[KATARIBE 26461] [HA20L] チャットログ:『人化け講座』

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Date: Tue, 29 Jul 2003 04:47:10 +0900 (JST)
From: みぶろ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26461] [HA20L] チャットログ:『人化け講座』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200307281947.EAA43960@www.mahoroba.ne.jp>
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Web:	http://kataribe.com/HA/20/
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2003年07月29日:04時47分10秒
Sub:[HA20L]チャットログ:『人化け講座』:
From:みぶろ


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チャットログ:『人化け講座』 
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登場人物 
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御前蓉子(みさき ようこ)
 :妖狐。人(?)をからかったりたぶらかしたり、だぁ〜い好き。 
錦鯉蛇(にしきごいへび)
 :蛇妖。名はまだ無い。竜になりたい。おそろしく人がいい。
朱璃(あかり)
 :金魚の精。この子もいい人ランキングは結構高い。
新條美幸(しんじょう みゆき)
 :コギャルテケテケ。いじめ、かっこわるい。

まずはとんぼ返りから
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  西生駒高校にまぎれこんで居ついた錦鯉蛇君。どうやらお世話になった人
 たちにこれ以上迷惑をかけないよう、人間に変化したいようです。零組みで
 相談したところ……

 蓉子     :「よーし、蓉子ちゃんの人化け講座☆初級編〜〜♪」
 美幸     :「わ〜」<野次馬
 錦鯉蛇    :「やっと人に化けられるのですね──これで真紀さんや御
        :厨さんにご迷惑をかけずにすみます〜」
 朱璃     :「がんばってくださいね」

[Catshop]  # はっ。てけてけさんがっ──そーか、そういえば美幸ちゃん
       も人の姿になれるんでしたねぃ。

 蓉子     :「まずはお手軽・とんぼがえりからだよっ」

[miburo]  くるりっ
[MOTOI]   #なれるけど、今は0組メンバーばっかだから普段どーりでないかな

 蓉子@2P朱璃:「こんな感じさっ」
 錦鯉蛇    :「とんぼがえりなのですねっ」

[miburo]  #色が青だ(w
[Catshop]  # わはは。2Pカラーなのですね(笑)。

 SE     :くるっ──すてーん──ずだーんっ。

 美幸     :「ありゃま、ずっこけた。超ダサ〜」
 朱璃     :「……あららです」
 錦鯉蛇    :「うぅっ──諦めません。それ、もう一度っ」

 SE     :くるっ──すてーん──ずだーんっ。

 蓉子@2P朱璃:「……足腰がなってないっ」

[miburo]  くるり
[miburo]  キツネに。

やっぱり基礎体力?
-----------------
 
 蓉子@狐   :「とりあえず校庭30周ね♪」
 錦鯉蛇    :「あの─、わたしにはそもそも足も腰もないのですが──」
        :<おずおず
 妖狐     :「今すぐ行く。3・2・1、ハイ」
 錦鯉蛇    :「はい〜」(にょろにょろ)
 朱璃     :「あの、この方が校庭走っていたら大騒ぎになると思うん
        :ですけど」

[Catshop]  # 校庭を這いずる5mの大蛇

[miburo]  生徒:「うおーすげー蛇だっ、でけー」

[miburo]  #大騒ぎ

そして引っ掛けられた蛇
---------------------

 美幸     :「てゆーかー、無駄って感じ〜?」
 朱璃     :「きゃーっ」
 蓉子@狐   :「あはははははっ」<すごく楽しい
 錦鯉蛇    :「はぅぅ──これはいけませんっ」(にょろにょろにょろ)

[Catshop]  # 倍速でしげみに飛び込む
[TK-Leana] # 操水術と水渡りの合わせ技で慌てて引き戻す

 SE      :ちゃぽん

 錦鯉蛇    :(ずーん)<えらく落ち込んだ様子で戻ってくる
 蓉子@狐   :「ばーかばーか♪」<げしげし。肉球で踏む
 朱璃     :「はぁ。はぁ。はぁ」<慌てすぎて息切れ
 美幸     :「あーあーあー、チョベリブ入ってるね〜」
 錦鯉蛇    :「──うぅっ」(←沈んでて抵抗する気力もなし)
 朱璃     :「皆さん、やめてあげてください(庇う)」
 蓉子@狐   :「もー。とんぼがえりもできない、基礎体力もなってない
        :で人化けしようなんて、1万光年早いのよ」
 美幸     :「光年って距離だし〜」
 錦鯉蛇    :「うぅ、朱璃さん。良いのです。きっと蓉子さんには何か
        :考えがあってのことなのです」(←心底お人好しらしい)
 朱璃     :「よくよく考えてみれば、手も足もないのにとんぼ返りな
        :んかできるはずないじゃないですか」
 美幸     :「アタシもこーゆー見せしめみたいな? そーゆーのはや
        :な感じ〜」
 錦鯉蛇    :「あぅあぅ──皆さん、わたしなどのために、そんな怒ら
        :ないでくださいませ」

[hari]   #いぢめっこー

作戦その2
---------

 蓉子@狐   :「ようし。では一族に伝わる秘奥義を伝えちゃろう。人の
        :頭蓋骨を被り、北斗七星に向かって祈るのじゃー」
 蓉子@狐   :「これなら手も足も出なくても何とかなるよー」
 錦鯉蛇    :「──そんなこと、できませんよぅ」> 頭蓋骨
 美幸     :「う〜、超グロ〜」
 蓉子@狐   :「かいしょなしっ。あれもできない、これもできないで、
        :『なれたらいいなぁ』なんてうす甘い望みが叶いますかっ」

[miburo]  #げしげし

 錦鯉蛇    :「うぅ──しょせん、ろくに修行も積まずに人化の術を望
        :んだわたしが間違っていたのですねぇ」<踏まれてる

[hari]   #いぢめっこさん、めー

  2度目の警告が入りました(ぉ 一応被害者側の黙示の了解を得た形のキ
 ャラチャだと思いますので深刻ではありませんが、やはり好ましくないよう
 ですね。ほんま、いじめはあかんよ。

 美幸     :「ていうかー、超ダサ〜。いじめなんてさ〜」
 蓉子@狐   :「そうそう。闇雲に努力なさい。うふ」
 蓉子@狐   :「え〜。いじめてないもんっ」
 美幸     :「超チョーシこいてるって感じ〜?」
 朱璃     :「諦めちゃいけません、蛇さん。努力あるのみです」
 錦鯉蛇    :「もちろんです」(尻尾を握りこぶしっぽく、ぐっ)
 錦鯉蛇    :「いえいえ、先ほど蓉子さんは修行の足らないわたしに渇
        :を入れてくださったのです──そのように責めないでくだ
        :さい」
 蓉子@狐   :「はんっ。ちゃんとあたしは教えたわよ? だったらあん
        :たがコーチしてこいつを甲子園に導いてあげなよ」>美幸
 錦鯉蛇    :「千里の道も一歩からっ、頑張るのですっ」(尻尾で握り
        :こぶしっぽく、ぐぐっ)
 美幸     :「(……いい人過ぎるよ、まったく……あ、人じゃないか)」

皆はどうしてるのかな?
---------------------

[Catshop]  # 錦鯉蛇、どーかしてるくらい底抜けのお人好しらしいです。

 朱璃     :「う〜ん、種としては私のほうが近いのでしょうけど」
 朱璃     :「私はほとんど勘でやってますから……」
 美幸     :「アタシもおんなじ〜。気付いたらできたって感じ〜?」
 錦鯉蛇    :「──やはり修行不足なのですねぃ。皆さんは、どのよう
        :な術から習い始めたのでしょう?」
 錦鯉蛇    :「やはり一足飛びに人化の術を目指したのが間違っていた
        :のだと思うのです」

[Catshop]  # いろいろ自分なりに考えてはいる様子

 蓉子@狐   :「人化けだよん。きほんちゅーの基本っ」<くるりん
 蓉子     :「これができないとたぶらかしにくいしねっ」
 美幸     :(というよりも、私は元々人間だしなぁ。死んで幽霊にな
        :っただけで)
 朱璃     :「ええと、母者様からお教えいただきました」
 錦鯉蛇    :「うむむむ──」(がっくし)
 蓉子     :「とりあえず、竜になるのをめざしたら? クラスチェン
        :ジしたら神通力つくよ」

竜になるのに必要なもの
---------------------

 錦鯉蛇    :「しかし竜になるには、嵐を呼ばねばならないのです」
 朱璃     :「それは無理ですよ。神通力をつけないと竜にはなれませ
        :んから」
 錦鯉蛇    :「いかにして嵐を呼ぶのかも、今のわたしにはさっぱりな
        :のです」
 美幸     :「龍よりも、まだ人のほうが可能性アリ、みたいな?」
 蓉子     :「気合」
 錦鯉蛇    :「気合──でございますか?」
 蓉子     :「そうっ、あんたには気合が足りないのよっ」<びしぃ
 蓉子     :「ここはやっぱ『特訓』しかないっ。滝登り千本修行だ☆」
 錦鯉蛇    :「──うむむ。そうでございますねぇ。やはり特訓っ!」
        :<また尻尾を、ぐっと
 錦鯉蛇    :「ところで、このあたりに滝などありましたでしょうか?」
 美幸     :(ここまで人がいいと、こっちも真剣に何とかしたいけど
        :……)
 蓉子     :「いや。探しなさいよ。誰のための特訓よ」
 美幸     :(でも、何も策がないしなぁ、どうしよう)
 錦鯉蛇    :「──そうでございました。なにもかも人に頼っていては
        :成長などかないませぬっ」

大きくなって帰っておいで
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 錦鯉蛇    :「それでは滝を探しに行ってまいりまする」

 SE      :ずるっ
 錦鯉蛇    :(小さな蛇の姿に)



 錦鯉蛇    :「次にお会いする時には、一回り大きくなって帰ってまい
        :りまする〜」(にょろにょろ)
 朱璃     :「お気をつけて」
 蓉子     :「気合だー。何か掴むまで降りてきちゃだめよー」

[Catshop]  # ちなみに現時点でも伸縮だけは自在であったり。> 物理的
       にでかくなって

 美幸     :「がんば〜」
 蓉子     :(ああ……無駄な努力をする姿って、胸を打つわぁ)

  つづくかも。



おまけ
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[miburo]  #西生駒郡滝川町(高校のあるところ)の中央を「滝川」という川が
      流れているようですね。
[miburo]  #大和川水系。上流に上ればあるでしょう。名前的にも。
[TK-Leana] # 物理的にでかくなって帰ってきそう
[Catshop]  # っぽですね。ってコトは、錦鯉蛇は山篭り?(笑) > 滝川

  山にこもってる蛇。それは、普通の蛇です。



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