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Date: Sun, 7 Sep 2003 10:55:28 +0900 (JST)
From: ハリ=ハラ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26587] [HA06L] チャットログ : 『より深き目覚め』前編
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200309070155.KAA47347@www.mahoroba.ne.jp>
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Web: http://kataribe.com/HA/06/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26500/26587.html
2003年09月07日:10時55分28秒
Sub:[HA06L] チャットログ:『より深き目覚め』前編:
From:ハリ=ハラ
ども、ハリ=ハラです。
真夜さん覚醒編第二弾。
遙さんちへ担ぎ込まれるノ章、ですー(ぉ
まずは冒頭
前編となりますー
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チャットログ:『より深き目覚め』前編
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登場人物
--------
神楽真夜:人狼として目覚めようとする女性。人と獣の境で惑う。
忌野朱里:火を操る焔憑きの大男。真夜を西園寺家へ担ぎ込む。
西園寺遙:鬼憑きの弟を持つ忌野の友人。担ぎ込まれた真夜を受け入れる。
夕暮れ時
--------
忌野 :(タオルと手桶をもってのしのし)
「そこのおにーさーん」
忌野 :「?」
「おでかけですかー?」
[Luna] 物陰からおねーさんの声が。
忌野 :(のしのしと、物陰の方へ)
真夜 :「わぁ」
忌野 :「?」
[hari] なんだろう、と言う顔
[Luna] とりあえず驚かせてみた
[hari] 驚いてねぇ(w
真夜 :「……う……これじゃ驚かないのね……」(しくしく)
:(気を取り直して)「おひさしぶりっ」
忌野 :「うむ」
真夜 :「元気そうね」
忌野 :「そちらも……」
真夜 :「……そうみえる?」
ふ、と顔を曇らせて
真夜 :「実はあの日からあんまり調子よくないのよ」
忌野 :「ふむ……」
真夜 :「なんか、いくら食べてもおなかいっぱいにならないし、
:いくら飲んでも喉がかわくのよね…………で、つい飲ん
:じゃっておなか壊すし……もう大変。」
[Luna] 作ったような笑い
忌野 :「むぅ……」
[Luna] むしろ痛々しい笑い
[hari] 近寄って額に手を当てる
真夜 :「ん……」(ちょっと頬が赤くなる)
[hari] 熱は?
[Luna] 人の平熱とは違いますねー
忌野 :「……ふむぅ……」
[hari] 猫屋さんは居ないか……(ち)
[Luna] 簡単に言うと「ふっくらあったかい」体温……
38度〜39度くらいかも
忌野 :「……少し……体温が上がっている……」
真夜 :「ん……」(苦しそう)
ぱたり
忌野 :「むっ」
[hari] あわてて支える
[Luna] 支えられてみた(ぽっ)
真夜 :「あっ」(くらくら)
忌野 :「……大丈夫か」
真夜 :「ん……ん……」
[Luna] えっと、何時でしょうか……
今の場面
[hari] 夕暮れ過ぎて、夜の帳が下りるころ
[Luna] おっけです
真夜 :「……もうすぐ、夜か……」
忌野 :「むぅ……そうか」
真夜 :(まだちょっとくらくら)
:「……ね……」
:(忌野くんに視線をなげかける)
忌野 :「む?」
真夜 :「……ここ……だと……ま、ずい?……」
:(あたりを気にする)
忌野 :「そうか…………ここからだと……」
黒幕たち?
----------
[hari] 中断(ぉ
猫屋さんが来たら、遙さん所に運び込んでやろう(ぉぃ
と言う案はどうだろう?
[Luna] それもいいねぇ
と言う事で、運び込む事に……
西園寺宅
--------
SE :ざーっ。きゅっきゅ。かちゃん
[hari] ぬお?
遙 :(キッチンで洗い物中)
[hari] ぎゃーん
[Catshop] 手際は結構、良い。
いきなりの家事の音と、遙さんの登場に驚いておるのです。
イヤ、ベツニヤマシイコトハ……
SE :ぴんぽーん
[miburo] モウソウイウ関係ナンダ
遙 :「──?」
[Catshop] エプロンで手を拭き拭き、玄関の方へ。
遙 :(覗き窓を見る)
[MCL-240] 衣留を乱入させたいが……愛の巣にはお邪魔虫だよなぁ(笑)
[Catshop] いえ。これから修羅場になる予定なのです(笑)。
[hari] 遙さんちだよー(ぉ
ご、誤解だよう(びくびく)
[hari] 扉の外には忌野
と、支えられた女性
ご、誤(以下略)
遙 :「──?」(少しだけ訝しげな表情)
SE :かちゃん──がちゃっ。
[Catshop] それでもドアは開くらしい(笑)。
真夜 :「……」(はぁはぁ)
忌野 :「……すまない」
遙 :「どうかしたのか?」
忌野 :「知り合いが……少々具合が悪い」
遙 :「──すぐに奥へ連れて行って。とりあえずリビングのソ
:ファに寝かせて」
:(真夜ちゃんの額に手をあてる)
真夜 :「……」(汗はかいていないが熱は高い)
忌野 :「うむ……」
[hari] 支えて中に入る
遙 :(忌野君が頷いたの確認して、寝室の方に)
忌野 :「…………」
[hari] とりあえず、ソファに寝かせる
遙 :(がそごそと救急箱を)
:「──高熱なのに汗をかいていない、か。あまり良い状態
:ではないな」
:(言いながらテキパキとねつさまシートを額に)
忌野 :「うむ……訳有りで……」
[hari] 床に正座して待機
遙 :「ここ数日、急に暑くなったからな ── 熱中症かもし
:れない」
真夜 :「……ん……ん……」(熱が冷めないらしい)
遙 :(キッチンの冷蔵庫から、500mlのペットボトルを2本)
忌野 :「いや……熱中症……とは違うかな」
遙 :「少し、胸元をあけるよ?」(真夜ちゃんの顔を覗き込む
:ように)
真夜 :「……」(首をこくっとする)
遙 :(忌野君を無視して胸元を開け、ふくらはぎの下にクッショ
:ン、さらに脇の下にペットボトルを挟む)
病人を優先したのか、少し怒っているのか……(汗)
遙 :「意識はあるね? 水を、少し口に含むようにして」
忌野 :「…………(ぽりぽり)」
[hari] 居所がない(ぉ
[Catshop] 真夜ちゃんの口元にコップを当てて
真夜 :(こくこく(飲))
ところが水をうけつけなかった
真夜 :「……こふっ」
遙 :「──ダメ、か。少し体が落ち着くまで待とう」(吐き出
:した水をタオルで拭く)
その頃?
--------
[MCL-240] これから修羅場か……
衣留っちにはしばらくバイトしててもらうか(笑)
[Catshop] そっちには久遠が遊びにいきましょうか(笑)。
別チャンネルで和んでいました。
こっちは大変なのにー(w
浮上する意識
------------
真夜 :(……ま、まずい…………このままじゃ……)
忌野 :「……むぅ」
遙 :「忌野君、タオルを水に濡らして絞ってきて」
:(タオルを放る)
忌野 :「……うむ」
真夜 :(……意識が……朦朧と……それとも……その前に……の
:ほうが……でも……)
[hari] 立ち上がって、台所へ
遙 :「──だいじょうぶだよ。少し休めば、楽になるから」
:「どこか苦しいところはある?」
真夜 :「……あ……」
忌野 :「(のしのし)……これを」
[hari] 濡れタオル
[Catshop] ちなみに変な気配があれば、肌の感覚でわかりますので。< 遙
[Luna] お願いします(ぉ
遙 :「ありがとう」(受け取った濡れタオルで首筋と胸元を拭
:き拭き)
:「──?」(気づいた)
真夜 :「……あ……あなた……は……?」(少し目を開ける)
忌野 :「…………」
[hari] 所在無さげ
看病の主役は遙さーん
ここの家主も遙さーん
所在がありません(w
不調のワケ
----------
遙 :「わたしは西園寺遙。君をつれてきた忌野君の友達、だね」
真夜 :「……いみの……くん……」
遙 :「少しは楽になった?」(心から気遣うような顔で)
真夜 :「……」(忌野君のほうに目をやる)
忌野 :「……」
[hari] ボーっとしている(ぉ
[Catshop] こう人狼の衝動とかに負けそう? それとも葛藤中?
[Luna] えっと……
真夜 :「……はるか……さん……?」
[Catshop] あ、ちなみに真夜ちゃんの首には遙の腕枕がありますんで。
[Luna] 絞められる……とか?
[Catshop] わはは。普通に腕に抱きこむ感じです(笑)。
遙 :「そう。あなたは?」
真夜 :「……まや……」
忌野 :「ふむ……」
遙 :「(意識は保てているみたいだな)」
真夜 :「……からだ……」
遙 :「(しかしこの感触──久遠の発作に似ている)」
真夜 :「……おかしい……」
[Catshop] 久遠(遙の弟)は、ときおり鬼の衝動に負けそうになります。
今のところ、真夜ちゃんの状態をそのように認識している様子。
忌野 :「……バランスが……崩れているのだろう」
[Luna] 衝動に負ける、というよりかは人狼の姿になれないのが不安定な
原因
[Catshop] ふむふむ──そっちですか。
遙 :「だいじょうぶ。気持ちをしっかり保って」
真夜 :「……ん……」(苦しそう)
遙 :「体の調子が、良くないんだね」
:(真夜ちゃんを抱き上げる)
[Luna] いかんせん覚醒したてなので
体内で無駄に力が暴れている、と言う感じでしょうか。
上手くコントロールが出来ていないのでしょう。
忌野 :「変わっても大丈夫……かな」
[hari] 遙さんに確認(すなっ)
真夜 :「……」
遙 :「──どうやら事情はよく知ってるみたいだね」(少し冷
:たい視線を忌野君に(笑))
忌野 :「む……うむ……(ぽりぽり)」
遙 :「ちょっと寝室に篭る。忌野君は、ここでお留守番してて」
[Catshop] 真夜ちゃんを抱きかかえたまま寝室に。
[Luna] うわぁ
忌野 :(ちょこん、と正座)
SE :ぱたん
真夜 :(……敵意……?)
よろこぶ黒幕連
--------------
[Catshop] 寝室のドアを閉めて。
[hari] ああ、説明させて貰えなかったー(w
[Catshop] ヤ、敵意はないです。
[hari] どーなるか(わくわく)
[Luna] 了解です
[Catshop] 忌野君の説明は──あとでゆっくり聞きましょうかねぃ(笑)。
[Luna] たのしみだねぃ(笑)
ふえーん
悪いことしてないのにー
そんなこんなで……微妙な余韻を引きつつ、次号へ続く。
次は、寝室の中での、真夜さんと遙さんの対話から始まります。
$$
**********************************************************************
こわいですねー。
何も悪いことはしてないのですがー(w
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