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Date: Thu, 10 Apr 2003 04:45:19 +0900 (JST)
From: 月影れあな <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 25994] Re: [HA06P] エピソード:『闇夜の戦い(仮)』
To: kataribe-ml@trpg.net
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2003年04月10日:04時45分19秒
Sub:Re: [HA06P] エピソード:『闇夜の戦い(仮)』:
From:月影れあな
うい〜っす、月影れあなです。
じゃあ、ちょっと加筆修正をば
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>エピソード『闇夜の戦い(仮)』
>==============================
>登場人物
>--------
> 十条健一郎(じゅうじょう・けんいちろう)
> :PCを媒体とした異能を持つ高校生。
> 十条健二郎(じゅうじょう・けんじろう)
> :健一郎の弟。健一郎の異能を知っている。
六兎結夜(りくと・ゆうや)
:極楽トンボな吸血鬼。SRAの下っ端
(中略)
> 健一郎 :「結夜!! 後ろから何か近づいとる!!」
> 結夜 :「何!?」
>
> 健一郎の声に、後ろを向く結夜と、驚愕の表情を浮かべる相手の男。次の瞬
>間、先程の狼が姿を現し、結夜に襲い掛かった。が、結夜は、その狼を素手で
>地面に叩きつけてしまった。狼はもう動けないようだ。
>
> 結夜 :「まさか、罠を張っていたとは……危ないところだった」
> 男 :「くっ、仲間がいたとは……」
>
> そう言うと、男はその場に倒れこんだ。
健一郎 :「結夜!! 後ろから何か近づいとる!!」
結夜 :「っ!?」
健一郎の声に、とっさ後ろに振り向く結夜。目に入るのはにやりと笑った相
手の顔。まずい、もう間に合わない。そう思った瞬間、黒い影が今まさに結夜
へと襲いかかろうとしていた男を弾き跳ばした。
男 :「かはぁっ」
もんどりうって吹き飛んだ男の胸板を、先ほど飛び込んできた黒い影が、吹
き飛んだ男より速く移動して、ずどんと踏みつける。女であった、それも飛びっ
切りに上等な。オーソドックスな黒いドレスを身に纏い、夜闇より暗い髪を鳥
の羽のような髪飾りで一纏めにして背中まで流している。こんな場所より、上
流階級のダンスパーティーなどの方がよっぽど似つかわしい。
女 :「金眼油断しすぎ。雑魚だからって気い抜くな」
結夜 :「すいません、烏先輩」
男 :「くっ、仲間がいたとは……」
うめく男を、烏と呼ばれた女は冷ややかに見やる。
烏 :「無用心だったわね。今度からはもっと上手く生きなさい」
とすと軽い音がして、男の胸の中心に烏の手刀が突き刺さった。一瞬送れて、
男の体は塵に帰る。
何故?
------
結夜 :「……健一郎、何故ここに?」
烏 :「知り合いか?」
結夜 :「クラスメイトです。吹利学校の……健一郎?」
健一郎は、PCの画面を見たまま動かない。やがて。
健一郎 :「結夜、もう1匹おるで!」
結夜 :「えっ!?」
健一郎 :「あのジャングルジムのそばの、木の陰に隠れとる!」
ほうと、烏が感嘆の溜息を吐く。
烏 :「ふぅん、探知系の能力者か」
それを聞いた結夜は、健一郎の言葉通りに影を攻撃した。はたして、そこに
は結夜の「敵」が潜んでおり、攻撃は的確に「敵」を捉えていた。「敵」はそ
れっきり動かなくなる。
健一郎 :「うん、もういないみたいや」
結夜 :「……そうか」
ぴるるると、そこで携帯の呼び出し音が鳴る。
烏 :「こちら烏チーム……ああ、銀眼さん。どういう事? こっ
:ちには三人いたわよ……ふぅん、それじゃ、本体の方は潰
:したの? ……了解。シルバーローズで会いましょう。詫
:びにトマトジュースでもおごってもらうわよ」
そこで、電話が切れた。
健一郎 :「どうゆう事や結夜?」
結夜 :「何が?」
健一郎 :「何がって……今、狼と戦っ!?」
そこで突然、目にも留まらぬ速さで鼻先に指を突きつけられ、健一郎の言葉
が止まった。
結夜 :「詮索はしない。これはルールだ」
健一郎 :「なっ……」
結夜 :「これ以上言う事は無い。先輩、帰りましょう」
言うが早いか、二つの影は闇に溶けて、跡形も無く消え去った。
$$
**********************************************************************
>
>ここで、一度切ってみます。
>続きは自分が書いてもいいし、れあなさんが書いてくださってもいいです。
こんな感じですかね。この後どーなるかは知りません(爆
>SRA関係は自分にはわからないことも多いし、結夜くんの台詞も
>うまく考えられなかったので、雑になっているかもしれませんが
>ご容赦のほどを……(汗
IRCでも言ったけど、結夜は下っ端なんで。どっちかって言うと戦闘員Aみた
いに扱われてます。
しかし、組織に属してるキャラって扱い辛いですねぇ。そこでトップでもな
いかぎり、自分より高レベルなキャラだっているわけで、仕事風景とか微妙に
書きにくい。極力避ける事にしてるんですけどね、SRA(自己完結してしまうっ
て事もあるし)
ちなみに、宵姫はややこしくなるんであえて出しませんでした。あしからず
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