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Date: Mon, 8 Sep 2003 14:08:17 +0900 (JST)
From: ハリ=ハラ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26607] [HA06L] チャットログ : 『アンバランス』前編
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200309080508.OAA07695@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 26607
Web: http://kataribe.com/HA/06/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26600/26607.html
2003年09月08日:14時08分17秒
Sub:[HA06L]チャットログ:『アンバランス』前編:
From:ハリ=ハラ
ども、ハリ=ハラです。
真夜さん覚醒編のうちのひとつです。
時系列は、一通り流し終わった時点で改めて整理しますけど……
これは、かなり最初のころの物となりますね。
バランスを崩してふにゃふにゃの真夜さんです(w
**********************************************************************
チャットログ:『アンバランス』前編
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登場人物
--------
神楽真夜:覚醒途上にある人狼。人と獣の境界に、心の均衡を見失う。
忌野朱里:焔使いの大男で、真夜の友人。自宅に真夜が運び込まれた。
西園寺遙:中国拳法を使うおねーさん。真夜を受け入れる友人。
スイッチ?
----------
[hari] スイッチを作ってあげなぁ
[Luna] どんなスイッチでしょうか(どきどき)
ためしに忌野君に抱きついてみよう
(どきどきどきどきどきどき)
忌野 :「?」
[hari] 引っ付かれてる
真夜 :「──どうしたの? おにーちゃん??」(にこっ)
[Catshop] うわぉぅ。妹属性狙いっ?(笑)
忌野 :「ふむ……なんでもない(ぽんぽん)」
真夜 :「……くぅん……」(注:まだ変わってない)
:(しょぼーん)
忌野 :「……??」
[Catshop] 遙にはまずできないアプローチで攻めますねぃ(笑)。
忌野 :「(ぽん)……実験か」
真夜 :「……」
人狼に変わる条件を探すために実験を行っているのかと判断
真夜 :「……じっけん……?」
忌野 :「……違ったか……?」
真夜 :「……??」
忌野 :「……ふむ」
[hari] ぎゅっ
抱っこしてみる
真夜 :「……!」(どきどきどきどきどきどき)
忌野 :「……変わらないか」
真夜 :(どきどきどきどきどきどき)
[Catshop] じ、実験ですか?(笑)
実験ですとも(ぉ
真夜 :「……おにぃちゃぁん……」
:「……どきどきがとまらないよぉ……」
忌野 :「……急に……どうかしたか?」
真夜 :(忌野君の腕をぎゅ、っとつかむ)
:「……こわい、こわいよぉ……」
忌野 :「……よしよし、落ち着いて……深呼吸」
[hari] 頭をよしよしと
真夜 :「……すぅーはぁー」
:(どきどきどきどきどきどき……)
[Catshop] ふむ。
くっくく。(←何やら思いついたらしい)
ヒー
なんか悪巧みっぽいー
遙さん登場
----------
BGMは、帝国軍のテーマ
嘘ですけどね(^^;
遙 :「──?」(忌野君&真夜ちゃんを発見)
忌野 :「……遙さん……まやさんが妹病に……」
[hari] 手招き
無用な方向への理解を進めないためにも、早めの情報公開が重要です。
情報を制限することで特定方向への理解を促進するような高等手段は、取れま
せんでした(ぉ
遙 :「(──)」(少しだけ表情が蔭る──が、すぐに戻る)
[Luna] 妹病って……
遙 :「そうか」(声色が心持硬め)
忌野 :「……おねーさん」(遙さんの方へ)
遙 :「──あんまり“どきどき”すると、また狼になっちゃう
:よ?」(こしょこしょ)
真夜 :(どきどきどきどきどきどき)
[Catshop] と、笑顔で真夜ちゃんに。
真夜 :「……おねぇちゃぁん……」
:(遥に顔を向けて)
:「……だぁいすき……」
遙 :「──何かあったのかな?」(ちょっと戸惑った様子)
:「────」(困ってる)
:「(──どうかしたのか。いつもと様子が違いすぎる)」
忌野 :「…………」
遙 :「──何かした?」(忌野君にこしょこしょ)
忌野 :「(ふるふる)」
遙 :(真夜ちゃんが抱きつくに任せている)
真夜 :(にこにこ)
遙 :「──」(微笑み返しつつ、髪を撫でてあげる)
真夜 :「……くぅん」
遙 :「もしかすると、またバランスが崩れてるのかもしれない」
:(忌野君にこしょこしょ)
:「街中で変身するのはマズいね」(真夜ちゃんの髪を撫で
:つつ、忌野君にこしょこしょ)
忌野 :「……うむ」
真夜 :「……くぅん」
遙 :「ここからなら──忌野君の家の方が近いかな?」
い、忌野の家に運ぶ気らしい……
何をたくらんでいるのでせう?(びくびく)
中断
----
[hari] ああ、でもそろそろ寝るなり(^^;
[Catshop] それでは──困ったまま一時中断しましょうか(笑)。
[Luna] 困りましたねー
[Catshop] (続きをやる気なのかっ(笑))
[Luna] 身体が人で心が人じゃなくなるとこういう感じかなぁという一例
ですかね<バランスが崩れている
[Catshop] 遙は、子犬モード入っちゃったかな、と思った様子。
[hari] うむむ
刷り込みのちゃーんす
というあたりで、お休みー
[Luna] 実はスイッチまちw
[Catshop] うわはは。何を刷り込む気なんですか(笑)。
[Luna] おやすみなさいー
[Catshop] お休みなさいませ〜。
[Luna] 芸をすりこむのでは?(違
病院だの刷り込みだの、人狼苦労の日々w
てか、妹属性植え付けたのは忌野君だと思うのですが気のせいで
しょうか?(苦笑)
[Catshop] うわはは。
むしろ遙かも、と思わなくもなかったり。
[Luna] すくなくとも「抱っこ」だけでは変化しなかった
[Catshop] それは──衣留ちゃんが融けるくらいのスイッチが必要とゆーコ
トですか?(笑)
[Luna] むしろ、外見はそのままで精神が変化してしまった可能性はあり
ますがねー
どうなんでしょうねぇ……
おそらく同じシチュエーションが室内……というか、他の人に見
られないところ、であれば変化していたでしょうが……
[Catshop] あぁ。じゃぁ、幾らかはブレーキが掛かってたんですね。
[Luna] 成長なのか退化なのかさっぱりわからない(苦笑)
[Catshop] ──成長と考えましょう(笑)。
[gombe] 進化。
[Luna] ──進化……
まぁ幾つかの試練を経て本当の人狼になるのだと思う。
[Catshop] し、試練ですか。
[Luna] 今のところは「感情の発露での変化」でしかないので、変化の必
然性がまるでない。そこが試練の一つなのかもしれない<必然性
のある変化。たとえば大切な人を守るための変化とか
[Catshop] あぁ、なるほど。
でも忌野君も遙もピンチになるシチュエーションってなかなかな
さそうな(笑)。
[Luna] そうなんですよねー(苦笑)
あえて芝居を打つとか(マテ)
[Catshop] ふむ──そういう手もありましたねぇ(ぉ
[Luna] 必然性のある変化を一度経験すれば、少なくても心と身体がバラ
バラな状態は少なくなりそうな気がしますね
[Catshop] 僅かなりとも自分の意志が介在しますからね。変身に。
[Luna] ええ
真夜さんも、どうすれば改善できるかはうすうす感じているのだ
けれども、自分の身体や心が把握しきれていない状態ですね
[Catshop] なるほど。
[Luna] まぁ、キャラチャにはかいていないけれど、寝て覚めたら人狼に
なっている……なんてこともあるのかもしれないし……
いろんな意味で自分自身に不安を抱いているようですね
少なくても、自信はもっていない……
[Catshop] まぁ、その当たりは少しずつステップアップです。
[Luna] ですね
まずは病院とあげは……
がんばるぞー
再開
----
そして、翌日に続きが……
真夜 :「……くぅん…」(困っている)
[hari] 猫屋さんの反応がないにょ
忌野 :「むぅ……」
[Catshop] なぬっ。遙待ちでありましたか。
[Luna] でした
遙 :「──忌野君の部屋、でも構わないかな?」
忌野 :「うむ……」
遙 :「よし」
:「真夜ちゃん、忌野君の家に行こう」(優しい笑顔で言っ
:て、やんわりと手を引く)
真夜 :「……がぅ」
[Luna] 見た目は人のまんまですが
真夜 :(そのままついていく)
忌野 :(先導して行く)
[hari] ふっるいアパートの三畳一間
真夜 :(うれしそう)
[Catshop] なんか匂い確かめてそうな(笑)。
[Luna] 匂い覚えちゃうんじゃないかなぁ
犬ですか(^^;
忌野 :「……(ぽりぽり)」
遙 :「(──男の一人くらしにしては、小奇麗にしてる)」
物がないだけです
忌野 :「……外に居よう」
遙 :「──さて。どうしようか?」(真夜ちゃんをとりあえず
:座らせて)
真夜 :(ちょこん)
忌野 :(こそこそ)
[hari] 外へ
遙 :「あぁ──そうだね。先に変身させてしまった方が良いか
:もしれない」
真夜 :「……?」(首をかしげる)
遙 :「──」(すっと後ろに座って、腕の上から包むように真
:夜ちゃんを抱く)
真夜 :「……おねーちゃん……」
遙 :「まだ、わたしの言葉は届く?」(耳元で)
:「わたしの呼吸を真似て」
真夜 :「……」(こく)
遙 :「すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」(長く吸う)
真夜 :「……すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
遙 :「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
:(ゆっくりと長く息を吐く)
真夜 :「……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
遙 :「そう。上手だね」
真夜 :(にっこり)
遙 :「繰り返して。ゆっくり、ゆっくり」
真夜 :(とりあえずゆっくり繰り返す)
変形
----
真夜 :(身体がぷるぷる震えだす)
遙 :「おへその下に熱いものがあるのをイメージして」
真夜 :「……」
:「……って……」
:「……ちょ、ちょっと……」(小声で)
遙 :「吸った息がおへその下に届くよ──」
真夜 :「……服……」
遙 :「──あぁ、ごめん。そうだったね」
:「自分で脱げるよね?」
[Luna] 焦った
まぁ……
着替え、ないですしのう(w
真夜 :「……っていうか……ここ……どこ?」
:(改めて室内を見渡す)
遙 :「──なんだ。無理に変身しなくても大丈夫だったね」
:「忌野君の家だよ」
真夜 :「……そうなんだ……」
[Catshop] 抱いていた手をほどく。
真夜 :「……いいにおい……」
:(手を解いた瞬間になぜか気配が変わる)
遙 :「──服、早く脱いだ方がいいかもしれないね」
真夜 :(とりあえず言われるままに服を脱ぐ)
:(脱ぎつつも変化が起こっている)
:「……あっ……」
:(服を脱ぎ終わると同時くらいに尻尾がはえる)
:(あっという間に人狼へ)
:「……ぁぅ」
:「……すみません……」
:(遥さんにぺこりと謝る)
遙 :「べつに謝るようなことはしてないよ」
:(にこにこと)
おぼろげな記憶
--------------
真夜 :「……(にしてもここまでの記憶があまりないのはなんで
:かなぁ……)」
:(首をかしげる)
:「……遥さん……」
:「……ワタシ……二人に迷惑かけた……です……よね……?」
遙 :「そんなことはないよ」
[Catshop] だけど何があったかは語らなかったり(笑)。
真夜 :「……」
遙 :「──むしろ、忌野君の家にくる口実ができて、良かった
:かもしれないな」
真夜 :「……口実?」
遙 :「そう。口実」(にこりと笑う)
[hari] 忌野@外:「……(所在無さげ)」
真夜 :「……で、忌野君は……」(くんくん)
遙 :「──あぁ。そういえば忌野君を待たせたままにしてた」
真夜 :(とにおいをかぐように)「……外……ですね」
遙 :「やっぱりその姿だと鼻が利くんだね」
:「呼んでも大丈夫かな?」
真夜 :「……鼻だけじゃないけど……」
[Catshop] 今の状態で安定した? の意味。
真夜 :「……いいの?」
:「……今は安定しているみたいだから……」
:(自分の身体なのにあえて他人の身体みたいに言う)
遙 :「まだ感覚が掴めないんだね──でも、安定してるなら呼
:ぼうか」
真夜 :「……お願いします」
遙 :「──家主を追い出して二人で秘密の話してるのも、だし
:ね」(冗談めかして笑う)
真夜 :「……たしかに。」
遙 :「でも、その前に服を羽織ってもらえる?」
[Catshop] ちょっと刺激的な格好だよ、と言う意味を含ませて。
真夜 :「……あっ……」(がばっと羽織る(
:(服よりも身体のほうが大きいので、ある程度かくして座る)
遙 :「──」(くすりと笑う)
:「さ、忌野君。もう安定したから入っても構わないよ」
真夜 :「……これで……大丈夫かなぁ……」
[Catshop] ドアの外に向けて
チカラの制御
--------
忌野 :「む……」(顔を覗かせる)
遙 :「大丈夫。もし気になるなら、押し入れから毛布を出して
:かぶる?」
[Catshop] そして真夜ちゃんも妖怪 辛食毛布にっ(笑)。
[hari] 毛布なかったり
[Luna] きゃぁ
[hari] バスタオルやTシャツとか、ズボン類はあるだろうけど
[Luna] シーツは?
[hari] ないっ(きぱ)
[Catshop] も、毛布もないなんてっ(笑)。
[Luna] 今度どっかで調達しよう
必要ない人なのですよ(w
多分、タオルケットくらいで……
忌野 :「ふむ……(入室)」
真夜 :「……ご迷惑おかけしました」(ぺこ)
忌野 :「いや……問題ない」
真夜 :「……ところで……またワタシ倒れちゃいました?」
遙 :「そうだね。突然」
忌野 :「む……?」
[Catshop] いきなり子供みたいに甘え始めた、なんてコトは言わない
[hari] 言わないので、あれ?と
[Catshop] そして、そのように話をあわせろと忌野君に視線で合図。
忌野 :「む……うむ」
真夜 :「……そうでしたか……なんか最近……こういうの、多い
:んですよね……」
遙 :「(あまり──知りたくないだろうからな)」
真夜 :「……外にいたはずなのに、気が付いたら自宅で寝ていた
:り……とか」
遙 :「そうか──どんどん“変わり”やすくなってるね」
忌野 :「……ふぅむ」
遙 :「力が暴走した経験、ないかな?」> 忌野君に
真夜 :「……」
忌野 :「いや……特には」
遙 :「そう、か」
真夜 :「……力が……暴走……?」
忌野 :(床に座る)
真夜 :(ふっと右手をみつめる)
[hari] 聞く体勢
遙 :「経験者に話を聞けば、真夜ちゃんの力をコントロールす
:る参考になるかもと思ってね」
真夜 :「……」
忌野 :「ふむ……(ごそごそ)」
[hari] ノートとペンを出してくる
遙 :「──?」
真夜 :「?」
遙 :(忌野君の動向を見守ってみる)
忌野 :(かりかり)
真夜 :(忌野君の書いている様子を見ている)
[hari] ノートに、丸を書く。そして、まや、と書き。その円の中に小さ
な丸を書いて斜線で塗りつぶす
真夜 :「……」(そういえば漢字教えてなかった
遙 :「(何か──考えがあるみたいだ)」
忌野 :「まず……まやさんの中に狼人の力があり……それが目覚
:めた……」
二重丸の内側の円を、黒く塗りつぶした、という状況ですね。
忌野 :「だが……(かりかり)」
真夜 :「……うん」
[hari] まや、と書いた円から矢印を引いて、黒丸が外に出た図を
忌野 :「人としての意識が、狼人の力を忌避し……」
:「しかし……狼人の力は覚醒を続け……」
[hari] 黒丸を大きく書く
忌野 :「……全体が一つの心であり……しかし、二つのココロに
:なっている」
真夜 :「……」
[hari] そして、黒丸と白丸を大きく線で囲む
忌野 :「……二つを一つに……(かりかり)」
[hari] ページをめくって
忌野 :「これが理想……と考える」
[hari] 太極図を書く
真夜 :「……陰陽……」
[Luna] という言葉くらいは知っているらしい
遙 :「──あぁ、太極図だね」(納得したように)
:「昔、老師に聞いたことがある」
:(何やら考えている様子)
忌野 :「まずは……自己の理解……かな」
真夜 :「……」
:「……理解……」
遙 :「──そうだね。静かに自分を見つめることも必要かもし
:れない」
遙さんと忌野による、真夜さんの状況推測が続きますー
$$
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