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Date: Thu, 31 Jul 2003 00:00:22 +0900
From: アキト <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 26467] [HA06P]エピソード『ただしひ日本の夏の過ごし方(仮)』
To: "[kataribe-ml]" <kataribe-ml@trpg.net>
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#HA06 2003/07/29のログ。
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エピソード『ただしひ日本の夏の過ごし方(仮)』
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登場人物
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千緒 ：いつもよりたれてます。
結夜 ：いつもどおりたれてます。
あつはなつい
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千緒 ：(ぐて)
千緒 ：「あっつー……」
結夜 ：「寒かったら困る」
千緒 ：「モノには限度と言うものがぁ」
千緒 ：「予備校はクーラー効きすぎやし、外に出れば暑いし」
千緒 ：「もがー」
結夜 ：「例年よかマシだと思うけどねぇ」
結夜 ：「っていうか、私一応二枚着込んでるけど平気だし」
[TK-Leana] # 相変わらずの長袖長ズボン
服装はTPOをわきまえよう
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千緒 ：じとーっ＜うっとうしいなーという目
千緒 ：「六兎さん、どういう生理的機構か知んないけど、
：変態さんやと思われるだけやで」
結夜 ：「もう思われてるやろうから問題なっし」
[TK-Leana] # 本体も二枚着てるのだった
千緒 ：「あ……そ……」
結夜 ：「思うんだけど、なんでこういう場合
：わたしのほうが叩かれるんだろう。
：前野さんだって黒服で暑苦しいでしょ」
千緒 ：「人徳とか？ あとマントの有無が
：微妙な臨界点かもしれへん」
[miburo] # まあ社会人はスーツ着ててもそれほど変じゃない
結夜 ：「むむぅ〜、マントか〜」
千緒 ：「あとほらぁ、前野さんはお仕事やから。
：六兎さんは趣味やろ？」
結夜 ：「まぁ、確かにそういわれると納得せざるを得んような
：気がしなくも無い」
さわやかな格好の結夜くん？
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千緒 ：「んじゃ、早いとこ爽やかな格好して。
：カリブ海をテーマに」
結夜 ：「カリブ海か〜(もわもわ)」
結夜 ：(典型的なカリブの海賊な絵を思い浮かべてる)
結夜 ：「良いかも知れんなぁ」
千緒 ：「でしょー」
ところで他にどんな服を持ってるのだ
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結夜 ：「でも、服装の調達とかマントより難しそう」
千緒 ：「うん。ていうか、その服装以外に
：ちゃんとなんか持ってるん？」
結夜 ：「いや、特に必要性は感じひんし」
千緒 ：「うわぁ」
結夜 ：「なぬですか、その反応は」
千緒 ：「いや……ええんよ、独自路線で」
[hari] # 変人指定？(ぉ
[miburo] # それは前からだから(ぉ
結夜 ：「ほら、黒服って汚れ目立ちにくいしさ。
：それに、なんかもう制服みたいなノリだから」
[TK-Leana] # 吸血鬼として
千緒 ：「ガクランみたいなノリやと。応援団みたいやねー」
憧れのガクラン
--------------
結夜 ：「学ランにもあこがれるよにゃ〜」
千緒 ：「憧れるものナノデスカ」
結夜 ：「ほら、学ランにマントっていいやん。学帽も必須」
千緒 ：「カンキチやカンキチ。下駄はいてや」
結夜 ：「そう、下駄にもあこがれたぞ。家に一つある」
千緒 ：「履かへんの？ 見た目涼しさがほんの少し増えるよ」
結夜 ：「うん、ずいぶん前に『うるさいからそれ履くな』って
：言われて以来履いてなかったんだけど、
：最近履こうとしたら小さくなってて入らなかった」
千緒 ：「そこにゴムつけたらええねん」
結夜 ：「なんかイヤ」
千緒 ：「ほんならアレは。幼児の如く、
：歩くたびにきゅっきゅっていう下駄」
結夜 ：「それこそ嫌やって」
戦えっ
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千緒 ：「もう、誰も近寄ってきぃひん」
結夜 ：「今時点でほとんど誰も近づいてこないけどね」
結夜 ：「たまに、露出狂と思ったか知らんけど
：警察が近づいてくるくらい」
千緒 ：「そら逃げなあかんね」
結夜 ：「逃げたら追っかけてくるし〜」
千緒 ：「戦え！」
結夜 ：「逮捕されるわ」
千緒 ：(ぐて)
[miburo] # 冒頭に戻る(ｗ 暑さに弱くてクーラーにも弱い
ただしひ日本の夏の過ごし方
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結夜 ：「だらしないのう」
[TK-Leana] # こいつにだけは言われたくないという
千緒 ：「がーん」
結夜 ：「日本の夏は風鈴と扇子と蚊取り豚さえあれば
：大概乗り切れるもんじゃよ」
千緒 ：「浴衣は？」
結夜 ：「あれは基本装備です」
結夜 ：「空調は冷房やめて除湿にすれば結構快適」
千緒 ：「あー、それ予備校の人に言ったってー」＜除湿
千緒 ：「クーラーで凍死する……外を歩けば
：アスファルトから紫外線反射してるし」
最後の手段
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結夜 ：「どうしても辛かったら
：後はもう最後の手段に出るしかない」
千緒 ：「ん？」
結夜 ：「超古代のオーパーツ、天候操作装置を
：どこからか発掘してきて、地球の平均気温を
：5度くらい下げてみる」
千緒 ：「なんかいろんな意味で、もう終わりな感じやね」
結夜 ：「じゃ、後は国外逃亡しかないな〜」
[hari] # 平均気温を下げても、涼しくなるかは分からんしな(ｗ
結夜 ：「南極冒険隊を組織して」
アゴアシつき受験らいふ
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千緒 ：「いや、そんな極論に走らんでも。
：ちょこーっとクーラーの設定温度上げてもろおて、
：行き帰りタクシーで送迎してもらえれば」
[TK-Leana] # 5度も下がったら、下手すれば氷河期に
なってるんじゃないかな
[KyrieAir] # それどころじゃないですよ
結夜 ：「む、何と贅沢な」
千緒 ：「受験戦争は２年の夏が勝負、って言うくらいなら
：それくらいしてもらわんと」
結夜 ：「そんなもんかねえ」
結夜くんの進路
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千緒 ：「六兎さんはどこへ行きはるん？」＜大学
[TK-Leana] # ああ、どこ行こう
結夜 ：「(ふっ)その前に、卒業できるか」
千緒 ：「……ごめん、この話題はもうださへん」
結夜 ：「あはは、冗談でなくヤバイのですよ」
千緒 ：「中々できることとちゃうよー。貴重な体験やん」
結夜 ：「そう、ネタになるから良いかって
：納得してしまいそうな自分が恐い」
千緒 ：「いやまあ、いまさら違和感もないし。
：ネタにはならへんかも」
結夜 ：「そうか〜」
結夜 ：「じゃあやっぱがんばらんとな、それなりに」
時系列と舞台
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2003年、夏休みの吹利市内。
解説
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受験生らしく予備校に通ってる千緒。
猛暑とクーラーの猛攻でちょっと辛い様子。
そこに平然とした結夜が登場して……
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