Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Fri, 30 May 2003 00:13:47 +0900 (JST)
From: ハリ=ハラ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26151] [HA06P] エピソード『夏の備え』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200305291513.AAA87467@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 26151
Web: http://kataribe.com/HA/06/P/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26100/26151.html
2003年05月30日:00時13分46秒
Sub:[HA06P] エピソード『夏の備え』:
From:ハリ=ハラ
ども、ハリ=ハラです。
いずみさんの絵をお題としまして〜
ま、お一つ(びくびく)
**********************************************************************
エピソード『夏の備え』
==========================
登場人物
--------
前野 :無道邸の使用人。変なモノ作る人
煌 :前野の部下A。今回の犠牲者
無道邸の午後
------------
前野 :「……もう6月になるんだな」
居間で寛いでいると前野が唐突にポツリともらした。
読んでいた週刊誌から顔を上げると、やけに真剣な顔で悩んでいる。
煌 :「んぁ?なんね、いきなり……」
第六感が警鐘を鳴らす準備をはじめる中、これも付き合いと声をかける。
前野 :「夏ももう間近だな……」
煌 :「そうだね」
前野 :「プール開きも近いしな……」
煌 :「……そうですね」
前野 :「髪型も夏に向けて変わるだろうし……」
煌 :「……左様ですが何でございましょう(汗)」
第六感が過去の経験と手を取り合ってハンドベルの合奏をする中、ゆっくり
と前野がこちらを向く。
『田舎のお父さんお母さん、先立つ不幸をお許し下さい』などと、居もしな
い両親に祈りつついざとなったら逃げ出せるように手足を緊張させる。
前野 :「ちょっと耳を貸せ」
煌 :「な、なんざんしょ……?」
微笑を浮かべつつ、手招きをする前野。
話だけなら……とビクビクしつつ近寄り、そっと耳を寄せる。
グイッ
「ふぎゃ〜〜〜」
その後
------
煌 :「うぁうぁ……まだ耳の中になんか入ってる気がする〜」
前野 :「型取ったくらいでガタガタ言うな……」
煌 :「付け耳なら一から作れ〜(涙)」
前野 :「こう言う作り方のほうが自然なんだよ」
解説
----
http://kataribe.com/HA/06/G/200305/0075/ の前話。
っというつもりで……
**********************************************************************
逃亡っ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ハリ=ハラ
shiva@imasy.or.jp
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26100/26151.html