[KATARIBE 26626] [HA06L] チャットログ : 『拓かれる記憶の森』後編

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Date: Tue, 9 Sep 2003 03:11:18 +0900 (JST)
From: ハリ=ハラ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26626] [HA06L] チャットログ : 『拓かれる記憶の森』後編
To: kataribe-ml@trpg.net
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2003年09月09日:03時11分18秒
Sub:[HA06L]チャットログ:『拓かれる記憶の森』後編:
From:ハリ=ハラ


ども、ハリ=ハラです。

ぜ、前編の題名を入れ忘れてしまった……(大汗)
最後の最後で大ポカをぉぉおぉーー

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チャットログ:『拓かれる記憶の森』後編
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登場人物
--------
神楽真夜:人狼の力に目覚めた情報屋。力を持つ理由である『本来の自分』を
    :思い出すため、試練を受ける事になる。
忌野朱里:焔憑きの大学生。『神楽真夜の内の狼の記憶』に頼まれて、思い出
    :すための手助けをする。その方法とは……

開かれる記憶
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 白銀狼    :「……なにか……大切なことを……忘れていたような……」
        :(とりあえず噛み付いている紅獅子をはずそうとする)
 紅獅子    :「……」(外す)
 白銀狼    :(人狼になる)
 紅獅子    :「……目が……覚めたか」
 白銀人狼   :(黙って紅獅子に近づく)
 紅獅子    :「…………」

訂正部分
--------
 白銀人狼   :(黙って紅獅子を抱き上げる)

[hari]   でっかいぞ(w
[Luna]   そんなにでかいのか(苦笑
[hari]   忌野+アルファくらい
[Luna]   じゃかえよう

細かいサイズは考えていませんけどね

本筋復帰
--------
 白銀人狼   :(黙って紅獅子の前に腰をおとす)
        :(紅獅子の首筋をさする)
 忌野     :「……約束は……果たせたかな」

[hari]   グルルルと唸りながら

 白銀人狼   :「……思い出したよ……」
        :(そっとくちづけ)
        :「……そう……なにもかも……」(くちづけしながら人狼
        :の眼から涙がこぼれる)
 紅獅子    :(首筋の噛み痕を舐める)

[hari]   焔の気が拭われ、回復力もあってみるみる傷が塞がってゆく

 白銀人狼   :(涙が止まらない)
        :「……ワタシが……狼でも……人でも……ないってこと……」
 紅獅子    :「…………」(お座り)
 白銀人狼   :「……それなのに……人になりたいと……人でありたいと
        :……願ったことも……」
        :「……でも……結局は……無理だった……」
 紅獅子    :「……(べろん)」

[hari]   頬を舐める

 白銀人狼   :「……ん?」
 紅獅子    :「……嘆くな」
 白銀人狼   :「……」
 紅獅子    :「忘れないから……出来る生きかたもある……」
 白銀人狼   :「……うん……」
 紅獅子    :「思い出したからこそ……ヒトとして生きろ……」
 白銀人狼   :「……ヒトとして……」
 紅獅子    :「人間にはなれずとも……ヒトとして……」
 白銀人狼   :「……アナタのように?」
 紅獅子    :「……さて……俺は何なのだろうな……」

[hari]   首をかしげる

 白銀人狼   :「……望むならば……それを知ることができよう」
        :「……そのための力は……我が身に宿っているのだからな」
 紅獅子    :「無用の事……俺は俺……」

[hari]   すこし離れる

 白銀人狼   :「……人にしてはあまりに超えている力……」

 SE      :ゴウゥ!

[hari]   火柱が上がる

 白銀人狼   :「……!」

[hari]   火柱が消えて、元通りの忌野が

 白銀人狼   :「……そうか……」
 忌野     :「……まぁ、気にしないから」

[hari]   手をぱたぱた>正体

 白銀人狼   :「……月の光よ……我が身を照らし包みたまえ……」(ぼそ)
        :(人の姿に戻る……が、なぜか身の回りを白く輝くの衣で
        :覆われている)
 忌野     :「……ふむ」
 真夜     :「……力の強さと、本性を知っているかは関係ない……は
        :ずだからね。……ワタシの場合は、力の使い方も含めて記
        :憶を封印していたんだけど、忌野君の場合は、力の使い方
        :だけは覚えている……」
        :(左手を前に出す)
 忌野     :「……?」
 真夜     :(ぽぉっと月の光をあつめたような塊が現れる)
        :「……闇を照らす月……ワタシの身体のなかの月の光をあ
        :つめて作る……」
 忌野     :「ふむ……」
 真夜     :(光の塊を自分の身体に入れる)
        :「……そして、月の光こそ、ワタシにとって最も大切なもの」
        :(白銀の髪が月の光を受け輝く)
        :「……でも……何よりも大切なのは……」
        :(忌野君にそっと抱きつく)
 忌野     :「……???」
 真夜     :「……
        :(忌野君の顔を……眼を見る)
 忌野     :「……(頭をくしゃくしゃと撫でる)」
 真夜     :「……あっ……」(照)
        :「……いいの……?」
 忌野     :「???」
 真夜     :「……だ、だって……ワタシ……」
 忌野     :「……あ」

[hari]   気がついたように

 忌野     :「……すまん。また……(ぽりぽり)」
 真夜     :「……また……? なにが……??」

[hari]   誤解させたかな、と
[Luna]   今日は素直になろう

 真夜     :「……言葉じゃ……足りないか……」(ちゅ)
 忌野     :「……むぅ」

[Luna]   と、届きませんかー?

 忌野     :「すまん……」

[Luna]   背丈が。

心が、かと思って、ちょっとドキドキ。

[hari]   顎あたりなら
      大丈夫かな?
[Luna]   じゃぁ顎あたりにちゅ
[hari]   遙さんに言われてるし、そう言うつもりがないので
      こまったように、頭をかいてる

 真夜     :「……なんか、無性に……ね、ごめんなさいっ」
        :(その場からちょっと離れる)
 忌野     :「…………(ぽりぽり)」

[MCL-240]  衣留:(らぶらぶ……)
[hari]   仲良し、レベルのつもり

 真夜     :「……ところで話は変わるんだけど……」
 忌野     :「?」
 真夜     :「……あの炎の獅子、強かった」
        :(かまれたところをさする)
 忌野     :「そうか……」
 真夜     :「……普通は……やらないよね……」
        :「……あんなこと……」
 忌野     :「……うむ……」
 真夜     :(ぼそっと)
        :「……だから、強いんだ……」
        :「……こないだの娘も強かったけど……」

[MCL-240]  自爆したが!

 忌野     :「むぅ……(ぽりぽり)」
 真夜     :「……今のワタシで……どうだろうね……」
        :(人の気配に獣の気配がかぶっている)
 忌野     :「力を……使いこなせれば……」
 真夜     :「……手だけ人狼とか……」(イメージ中)
        :(腕だけむくむくと変化)
        :「……できたー」
        :(左右の腕が人狼化、ほかは普通の人)
        :「あ、そうそう。一つ非常に重要なことを思い出しました」
 忌野     :「……?」
 真夜     :「……ワタシ……」
        :「……昼でも変身できる……」
 忌野     :「ふむ」
 真夜     :「……破邪の力は使えないけどね」
 忌野     :「そうか……」
 真夜     :「……破邪は月の力借りてるし……」
        :「……それに、昼間狼になれないと、狩りできないし」
        :「こないだも、『しばらく全国行脚しようか』とか言われ
        :たんだけど、夜しか狼になれないから、って断っていたの」
        :「白犬さんか……」
 真夜     :「もしなんだったら、忌野君も、どう?」
 忌野     :「……やめておこう」
 真夜     :「……残念」
        :「……まだ人噛んでみたことなかったからなぁ……」(ぼそ)
 忌野     :「……ほどほどに」
 真夜     :「……ほどほどに、ってワタシ生まれてこのかた一度も人
        :噛んだことも食した事もないよ」(えっへん)
        :「……狼も食したことないけどね」
 忌野     :「……じゃあ……気をつけて」
 真夜     :「……って、行くって決まったわけじゃないってばぁ」
        :「ただ、全国行脚すれば狼に慣れるんじゃないか、って言
        :われただけだしー」
 忌野     :「……まぁ……必要ないか」
 真夜     :「……それは……ワタシが決めることじゃない……よね
        :……多分」
        :(左腕の毛を右手でさすりつつ)
        :「……忌野君……今のワタシ……どう見える?」
 忌野     :「……落ち着いた……ように見えるな」
 真夜     :「……そっか……」
        :(腕をもとにもどす)
        :「……ちょっと意外だったな」
        :(……その腕、へん、とか言われるかと思ってた)

[hari]   気にしてない(w

さて、次の課題は
----------------
 真夜     :「……あとは……彼女の匂いを見つければ……」
        :「……てか、二人っきりであっても問題ないのかなぁ」
 忌野     :「……???」

[hari]   彼女って?と

 真夜     :「……今度こそ……あのヘンな感覚に負けずにがんばる
        :ぞー……待ってろ狐女〜!!」
        :(空に向かって指をさす)
        :(忌野君のほうに振り返って)「……あれ、覚えてないの?」
        :「忌野くんに炎のキックをしてきた娘よっ」
 忌野     :「……ああ」
 真夜     :「ワタシ、炎はつかえないけど、がんばるよ」
 忌野     :「……うむ……まぁ、ほどほどに」
 真夜     :「……ほどほどに?」

[Luna]   ほどほどにする気がないらしい(ぉ

 真夜     :「……ま、まぁ怪我しない程度にはしておく……けど……」
 忌野     :「…………けど?」
 真夜     :「……逆にやられちゃったりしてねっ」
        :「……そのときは……ごめんね」
 忌野     :「まぁ……大丈夫だろう」
 真夜     :「……なんで?」
 忌野     :「なんとなく……な」

[hari]   ぽんぽん、と頭を撫でて

 真夜     :「……がぅ」

後話
----
[hari]   この辺で収束か
[Luna]   ですねぇ
      流れ的に、どうだったですか?
[hari]   静かに語りかけようかとも思いましたが
[Luna]   個人的には忌野君の変身っぷりに驚きなんですが
[hari]   あははは
      ちなみに
      正体、と言う訳ではないです
[Luna]   どれが正体かわからない(苦笑)
[hari]   焔を使って
      焔獣と化した、という事で
      誤解するやもね(w>真夜さん
[Luna]   炎の遣い手ってだけはわかるけど
[hari]   今回は色々と小器用なことをしているが
      あまり器用な方ではない、のだけどね(w
[Luna]   すごい器用に見えたわ
[hari]   あはは
      大雑把で適当な奴なんだが
      妙なところで器用だ
[Luna]   精神的に器用?
[miburo]  はりさんの地が。
[hari]   げふげふ
      いや、あれだ
      器用さを求められて
      汗びっしょりで
[Luna]   あう

そうそう、汗びっしょりでいい訳を(ぉ

ひとまず、このログで人狼覚醒の話は区切りがつく形となります。
あとは幾つかログが切り出されるかと思いますが、大よその流れは掴めるよう
になったかと思います。

まずは、長らくお付き合い、有難うございました。

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