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Date: Sat, 1 Mar 2003 17:03:51 +0900 (JST)
From: ハリ=ハラ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 25792] Re: [HA06P] エピソード『分化』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200303010803.RAA38504@www.mahoroba.ne.jp>
In-Reply-To: <20030225095120.0D54.SHIVA@imasy.or.jp>
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X-Mail-Count: 25792
2003年03月01日:17時03分51秒
Sub:Re: [HA06P]エピソード『分化』:
From:ハリ=ハラ
ども、ハリ=ハラです。
ひとまず、名前を決めるあたりをまとめてみました〜。
修正や突っ込み、よろしくです。
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君の名は
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前野 :「しかし……これで『六兎』の姓も『結夜子』の仮称も使えなく
:なったわけだ(ボソッ)」
結夜子 :「ふえっ?えぇ?!」
小声でぼそり。
隣に居ても聞き逃しそうなほどだが、流石にそこはパンパネラである。
いきなり『名無し』宣告にすばやく反応する。
前野 :「『六兎結夜とこの女の人は何も関係ありません』『似ているの
:も気のせい』となれば、親類にもできまい。苗字は言うまでもな
:いな。名前も『似てるから』とも言えまい?(ぼそぼそ)」
結夜子 :「はうぅ」
あからさまにひそひそ話を展開する。
非常に怪しい。
健一郎 :「なに、こそこそ話しとるんや」
結夜子 :「き、きのせいですぅ」
健一郎 :「いや、あからさまにひそひそ話しとるやん」
結夜子 :「あうあう」
しどろもどろになり、きょろきょろと助けを求める視線を投げかける……
龍樹 :「まぁまぁ、そんなに詰め寄らないで……コーヒーでも飲んで落
:ち着こうよ」
健一郎 :「むぅ……それもそうやな……」
結夜子 :(ほっ……)
しぶしぶとカウンターに向かう健一郎。何か引っかかるようで、仕切りと首をかし
げている。
結夜子 :(すいませんすいません)
龍樹 :(まぁ、あんまり騒がないようにね)
名付け
------
安堵のため息をつき、密談クラブ(仮)に戻ったとたん
結夜 :「御堂筋線……」
ぼそりと一言。
それも、かなり意味不明。
結夜子 :「ええっ!?」
前野 :「何だね?」
何を聞いている、とばかりに胸をはり、宣言。
結夜 :「名前、御堂筋線子。決定」
ががーんと顔に縦線を貼り付ける結夜子改め御堂筋線子
御堂筋線子(仮):「いっ、嫌あっ!!」
前野 :「一体何故……」
結夜 :「由緒あるありがたい名前だぞ。私が生まれた時、当時三
:歳にしててっちゃんだったうちのあんちゃんが考案した名
:前候補その1だ」
御堂筋線子(仮):「たしかにありがたいと言えば在り難いかもしれませんけ
:ど……全然ありがたくありませんっ!」
結夜 :「おもろいからいいやん。日本に二つと無い名前に違いな
:いぞ。きっと」
御堂筋線子(仮):「いいやああですぅっ!」
前野 :「もう少しマシな名前にしたらどうだね(苦笑)」
結夜 :「ちえっ、じゃあ前野さんが決めてくだされや」
前野 :「私が?……ふむ……」
ポケットから紙を取り出すと、ペンを走らせる。
夜
宵
前野 :「『やよい』。夜と宵、結夜の名より一字を取り、『夜を結
:ぶ』という意により、宵とあわせる。」
やよい、とふり仮名を振る。
前野 :「六兎の『兎』は月に通じ、6月割って三月弥生。『三月う
:さぎ』には、ちょいとこじつけに無理があるかね(苦笑)」
結夜 :「むっ、まともな……じゃあ、苗字は私が決めよう。ずば
:り『兎』。フルネーム兎夜宵。愛称『よいよい』、もしく
:は『うさうさ』これだけは譲れん。兎夜で気切って宵を名
:前にするのも良いかもしれない」
前野 :「比較的まともだな」
兎夜宵 :「ううっ、御堂筋線よりか全然嬉しいです」
弱いっ!
--------
前野 :「そうすると……」
先ほど書いた紙に『兎』の字を足し、『兎夜宵』とする。
そして『夜』と『宵』の間を線で区切る。
前野 :「『とや』か『とよ』か……月夜の意通にずるな。『とよ』の方
:が豊に繋がって縁起は良さそうだが……」
結夜 :「いや、断じて『うさぎや』だ」
きっぱりはっきり。
結夜 :「決して、CLAMP学園怪奇現象研究会の兎屋高雪氏の影響とか受け
:てるわけではないが、ええ、うさぎやだってばさ」
兎夜宵 :「あうあう……(汗)」
前野 :「あ〜、まぁ、君のことだから私は構わないが……(苦笑)」
苗字、兎夜(うさぎや)に決定。
前野 :「じゃあ、名前は『宵』か。『よい』か『しょう』か……」
結夜 :「ぬぅっ」
兎夜宵 :「ま、またなにか?(びくびく)」
びしぃと指差し確認。
結夜 :「弱いっ!弱いぞっ!!」
兎夜宵 :「はいっ?!」
結夜 :「『宵』の一字では捻りが足りん……」
ぬぬぬ、と握りこぶし。
兎夜宵 :「あう〜、捻りがなくても押しが弱くても良いですよう。
:普通の名前で良いですよう(すんすん)」
前野 :「あ〜、開き直った方が良いよ。うん」
よしよしと慰める黒服をよそに、名前の案に何かを書き足す
結夜 :「貴様はこれより『宵姫』だっ!(ずぎゃーん)」
兎夜宵姫 :「よ、よいひめっ?!(ががーん)」
前野 :「なんだ……そんなに変な名前じゃないじゃないか……」
名前、宵姫(よいひめ)に決定。
はたから見ると
--------------
健一郎 :「……けっきょく、なにやっとんのやろ」
龍樹 :「まぁ……前野さんと六兎くんだしねぇ……」
健一郎 :「あ、ひどっ」
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という事で、健一郎くんや龍樹君の視点を入れてもらえると良いのではないかと思ったり
このあとは、どんつくどんつく命名の儀式を……(ぉ
では、ひとまずこれにて〜
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