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Date: Mon, 8 Sep 2003 18:08:31 +0900 (JST)
From: ハリ=ハラ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26611] [HA06L] チャットログ : 『星の夜に鬼の舞う』後編
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200309080908.SAA20812@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 26611
Web: http://kataribe.com/HA/06/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26600/26611.html
2003年09月08日:18時08分30秒
Sub:[HA06L]チャットログ:『星の夜に鬼の舞う』後編:
From:ハリ=ハラ
ども、ハリ=ハラです。
星夜鬼舞の後編ですー。
暴れる鬼に立ち向かう真夜さん。
しかし、その力は……
***********************************************************************
チャットログ:『星の夜に鬼の舞う』後編
=====================================
登場人物
--------
西園寺久遠:鬼憑きの中学生。普段は抑えているが、極大による影響で……
或田衣留 :久遠と付き合っている(?)アブダクター。星を見るのが好き
神楽真夜 :久遠の姉である、西園寺遙の友人。人狼の力に目覚めつつある
砂鬼
----
気絶した衣留。
力の暴走にうろたえる久遠。
そして、真夜を阻むは砂の鬼……
人狼真夜 :(……さて、どーしたもんかな……)
:(砂の鬼と対峙中)
:(ここで初めて声を発する)
:「……久遠くんっ!」
砂の鬼 :(ぶぉんっ、と音を立てて鉞みたいなラリアット)
久遠 :「──あっ、真夜さんっ」
人狼真夜 :(モロくらいます)
:「……けほ……やるわね……」(多少痛いらしいがすぐ回復)
:「……衣留ちゃんつれて、逃げられる?」
砂の鬼 :(そこらへんのものを闇雲に殴ってる)
久遠 :「ボクが──ボクが悪いんですっ」
人狼真夜 :「……え?」
久遠 :「ボクが──不用意に火星なんて見るからっ」
真夜 :「……え?……火星見たから……って??」
[Luna] まだ人狼です
真夜 :「……それって……??」
:「……久遠くん……あなたも……??」
[Catshop] じゃすとあもーめんと
[TK-Leana] ああ、颯爽と登場してみたい……
真夜 :(ちょっと悲しそうな眼を久遠君へ)
[Luna] ほい
[TK-Leana] せっそんがあるから出来ないけど
[hari] ここで颯爽と登場してピンチをしのげば
誤解も解けて、熱い友情が
[TK-Leana] うちの鈴鹿さんがなんか似た境遇だったのでふよね〜<鬼
宵姫さんは「いけいけごーごー」と言いそうなのでダメです
[Luna] うひゃ
[hari] ビシッとツッコミが入ってテンションがギャグ調に
[Catshop] なんと。お仲間が。> 鈴鹿さん
もしかして鈴鹿午前
あぅ、鈴鹿御前の間違い。
[TK-Leana] もしかしなくてもその御前です
[Catshop] うむ。資料が見つかりませんでした。
火星は螢惑星(ホントは螢の虫は火が正しい)とも言って──
五行説では火に結びつくものです。
どーやら、火の気にあてられて久遠の中の鬼が元気になる→暴れ
るとなった模様。
久遠 :「衣留さんをっ──連れていって──」
[Catshop] ちなみに現在、久遠の瞳は金色で爛々と輝いてます。
人狼真夜 :「……って、この鬼どーにかしないと……」
:「……む」(久遠くんの瞳をみる)
久遠 :「鬼が──」
人狼真夜 :「……魔性の目……か……」
久遠 :「ボクの好きな人を──」
:「食べてしまう──」
真夜 :「……一つ確認したい」
:「……この鬼、久遠くんじゃないよね?」
:(強い口調で)
久遠 :「それも──ボクのせい──」
[Catshop] 衣留ちゃんを抱く手に篭る力が、尋常でなくなりはじめてます。
人狼真夜 :(久遠くんに近づく)
砂の鬼 :(近づいたところで殴りかかる)
人狼真夜 :(うがっ)
:(怪力で腕を止める)
[Catshop] 鬼はかなりの怪力──だけど、真夜ちゃんの方が僅かに上っぽい
です。
人狼真夜 :(ちょっとでも気を緩めるとやられそう……)
久遠 :「うぐぅ──いやだ──いやだ──」
[Catshop] 何やらうめきながら、衣留ちゃんの服をゆっくりと破り始める。
人狼真夜 :「……『コレ』がお前の好きな人への想いのカタチなの
:か????」
久遠 :「喰らう──嫌だ──喰らう──嫌だ──この柔らかい肉
:を喰らう──ダメだ──」
[Catshop] うめいていて、真夜ちゃんの声に応えられない。
人狼真夜 :(くっそ、このままじゃ久遠くんも鬼になる……)
:(久遠くんの声は聞こえる)
[Catshop] 無防備な衣留ちゃんの肩口に、ゆっくりと久遠の口が。
人狼真夜 :(砂の鬼を遠くにぶんなげる)
[Luna] ぶんなげ成功?
[Catshop] あい。
人狼真夜 :(そのまま久遠くんをぶん殴る)
久遠 :(吹っ飛ぶ)
[Catshop] でも祟りで、ジャングルジムの破片が真夜ちゃんに。
人狼真夜 :(どっかに刺さるが気にせずに久遠くんにゆっくりちかづく)
:「……友人の弟だから……手加減しようと……思ったけ
:ど……」(破片を抜き取る)
久遠 :「ボクよりも──くらいたい──衣留さんを──邪魔をす
:るな──」
人狼真夜 :「……食らって……どうするんだ?」
久遠 :「食べたくない──くらえばひとつに──嫌です──にど
:とはなれない──早く衣留さんを──くわせろ」
人狼真夜 :「……今は……あの娘よりもオマエをどうにかするほうが
:先だ…………あの娘の心音を聞く限りは気絶しているだけ
:だが……いまオマエをここに置いていくと……あの娘は助
:かるが、他の人間はどうなる?」
久遠 :「自分でなんとか──うるさい──します──うせろ──
:少し時間があれば──くわせろ──」
人狼真夜 :「……そんなに食べたかったら……私の肉をたべなさい……」
久遠 :「嫌です──ほしいのはあのおんなのにくだ──それをし
:たら、僕は人じゃなくなる──ひといぬのにくはいらぬ──」
人狼真夜 :(一歩づつ久遠くんに近づく)
:「……ワタシの中の闇は……化生の肉を欲しているよ……」
久遠 :「それならいっそ──おもしろい、やるきか──僕を喰ら
:って──ひといぬふぜいが──下さい──」
[hari] 危険な展開になってきた(w
[Luna] もうちょっとなんとかしましょうか
[hari] わくわく(ぉ
人狼真夜 :(……さて……ちょっと高度なことを試してみるか……)
:(伝心)(……久遠くん……きこえる?)
久遠 :「衣留さんを──おににかてると──食べるくらいなら──
:みのほどしらずめ──」
人狼真夜 :(伝心)(……衣留ちゃん……きこえる?)
久遠 :「聞こえます──ひきさいてくれる──」
人狼真夜 :「……みのほど知らず?」
:「……引き裂く?」
:(伝心)(……お姉さんに……何か学ばなかった?)
:「……夜の眷属にそれを言うか……?」
久遠 :「鬼座神社で──それはきらいだ──鬼鎮めの術を──む
:だだやめろ──でも──」
人狼真夜 :(伝心)(……でも?)
久遠 :「衣留さんがいると──おろかな──心が揺れて──おれ
:はやみにすむものぞ──心を静められない──けがをせぬ
:うちにうせろ──」
人狼真夜 :(伝心)(……衣留ちゃん、意識完全に失っているのよ……)
久遠 :「だから──ひといぬがくちをだすことではない──早く、
:どこかへ──おれはそのおんながjくいたいだけだ──逃
:げて──」
人狼真夜 :「……心がゆれるということは……アナタがまだ人間であ
:る証……」
:(伝心)(……アナタは……それでいいの?)
久遠 :「──」
[Catshop] うずくまって何かこらえている様子。
人狼真夜 :(久遠君の返事を待っている)
久遠 :「負けない──くわ──負けたら衣留さんのそばに──せ
:ろ──いられない」
人狼真夜 :「……がんばれ……」
鬼鎮め
------
いま、そしてこれから……
君のそばに在るために……
久遠 :(長く長く息を吐く)
:「ひふみよ、いつなや、ここのとう」
人狼真夜 :(下手に動こうとせず、眼は久遠くんを見つづけている)
久遠 :「かしこみかしこみ、かみくらのかんなぎが、かしこくも
:おにかみに、ものもうす」
人狼真夜 :(……これが……鬼鎮めか……)
久遠 :「ひふむよ、いつなや、ここのとう」
人狼真夜 :(久遠くんから少しづつ鬼の気配が少なくなるのを感じる)
久遠 :「ねのくにの、おおみかみのぬし、おおかみぬしのちちか
:みの、すさのおのおほかみに、かしこみかしこみ、ものも
:うす」
人狼真夜 :(……こんな強い力を持っていて……好きな人を傷つけて
:しまって……か……)
久遠 :「ひふみよ、いつなや、ここのとう」
人狼真夜 :(……衣留ちゃんはこのことを知っているんだろうか……)
[Catshop] 祝詞とも呪文ともつかぬ言葉を繰り返す内に、当たりに渦巻いて
いた獰猛な力が静まっていく。
人狼真夜 :(……いずれは……己の闇を……か……)
:(……闇にしてはかなりの力があった……)
久遠 :「かみくらのかんなきに、よりつける、かしこきおにかみ
:の、あらふるみたま、そのみたま──」
久遠 :「ひふみよ、いつなや、ここのとう」
人狼真夜 :(……ワタシは……このこのために……何ができるのだろ
:う……)
久遠 :「かしこみかしこみ、しつめたまえ、にきにきしくも、し
:つめたまえ──」
[Catshop] 言葉が止んでも、久遠は静かにうずくまっている。
獰猛な力は、すっかりなりを潜めて、かえて清浄なくらいの気配
を感じる。
人狼真夜 :(……身体の中に……また鬼は封じられ……か……)
:「……久遠くん……」(ぼそっと)
久遠 :「──」
[Catshop] トランス状態のようです。
人狼真夜 :(……封じるだけでは……制したことにはならないか……)
[Catshop] 返事が返ってくる様子はない、ですね。
人狼真夜 :「……っと、久遠君が落ち着いたところで……」(衣留ちゃ
:んのほうへ近づく)
[Luna] ところで枕さんは?
とりあえず気絶続行中ってことで話続行
人狼真夜 :「……まだ、意識戻らないか……」
:「……んじゃ……」
:(久遠くんの「読心」を試みます)
[Catshop] 真っ白、ですねぃ。
人狼真夜 :「……鬼が発現して……鎮めた反動か……」
:「……仕方ない……」
久遠 :(ぱたっ)
[Catshop] そのまま気絶〜。
人狼真夜 :「!」
:「……だ、大丈夫??」(久遠くんのそばに近づく)
[Catshop] 心音,脈拍ともに若干、弱ってます。
けども、危険な状態ではない程度。
人狼真夜 :「……力使いすぎて疲れた……ってところか……」
:「……さて、と」(久遠君を右脇にかかえる)
:(そのまま衣留ちゃんのところにいって左脇に抱える)
:「……とりあえず西園寺家まで運びますか……」
:(目にとまらぬ速さで全力ダッシュ)
:(とりあえずベランダに到着)
久遠 :「ごめんなさい──衣留さん──」(寝言?)
人狼真夜 :「……誰か帰ってきてないかな……」
[Catshop] まだ帰ってきてない様子ですね。
人狼真夜 :(二人をソファーに寝かせる)
収束……そして
--------------
[Catshop] このあたりで収束では如何でしょう?
[Luna] はいー
[Catshop] うむ。ちと失敗しました。
ちょっと暴走のきっかけが唐突だったかも。
螢惑星の接近→鬼が活性化,さらに衣留ちゃんとの接近でガード
がゆるむ、みたいな想定でしたが──
[Luna] 説得もちょっとうまくいかなかった……
[Catshop] ちょっと独り善がりぎみだったっぽく。
うむむ。
[Luna] 衣留ちゃんの力を借りたかったんですが無反応だったのでどうし
ようかと。
[Catshop] ちとまくらさんの求める方向と違ったのではないかと思われます。
──もうちょっと、可愛く抑えた方が良かったかなぁ。
タイミングも若干、どーかとゆー感じ。
反省しきり。
いやいや……
反省して次の成功を。
[Catshop] むー。
見ている分には、問題ないように見えましたけどね?
[Luna] どうも人狼も火星の影響を受けているらしく……
砂の鬼とかがでちゃった時点で衣留ちゃんを救えなかったのも確
かですがね……
[Catshop] げふん。
[TK-Leana] 鈴鹿さん出せたらよかったのに
1000年以上前にもいたなら、知り合いの可能性もある
[Luna] いっそのこと「遠吠え」して忌野君か誰か呼ぶのもありかなぁと
も思いましたが……
「遠吠え」自体が実は不自然なので遠慮しちゃいました
[Catshop] ありえるかと思います。> 知り合いの可能性
[Luna] しっかし
再接近は今日ですが
[PaLiLitH] 見てきました。
[Luna] 明日以降もいちおう火星は見られるんですよね……
[Catshop] さて。お風呂いってきまーす。
[Luna] いってらー
[MOTOdrunk] うーん
[CshopBath] (そして祝詞もどきも、できが今ひとつ。長すぎたし)
[MOTOdrunk] PLが外に出てなければ、何らかの形でちょっかい出したかったけ
どなー
[Luna] ぶんなぐられた久遠くんの容態がきになります
真夜ちゃんは破片がささっても自己治癒するんですが……
[hari] 生きてるから大丈夫(ぉ
[Luna] でも、このことは、きっと忌野君に相談すると思う(遙さんには
相談できそうにない)
「自分の弟さんに鬼が宿ってます」なんて……言えない……
鬼の意識がある時は鬼の身体に近づいていたりとか……
だと身体が傷つくことはないんだけどな……
真夜 :「……困ったなぁ……」
:「……自分の無力さが……情けない……」
[Catshop] ちなみに久遠の肉体はごくごく普通なので──
ぶん殴られたダメージは普通に残っております(笑)。
その前に、若干重めの衣留ちゃんの下敷きにもなっているので──
ダメージ2倍。
[Luna] きゃー
[Catshop] ──でも、生きてるからへーき〜(ぉ
[MOTOdrunk] 大丈夫かヲイ(^^;
[Luna] たぶん喰らおうとした口のほうをグーで殴っているはずなので
歯がすこし取れているかも知れません(ぉ
[Catshop] しばらく美味しくご飯を食べられませんねぃ(笑)。
[Luna] それをどうお姉さんに説明するか。
個人的には精神的なショックが大きいんじゃないかなぁと<三者
三様で
[Catshop] 遙は慣れてるので、ちゃんと受け止めて対応するだろうと思われ
ます。
[MOTOdrunk] 包容力のある人だなぁ
[Catshop] 久遠は──衣留ちゃんを傷つけたのが、精神的ダメージで残りそ
うだなぁ。(肉体的にもダメージありますが(ぉ)
[Luna] うん
[Catshop] そりゃぁ、もう10年くらいの付き合いですからねぃ。久遠の鬼と
は。> 遙
衣留ちゃんがどう思っているかはちょっと気になるとkろお。
[Luna] 気絶しているので最悪の状態(喰らおうとした)を見ていないのが
せめてもの救いか
[Catshop] まぁ、恋には障害がつきものだとゆー方向で一つ(ぉぃ
[Luna] 真夜さんがためらった理由の一つでもある
[Catshop] そーいや、衣留ちゃんの服をぴりぴり破いてましたねぃ。
[Luna] 気が付いた時には……大変なことにっ
[Catshop] 食べても良いよ、くらいのことは平気で言いそうで怖かったり(ぉ
[Luna] それは正直思った<食べてもいい、って言う
[Catshop] その辺り、どーなんだろうと気になる今日この頃(笑)。
[Luna] 恋人でもなんでもない真夜さんが「自分の肉を食べなさい」って
いうのがなんとも切ない
[Catshop] うむ。切ないですねぃ。
[Luna] 「いらない」って言われてある意味ショックかもしれないけど……
もし食べられていたらある意味本望だったかも(ぅ)
[Catshop] まぁ、久遠はそもそも人の肉なんて食べたくないですし。
[Luna] まぁそうですね
まぁそこは「なんとしても久遠くんを食い止めたい」という真夜
さんの気持ちの表れってことで。
[Catshop] 鬼的にも、「好きなものを食べたい(食べることで一つになりた
い)」って衝動に突き動かされての食欲なので。。
[Luna] 真夜さんみたいに人と鬼が調和する……っていう可能性が少ない
のが……つらそうでした
[Catshop] まぁ、そのへんはおいおい解決策を考えていこうかと。
[Luna] そうですねー
なんとかほのぼの路線にしないとっ
(鬼との対決はそうもいかないでしょうが)
[MOTOdrunk] 何か協力できることがあるといいんだがなー
[Luna] 真夜ちゃんは肉体派な協力……かな
まぁかなりの難題そうなので
じっくり取り組みたいと思います
ってところで、今日はそろそろ寝ますー
[MOTOdrunk] ここんとこ夜に不在でキャラチャに参加できてない
あかんなぁ
まぁ……キャラチャに参加出来る出来ないも運ですから……
機会を見つけて、自分から呼びかけるのも手、ですよ。
$$
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