[KATARIBE 26431] [HA20L] チャットログ : 『にょろにょろ』 < 前編>

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Date: Fri, 18 Jul 2003 17:08:35 +0900 (JST)
From: ハリ=ハラ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26431] [HA20L] チャットログ : 『にょろにょろ』 < 前編>
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200307180808.RAA56052@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 26431

Web:	http://kataribe.com/HA/20/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26400/26431.html

2003年07月18日:17時08分35秒
Sub:[HA20L]チャットログ:『にょろにょろ』<前編>:
From:ハリ=ハラ


ども、ハリ=ハラです。

錦鯉蛇登場ネタです。
にょろにょろ

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チャットログ:『にょろにょろ』<前編>
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登場人物
--------
薇真紀  :家庭倶楽部員のふにゃ娘。肝が太いのか鈍いのか……
御厨浩一郎:お昼を食べに来ていて巻き込まれた化学部員。
錦鯉大蛇 :錦鯉模様の大きな蛇さん。愛嬌があって可愛い

にょろにょろ
------------
にょろーん

 校内放送   :「ぴんぽんぱんぽーん」
        :「緊急連絡──緊急連絡──」
 真紀     :「ふが?」
 御厨     :「?」
 校内放送   :「校舎内に不審人物が進入したという情報が警察よりあり
        :ました──」
 御厨     :「物好きもいるものだねぇ」
 校内放送   :「生徒の皆さんは、落ち着いて校庭に避難してください」

[Kyrie]   Vision、校内全体を見渡して不審な動きをする何かを探してみよ
      う

 校内放送   :「なお教員各位は、生徒の避難確認後──集合願います」
 御厨     :「どうする、僕らも行く?」

[Catshop]  不審人物らしき影は見当たりません。
[Kyrie]   ほう

 真紀     :「んー、いってみよっかー」
 御厨     :「(見つからないかー)」

[Kyrie]   とてててて
      と向かうのかな
[Catshop]  しかし、家庭科室目指してにょろにょろと這う大蛇はVisionに映
      ります。
[Kyrie]   ほほう
      ……

 SE      :にょろにょろ

迫り来る(以下略)
------------------
[Kyrie]   此処に向かってるのか!

わはは

 真紀     :「んー、どしたどした」

[Catshop]  それはもう鮮やかな錦鯉の柄の大蛇です。

 御厨     :「あーっと、あの辺」

[Kyrie]   蛇のいる辺りを指差してみよう
      見えてないかもしれないが(w

そりゃ、見えません(w

 SE      :とんとんとん

 真紀     :「はいは〜い」

[hari]   ててて
[Catshop]  Vsionにはドアを頭でノックする錦鯉大蛇の姿が。

器用ですな

 御厨     :「おーい。開けないほうが良いよー」
 真紀     :「ふにゃ、なんで?」
 御厨     :「あー……(何て言ったものか)」
 真紀     :(ガラガラ〜)

さくっと開けちゃいます(w

 御厨     :「あらら」(頭ポリポリ)

[Catshop]  そこには、やぁ、と言わんばかりに鎌首をもたげる錦鯉大蛇が
[Kyrie]   ご対面?w
[Catshop]  ご対面です。
      自律もしくは類する技能で、目標値:6に成功すると──
      パニックせずにすみます。
[hari]   じりつー&まいぺーす
[Kyrie]   ふみ
[hari]   自律:13+でもマイペース:2 目標値9
[Kyrie]   自律13で好奇心2、-6して目標値9
[Catshop]  あ、目標値じゃなくて難易度でしたねぃ。失敗しっぱい。

二人とも一発で成功。
肝の太い連中です(w

[Catshop]  では錦鯉大蛇の顔が、間違いなく蛇の顔なのに──
      爬虫類にありがちな、冷たさとかがなくて──
      妙に表情が豊かな感じであること。とりわけ、目が困ったような
      顔であることがわかりますねぃ。

蛇さんこんにちわ
----------------
 真紀     :(ぺた)

[hari]   頭にたっち

 真紀     :「おー、ひんやり」
 御厨     :「へえ……」

[Catshop]  ついでに、さっきの校内放送でいう「不審人物」ってのも、これ
      のコトらしいとも察しがつきます。
[Kyrie]   蛇に歩いて寄っていこう

 錦鯉大蛇   :「あぅ──そんないきなり触らないでくださいよぅ。
        :しゅーしゅー」
 真紀     :「おぉ、しゃべってる」
 御厨     :「おお、喋るのかい?」

[Catshop]  ますます困ったような顔で。ちょっと愛嬌があるくらいの表情
      ですねぃ。

 錦鯉大蛇   :「やっぱり喋るのはおかしいですかねぇ? さっきも白髪
        :頭の男の人に話し掛けたら、非常にびっくりされまして」
 御厨     :「あはは、そりゃそうさ」

声をかけられて振り返ったら、にょろにょろと(w

 御厨     :「喋らなくても驚かれたとは思うけどね」
 錦鯉大蛇   :「そうなんですか──住みにくい世の中ですねぃ」
 真紀     :「さわって良い?(ぺたぺた)」
 錦鯉大蛇   :「あぅあぅ──ほら、野生動物はあんまりぺたぺた触ると
        :厭がりますよぅ」
 真紀     :「じゃあ、触らないでおくよ」
 錦鯉大蛇   :「それはそれで、なんだか寂しいような──って、いった
        :いわたしは何を言ってるんでしょうねぇ」(てれてれ)
 真紀     :「ふあ〜……ああ、とりあえずお外で話すのもなんですし、
        :どぞどぞ」

[hari]   おいでおいで

 錦鯉大蛇   :「それでは遠慮なく、失礼させていただきます」
        :(にょろにょろ)
 真紀     :「閉めて、かぎ掛けて〜」
 錦鯉大蛇   :「ふぅ〜。やれやれ、やっと落ち着くことができました。
        :どうもありがとうございます」

[Catshop]  床にとぐろを巻いて。器用に頭を下げます。

 真紀     :「いえいえ、どーいたしまして」

実は……
--------
 錦鯉大蛇   :「こう、お会いしてすぐで、それも助けて頂いてこんなこ
        :とをお願いするのも厚かましいとは思うんですが──」
 御厨     :「まるで人間だね」
 錦鯉大蛇   :「実はとてもおなかがすいておりまして」(恐縮しながら)
 御厨     :「それで、家庭科室に?」
 錦鯉大蛇   :「はい。なにやら美味しそうな匂いがしたものですから 
        :──なにか食べるものを分けていただけないかと」
        :(非常に恐縮して)
 真紀     :「ふにゃん」
 錦鯉大蛇   :「あ、いや。わかっております。こんな厚かましいお願い
        :をいきなりして、図々しいヤツだとお思いでしょう。はい」
 真紀     :「んじゃ、なにが良いかな〜。丸ハムあるけど〜」
 御厨     :「然しこれだけ体が大きいと……いや、変温動物だからそ
        :んなには食べないか」
 錦鯉大蛇   :「それは承知の上ではありますが、なんといっても背に腹
        :は変えられぬというやつでありまして。いえ、見ての通り
        :背も腹も似たようなものではありますが」
 御厨     :「ははは」

なんとも控えめな野生動物?です(w
はじめは、真紀たちを捕食するために来たのかと……(ぉ

 御厨     :「然し、君は何処から来たのかな?」
 錦鯉大蛇   :「あ、それがまたさっぱりでして。わたしも途方に暮れて
        :おります」
 御厨     :「それはまた興味深い」
 真紀     :「まるまるはむはむ〜♪」

[hari]   ごそごそ

 錦鯉大蛇   :「あ、できればそちらの美味しそうなお料理の方が」(尻尾
        :で器用に、真紀ちゃんの作りかけの料理を指す)
 真紀     :「ふにゃ、この肉野菜炒め?」
 錦鯉大蛇   :「はいはい。そうです、それでございます。その匂いがな
        :んともたまらず、ついついこんなところまで厚かましくも
        :参上したいでありまして」
 真紀     :「んじゃ、ちゃきちゃきっと作り上げちゃおっか」
 錦鯉大蛇   :「あぁ、なんとも、この。待っている時間というのも楽し
        :いものでありますねぇ」

[Catshop]  待ちきれないように身をよじらせつつ。
      にょろにょろ
[hari]   炒め炒め

 御厨     :「雑食の蛇か……」(ふんふんとうなずいてる)
 真紀     :「はい、味見〜」

[hari]   箸を差し出して

 錦鯉大蛇   :(ぱくっ)
 真紀     :「どっかな?」
 錦鯉大蛇   :「あぁ、これはたまらないお味でありますねぇ。野菜の火
        :の通し加減が完璧です。──あぁ、お肉の下処理も丁寧で。
        :さてはお嬢さん、さぞかし名のある料理人さん?」

[Catshop]  なんだか微妙にグルメっぽいよーです。この蛇さん。

 真紀     :「いやいや、ただの女子高生(にゃはは)」
 御厨     :「(面白すぎる、この蛇)」
 錦鯉大蛇   :「もう少し、いただいても宜しいでしょうか?」(恐縮し
        :つつ)

恐縮するキャラなんて、今まで居ただろうか!(反語表現)

 真紀     :「いやいや、どーんと食べちゃいなさい」

[hari]   お皿に盛って、前に置く

 錦鯉大蛇   :「それでは、恥ずかしながら遠慮もなく」

[Catshop]  尻尾で器用にお皿を取り、一口でぱくんっ。

 錦鯉大蛇   :(あむあむ)
        :(ごくん)
 真紀     :「丸ハムも、ハムステーキにしちゃおっか」
 錦鯉大蛇   :「うぅっ。身も知らぬわたしなどのために、そこまでして
        :くださるとは」(感涙)

[Catshop]  蛇のクセに涙を流してますよ(笑)。この大蛇さん。

 真紀     :「みくりーも食べるー?」
 御厨     :「ああ、是非」

[Kyrie]   ひょいひょいと箸で口に運ぶ

 御厨     :「うん、おいしいおいしい…………僕が作ったんじゃこう
        :は行かないからなあ」(苦笑
 真紀     :「はーい、蛇さんにも焼き立てをどうぞー」
 錦鯉大蛇   :「なんとも──おいしゅうございますねぇ」
        :「あぁ、火の通し加減も胡椒の加減も完璧です」(ぱくぱく)
        :「ふぅ。おかげさまでお腹一杯です」

[Catshop]  けぷっ、とげっぷすらしかねない様子。

 真紀     :「それはなにより(笑)」

お腹も一杯、一息ついて、そして次回へ続きますぅ〜
$$
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