[KATARIBE 26590] [HA06L] チャットログ : 『戸惑いと、そこから進む一歩』

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Date: Sun, 7 Sep 2003 11:37:29 +0900 (JST)
From: ハリ=ハラ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26590] [HA06L] チャットログ : 『戸惑いと、そこから進む一歩』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200309070237.LAA48850@www.mahoroba.ne.jp>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26500/26590.html

2003年09月07日:11時37分28秒
Sub:[HA06L]チャットログ:『戸惑いと、そこから進む一歩』:
From:ハリ=ハラ


ども、ハリ=ハラです。

吸血姫である宵姫との接触。
そこでの自身の振る舞いに惑う真夜は……

とゆーかんじですの。
まぁ、宵姫さんはどっちかといえば被害者さんですが(w

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チャットログ:『戸惑いと、そこから進む一歩』
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登場人物
--------
神楽真夜 :覚醒途上の人狼。吸血鬼との接触に、揺らぐ。
西園寺遙 :人狼である真夜を受け入れる友人。吸血鬼とも多少の因縁が……
西園寺久遠:遙の弟で、実は鬼憑き。普段の様子は、それを感じさせない

玄関前
------
 真夜     :「……はるかさん……」

[Luna]   困った顔で遥さんの家の玄関にいる
[Catshop]  室内にはいる気配ですが。

 SE      :ぴんぽーん

 真夜     :「……こんばんはー」

[Luna]   家の中に誰がいるかわからないのでどうしようと思っている
[chita]   家の外にも誰がいるかわからないよ
[Catshop]  それではご期待に沿って(笑)

 久遠     :「はーい」(がちゃっ)
 真夜     :「あっ」(弟さんだ……)
        :「……あ、お姉さんいるかなぁ……」
        :(ちょっと沈痛な顔)
 久遠     :「えと──今、ちょっと買い物に出てますけど」
        :「もし良かったら、中で待っていただけますか」
 真夜     :「……いいの?」

[Luna]   真夜が遥さんちにいくということは、夜です

 久遠     :「はい?」(何か問題あるのかな? という顔)

[Luna]   (夕方とかでもいいけど)
[Catshop]  まだ久遠は知らない、かな。買い物に出てるので、夕方あたりの
      方が自然かと。

 真夜     :(まぁ外にいるのもあれだし……)「じゃ、ちょっとお邪魔
        :しますね」

[Luna]   じゃ、夕方で

 真夜     :(普通に入る)
        :「……っと……」
 久遠     :「えっと──お茶、いれますね。ちょっと待っててくださ
        :い」(ぱたぱた)
 真夜     :「……あ……」(とめようとするが準備はじめたみたいな
        :のでとめないでおく)
 久遠     :「──紅茶でいいですよね?」(キッチンから)
 真夜     :「……あっ……はい……」

 SE      :かちゃかちゃ

 真夜     :「(……確か……以前街中で遥さんにあったとき……相手
        :が……あの人だったよね……)」
 久遠     :「──すいません。姉のお茶よりは美味しくないと思いま
        :すけど」

[Catshop]  言いながら、お茶と角砂糖の入った子瓶を出す。

 真夜     :「……いただきます……」
        :(砂糖を入れずに一口)

[Luna]   紅茶もコーヒーもストレート派

ちなみに
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[Luna]   ちなみに、「以前街中」の参考ログ 

http://kataribe.com/IRC/HA06/2003/08/20030817.html

[Catshop]  例のアレですね。逃げられちゃったヤツ。
[Luna]   ええ
      そこに昨日のログが加わる 

http://kataribe.com/IRC/HA06/2003/08/20030824.html

話は戻って
----------
 久遠     :「(随分、深刻そうな顔してる。何か──悩みごと、なの
        :かな?)」
 真夜     :(一口のんで)「……ふぅ」(ため息一つ)
 久遠     :(ちょっと心配そうに真夜ちゃんを見てる)
 真夜     :「……(でも遥さんにどう説明しよう)」
 久遠     :「(どうしよう──間がもたない)」

 SE      :がちゃっ

 真夜     :(久遠君を異能者だと思っていない)
 遙      :「ただいま」
 真夜     :(音のほうをむく)
        :「あ……お邪魔してます」(ぺこ)
 遙      :「いらっしゃい」
        :「ちょっと、待っててくれるかな?」(買い物袋を下げて、
        :キッチンへ)
 真夜     :「はい……こちらこそ何の連絡もいれないでお邪魔しちゃ
        :って……」(恐縮)
 遙      :「気にしなくていいよ」(にこにこと)
 真夜     :「……はい……」
        :(紅茶を飲み干す)

[Catshop]  しばらく冷蔵庫とか、戸棚とかを開けたり閉めたりして──
      戻ってくる。

 遙      :「紅茶のお代わり、いる?」(戻ってきて)
 真夜     :「……い、いえ……」
        :「……すみません……」
 遙      :「何か相談ごとがる、って顔だね」(にこにこ)
        :「──久遠がいると話にくい?」
 真夜     :「……はい……
        :「……ごめんなさい……」
 久遠     :「──じゃぁ、失礼します」(本を片手に自分の部屋に)
 遙      :「あぁ、気にしなくていいよ」
 真夜     :「……はい」
 遙      :「あれから調子はどう?」
 真夜     :「……それが……」(暗い顔)
 遙      :「──」(向かいに座って、話しはじめるを待つ)
 真夜     :「……恐い人に会って……」
 遙      :「怖い人?」(真剣な顔になって)
 真夜     :「……ええ……」
        :「……影に溶け込む人……」
 遙      :「──あぁ、異能絡みなんだね」
 真夜     :「……以前街で遥さんを見かけたときに……」
        :「……はい……」
 遙      :「吸血姫、か」
        :「襲われたの?」
 真夜     :「……はい……」

状況は語る
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[Catshop]  しかしログを見返す限り、とても襲われたとは思えないんですが?(笑)
      むしろ積極的に襲ってたよーな(笑)。
[Luna]   どう考えてもこっちから仕掛けてますねー

 加害者だけど……一般人意識の抜けない真夜さんからすると、と言う事で
しょうか

その時に起きた事
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 真夜     :「……それが…………彼女を見たときに……感情がたかぶっ
        :て……押さえ切れられなかった……」
 遙      :「──あぁ。彼女が怖かったというより、自分が怖かった
        :んだね」
 真夜     :「……うん…………襲われたらまずいってわかっているの
        :に、けしかけちゃって……危うく相手の挑発に乗るところ
        :……だった…………相手が攻撃を止めたからそれ以上はな
        :かったけど……今度があったら……」(ぶるぶる)
 遙      :「(困ったな──今はまだ、制御が効く状態じゃない)」
        :「できるだけ夜は出歩かない方が良いかもしれないね」
 真夜     :「……」

[Luna]   夜行性の真夜さんに可能かなぁ

 遙      :「確か、夜の方が真夜ちゃんの中の力が強くなるんだよね?」
 真夜     :「……というか昼はずっと眠っているので……」

[Luna]    真夜さん自身が、です

 遙      :「もう少し、夜に慣れるまでは」
 真夜     :「昼はずっと眠くて……夜に目がさめる、っていうか……」
 遙      :「──そうか」
 真夜     :「……それと」
 遙      :「それと?」
 真夜     :「(……いろいろ相談したいけど……どうしよう……)」
        :(ちょっと涙がこぼれる)
 遙      :「あせらなくていいよ」(迷ってる様子を察して)
        :「(やっぱり、夜は感情が不安定になりやすいみたいだな)」
        :(ハンカチを差し出す)
 真夜     :(ハンカチを受け取る手に少し異変が)

[Luna]   とりあえず手だけ少しへん

 遙      :「──わたしの部屋に行こうか? あそこなら、鍵が掛か
        :るから」
 真夜     :「……はい……」

 SE      :ぱたん
 SE      :かちゃっ

遙の寝室
--------
 真夜     :(とりあえず変化のある手を隠すように)
 遙      :「変わりそうなら、服を脱いで毛布でも被るといいよ」
 真夜     :「……す……すみません……」(こそこそ)
        :(服を脱いで毛布をかぶる)
 遙      :「少しずつ慣れていこうね。制御できるようになったら、
        :一緒に飲みに行こう」

[Catshop]  ベッドの傍に椅子を持ってきて座る。

 真夜     :「……は、はい……」
 遙      :(真夜ちゃんが落ち着いて話始めるまで待つ)
 真夜     :「……吸血姫……って……やっぱり……血吸うんですよ
        :ね……」
 遙      :「そうだね」
 真夜     :「……もし吸われちゃったらどうなっちゃうんだろう……
        :って」
 遙      :「わたしも本当のところはよく知らないけれど──」
        :「映画や小説だと、眷属になるのが一般的みたいだね」
 真夜     :「人じゃなくても……?」
 遙      :「それは──正直言ってわからないな」
 真夜     :「……それが……恐い……」
        :(震えだす)
 遙      :「──」(毛布の上から包み込むように抱く)
 真夜     :「……遥さん……」
 遙      :「そんな心配はしないほうがいいね。そんなことは血を吸
        :われるまでわからないし──吸われて眷属になってから
        :じゃ、心配どころじゃなくなってしまう」
 真夜     :「……」
 遙      :「友達を失うなんて想像の方が、ずっといやだな」
 真夜     :(大粒の涙がこぼれる)「……はるかさぁん……」
 遙      :「──あんまり泣くと、また狼になっちゃうよ?」(冗談
        :めかして笑う)
 真夜     :(思わず毛布を投げて抱きついてしまう)

[Catshop]  女の子同士だからって(笑)

 遙      :「──」(子供をあやすように髪をなでる)
 真夜     :(涙が止まらない)「……はるかさぁん……」
        :(とりあえずちょっと変化します:耳がとがって少し体毛
        :がはえてくるくらい)
 遙      :(気にしないで髪を撫でつづける)
 真夜     :(もうちょっと変化します)
 遙      :「──」
        :(ふっと思いついたように、あいた方の手で毛布を引き寄
        :せて被せる)
        :「風邪、引いちゃうからね」
 真夜     :「……あ……」
        :(とりあえずふさふさのしっぽだけ生えてくる)

[Luna]   初めての"急激じゃない変化"です(笑)

 遙      :「だいじょうぶ。誰も入ってこないから──気にしなくて
        :いいよ」

[Catshop]  あ、そーいえば(笑)。

 遙      :「少しずつ、練習の成果が出始めてるみたいだね」
        :(にこにこ)
 真夜     :(遥さんを抱きしめる腕の力が少しずつ強くなる)
        :「……あっ……」
        :(瞳が変化してくる)
        :「……はるかさん……」

[Catshop]  まー、遙は頑丈だから、ちょっとくらい強くしても平気〜(笑)。

 遙      :「──」(顔色一つ変えず抱かれるに任せてる)

一歩
----
[Luna]   体つきが筋肉質になってくる
      ここで変化一旦休止

 真夜     :「……こんなに自分の身体の変化を意識したのは……初め
        :てかもしれない……」
 遙      :「少し、制御できそう?」
 真夜     :「……わからない……」
 遙      :「慣れてきたんだね。意識できるようになったら、次のス
        :テップはだいぶ楽になると思うよ」
        :「今の感覚、忘れないようにね」
 真夜     :「……ん……」
        :「……ええ……」
        :(というと再び変化をはじめる)
        :(全身に体毛が生え始める)
        :「……遥さん……」
 遙      :「──?」
 真夜     :「……ありがとう……」
 遙      :(次の言葉を無言で待ってる)
 真夜     :「……」
 遙      :「まだ感謝されるほどのことはしてないよ」
 真夜     :(身体は変化しつつ)
        :「……今の自分には……なにもできないから……」
 遙      :「そうだな、一緒に呑みに行けるようになったら聞きたい
        :かな」
 真夜     :「……」
        :(アルコール飲んでも大丈夫かな?、と思っている)
        :「……ひとつ……」
        :「……かんがえたことがあるんです……」

[Catshop]  それはそれで楽しげ(笑)。> アルコール飲んでも大丈夫かな?

 真夜     :「……自分の身体のことで……」
 遙      :「うん。聞かせてくれる?」

[Luna]   飲んで制御できなくなりやしないか、ですがw

 真夜     :「……今まで何度か変化したけれど……」

[Catshop]  まぁ、最初は遙さん家か真夜ちゃんの家で呑んでからになるでし
      ょうね(笑)。
[Luna]   ですねぇ(笑)

 遙      :「うん」
 真夜     :「……そのきっかけって……何か強力な"思い"が変化のス
        :イッチになっているんじゃないかって……」(といいつつ
        :も変化しつづけてます)
 遙      :「そうだね」
        :「だから──きっと、制御できるようになると思うよ」
 真夜     :「……吸血姫に襲われたときは……変化できなかった……」
        :「……だけどいまはこうやって……」

[Catshop]  スイッチがはっきりしてるので、という意味で。> 制御できる
      ようになると思う
[Luna]   (変化終了)

 真夜     :「遥さんをどうしたい、と思うわけでもないのに、身体が
        :変わってしまう……」
 遙      :「きっかけが分かったなら、もうあと一歩だね」
 真夜     :「……はい……」
 遙      :「少し、落ち着いた?」
 真夜     :「……もう少し……こうしていたい……」
 遙      :「いいよ」
 真夜     :(子供のように)
 遙      :(子供をあやすお母さんのように笑いながら)

後話
----
[Catshop]  とゆーあたりで収束しませんか?
[Luna]   ですねぇ
[Catshop]  綺麗に終わるために、余韻を残しつつ終わる&そろそろ寝なきゃ
      で(笑)。
[Luna]   うむ
      次回に続く。
[CshopZZZ] どう展開するんだろう。(どきどき)
[Luna]   酒飲み?
      いきなりそっちかいw
[CshopZZZ] 忌野君呼んで呑んだら、大変そうで楽しげ(笑)。
[Luna]   大変そう(笑)
      その帰りに宵姫と鉢合わせたりした日には……
      いろんな意味で恐いw
[Kyrie]   その時は
      がんばれーw
[Luna]   おぅw
      まず五分にするには「一時的特徴」を解消しないとまずいからなぁ
      あとはアルコールをどうするかだw

まぁ……
悪酔いしないようにね(w

$$
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