[KATARIBE 26356] [HA20L] チャットログ:『観雨七輪』

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Date: Fri, 4 Jul 2003 12:39:43 +0900 (JST)
From: みぶろ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26356] [HA20L] チャットログ:『観雨七輪』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200307040339.MAA89817@www.mahoroba.ne.jp>
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2003年07月04日:12時39分42秒
Sub:[HA20L]チャットログ:『観雨七輪』:
From:みぶろ


 みぶろっす。
 セッション後のだべり中に発生したチャット。
 出だしはいつものすちゃらかな風景ですが、ラストの
はりにゃの『観雨七輪』というセリフでいきなり粋にな
った(みぶろの中で)ので、切り出しました。

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チャットログ:『観雨七輪』
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登場人物
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 薇真紀(ぜんまい まき):家庭科部。なんでもつくる。なんでもたべる。
 当麻漣(たいま れん) :ぼちぼち呼び捨てにしようかなと思ってる。

時系列と舞台
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 高一 梅雨 放課後 西生駒高校どこかの軒下

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本文
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 真紀     :「当麻君、あーん」

[hari]   焼き鳥を持ってる

 漣      :ぱく
 真紀     :「くっ、しくじったー」
 漣      :「……どうしてほしかった」
 真紀     :「あーん、てやったら」

[hari]   左手で、口をあけてるジェスチャー

 真紀     :「うりゃ」(突き)
 漣      :「それはアレか。未必の殺意」
 真紀     :「ふに? 殺意なんかないよ〜」
 漣      :「いや……焼き鳥の……串」
 真紀     :「おうっ、これは気づかなかった」
 漣      :「ほー」
 真紀     :「ほんの悪戯のつもりだったのに……」

[hari]   ぱく、もぐもぐ
[hari]   #残りの肉をぱくつく

 漣      :「高校生なのに責任能力無しか。可哀想な子だ」
 真紀     :「そうそう、さざなみくん。知ってる〜?」
 漣      :「なんだ」
 真紀     :「古武術でね、食事中に後ろから首を固めて、引きこむこ
        :とで」

[hari]   動きをやって見せる

 真紀     :「お箸で喉を突くって言うのがあるんだって」
 真紀     :「危険だよねー」

[hari]   また焼き鳥を手に取る

 漣      :「有効そうだがなんか性根が汚い技だな」
 真紀     :「はい、あーん♪」
 漣      :がっしと真紀の腕を掴み、ぱくーっと。
 漣      :「美味である」
 真紀     :「むー、またやられたー」
 漣      :「君は狼少年の話を知らないのか」
 真紀     :「狼少年というと、洪水で壊滅した村の生き残りの子供が、
        :狼に拾われてという……」

[hari]   一休さんのポーズで思いだし中

 漣      :「うむ。言語野の形成は思春期前に終わり、その後の学習
        :では身につかないという……違う」
 真紀     :「そう、名前はオプー……って、違うの?」
 真紀     :「あー、実際は狼少女だっけ?」

[hari]   ぽん、と

 漣      :「インドの話だったかな」
 真紀     :「何処の話かは覚えてないけど……それがどうしたの?」
 漣      :「どうもしない」

[miburo]  もう面倒くさくなってる

 真紀     :「そっか……じゃあ、次はイカの一夜干しね〜」(ちりちり)

[hari]   #七輪で焼き鳥やいたりイカ焼いたりしている模様

 漣      :「なんか一杯飲み屋のメニューじみてるな」
 真紀     :「美味しいから良いんだもん」

[hari]   観雨七輪
[[miburo]  さあっと細い雨が降っていて
[miburo]  あたりに柔らかい音がして
[miburo]  新緑が濡れていて
[hari]   紅い大きな和傘
[miburo]  熾き火が赤くて暖かくて
[miburo]  めしがうまくて。
[hari]   ぐびっと、杯を干して
[hari]   焼き鳥をむしゃり
[hari]   杯は冷茶です(w
[miburo]  うむw
[miburo]  アルマイトのやかんに大きな氷
[miburo]  煤けたような金色の曲面に細かい汗をかいていて涼しげ
[hari]   風流なような、そうじゃないような
[hari]   らしい風景(w


解説
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 観雨七輪。雨を見ながら七輪で、いろいろ焼いて食べてます。
 美しい生駒の新緑をみながらの一杯(冷茶)はまた格別。




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