Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Tue, 9 Sep 2003 03:11:18 +0900 (JST)
From: ハリ=ハラ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26626] [HA06L] チャットログ : 『拓かれる記憶の森』後編
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200309081811.DAA46035@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 26626
Web: http://kataribe.com/HA/06/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26600/26626.html
2003年09月09日:03時11分18秒
Sub:[HA06L]チャットログ:『拓かれる記憶の森』後編:
From:ハリ=ハラ
ども、ハリ=ハラです。
ぜ、前編の題名を入れ忘れてしまった……(大汗)
最後の最後で大ポカをぉぉおぉーー
**********************************************************************
チャットログ:『拓かれる記憶の森』後編
=====================================
登場人物
--------
神楽真夜:人狼の力に目覚めた情報屋。力を持つ理由である『本来の自分』を
:思い出すため、試練を受ける事になる。
忌野朱里:焔憑きの大学生。『神楽真夜の内の狼の記憶』に頼まれて、思い出
:すための手助けをする。その方法とは……
開かれる記憶
------------
白銀狼 :「……なにか……大切なことを……忘れていたような……」
:(とりあえず噛み付いている紅獅子をはずそうとする)
紅獅子 :「……」(外す)
白銀狼 :(人狼になる)
紅獅子 :「……目が……覚めたか」
白銀人狼 :(黙って紅獅子に近づく)
紅獅子 :「…………」
訂正部分
--------
白銀人狼 :(黙って紅獅子を抱き上げる)
[hari] でっかいぞ(w
[Luna] そんなにでかいのか(苦笑
[hari] 忌野+アルファくらい
[Luna] じゃかえよう
細かいサイズは考えていませんけどね
本筋復帰
--------
白銀人狼 :(黙って紅獅子の前に腰をおとす)
:(紅獅子の首筋をさする)
忌野 :「……約束は……果たせたかな」
[hari] グルルルと唸りながら
白銀人狼 :「……思い出したよ……」
:(そっとくちづけ)
:「……そう……なにもかも……」(くちづけしながら人狼
:の眼から涙がこぼれる)
紅獅子 :(首筋の噛み痕を舐める)
[hari] 焔の気が拭われ、回復力もあってみるみる傷が塞がってゆく
白銀人狼 :(涙が止まらない)
:「……ワタシが……狼でも……人でも……ないってこと……」
紅獅子 :「…………」(お座り)
白銀人狼 :「……それなのに……人になりたいと……人でありたいと
:……願ったことも……」
:「……でも……結局は……無理だった……」
紅獅子 :「……(べろん)」
[hari] 頬を舐める
白銀人狼 :「……ん?」
紅獅子 :「……嘆くな」
白銀人狼 :「……」
紅獅子 :「忘れないから……出来る生きかたもある……」
白銀人狼 :「……うん……」
紅獅子 :「思い出したからこそ……ヒトとして生きろ……」
白銀人狼 :「……ヒトとして……」
紅獅子 :「人間にはなれずとも……ヒトとして……」
白銀人狼 :「……アナタのように?」
紅獅子 :「……さて……俺は何なのだろうな……」
[hari] 首をかしげる
白銀人狼 :「……望むならば……それを知ることができよう」
:「……そのための力は……我が身に宿っているのだからな」
紅獅子 :「無用の事……俺は俺……」
[hari] すこし離れる
白銀人狼 :「……人にしてはあまりに超えている力……」
SE :ゴウゥ!
[hari] 火柱が上がる
白銀人狼 :「……!」
[hari] 火柱が消えて、元通りの忌野が
白銀人狼 :「……そうか……」
忌野 :「……まぁ、気にしないから」
[hari] 手をぱたぱた>正体
白銀人狼 :「……月の光よ……我が身を照らし包みたまえ……」(ぼそ)
:(人の姿に戻る……が、なぜか身の回りを白く輝くの衣で
:覆われている)
忌野 :「……ふむ」
真夜 :「……力の強さと、本性を知っているかは関係ない……は
:ずだからね。……ワタシの場合は、力の使い方も含めて記
:憶を封印していたんだけど、忌野君の場合は、力の使い方
:だけは覚えている……」
:(左手を前に出す)
忌野 :「……?」
真夜 :(ぽぉっと月の光をあつめたような塊が現れる)
:「……闇を照らす月……ワタシの身体のなかの月の光をあ
:つめて作る……」
忌野 :「ふむ……」
真夜 :(光の塊を自分の身体に入れる)
:「……そして、月の光こそ、ワタシにとって最も大切なもの」
:(白銀の髪が月の光を受け輝く)
:「……でも……何よりも大切なのは……」
:(忌野君にそっと抱きつく)
忌野 :「……???」
真夜 :「……
:(忌野君の顔を……眼を見る)
忌野 :「……(頭をくしゃくしゃと撫でる)」
真夜 :「……あっ……」(照)
:「……いいの……?」
忌野 :「???」
真夜 :「……だ、だって……ワタシ……」
忌野 :「……あ」
[hari] 気がついたように
忌野 :「……すまん。また……(ぽりぽり)」
真夜 :「……また……? なにが……??」
[hari] 誤解させたかな、と
[Luna] 今日は素直になろう
真夜 :「……言葉じゃ……足りないか……」(ちゅ)
忌野 :「……むぅ」
[Luna] と、届きませんかー?
忌野 :「すまん……」
[Luna] 背丈が。
心が、かと思って、ちょっとドキドキ。
[hari] 顎あたりなら
大丈夫かな?
[Luna] じゃぁ顎あたりにちゅ
[hari] 遙さんに言われてるし、そう言うつもりがないので
こまったように、頭をかいてる
真夜 :「……なんか、無性に……ね、ごめんなさいっ」
:(その場からちょっと離れる)
忌野 :「…………(ぽりぽり)」
[MCL-240] 衣留:(らぶらぶ……)
[hari] 仲良し、レベルのつもり
真夜 :「……ところで話は変わるんだけど……」
忌野 :「?」
真夜 :「……あの炎の獅子、強かった」
:(かまれたところをさする)
忌野 :「そうか……」
真夜 :「……普通は……やらないよね……」
:「……あんなこと……」
忌野 :「……うむ……」
真夜 :(ぼそっと)
:「……だから、強いんだ……」
:「……こないだの娘も強かったけど……」
[MCL-240] 自爆したが!
忌野 :「むぅ……(ぽりぽり)」
真夜 :「……今のワタシで……どうだろうね……」
:(人の気配に獣の気配がかぶっている)
忌野 :「力を……使いこなせれば……」
真夜 :「……手だけ人狼とか……」(イメージ中)
:(腕だけむくむくと変化)
:「……できたー」
:(左右の腕が人狼化、ほかは普通の人)
:「あ、そうそう。一つ非常に重要なことを思い出しました」
忌野 :「……?」
真夜 :「……ワタシ……」
:「……昼でも変身できる……」
忌野 :「ふむ」
真夜 :「……破邪の力は使えないけどね」
忌野 :「そうか……」
真夜 :「……破邪は月の力借りてるし……」
:「……それに、昼間狼になれないと、狩りできないし」
:「こないだも、『しばらく全国行脚しようか』とか言われ
:たんだけど、夜しか狼になれないから、って断っていたの」
:「白犬さんか……」
真夜 :「もしなんだったら、忌野君も、どう?」
忌野 :「……やめておこう」
真夜 :「……残念」
:「……まだ人噛んでみたことなかったからなぁ……」(ぼそ)
忌野 :「……ほどほどに」
真夜 :「……ほどほどに、ってワタシ生まれてこのかた一度も人
:噛んだことも食した事もないよ」(えっへん)
:「……狼も食したことないけどね」
忌野 :「……じゃあ……気をつけて」
真夜 :「……って、行くって決まったわけじゃないってばぁ」
:「ただ、全国行脚すれば狼に慣れるんじゃないか、って言
:われただけだしー」
忌野 :「……まぁ……必要ないか」
真夜 :「……それは……ワタシが決めることじゃない……よね
:……多分」
:(左腕の毛を右手でさすりつつ)
:「……忌野君……今のワタシ……どう見える?」
忌野 :「……落ち着いた……ように見えるな」
真夜 :「……そっか……」
:(腕をもとにもどす)
:「……ちょっと意外だったな」
:(……その腕、へん、とか言われるかと思ってた)
[hari] 気にしてない(w
さて、次の課題は
----------------
真夜 :「……あとは……彼女の匂いを見つければ……」
:「……てか、二人っきりであっても問題ないのかなぁ」
忌野 :「……???」
[hari] 彼女って?と
真夜 :「……今度こそ……あのヘンな感覚に負けずにがんばる
:ぞー……待ってろ狐女〜!!」
:(空に向かって指をさす)
:(忌野君のほうに振り返って)「……あれ、覚えてないの?」
:「忌野くんに炎のキックをしてきた娘よっ」
忌野 :「……ああ」
真夜 :「ワタシ、炎はつかえないけど、がんばるよ」
忌野 :「……うむ……まぁ、ほどほどに」
真夜 :「……ほどほどに?」
[Luna] ほどほどにする気がないらしい(ぉ
真夜 :「……ま、まぁ怪我しない程度にはしておく……けど……」
忌野 :「…………けど?」
真夜 :「……逆にやられちゃったりしてねっ」
:「……そのときは……ごめんね」
忌野 :「まぁ……大丈夫だろう」
真夜 :「……なんで?」
忌野 :「なんとなく……な」
[hari] ぽんぽん、と頭を撫でて
真夜 :「……がぅ」
後話
----
[hari] この辺で収束か
[Luna] ですねぇ
流れ的に、どうだったですか?
[hari] 静かに語りかけようかとも思いましたが
[Luna] 個人的には忌野君の変身っぷりに驚きなんですが
[hari] あははは
ちなみに
正体、と言う訳ではないです
[Luna] どれが正体かわからない(苦笑)
[hari] 焔を使って
焔獣と化した、という事で
誤解するやもね(w>真夜さん
[Luna] 炎の遣い手ってだけはわかるけど
[hari] 今回は色々と小器用なことをしているが
あまり器用な方ではない、のだけどね(w
[Luna] すごい器用に見えたわ
[hari] あはは
大雑把で適当な奴なんだが
妙なところで器用だ
[Luna] 精神的に器用?
[miburo] はりさんの地が。
[hari] げふげふ
いや、あれだ
器用さを求められて
汗びっしょりで
[Luna] あう
そうそう、汗びっしょりでいい訳を(ぉ
ひとまず、このログで人狼覚醒の話は区切りがつく形となります。
あとは幾つかログが切り出されるかと思いますが、大よその流れは掴めるよう
になったかと思います。
まずは、長らくお付き合い、有難うございました。
$$
**********************************************************************
---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26600/26626.html