :「変わる時とかって大抵緊急だから、もしもの時かなり困ります
よ」
真夜 :「うっ」
「たとえば……いま頭上から何か落ちてきたり……とか?」
宵姫 :「そうですね。あと、いきなりハンターに襲われたりとか」
真夜 :「……ハンター……?」(首をかしげる)
「……まぁ逆にいうと、いままでそうせっぱつまってないから、
そういう危機感が薄いのかもですね……」
宵姫 :「よくいるんですよ。勘違いして襲ってくる人とか」
真夜 :「……勘違い……?」
宵姫 :「ようするに、人外が嫌いな人ですね」
真夜 :「……なるほど……」
「でも、宵姫さんはそうじゃないですものねっ」
(にこにこ)
宵姫 :「まぁ、どっちかって言うと私も襲われるほうですから」
真夜 :「……そうなんですか……」(ちょっとしんみり)
「で、服ですけど」
真夜 :「……はいっ」
宵姫 :「魔法使いに知り合いはいませんか?」
真夜 :「……うーん……?」
(考え中)
「……って人狼って魔法使えるんですか?」
宵姫 :「さぁ? 結社に入ったりすれば或いは……一般人よりは才能ある
んじゃないですか? 私もネクロマンスの初歩くらいなら」
真夜 :「……ネクロマンス?」
[OTE_Aw] よし。組織拡大のチャンス!!
宵姫 :「幽霊とか操るあれです」
真夜 :「……どちらかというと、自分は浄化とか破邪とかそっち
らしいのですわ……」
宵姫 :「そうみたいですね。まぁ、ネクロマンスはこの際関係ないんです
が」
真夜 :「……まだ漠然としかしていないんですが……月の光をあびて、
えいっ! とか」(えいっ! には振りをつけて)
宵姫 :「魔法で、変身時に服を収納する腕輪とか作ってもらえれば楽には
なると思いますよ」
真夜 :「おっ そんな素敵なアイテムがあるのですか?」
宵姫 :「そういうの出来そうな人、私は一人知ってます」
(前野さんを思い出してる)
[TK-Leana] カレー魔王は、なんか一般的な性格の人には引かれると思うな〜
真夜 :「……是非教えてくださいっ」(懇願)
宵姫 :「本当に出来るかどうかは分かりませんよ?」
真夜 :「……それでも、ぜひっ」
[OTE_Aw] くくぅ。やはり魔王の崇高な志は理解されないか!!
[OTE_Aw] 教育活動による日本転覆!!
[TK-Leana] はりにゃ、見てる〜?
[hari] みてるー
[hari] というか、帰ってきた
宵姫 :「じゃあ、聞いてみます」
真夜 :「お願いします」(ぺこ)
[TK-Leana] 電話してみる
[TK-Leana] 携帯なんか持ってないから、公衆電話
宵姫 :(メモ帳開きながら)「え〜と……」(ぴっぽっぱっ)
[TK-Leana] 無道邸に電話
SE :カチャ
女性の声:「はい、無道です」
宵姫 :「もしもし、兎夜といいますけど、前野さんいらっしゃいます
か?」
女性の声:「はい、兎夜様ですね。しばらくお待ち下さい」
[MOTOI] 口調からすると煖さんっぽいな>女性の声
SE :〜〜♪〜♪(メロディ)
男の声:「もしもしお電話代わりました」
宵姫 :「もしもし、前野さんですか?」
前野 :「えぇ、宵姫くんかな」
宵姫 :「はい」
前野 :「どうしたね? こんな早い時間に」
[Luna] 早いのかっ(笑)
[TK-Leana] まぁ、活動時間深夜だし
[hari] 日が暮れてからが本格的な活動時間だから
[Luna] ここらへんの人たちみな生活時間一緒かっ(苦笑)
[hari] いや、宵姫っちにあわせただけだよう(w
[Luna] あらら
宵姫 :「ええと、少し頼みたい事があるんですけど……ちょっと質問して
も良いですか?」
前野 :「なんだろう?」
宵姫 :「変身する時に服が破れて困ってる人がいるんですけど、上手く
収納できるような便利小物とかって作れません?」
真夜 :(っていきなりバラすんかいっ!)
[TK-Leana] 相手前野さんだし
[Luna] ふむっ まぁいいけどw
前野 :「ガッチャマンかね……」
宵姫 :「そのネタは知りません」
前野 :「む……そうか(汗)
「まぁ……大丈夫だと思うが」
[miburo] PLは知ってるんでそ?(w
[Luna] 微妙だっ(えへ
[OTE_Aw] 白鳥座からもたらされた発明品のことなぞ、わしはしらん。
[OTE_Aw] しらんのだー(だっしゅ
[hari] そんなに強く否定すると、逆の意味に理解さ……誤解されますよ
前野 :「どんな物がよいのか、詳しく話を聞こうか……」
宵姫 :「ええと、出来れば目立たなくて、身に付けれる物が良い
と思うんですけど……今から本人連れて行きます」
前野 :「いや……買い物ついでに、私が出よう……あげはでどうかね?」
宵姫 :「いいですよ」
前野 :「では、そう言うことで」
宵姫 :「はい、失礼しました」(がちゃん)
[hari] 無道邸は遠い
[TK-Leana] 影通っていくから、距離は問題ないんだけどね
[Luna] 本気ダッシュなら早い
真夜 :「……どうでした?」
宵姫 :「ええと、近くの喫茶店で落ち合うことになりました」
真夜 :「わかりましたー」
[TK-Leana] で、場所移動
喫茶あげはにて
--------------
喫茶あげはに来る時は、わけありの時だけ……なのは気のせいでしょうか……
[hari] と言う事で
[hari] ここは、喫茶あげは
[hari] 正確には、(前略)喫茶あげは
[OTE_Aw] よどみ喫茶と人の言う。
[hari] 先に入っていてちょ
[TK-Leana] 入店シーンは省略
宵姫 :「まだ来てないみたいですね」(薔薇茶飲みながら)
真夜 :「そうですねー ちょっと早く着いてしまいましたねー」
(コーヒー飲みながら)
SE :からん
前野 :「お待ちどうさま」
[hari] 入店
[hari] 何処らへんにすわっとるのだろ
[TK-Leana] 真夜さん初見だと思ってるし、たぶんテーブル席
前野 :「はじめまして……こちらが?」
[hari] 電話で言っていた、と
真夜 :「……はじめまして」(ぺこ)
「神楽真夜と申します」(ぺこ)
前野 :「はじめまして。前野浩です」
真夜 :「……ええっと……」(何から話せばいいのやら)
前野 :「さて……改めて、どのようなご依頼でしょう?」
宵姫 :「ええと、ここで話すのも何ですから……店長さん、奥借りて良い
ですか?」
朱 :「好きにしな」
[TK-Leana] 仮にも、喫茶店で話すことじゃないだろうということで
[hari] うむうむ
[TK-Leana] で、さらに移動
[Luna] 後についていく
[hari] 奥の4畳間
宵姫 :「実は、この人が人狼で、変身する時服が破れて困っているみたい
なんですよ」
真夜 :(黙ってこく)
宵姫 :「それで、こういう事なら前野さんが一番かと思って」
前野 :「ふぅむ……体格が拡張する訳ですか?
真夜 :「……拡張……なのかな、骨格とかも変わっちゃうし……」
「……人狼だけじゃなくって、狼にもなっちゃったりするんで…
…」
前野 :「むぅ……」
真夜 :「……って言葉だけでイメージ湧きます?」
前野 :「まぁ、大体は」
真夜 :「こう……瞬間変身、じゃなくって、徐々に変身ってほうなんで…
…」
前野 :「そうですね……たとえば、狼の状態にまで変化することが少ない
のであれば」
「伸縮性の高いインナーなどを着用する事で、対応する事も出来る
と思われますが?」
真夜 :「うーん……少なくないし……あと、人狼とか狼って、皮膚とか体
毛が布に覆われると力減っちゃうんですよ」
「実際、一度そういうインナーで試してみたんですけど、身体が拒
否反応しちゃって、勝手に破けちゃうんですよね……」
前野 :「そう言う系統ですか……(ふむ)」
真夜 :「以前はそうでもなかったんですけど、この身体になってからは、
体毛がエネルギーを集めるらしくって、無理なんですよ……」
[Luna] あぁなんて不便な身体。
[PaLiLitH] ケンシロウのアレとか(ぉ
[Luna] 確かに筋肉で破けるかもしれない(ぅ
[TK-Leana] 髪の毛針の応用か
前野 :「そうすると、ガッチャマン式に……か」
真夜 :「……がっちゃ……?」
前野 :「その時の服は破れてしまってもしょうがない、人間に戻ったとき
の服が必要」
「そういうことで良いのだろうか?」
真夜 :「……まぁ、仕方ないですね……」
「……よろしくお願いします」(改めてぺこり)
「あっ」
前野 :「?」
真夜 :「……一つだけ、お願いがあるんですが……」
前野 :「なんでしょう」
真夜 :「……身に付けるものなので……銀素材は……ちょっと……やめて
ほしいなぁ……と……あっ、銀アレルギーなんです、ワタシ」
(慌てたように)
前野 :「分かりました。銀は駄目なんですね」」
真夜 :「はい……すみません」
「あと……お代を用意しないと、ですね……」
前野 :「そうですね……はじめてのお客様ですが、宵姫くんの紹介、とい
うことですし……」
[hari] 幾らがよかろうかのう
[miburo] 10
[Luna] お金であろうが物資であろうが奉仕であろうがおまかせします
(ぉ
[hari] 宵姫っちが暴れる程度の額を
[TK-Leana] 1000円
[hari] やすっ
[Onomoto] にぢうごえん
[hari] かりかりと紙面に書き出して行く
真夜 :(書いている様子を眼で追う)
前野 :「この程度、と言うことで」
真夜 :「……?」
[TK-Leana] いくらなんだろう
[hari] 100万……とか
[TK-Leana] そんくらいじゃ暴れないよ
[hari] ちぇ
真夜 :「……ふむ……」
「……他に頼れないなら……仕方ないけどね……」
宵姫 :「すいませんねぇ、ぼったくりな所紹介してしまって」
前野 :「ひどい言われようだ」
真夜 :「……仕方ないですよ、無理言って頼んでいるんですから……」
「……一生、この身体で生きていくのに必要だったら、いくらでも
出しますよ」
前野 :「……なにやら、沈んでいるね」
[hari] 宵姫っちに
宵姫 :「いえ、ずいぶんと高額だったものですから」
前野 :「そんなに高かったかね……」
真夜 :(しょぼーん)
前野 :「まぁ……早速開発に掛かるから、何かあればまた連絡します」
真夜 :「……あっ……はいっ……」
「ありがとうございます」(ぺこ)
前野 :「これが私の名刺です」
[hari] 名刺を差し出す
真夜 :(名刺を受け取る)
前野 :「貴方の連絡先はどちらに?」
真夜 :「あっ……名刺ってものがないので……こちらに……」
(と自宅の電話番号っぽいものを書く)
「インターネットがあるようでしたら、メールアドレスもお教え
しますが……」
前野 :「お願いします」
真夜 :(さらさらさら)
「はい、これです」(渡す)
前野 :「……はい、確かに」
「では、私はこれで」
真夜 :「よろしくお願いします」
[TK-Leana] 百万、まぁソードワールドのマジックアイテムと比べればずいぶ
ん安いもんだ
[hari] 前野はさっさか帰っていく
[Luna] うむ
真夜 :「……宵姫さん、ありがとうございました」(ぺこ)
真夜 :「……宵姫さんにも……何かお礼をしないと、ですね……」
宵姫 :「いえいえ、まぁ大丈夫ですよ。何かの縁ですし」
真夜 :「……すみませんです……」
宵姫 :「まぁ、困った時はお互い様ですよ」
真夜 :「あっ、はい……」
「これからもよろしくおねがいします」(ぺこ)
宵姫 :「はい。それでは……」(消える)
収束後
------
[Luna] ってところで収束ですかね?
[hari] そして、支払いが真夜っちに(ぉ
[TK-Leana] ですね〜
[Luna] そのぐらいはだしますw
[hari] なはは
[MCL-240] 服出すだけなら、二水ヒカリは、服をいきなり出せるよなぁ
[MCL-240] スカートの中からもぞもぞと取り出すわけだが。
[Catshop] 四次元ポケットだ(笑)。
[hari] スタイルが余り変わらないことを前提に服装のレイヤーを実体化
する、とか
どうにかなってしまうのがすごい……
$$
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