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Date: Wed, 16 Apr 2003 01:59:09 +0900
From: Akito <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 26009] [HA06P]エピソード『対決! 小娘とおばさん』
To: "[kataribe-ml]" <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <200304151656.h3FGuDv21728@sv.trpg.net>
X-Mail-Count: 26009
Web: http://kataribe.com/HA/06/P/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26000/26009.html
#HA06 2003/02/17のログ。
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エピソード『対決! 小娘とおばさん』
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登場人物
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桜居 つみき :飛頭蛮一族の姫。無道邸にて加療中。[298番]
長生 奈緒子 :髪使いの作家。哲也の細君。[258番]
榎 愛菜美 :時々IC水島に来る、やや子供っぽいロボ少女。[328番]
バレンタイン後
--------------
奈緒子 :「ふむ。世の中では、
:すっかりバレンタイン騒ぎも終わったようね」
奈緒子 :「さて、そろそろてっちんにチョコでもあげてやるか。
:どうせ、誰からも貰ってないだろうし♪」
つみき :「競争率低くて何かと安心ですね」
[OTE] # くっ
言い繕い
--------
奈緒子 :「な、なによ、べつにそんなわけじゃないの。
:いちおうパートナーだし」
つみき :「あ、誰からも貰えないひとがそーなんですかぁ」
[gallows] # きぴーん
[killist] # つみきの目が光っている……。
奈緒子 :「あれはね。あたしが一生を預けるに値すると判断した
:パートナーよ。それだけの価値はある男」
SE :ばちっぱりぱりぴちっ
[MOTOI] # なんかすごい音してるなぁ(大汗
[OTE] # 静電気です
http://kataribe.com/HA/06/G/200302/0007/
対決! 小娘とおばさん
開戦
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つみき :「マニアックな趣味なんですね」
奈緒子 :「ふん。マニアックの意味もわかってるのかしらね?」
つみき :「それ言ったら、失礼になりませんこと?」(くす)
愛菜美 :「(うわ〜、女の戦いだぁ……)」<陰で覗いてる
奈緒子 :「彼はね、オンリーワンなのよ。
:表層を見ただけではわからない、様々な物があるわ。
:あたしを地獄から救った男よ」
[MOTOI] # 街中なら通りの陰、無道邸だとしたら廊下の陰ってことで
奈緒子 :「……まぁ、容貌だけをとるなら、
:偏差値30代ってのは同意しておくけどね」
奈緒子 :(いっつもダイエットしろってあれほど言ってるのに、
:あの豚め)
[gallows] # ひでえw
つみき :「まあすごい。随分と依存してらっしゃるんですのね」
奈緒子 :「依存?
:あぁ、他人を信じられないなら、そう見えるのかもね?」
[gallows] # 今日は攻めている
[OTE] # 今日は先に弱みを見せた分、攻められてますなw
報復に次ぐ報復
--------------
つみき :「いい大人がべたべたしちゃって。
:なぁんて、思うことはあるかもしれませんわ」
奈緒子 :「あらあら。お子様らしい、潔癖な態度ですこと。
:とっとと新興宗教にでもお入りになられたら如何かしら?
:その乳臭さがぴったりはまるんではなくて?」
愛菜美 :「(……ひー、毒のある言葉のオンパレードだよぉ)」
つみき :(ピキ)
つみき :「潔癖でなにがいけないのかしら?
:それに私は自分が潔癖だとすらおもいません、
:汚れた人からどう見えるのかはわかりませんけどねッ」
[tatsu114] # すげぇw
奈緒子 :「うふふ。思いあう二人が思いを態度に表すのが
:穢れなのかしら?
:あらあら、面白い事いう子ですこと
:(目を細めて笑みを作る)」
愛菜美 :「(うわっ、だんだんすごくなってく)」
[OTE] # どっちが悪役なんだろうw
失投
----
つみき :「三十過ぎて大っぴらにそんなこと自慢してるのが
:恥ずかしいと思う私が変なのかしら?
:そうは思いませんけど」
[OTE] # 三十路ちゃうもん!
[gallows] # すぎてませんw
奈緒子 :「残念ながら、三十路はまだなんだけど、ね。
:愛情や信頼はね、言葉や態度に出すことも重要なのよ?
:それに。思いが精神的なものだけ、だとしたら、
:生物は成り立ちはしないわよ?」
[OTE] # 胸を強調するように背を伸ばしてみよう
つみき :「あら、まだでしたの。肌の感じで
:誤解してしまいましたわ。失礼あそばせ」
奈緒子 :「いいのよ。まだお若いんだから、
:間違いは多々あるわ。それを認める態度があるなら
:いいんじゃないかしらね?」
反撃
----
つみき :「で、愛情と信頼? なんだか随分と
:高尚な言葉を持ち出してきたわねえ、
:欲望のままに行動してるのかとおもいました」
愛菜美 :「(あのツインテールの娘、
:ちょっと喧嘩売りすぎじゃないかなぁ)」<(ぉぃ
奈緒子 :「あら?
:あなた、欲望と愛情が別個の何かだとでも
:思っていらしたのかしら?
:あぁ、そういう発言されるのだから、
:そうなんでしょうね。世界の区別がつきやすくて
:よろしいですわねぇ」
調停
----
つみき :「……口だけは達者なのね。やだやだ。
:これだから下賎な大人って嫌い」
奈緒子 :「あなたのお話にお付き合いしただけよ?
:困ったわねぇ。次からはもう少し、加減したげるわ」
奈緒子 :(にっこり笑顔)
愛菜美 :「(個人的には眼鏡のお姉さんの勝ちだと思う……)」
つみき :「それで勝ったつもり?
:(ぱちぱち)前野!
:お客様がお帰りよ。前野くん!」
奈緒子 :(しかし、こーなったのも、あのブ、違った
:てっちんのせいね。今日は、飯抜き)
奈緒子 :「いいわ、子供じゃないんですもの、一人で帰れるわ」
奈緒子 :「では、ごきげんよう」
[OTE] # 請求書と各種スパイスの箱を置いて去る
つみき :「……いないの? もう!
:まあ、そちらが気にならないのならお好きなように。
:ごきげんよう」
奈緒子 :「またね、お嬢さん」(後ろ向きに手をひらひら)
流れ弾
------
愛菜美 :「(終わったみたい……)」
つみき :「いい暇つぶしになりましたわ」
:(右手を突き出して親指地面に向ける)
愛菜美 :「(………あの娘は敵に回さない方がよさそうだね)」
つみき :「そこのあなた。盗み聞きなんてして恥ずかしくないの?」
[gallows] # ビシー
矛先が向いたw
愛菜美 :「(ぎくっ)」
時系列
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2003年2月の無道邸。
解説
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加療中のつみきが奈緒子に絡んで……。
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