[KATARIBE 26338] [HA06L]チャットログ:『朱里対川獺(1)』

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Sun, 29 Jun 2003 16:19:25 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26338] [HA06L]チャットログ:『朱里対川獺(1)』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20030629161925.4F3871C0.chita@ma.akari.ne.jp>
X-Mail-Count: 26338

Web:	http://kataribe.com/HA/06/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26300/26338.html

#HA06 2003/06/05のログ。
**********************************************************************
[HA06L]チャットログ:『朱里対川獺(1)』
=========================================

登場人物
--------

 忌野朱里   :すっかり野生児と化した貧乏大学生
 陰法師西湖  :闇に生きる存在

1.
--

 SE      :さらさらさらさら……(瀬音)
 忌野     :「……!」(くんっ)
 SE      :ぴちぴちぴちっ
 陰法師    :「………ほう」
        :「釣り、ですかな」
 忌野     :「(魚を針から外しながら)……うむ」

[hari]   #竿は竹で
[hari]   #魚篭に放り込んでから、横手の草叢を探る

 陰法師    :(…然し釣りとは珍しい)<しげしげと眺めている
 忌野     :(小さな虫をつかまえて針につけると、また川面に向けて 
        :竿を振る)
 陰法師    :「…何故釣りを?」
 忌野     :「啖うため……」
 陰法師    :「…ふむ…」
 SE      :ぽちょん
 陰法師    :「……喰らい喰われるのだな、生き物と言うものは」
 忌野     :「啖わねば生きれない……」
 陰法師    :「真理だ」

[miburo]  魚信あり。
 忌野     :「……」(くんっ)
[miburo]  えさだけとられてる
 忌野     :「…………」(ごそごそ)
[hari]   #また虫を探して針につける
[miburo]  しばらくして魚信があるが、あげるとやはり餌だけとられている。

 忌野     :「…………」(ごそごそ)
[hari]   #草叢をあさって小さな蜘蛛を捕まえる
 忌野     :「むん」
[hari]   #掌の上に蜘蛛を乗せると、蜘蛛が燃えあがる

 陰法師    :「……ほう」

[hari]   #燃えあがった炎がそのまま集まって、紅い色をした蜘蛛になる
 忌野     :(ごそごそ)
[hari]   #その紅い蜘蛛を針につける。
 忌野     :「ひゅっ」(ヒュゥン)
[hari]   #振るう瞬間、竿と糸も一瞬赤みを帯びる
      #餌と竿、糸に炎気を通して
      #蜘蛛を操って、魚を獲ります

 陰法師    :「……」

[miburo]  #んじゃ、水面がばしゃばしゃとなって、川獺が釣り上げられる
 川獺     :「おっさんなにすんねんこらぁ」
 忌野     :「…………」
 川獺     :「あっつぅ、めっちゃあっつぅ!」(じたばた)
[hari]   #川獺に炎蜘蛛が噛みついている
 川獺     :「何ぼさっと見とんねん。はよはなさんかいや」
 忌野     :(握り)
 陰法師    :「珍しい生き物が居るのだな」
[hari]   #炎蜘蛛が離れる

2.
--

 忌野     :「川獺……タンパク質だ」
 川獺     :「まてこら。なんやその目。まさかわいを……」
 忌野     :「……(すらり)」<ナイフを抜く
 川獺     :「ちょっ、こら、話を聞け。いきなりヒカリモンておまえ
        :おかしいやろ」
 忌野     :「……最期の言葉か。聞こう(すちゃ)」<ナイフをしまう
 川獺     :「誰が最期の言葉や。なめとったらキャン言わすど。お前
        :誰に断ってここで魚とりよんねん」
 陰法師    :「喋るのか、益々持って興味深い生き物だ」
 川獺     :「お前に言われた無いわ」<きっちりツッコミ
        :「前々から気になっとったけどな。こう再々やと見逃せん
        :わ。ここはわいのシマや」
 忌野     :「川獺は……化けると言うな……」
 川獺     :「おお。こうみえても海に12年川に3年山に26年の
        :古強者よ」
 陰法師    :「是非、お目にかかりたい」
 川獺     :「もうお目にかかっとるっちゅうねん」
        :#あくまで逃さない
        :「ちゅうわけでおっさん、ここで魚取るならきっちり
        :ショバ代もろとこか」
 忌野     :(ちゃきっ)<抜刀
 川獺     :「なんならこら。やるんかい……」
        :「だれかー、お巡りさん呼んだってー」
 陰法師    :「動物でありながら人間社会についての知識があるのだな」
 忌野     :「大したものだ……」
[Kyrie]   #川獺大観察大会
 川獺     :「……と油断したところを」
[miburo]  #まやかしの呪。日射病にかかったように意識を失ってくれ給え
[hari]   #ばっちこいやー。魚盗られたらたまらんからなー(W
[miburo]  #化け川獺のまやかし:13 まだ半世紀足らず:2 強制力9 目標値6
[miburo]  2d6
[kataribe] miburo: 6(2D6) = 6
[hari]   #まけるくわぁー
[hari]   #炎気によってまやかしを打ち消さん
[hari]   焔憑き13+なにかの加護3
[hari]   13+3-9-2d6
[kataribe] hari: 13+3-9-6(2D6) = 1
 忌野     :「フンッ!」(ぶわっと熱気が放出される)
[hari]   #とりあえず、手は放そう
[hari]   #魚は盗られないように、魚篭の確保に(w
[miburo]  #くるくるくる、しゅたっ(w
 忌野     :「魚は……渡さん」
 陰法師    :「生存競争の縮図が此処に」
 川獺     :「やさしゅう言うとるうちに魚置いて帰れやこら」
 忌野     :「若造が……」


時系列と舞台
------------

 2003年6月、吹利市内のとある公園、ビオトープにて

解説
----

 対決は中断。忌野はなんとか川獺に魚を奪われずに済ませたらしい。

$$

 ---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26300/26338.html

    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage